麓にて
久しぶりに河口湖に行ってきました。
社の同僚たちと吉祥寺で落ち合い、中央道を一路名古屋方面へ。
調布インターを過ぎると、右手に競馬場、左手にビール工場が見えてきます。
荒井由実の「中央フリーウェイ」で有名なところですよね。ところがこの旅のメンバーは、誰もあの歌詞を知らないのです!びっくり!若いのか!それとも韓国人だから知らんのか!じゃなかったらコッキーが歳をとっているのか!
そんなワケでさっさと中央道を通過し、走ること2時間。あっと言う間に富士山の雄大な姿が…見えません。え?雨?降ってませんよ!曇ってただけです、曇ってただけ。ホラ、粉雪がハラハラ…どうせイエティですよ、どうせ。
富士山の代わりに、富士山と同じ名前をつけられた某遊園地の巨大アトラクションの鉄骨を視界に入れながら、河口湖インターで高速道路を降ります。
そこから20分ほど走ると、富士山の麓に立つお坊ちゃまコッキーの別荘に到着します。
ヒザまである雪を払いのけ、車を止めます。
木立の中に立つ家…久しぶりにやって来ました。
普段人が住んでいない寒冷地の家は、放っておくと水道管が凍り、膨張して管が破裂してしまいます。
だからいつも水道の水を止めて水抜きをし、故障や破裂を防ぐのです。
ということは、来たときは止めてある水を使えるようにしなくてはならないんですね。
この作業が意外と大変です。
家中の蛇口をひねったり、外に出てつまみをいじったりという作業をして、やっと水道が開通します。ここで手順を間違えたりすると、いきなり水が噴出してきて、ずぶ濡れになったりもします^^;
ともあれ、こんな作業の果てにやっと本来の機能を備えた「家」へと戻る別荘でした。
少し休憩して、再び街へ降ります。
まずは湖を見ようということで河口湖を目指し、湖畔をドライブ。途中の公園でクルマを止めて水際に行ってみましたが、強風が激しくて、寒くてたまらずすぐにクルマに戻りました。この週末は東京でも強風が吹き荒れたみたいですね。
次に、ワイナリーの見学に行きました。このワイナリーの見学は、コッキーも初めて。何故かというと、いつも運転をさせられるコッキーは当然飲めないので、ワイナリーに行っても全然楽しくないのです…
そんなコッキーを尻目に、ワインを思う存分試飲する、愛すべき同僚たち(`д´)
「おいしいか?え?コッキーを仲間はずれにして飲んでおいしいのか?」
と、心の中で叫んでみました。
ワイナリーでは夜に飲むワインを購入し、楽しい楽しい夕食のお買い物タイムがやってきました!
この日のメニューは삼겹살と鍋。肉やら野菜やらビールやらを買い込んで、家に帰還。
すぐに準備して、すぐに食べ始めました。
おいしいビールにおいしい肉!オシャレなジャズなんかもかけちゃって、最高です。
この旅に同行したモバイラーKは、酔っ払って激しいダンスとエアピアノ(エアギターはわかりますが、エアピアノって一体…)を5人のオーディエンスの前で疲労。いえ、披露。
その後モバイラーKは酔いつぶれましたが。
翌朝、9時に目を覚ましたコッキー。他の若者たちはまだ夢の中です。
まったく、よく寝る連中です。若いのか!それともここが静か過ぎるのか!じゃなかったらコッキーが歳をとっているのか!
ただ起きててもつまらないので、前日の宴の残骸を片付け、皿洗いをがんばりました。
エライ。
部屋が片付いてすっきりしたところでコーヒーを入れ、読書をしながらブラックを(インスタントですが!)飲みました。
う~ん、優雅な朝!
11時ごろになってやっと若者たちも起きだしてきて、ソーセージなんかをつつきながらご飯をほお張っています。
「若者よ、たくさん食べろ。大きくなれよ、うんうん」
などとオトナぶっていたら…ソーセージがもう1本もないぞ!1本ぐらい食べたかったのに…コイツら…(>д<)
せこいか…
そんなちょっぴり切ない朝食を終え、後片付けをして別荘を後に。
西湖の温泉にのんびりと(なーんてコッキーは30分で出てしまいましたが)つかり、ゆったりとオトナの(?)休日を楽しんだコッキーでした。
え?富士山?見えましたよ!
写真「モバイラーKを投げ飛ばすコッキー」
従妹の남친
少し前の話になりますが、従妹のボーイフレンドが日本に遊びに来ました。
キムズカシイ祖父に、「マジで?」と言ってのけた彼です。
渋谷のとあるもつ鍋やで集合した我ら。
彼は相変わらず陽気で、米国人俳優のクリス・タッカー(ジャッキー・チェン先生主演の映画『ラッシュアワー』シリーズでお馴染みの、黒目が全部出ちゃってる人です)みたいです。
日本語は相変わらず達者。
席に着くなり、
「たこわさクダサ~イ!」
とのたまう彼。「日本人かっ!」とつい突っ込んでしまいました。
この日は、従妹の友達(コッキーを忘れていた元教え子)、彼の友達(埼玉在住のフランス人エンジニア。日本語ペラペラです)、従妹の彼の友達(遠いな…)、そして従妹にフランス語を教わっているモバイラーK(彼が来ている間はレッスンなしだったとか…むむむ…)、そして兄というメンバーで楽しく鍋を囲みました。
従妹の彼と久しぶりに再会して、やたらハイテンションになってしまったコッキー。
嬉しくてビールの中ジョッキを5杯イッキ飲みしました…
そんなワケで、翌日はハードな二日酔いに…お昼に우거지국を食べて復活を期しましたが、なかなかスッキリしません。
昔はビールなら一晩中飲んでも平気じゃったのに…岡山弁が出るぐらいショックです。
平日の飲酒を止めたせいなのか、歳をとったからなのか、お酒に弱くなったもんです。
いやーしかし、やっぱり一度はフランスに遊びに行かないと!
コッキーは英語もフランス語もできないので、早くマスターしてね、モバイラーK!
집에서 3분!
家から自転車で3分の場所にフットサルコートができました!아싸~!
さっそく日曜日にプレイしに行ったのですが、コッキーだけ自転車、他のメンバーは電車とバスでの移動なので、30分も寒空の下で佇むハメに…
このチームはいつも遅刻者が出るのがモンダイなのですが、この日も例外ではありませんでした。
ところで、まだチーム名が決まっていない我らがチーム。とあるチームメイトが、コッキーにこんな提案をしてきました
「チーム名、“ルーズソックス”にしようぜ。“ホワイトソックス”“レッドソックス”とか強いチームあるし、おれたちルーズだから(笑)」
た、確かに“ホワイトソックス”も“レッドソックス”もあるケド…競技が違う!
しかしホントにルーズソックスをはいてやったら…フワッとしたベルベットタッチのトラップができるかも!?
以前はメンバーが全員1978年生まれだったので、“R-28”というチーム名だったんです。でも関島編集長を始めとする年上の方々(編集長がこの日記を読みませんように…)、リョー君を始めとする年下の方々もゾクゾクと加入したので、もう年齢層はバラバラ。さらに、コッキーたちももう28歳はとっくに過ぎてるワケで…“R-28”は短命に終わってしまったという、ちょっと寂しいお話です(それにしても“R-28”というチーム名に対する関島編集長の反発はすごかったな…)。
さて、この日の対戦相手は女性2人を含むミックスチーム。
こちらは全員男性ですから(ちなみにこの日、関島編集長は実家の雪かきに駆り出されて欠席でした^∀^;)、ちょっと手加減を…なんて思う間もなくズタズタにされました…( ̄д ̄;)
ざ、惨敗…。勝てたのは最後の1試合だけでした(でもそこで1点取れましたっ!)。
この日は、なかなか上手くならない、成長しない自分にイライラしてしまいました。
とはいえこの悔しさが次への糧!色々と工夫して、少しずつでも上達するために、アタマとカラダを働かせようと思います。
試合後はチームメイトと吉祥寺に繰り出し、この日に日本代表が緒戦を戦う東アジア選手権の北朝鮮戦を観戦。
北朝鮮は、川崎フロンターレで活躍するFWチョン・テセ選手が、強烈な左足のシュートで先制ゴール。
実力的には日本の方が上という前評判でしたが、日本はなかなかチャンスが作れません。後半になってやっと、相手のミスから同点ゴールをもぎとりましたが、このまま試合は終了。1-1の引き分けで緒戦を終えました。
兼ねてから思っていたのですが、日本は中盤が良いのに対し、韓国は(北朝鮮も)FWとDFに個の力が秀でている選手がいるような気がします。
ということは、日本の中盤と韓国のFW、DFでチームを構成したら、なかなか良いチームができるのではないでしょうか。
などとマニアックな妄想は膨らむばかりですが、クラブレベルでは、日韓オールスター戦が開催されることが発表されました。
こうした試みは日韓両国の交流にとっても良いことですよね!是非ずっと続けて欲しいと思います♪
주말마다 눈…雪に思う。
週末ごとに雪が降る東京。
困ったものです。
雪を見ると、ベトナムや台湾の友人たちを思い出します。
韓国で知り合い、何物にも代えがたい楽しいときを共に過ごした彼らは、冬のソウルで生まれて初めて雪を見たのでした。
その日雪が降り出したとき、コッキーは
「また雪か…」
とさしたる感慨もなく、窓の外を降る雪を見るともなく見ていました。
ところが友人たちは
「형, 눈이야? 이게 눈이야!?」
と大興奮。
これまでテレビや映画でしか見たことのなかった雪を初めて目の当たりにして、テンションがめちゃくちゃ上がってます。
そしてコッキーに、
「外に出ようよ!」
としつこく誘ってきました。
そのときは雪ぐらいで騒ぐ彼らが五月蝿くもあり、羨ましくもあったのですが…
考えてみると、自分は物心つく前から雪や海、森や山の存在を「そこにあるもの、当たり前なもの」として認識していたワケですが、その一方で、彼らのように生まれて初めて体験する自然現象に興奮するという、ある種とても貴重な体験をできずに育ってきてしまったのではないか、という風にも受け取れます。
そういう意味では、大人になってから雪を見た彼らが、やはり羨ましいんですね。四季がある日本が、少しだけ恨めしいような気がします(笑)。
ところで、もしコッキーが、未だ見ぬオーロラや流氷を見たら、彼らのように驚き、喜ぶのでしょうか。そしてそれが珍しいとも思っていない人々は、はしゃぐコッキーを冷静にあしらうのでしょうか。
こんなふうに、雪を見ると彼らを思い出し、そしていつもこの思いに捉われます。
…でもやはり雪は困るんです。なぜかって?
夜洗濯物を干して朝起きると、洗濯物に雪が積もってるんですよ。
やはり雨男なのか…いや、雪男。ってイエティ?
勝手に初タイトル
何かとバタバタバタ(…ひとつ多い?)している今日この頃頃(…あれ?またひとつ多い?)ですが、先週は大崎でフットサル、しかも初のタイトルマッチで初優勝!!!しましたっ!
とはいえ実はこの大会、いえ、「大会」と呼べるかも怪しいものですが、とにかく4チームの対抗戦だったのです。
そこでトーナメント→2試合勝てば優勝→コッキーたちのチームは…1勝1引き分けという成績で、見事初タイトルを手にしたワケです!
1試合目を順当に(?)勝ち進んだコッキーたち。決勝(といっても2試合目)でも幸先良く先制点を取ることに成功しました。
先制ゴールを決めたのは、「匿名販売平社員 リョーの一言(http://blog.brokore.com/anonymouse/index.do)」でお馴染みの(ってもう皆さんご存知ですか??)、リョー君。ピッチに歓喜の輪が広がりました。
1点リードで前半を折り返し、相手チームにトドメを刺すべくピッチに降り立ったコッキーですが、チャンスでシュートが決められません。というか、シュートが打てません(泣)。
それでも失点はせずにやりすごし、残り時間は1分余りとなりました。
「守りきれば勝てる!」という気持ちで、小さな小さな初タイトルを目指して走るコッキーたちでしたが、最後の最後にコーナーキックから敢え無く失点…同点に追いつかれてしまいました。
それでもチャンスはまだあります。残り時間で1点取れば、勝利は確実。全力で1点を取りに行きます。そして迎えた最後のチャンス。絶好のパスが足元に来ました。渾身の力を込めてシュートを打つコッキー!…ボールはゴールを大きく外れていきます…ここでタイムアップの笛が。
本来であればPK戦で決着をつけるところなのですが、ピッチ外にはすでに次の時間帯にコートを借りる人たちの姿が見えます。レンタルコートの悲しさか、決着をつけられずに、勝手に自分たちが優勝したと決め付ける両チームのメンバー(笑)。
こうしてコッキーたちは半ば勝手に初タイトルを手にしたのです。
とはいえ、やっぱり、すっきり勝って優勝したかったです!チームメイトに二日酔いがいるような状態だったのに、欲張りすぎでしょうか(笑)。
しかし…試合展開をずいぶんドラマチックに書いてしまったような…でもやはり対抗戦というのは萌えますね!いえ、燃えますね!
以上、自分が活躍できればカワイコちゃんに雄姿を見せたいなーなどと妄想中のロンリーフライデーナイトコッキーでした。
[1] |