「身近」と「スター」のあいだ キム・ボム
昨日放送が始まり、好調なスタートを切ったドラマ「花より男子」。
日本のマンガが原作で、台湾、日本でドラマ化や映画化がされた通称「花男」で注目されるのは、やはりなんといってもセレブ4人組“F4”のイケメンっぷりではないでしょうか。
そんな F4のひとり、ソ・イジョン(西門総二郎)に扮するキム・ボムさんは、昨年の秋、東京・原宿でファンミーティングを行ないました。
キム・ボムさんのファンミーティングは、いまだかつて韓国でも日本でも催されたことがなく、彼のキャリアにおいて初めての試みだったのだとか。
会場には、女性を中心としたファンが600人。
印象では、これまでに取材したイベントの中でも客層は若い傾向にあるようで、次代を担う俳優であるキム・ボムさん(1989年生まれ)と同様、ファンにも新しい世代が生まれつつあるのを感じました。
ステージでのキム・ボムさんは、いわゆる「大物気質」なのでしょうか。
緊張の初ステージだったと思うのですが、緊張に震える素振りも見せず堂々と(しかし朴訥に)語り、歌まで披露しました。
こうしたイベントで歌唱力や屈託のない笑顔、そしてファンへのサービス精神を見せつける彼は、エンターテイナーとしての才能を開花させつつあるようでした。
もちろん、俳優としても成長を続けているキム・ボムさん。
ドラマ「エデンの東」ではソン・スンホンさんの少年時代を演じて韓国ドラマ界とお茶の間に強烈なインパクトを残し、映画にも主演している彼ですが、「花より男子」でその地位をより確かなものとすることでしょう。
瞬く間にスターダムにのし上がりつつあるキム・ボムさんですが、彼を「遠い存在」に感じる日を恐れることはなさそうです。
普段の彼は、日本のラーメンと歌(しかも安全地帯!)をこよなく愛する、普通の若者なのですから。
brokore sketch 日本で記した19歳の「プロローグ」キム・ボムJapan1st Fan Meetingより(ブロコリマガジンNo.20)
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苔口(ブロコリ)
独特の空気感を持った人 キム・ジェウク
ドラマ「コーヒープリンス1号店」で注目され、来年のゴールデンウィークに日本でも公開される話題作『アンティーク ~西洋骨董洋菓子店~』に出演しているキム・ジェウクさんが、9月末に都内で日本初のファンミーティングを開きました。
イベント前に開かれた記者会見では、通訳を介さずに完璧な日本語で答えていました。それもそのはず、父親(新聞記者)の仕事の関係で、小学校に入学するまで日本で暮らしていたそうです。当時は韓国語がまったく話せず、「親父と兄貴は日本語が僕よりうまいんですけど、お袋がそこまでしゃべれなくて、コミュニケーションが日本語でも韓国語でもない不思議な感じでした」と笑って話していました。
モデル出身とあって、どんな仕草をしても絵になっていたキム・ジェウクさんですが、たくさんのフラッシュを浴びて「しんどいです…」とボソリ。シャイな一面も見せていました。そのせいか、「韓国のファンは触ったり引っ張ったり殴ったりする(笑)けど、日本のファンはリスペクトしてくれるし、礼儀を守る。日本のファンの方がいいですね」と語っていました。
プライベートの話では、「不便な部屋」というコンセプトの自宅について触れ、「絶対ここにはないはずのところにベッドがあったり(部屋のど真ん中に置いているとか)、光もあまり入らず、家具もほとんどない。食卓とイスも自分で注文したんですが、鉄製なので寒くなってきたら座れないでしょうね」と話していました。
果たしてこのお部屋、模様替えしたのでしょうか。気になるところです。
brokore sketch 『コーヒープリンス1号店』キム・ジェウク、公式初来日より(ブロコリマガジンNo.20)
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関島(ブロコリ)
愛嬌たっぷりで大人な ユン・ウネ
24回目の誕生日を間近に控えて、初めて日本でファンミーティングを行ったユン・ウネさん。
テレビで見るよりもとても背が高く、「宮」の時の印象よりも大人の女性になっていました。
ファンミ中の彼女は、通訳が大変なほど話し出したら止まらず、とても愛嬌たっぷりに振舞っていました。
日本での女優のファンミにしては珍しく、女性のファンが多く見られましたが、
実は韓国でも男性のファンよりも、断然女性のファンが多いそうです。
本人はとても残念そうでしたが、女優として長く愛されるには必要な素質ではないでしょうか。
間違いなく今後韓国を代表する女優になるんでしょうね。シム・ウナさん(映画『8月のクリスマス』)のように人気絶頂でも芸能界を引退するようなことがない限り。
ファンミ最後のイベント、ファン全員との握手&写真撮影では、一時間半にも及ぶ過酷なものとなってしまいましたが、根性(?)で乗り切っていました。(でも、ファンには笑顔でした!)
本人も最後に言っていましたが、靴はハイヒールでないものを選べばもう少し楽だったかもしれませんね。でも、最後まで履いてやり通していました。さすがです。
brokore sketch ユン・ウネ JAPAN 1st Fan Meeting「BIRTHDAY」より(ブロコリマガジンNo.20)
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中村(ブロコリ)
無口な人 カン・ドンウォン
記者会見に登場したカン・ドンウォンさんはとてもソフトな印象でした。
私のこれまでの勝手な印象では、カン・ドンウォンさんは“今風な若者”のような、
ちょっと不良っぽい感じや威圧感を持っていました。
しかし、ウェーブのかかった長髪に、赤をアクセントにした黒く大きな蝶ネクタイを着け、
隣にはニコニコと柔和な笑顔の監督と登場した彼にはまったくそのような雰囲気はありませんでした。
話すときもゆっくりと、大きな声は出さず、監督よりも一歩引いて座っているように感じました。
女性的な雰囲気すら感じてしまうほどで、大人しい、無口というよりも、しおらしいと思えるほどでした。
無口な彼ですが、無駄口をたたかないだけで、会見では映画について、監督について、彼の芯にある意志を感じさせる話が聴けました。
男は黙ってドシッと構えていたいものです。
隣でニコニコと愛嬌を振りまいていた監督も、それはそれでありですが。
それにしても、あの蝶ネクタイは赤くて大きくて、目立ってました。
brokore sketch 映画『M』主演 カン・ドンウォン来日記者会見より(ブロコリマガジンNo.20)
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中村(ブロコリ)
10年後が楽しみなユンナ
日韓で活躍する歌手ユンナが成し遂げてきたことは、その若さにしては本当にすごいことです。
韓国人歌手として日本のオリコンチャート上位にランクインしたこと、かなりのアルバムセールスを記録したこと…。こうした数字で判断できるものだけではなく、音楽への情熱だけで進学をあきらめて単身日本に渡った彼女の勇気は、もっと素晴らしいと思います。
もしそのまま成功できなければ、それで話は終わっていたでしょうが、彼女は韓国でも歌手としての地位を確立しました。
韓国でニューアルバムを発売し、寝る間もないほど忙しい彼女に直接会ってインタビューすることはできませんでしたが、メールでやり取りした書面インタビューからでも、彼女のたくましさ、誠実さを感じることができました。弱冠20歳の彼女は、若者らしく絵文字(ニコニコマーク)を織り交ぜつつも、真摯に質問に答えてくれました。
いつか直接インタビューする日が、そして着実に成長していく彼女のこれからが、とても楽しみです!
interview ユンナは走る!より(ブロコリマガジンNo.20)
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パク・ウィリョン記者/写真提供:ライオンメディア
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