2008/09/08 15:37
テーマ:徒然日記
カテゴリ:日記(ひとりごと)
君の名は
使ったことはあっても、名前を知らない道具というものは意外と多いものです。
先日、中途半端な厚さの書類を留めることがありました。
ホッチキスで留めるには厚すぎ、かといって大きなクリップで留めるほど厚くもない。
そこで備品コーナーの引き出しを空き巣よろしく※1下から開けて行ったワケですが、そこでうってつけの道具に出会いました。
誰もが見たことがあるはずのその道具は、クリップの仲間といえるでしょう。
しかしクリップのようにツマミがないので、簡単につけたり外したりはできません。
専用の道具を使って、書類を留めるのです。
そう、その道具の名は「ガチャック」。
誰しもが一度は目にしているはずの道具、「ガチャック」。
名前を知らなかったために、これまでは「あのクリップ」などという曖昧な呼び方をしていたはずです。
酷いときは、「あの変なクリップ」とすら呼ばわったかもしれません。
でも、これからはもうそんな風に「ガチャック」を傷つける心配はありません。
なぜなら、コッキーは「ガチャック」の名を知ったからです。
これからはきっと、オフィスで声高に叫ぶでしょう。
「その書類はガチャックで留めましょう!」、と。
ただし、「ガチャックって何?」と問われる可能性が依然として高いであろうことは否めません。
以上、近ごろ推理小説にどっぷりハマッているコッキーでした。
※1「空き巣よろしく」というのは、空き巣が侵入した家の箪笥を一番下から開けるからです。
なぜ一番下から開けるのか?そう、「空き巣は開けた引き出しを閉じる必要がない」からです。
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