アン・ジェウクとファンが出会う、サマーキャンプ
私はアン・ジェウクさんの公式ファンクラブ「FOREVER」のサマーキャンプの記事を書くたびに、韓国の昔話「牽牛と織女(七夕伝説)」を思い出します。ここでちょっと「牽牛と織女」について短くご紹介します(きっと日本にも似たようなお話がありますよね)。
天帝の娘である織女は、毎日せっせと機を織り、機織以外のことには無関心なお姫様でした。それを哀れに思った天帝は、天の川の対岸で暮らしている牽牛(牛飼い)と結婚させました。ところが結婚生活に夢中になった二人は、それぞれ機織と牛飼いの仕事を辞めてしまいました。それを知った天帝は、怒って二人を引き離してしまいますが、二人が悲しむのを見て、年に一度、7月7日の夜にだけ天の川を渡って会うことを許しました。しかし奇しくもその日、雨で川が増水してしまい、渡れなくなってしまいました。そのとき、カササギたちが飛んできて橋を作り、牽牛と織女は再会することができたそう
です。
今年でサマーキャンプは12回目を迎えました。韓国、日本、中国、そしてマレーシア、シンガポール、さらにはメキシコからアン・ジェウクさんのファンが韓国に駆けつけました。まるで牽牛と織女が年に一度だけ会えるように、毎年夏にこのサマーキャンプは開かれています。
今年6月ごろ、アン・ジェウクさんはラジオのレギュラー番組を降板して、約2カ月間、旅をしながら充電期間を過ごしました。その旅から戻って真っ先に向かったのがサマーキャンプでした。私にはなぜか、アン・ジェウクさんが牽牛、ファンの皆さんが織女のように思えます。
そして、このサマーキャンプに欠かせない“ゲスト”がいます。アン・ジェウクさん?ファンの皆さん?司会者のキム・ジェドンさん?いいえ、どれも違います。それは、サマーキャンプにつき物の“雨”です。アン・ジェウクさんとファンが会うサマーキャンプには、必ずと言っていいほど雨が降ります。まるで牽牛と織女が年に一度会うときのように…。
summer camp
アン・ジェウクのサマーキャンプ、世界中のファンたちと共にした夏の思い出より(ブロコリマガジンNo.19掲載)
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キム・ヨンシ編集長
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