韓国で結婚式
先週末、韓国に行って知り合いの형の結婚式に出席してきました。
式は18時30分から、南山のミレニアムヒルトンホテル。
16時に仁川に到着し、急いで鍾路のホテルへ。
ところが思いのほか道路が混んでいて、さらにホテルを見つけるのに手間取ってしまったため、チェックインしたときにはもう18時20分でした…
さらに汗だく。スーツに汗をかくのはなんともイヤなものです。
慌ててホテルを飛び出してタクシーを拾い、ヒルトンに急行しました。
(余談ですが、新郎の勤め先はヒルトン。自分の職場で挙式するって、どんな気分なんでしょうね)
18時30分ちょうどに到着して、ダッシュで式場へ。
式場の周りには祝賀客がうろうろしていたからすぐにわかったのですが、入口がどこだかわかりません。
開いているドアから中を覗いたら、さらに大勢のお客さんたちが。400~500人はいたのではないでしょうか。
その場で知り合いの姿を探していたら、後ろでコッキーを呼ぶ声が。
振り向くと、そこには盛装した형の姿が!
そう、彼はまさしく入場する瞬間だったのです。
ということは、コッキーの目の前に広がる道はバージンロード。
형を差し置いて、あやうく新郎として入場してしまうところでした。
突然呼ばれてビックリしたコッキーは、なぜか형から逃げて隣の入口から会場へ。
そこで漸く、こちらに手を振る、先に来ていた仲間たちの姿を見つけたのでした。
席について、やっと一息。する間もなく、新郎が入場して式が始まりました。
韓国で結婚式に出席するのはこれが2回目でしたが、今回の式は日本の結婚式と似ていて、そうした意味では戸惑うことはありませんでした。
しかしひとつ驚いたのは、式が流れ解散だったということ。
日本であれば最後に新郎新婦から最後の挨拶があったりするものでしょうが、ここではそうしたモノが一切なく、隣に座っていた女性が「さ、帰ろ」といって席を立ったのを見て、式の終わりを悟ったのでした。
式後は、형が日本から来た友人たちのために席を設けてくれた二次会でビールを飲み、新郎新婦が引き上げた後は三次会、四次会まで行って、ホテルに帰って寝たのは朝の5時。
案の定というべきか、朝目が覚めたら久しぶりに二日酔いに苦しむことになりました。
焼酎を7本は飲みましたからね…
というワケで、午前中はフラフラ。
昼に삼계탕のスープだけを飲んで、漸く復活しました。
2年ぶりの韓国とはいえ、することがな~んにもありません。
ということで、久しぶりに母校を訪ねたら、周囲がかなり様変わりしていました。
それでも常連だったカフェやアノ娘と歩いた路地、アルバイトに精を出した日本料理屋…はつぶれていましたが(笑)、基本的に雰囲気はそのまま。
こうして何をするでもなく、昔住んだ街でのんびりするのも良いものですね。
留学時代の友人たちにも再会できましたし、良い旅でした。
あ、そうそう、でも、雨は降っていましたよ。雨男ジンクス継続中。
※写真:仁川で見つけた我らが이민호君だらけのドーナツショップ。
韓国語で「イ・ミンホを脱がせ!」って書いてあります。なんのこっちゃ。
ビーフ100%、気まずさは120%のバーベキューパーティ
先週末は久しぶりにフットサルをしました。
いつものメンバーに、チームメイトが連れてきた子供がふたり(5歳の男の子と5歳の女の子)、そして初参加の女性ふたり。
毎度のことながら、雲行きはかなり怪しかったのですが…何とか持ちこたえ、気持ちよくプレーができました。
子供たちは初対面でもすぐに仲良くなり、彼らのおかげで非常に賑やかになりました。
あのぐらいの年頃だと、やはり女の子の方が語彙も豊富でませていますね。
最初は押され気味だった男の子もすぐに打ち解け、最後はファミリーレストランのドリンクバーで酌み交わしていましたよ、野菜ジュースを。
ところが何事も競いたくなるのが子供。
ふたりは同じお子様セットのようなものを頼んでいたのですが、ラーメンを食べるスピードを競い合ったり、野菜ジュースをおかわりした回数を張り合ったりしていました。
コッキーはそんな様子を間近で見ていて、とても明るい気分になっていたのですが、そこに友人から電話が。
「あのさ、いま家で毎年恒例のバーベキューをやってるんだけど…
ことしは人数が多いから呼ばなかったんだけどさ、周りの人たちが『ことしコッキーは来ないの?』って言うから、来てよ…」
なんだそれは。そんな誘い方ってあるのか。あっていいのか。
実はこの日、毎年呼ばれている友人宅でのバーベキューパーティがあるということを、もうすでに招待されていたAさんから聞かされていたコッキー。
Aさんはコッキーに
「●●さん宅のバーベキューことしも来ますよね?お会いできるのを楽しみにしています!」と事前にメールをくれていたのですが、コッキーは
「えっ、僕のところにはまだお誘いがないのですが…」と返答。
それでも、まあそのうち誘われるだろうとタカをくくっていたら、結局呼ばれず、当日を迎えたのでした。
そこに来たのが、友人からの電話。
この状況、かなり気まずいですヨ。
友人:コッキーを毎年呼んでいたが、ことしは人数が多いからパス。でも当日に「他のお客さん」(おそらくAさん)にコッキーの不在を問われ、やむなく電話をすることに。
Aさん:毎年呼ばれていて、ことしも呼ばれる。コッキーも呼ばれていると思って連絡してみたら、呼ばれていないと言われる。バーベーキュー当日、友人にコッキーは来ないのかと問う。
コッキー:友人に呼ばれず、Aさんからバーベキューがあることを知らされる。呼ばれてもいないのに友人に訊くワケにもいかず…
どうですかこのトライアングル。
3人とも気まずいです。気まずいにも程があります。
きっと、ことし一番の気まずさだったに違いありません。
ことしはまだ半分以上残っていますが、きっとこれが、このエピソードの登場人物たちにとって、ことし経験する一番気まずい出来事になるはずです!
で、友人の電話を受けたコッキーはこう答えました。
「おい、それはないだろ!酷いじゃないか~
でも、1時間以内に行くよ!」
嗚呼、何たる情けなさ。
結局は友人宅へいそいそと出かけていったコッキーでした。
黄金週間の過ごし方
ヨロブン、アンニョンハセヨ?
皆様、黄金週間はいかがでしたか?
休みが多くてなかなか普段のリズムが戻らないコッキーです。
黄金週間はやはり河口湖で過ごしました。
家族は先に行っていたため、電車を乗り継いで河口湖駅まで向かいました。
クルマだと高速が空いていれば1時間半ほどで着きますが、黄金週間は絶対に電車の方が確実です。
何年か前に一人でクルマで向かい、案の定渋滞に巻き込まれて6時間かかったことがありますからね!
一人で渋滞に6時間。これはまさしく悪夢ですよ、悪夢。
というワケで、過去から学んだコッキーは電車に揺られること3時間、無難に時間をかけて(でも心に余裕を持って)、13時に河口湖駅に降り立ちました。
ところで皆様、河口湖の名物をご存知ですか?
宇都宮の餃子、富士宮の焼きそば、浜松の餃子(また餃子!)…河口湖(正確には富士吉田)の…そう、うどんなんです。
観光地化している河口湖近辺に行くと「ほうとう」の店が散見されますが、これは元々甲府の名物。
富士吉田はうどんなんです。
実際、富士吉田の駅などでは「うどんマップ」なるものを配布しており、そこにはかなりの数のうどん屋が掲載(確認したところ、47店舗ありました!)されています。
吉田のうどんは安価で、店や種類にもよりますが、1杯約300円。
麺は太めの固麺が多く、いわゆる田舎風の麺。
具は、肉が馬肉で、大概キャベツが入っています。
また調味料として「すりだね」という唐辛子をすりつぶしたようなものを入れて食べることも多く、これを入れすぎるとかなりの辛さになります。
なぜうどんの話を延々とするのかと言うと、家族が13時までお昼を食べずに待っていて、コッキーを駅まで迎えに来ると、その足でおいしいと評判のうどん屋に連れて行ってくれたからなのです。
ところが残念なことに、この日に行ったうどん屋の味はいまひとつ。
これはもちろん個人的な感想ですが、あたりハズレが激しいのも吉田のうどんの特徴かもしれません。
とはいえ、久しぶりに食べる吉田のうどんをありがたくいただいて、山道を登って家にたどり着きました。
少し休んだところで、念願のジョギングタイム。
良い環境の河口湖でジョギングをしてみたかったのです。
いやがる妹を道連れに、山の中を走りました。
後ろをバイクで追走する母。
まるで箱根駅伝に出ている気分です。
いやーすがすがしい気分!サイコーです!
気分良く走っていましたが、後ろでぶつくさ文句を言いながら走っていた妹は、1.2km地点で脱落。
母の談によると、妹は「バイクに乗ったら」という母の誘いを健気にも断り、走って家まで戻ったそうです。エライ。
一方のコッキー、走りは快調。
のはずが、いつもより息が早くあがって来ました。
久しぶりのワークアウトだったからでしょうか。
もしかしたら、アップダウンの多さ、空気の薄さが原因だったかもしれません。
でも何とかノルマを達成して、晩餐にはとびっきりおいしいビールにありつけました。
(添付写真参照。何とこれ、1ℓあります!これを飲んだら昼間のワークアウトで消費したカロリーなんて…)
こんな風に楽しい初日を過ごしましたが、この展開は何かコッキーらしくありません。
そう、天気が良すぎるのです。
案の定、翌日からはたっぷりと雨に降られ、東京に帰って連休が明けても雨に見舞われ続けたコッキーでした。
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