2008/06/22 02:41
テーマ:自然 カテゴリ:趣味・特技(その他)

紫陽花

Photo

しとしとと雨の降る夏至になりました。それでも出かける犬の散歩&写真撮影。グレーな風景の中、ピンクや紫の紫陽花は濡れて鮮やかさを増しているように見えました。ヨンジュンさんも鎌倉の寺で紫陽花を撮影されたでしょうか。一面の紫陽花の境内で何を感じ、どこに目を留め、どんな撮影をされたのかしら・・・。

  

紫陽花は日本に古来からある花だということでした。1700年代に西洋へ渡り、改良されたものが戻ってきたので、現在は種類が豊富になったようです。でも、日本の風土に適した植物であることは間違いないのでしょう。どこにでも咲いて、うっとうしくなりがちな梅雨の季節を彩り、私たちの心を和ませてくれます。

  

紫陽花は見た目で大きく2つに分けられるようですね。装飾花と呼ばれる一見花のように見える部分が額縁のように周りにある「ガクアジサイ」と、全部がそうなって丸くなっている「テマリアジサイ」です。花弁のように見える萼(ガク)の中心にある小さなものが花だそうで、アジサイの開花はこの花の部分が開いた時を言うようです。ガクが開いても開花ではありません。

いろいろな色がありますね。土の性質によっていろが七変化する(?)から花言葉は「移り気」というとか。土によって色が変わるってその場に応じて変化するということですよね。すばらしい!環境に添いながら粛々と生きていこうとする力だと思います。しかも、雨風に打たれてなおも活き活きと輝いていきます。

いろんなアジサイの写真を集めてウェブアルバムにしました。見てください。

http://picasaweb.google.co.jp/sakanoueojarumaru44/QlFJoF?authkey=9QN35k9GexI

        

土、大地、水で思い出したのですが、昨年10月に『自然力マガジンWATER』というものを購入しました。創刊号でした。購入のきっかけは星野道夫氏の写真が掲載されていたからです。“地球丸”という会社から出されていて、地球環境に対するいろんな記事があり、どのページも興味深く読みました。特に「惑星物理学から見た地球の環境問題」「国内初!ラムサール条約に登録された田んぼ」「温暖化ベビーのサバイバル術」などは短い記事ですが考えることは大きかったです。

人が現代のような便利を手に入れる前は、もっと住む環境に添った生活様式だったと思います。日本は日本なりの生活、それは文化なんでしょうね。梅雨時に香を焚くと嫌なにおいが消えるだけでなく、なんとなく湿気が緩和するような気分になりませんか?虫除けにもなったかな(そりゃ香取線香か・・・)。暑い夏の打ち水とか、ヨシズとか、蔓が延びた植物の日除けとか、蚊帳とか、団扇とか、スイカを水で冷やして縁側で食べるとか、暖簾の揺れや風鈴の音で風を感じたり・・・。私が子供のころはまだまだあったかもしれません。『WATER』はそういう暮らしを私に思い出させてくれた雑誌でした。

次号の発売(12月10日と予告されていた)を楽しみにしていたのですが、ない・・・でない・・・。これもエコかな。

    

土地ということでもう一つ・・・。新妻聖子さんが歌う♪ガラスのうさぎ♪が好きです。彼女を知ったのはNHKの番組「陽炎の辻『居眠り磐音 江戸双紙』」の主題歌♪愛をとめないで♪でした。そのCDに♪ガラス・・・♪も入っていました。

 海に国境線(せん)をなぜ引くの?

 土地に国境線(せん)をなぜ引くの?

 同じ星の上で いつくしみあいたい・・・

 耕すための金具を  いくさに使うのは誰?

 歴史のはじまりに 帰りましょう

 20年後の 未来の地球が

 清らに さやかに 美しく あるように  

                      【「ガラスのうさぎ」より】

映画「ガラスのうさぎ」の主題歌であるのだということを後から知りました。

いろんなニュースから人間の欲で地球が破壊されているかなと思うことがあります。そういえばもうすぐ洞爺湖サミットですね。

 


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