2009/02/23 19:31
テーマ:徒然日記 カテゴリ:日記(良かったこと)

結婚ブーム一段落


昨年8月から続いていた周囲の結婚ブームが、おとといで一段落しました。

おとといは結婚式ではなく二次会のみの参加だったのですが、新郎(通称:琵琶湖)が韓国時代の友人だったため、この日は日本人や日本出身の留学仲間が久しぶりに集まりました。

そのほとんどは東京や神奈川、埼玉に住んでいる仲間たちですが、中には大阪や三重から駆けつける学友たちも。
なにしろ、この日の主人公たる新郎が滋賀県出身の名古屋在住ですからね(だから琵琶湖などという安易な仇名で呼んでいたのです…)。

それでも琵琶湖君が東京で二次会を開いたのは彼が同僚の女性と結婚したからで、ふたりが勤める会社のヘッドオフィスが東京にあるからなのです。

彼の奥さんとは面識こそありませんでしたが、実はコッキーと三重の友人がキューピット役でした。
デートの前日に告白しようかしまいか悩む琵琶湖君の背中をコッキーと三重の友人が押して、とうとう彼は翌日に意を決して告白。
見事に交際を成立させたのです!

銀座の地で久しぶりに顔を会わせた友人たちは皆元気そうで、イロイロと思い出話に花が咲きました。
一方では、彼らが語る近況はコッキーにとって刺激的で、皆がそれぞれの環境で成長したり目標を持って努力を続けたりしているのを聞いて、自分も頑張ろうという気持ちになりました。

また、韓国に留学していたとはいえ、韓国語を使うような仕事をしている仲間はそんなにおらず、そういう意味で自分が恵まれた環境にいることを改めて感じました。

ところで二次会の最後には新郎新婦が参加者ひとりひとりを見送ってくれたのですが、物凄い勢いで飲まされていた琵琶湖君は、真っ直ぐ立つこともできないほどの酩酊状態でした。

翌日琵琶湖から送られてきたメールには、二次会に参加してくれたことへの礼と、見送りのときのことをまったく覚えていないといったことが綴られていました。
●川大臣じゃあるまいし…奥さんに怒られたのではないでしょうか(笑)。

片や留学仲間たちはその後も三次会、四次会と飲み歩き、コッキーは結局朝まで飲んでしまいました。
でも酩酊はしていないし、誰も怒ってもくれません!

いやーしかし旧交を温めるって良いものですね。
繰り返しになりますが、友人の成長や活躍は刺激になり、自分のパワーにもなります。

さて、次の結婚式は5月。
今度は서울に行きますので、また懐かしい顔に出会えるのが楽しみです!


2009/02/18 16:41
テーマ:ハンガーヘッド カテゴリ:レビュー・感想(本・雑誌)

小説「転々」と三木聡監督


先日ご紹介した映画の『転々』に続いて、小説の「転々」も読んでみました。
こちらは映画とはかなり違う話になっていて、映画と同じなのは物語の骨子だけ。
小説は、笑いと感動を与えてくれた映画版とはまったく別の味を持っていて、どちらかといえば映画より重い話なのですが、なかなか良い物語に仕上がっていました。
著者は藤田宣永というひとで、すでに文庫も出ていますので、機会があればご一読ください。

一方、映画版の監督を務めた三木聡の他の監督作にも手を出してみました。
今回観たのは、上野樹里主演の『亀は意外と速く泳ぐ』。
これは、平凡な主婦がヘンなスパイになるというゆる~いストーリーで、上野樹里のほかに、蒼井優や嶋田久作など、個性的な俳優たちが出演しています。

特に刺激が強い作品というワケではないのですが、映画『転々』やドラマ「時効警察」同様、三木聡監督流の「笑い」がふんだんに盛り込まれた佳作です。

また、劇中に出てくる小道具が洒落ていて、妙に郷愁を誘うロケ地も良かったです(後から調べたところによると、この作品のロケ地は主に神奈川県三浦市と横須賀市のようでした)。

何故だかわかりませんが、三木聡監督の作品に出てくるロケ地には、行ってみたくなる場所が多い気がします。
『転々』は東京を散歩してばかりいる話なので当然と言えば当然かもしれませんが。

そういうワケで、しばらく休日は東京散歩と三浦半島散策に費やしてみたい今日この頃です。


2009/02/09 15:28
テーマ:ハンガーヘッド カテゴリ:レビュー・感想(映画)

転々


オダギリジョーと三浦友和の映画、『転々』という作品を観ました。

借金に追われる大学生が、借金取りと東京の散歩をするという物語なのですが、温かな余韻が残る映画でした。

二人の散歩のゴールは霞ヶ関なのですが、なぜ霞ヶ関なのかはネタバレになってしまうため書けません。
ではスタート地点はといえば、これはネタバレにならないので書いてしまうと、コッキーがこよなく愛する井の頭公園なのです。

彼らの散歩の待ち合わせ場所は、井の頭公園の池の橋の上。
コッキーの学生時代の通学路です。

この橋の上は「自転車通行禁止」と書かれているのですが、そんなことお構いなしに自転車でウロついていたような…すみませんでした。もうしません。

とにかく、この橋から東京都内(都下含む)をタイトル通り転々と歩くオダギリジョーと三浦友和。
ふたりの掛け合い、街の風情が非常に良い作品でした。

この『転々』には(良い意味で)非常にどうでもよい、くだらない小ネタが散りばめられているのですが、なかでも気になったのがコレでした。

針金ハンガーを頭にはめると、首が勝手に回る。

…本当かねぇ。
本当だとしても、くだらないなぁホントに。

と思いつつ、クローゼットの扉に手が伸びました。
そして気がついたら、鉄の棒にぶら下がっている針金ハンガーを手にしていました。

バ、バカバカしい。
と思いながらも、針金ハンガーを頭に…

ハンガーの針金が、ゆるく側頭部を締め付けました。
視界に入るハンガーの端っこ。
そして首は…


皆さん、ここから先は是非ご自分で体感してください!
それから映画『転々』、お薦めですよ!


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