『絶対の愛』(※心臓の弱い方、冒頭は注意です!)
「整形大国韓国」を背景にした究極のラブストーリー。
(2006年-キム・ギドク監督作品-韓国/日本製作映画)
交際2年になる恋人(ハ・ジョンウ)が自分に飽きてしまうのではないかと不安にかられた主人公の女性が顔を整形し、
新たな女性として彼の前に現れる・・・(パク・チヨン←整形前)(ソン・ヒョナ←整形後)
キム・ギドク監督ファンにとっては物足りないところもあるといわれる反面、
初めてみる方には入りやすい作品なのでは。
ゆがんだ愛情から執拗に彼を追いかける女性は怖いものがあり、
手術後のマスク姿や、前の顔のお面をかぶって彼の前に現れるシーンは恐ろしかった。
しかし、過去の自分に嫉妬をしてしまう場面など両女優の演技力は見ごたえあり。
見終わった後の感覚が手塚治作品の暗い漫画を読んだ後に似ていた。
暗いというか、放心するというか、
よくテスト前などに手塚治作品を読むと勉強が手につかなかった、あの感じ。
あまり落ちていないときに見るのがお勧めです。
途中手術のえぐいシーンがあったのには目を背けました・・・
苦手な方は早送りを。
顔や外見やDNAが簡単に操作できる時代になったら、本当に内面だけで人を好きになるのかもしれません。
以上、編集長に硬派といわれた、スタッフKYでした。
私たちの生涯最高の瞬間
新年快楽!
というわけで旧正月、いかがお過ごしですか?この時期、ソウルの街は人も車も少なく、不思議な景色です。あんなにワイワイしている街がこの期間だけは、どこか別の場所に感じるのです。ヲヲ
先日、映画
『私たちの最高の瞬間』
特別試写に、関島編集長と行ってきました!http://news.brokore.com/content_UTF/Read.jsp?num=5861
正直、ハンドボールなんてよく知らないし、アテネオリンピックがどうのこうのってのもよく憶えていなかったので、どんな映画だろう?と、思ってました。
さて、この『私たち生涯最高の瞬間』、ムン・ソリ、キム・ジョンウン、オム・テウンといったちょっと不思議なキャスティングだったので、全くどんな映画になるのか想像つかなかったのですが、予想以上にステキなキャスティングでした。カリスマある女優さんの演技と、オムタン(ブロコリ編集部ではオム・テウンさんをオムタンと呼んでいるのです)の監督っぷりがステキでした。日本公開されることがあれば、ぜひぜひご覧になってみてください。
今回の試写は韓国文化院で特別に行われたもので、もちろん字幕も付いていませんでした。ということは?・・・どういうことかと言いますと、韓国語のできる人、あるいは韓国という文化に慣れ親しんでいる人ばかりが、会場に集まったわけです。劇中でのご飯を食べるシーンでは、会場からは「ウワー。いいなあ~」など、色々な声が聞こえてきます。
大きな声で笑ったり、映画の上映中にリアルタイムに反応が分かるんです。なんだか韓国の映画館を思い出し、とても懐かしくなってしまいました。
映画を観た翌々日には、会社のみなさんと 北京五輪アジア予選 日本vs韓国(男子)を観戦しに行きました。ブロコリ編集部もこぞって応援に参加!編集長は太極旗まで持参!さすが編集長です。用意がいい!サポーターの数では負けていたものの、韓国側の応援はアツカッタ!!!です。私の横でジーっと座って観戦していた中村さん(大久保在住・独身・31歳)。座っていたかと思ったら、突然立ち上がり
うおぉーっ!!!
「これ、やってみたかったんだよね。」ってニコニコしながら言ってました。お茶目なお方です(笑)。
ハンドボール、映画に関連して、先日オム・テウンさんが来日しました。http://news.brokore.com/content_UTF/Read.jsp?num=5896
http://news.brokore.com/content_UTF/Read.jsp?num=5900
久々にお会いしましたが、いつ見てもやっぱりステキな方です。これから映画のスケジュールがたくさんあるみたいですよ。もしかしたら今年の韓国映画界をにぎるのはオムタン?とか、勝手に思っています(笑)。 ブロコリ トチ子
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