カラス
ゴミをつついて散らすためあまり良いイメージがない鳥、カラス。それは、人間の住む場所でも強く生きていける能力を獲得した結果なのでしょう。
烏なぜ啼くの
烏は山に
可愛い七つの 子があるからよ
可愛い 可愛いと 烏は啼くの
可愛い 可愛いと 啼くんだよ
山の古巣へ いって見て御覧
丸い眼をした いい子だよ
誰でも知っている野口雨情の「七つの子」。少なくともこの歌に歌われているカラスは、現在私たちがイメージしている怖い、憎たらしいカラスではないと思えます。かわいい子供が待っている山の巣に向かって、夕方の空を急いで飛んでいく姿が目に浮かびます。
「七つの子」の“七つ”は七歳なのか七羽なのかはっきりしていないらしいです。私は七羽だと思っていました。カラスの七歳は大人ではないでしょうか。それとも、人間で言う七歳くらいの子ということでしょうか。この歌が飛んでいるカラスを見つけた親子の会話であるとしたら、「カラスさんもお家に七歳の子供が待っているんだよ。」ということになるかもしれませんね。
カラスにはハシブトカラスとハシボソカラスがいるとか。嘴が太いか細いかということらしいです。他に、ハシブトカラスは「カーカー」と澄んだ声で鳴くのに対し、ハシブトカラスは「ガーガー」と濁った声らしいです。私には見てもどちらであるかの区別はつけられません。そんなにじっくりとカラスを観たことがないというかか。。。。o(゚^ ゚)
この写真は、姪が池の白鳥にえさを与えていた時の出来事です。えさを夢中に撒いている姪に、一歩、また一歩とカラスが近寄ってきました。それに気がついた姪がそちらを向き、カラスと眼が合って手が止まったところです。
その様子を横で見ていた私。ちょっと面白かったのですが、このままいくと姪がカラスに襲われると判断し、中に割って入っていきました。そのため、カラスはえさにありつくことができませんでした。雪の積もった真冬のことですから、カラスもお腹が空いていたのでしょうか。
【おまけ】その時の白鳥たちはこのような状態でした。彼らが北の国へ帰るのはいつころなのでしょう。
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