brokore sketch キム・レウォン
ドラマ「食客」で、「雲岩亭」の“名料理人”を演じたベテラン俳優チェ・ブルアムさんの言葉を借りれば、俳優キム・レウォンさんは「できた人」です。礼儀正しい態度や中低音の声は、相手に信頼感を与えます。ドラマ「食客」の撮影現場でもそうでした。
ドラマの主要キャストを近くで撮影しようとするカメラマンたちに押され、質問をする記者たちが隠れてしまい、主催側がカメラマンを後方に移動させようとしたのですが、彼らは一向に動きませんでした。主催側も戸惑っていると、キム・レウォンさん自ら収拾に乗り出し、「カメラマンの皆さん。もう少しだけ後ろに行っていただけませんか。写真は後ほどフォトセッションの時間を十分に設けるようにします」と言ってカメラマンを移動させ、その場を収めました。
記者懇談会では、料理ドラマらしく料理に関する質問が相次ぎました。ご存知の方も多いと思いますが、キム・レウォンさんは大の釣り好きとして有名で、撮影のない日には一人で、またはお父さんと一緒に釣りに出かけています。そのおかげで魚料理には自信があるのだとか。メウンタン(魚の辛い鍋)に釣ったばかりの魚をさばいて入れることもあるそうです。
和気あいあいとした雰囲気の中で終わった記者懇談会の後、記者たちにプレゼントが配られました。キム・レウォンさんのファンクラブの会員が、取材に来た報道陣に感謝の気持ちを込めてプレゼントを用意していたのです。何ともすばらしいファンですよね。
「天才料理人に変身したキム・レウォン ドラマ『食客』撮影現場リポート」より(本誌16~17ページ)
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ホン・ジョンミン記者
brokore sketch ソン・スンホン
アンドレ・キムファッションショーでは、モデルとしてのソン・スンホンさんにしか会えませんでした。厳重な警備体制が敷かれ、遠くからしか撮影するほかありませんでした。ファッションショーの後に合同インタビューの時間も少しありましたが、単独取材はできませんでした。
リハーサルは日差しの強い昼間に行われたので、衣装を着たソン・スンホンさんは汗だくでした。でもその眼差しや動作には、まったくブレがありませんでした。ステージの前でリハーサルを進めていたアンドレ・キム先生は、何度も「ソン・スンホンさん、すばらしいですね」と褒めていました。
「アンドレ・キムファッションショーに出演したソン・スンホン」より(本誌12~15ページ)
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ホン・ジョンミン記者
brokore live イ・ドンゴン
ドラマ「夜になれば(邦題:ラブ・トレジャー~夜になればわかること~)」の制作発表会で会ったイ・ドンゴンさんは、さまざまな思いが交差している様子でした。
今年3月に不慮の事故で弟を失った彼には、言葉では言い表せない“悲しみ”がうかがえ、一方でドラマで演じるプレイボーイの“軽妙さ”、作品を成功に導くために最善を尽くすという“意志”が感じられました。
制作発表会で終始落ち着いた様子に見えたのも、そうした理由だったのではないかと思います。
「スマイルアゲイン『夜になれば』(原題)のイ・ドンゴン」より(本誌4ページ)
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ホン・ジョンミン記者
cover story パク・ヨンハ
スターにインタビューするため、記者は数多くの資料や過去の出演作に目を通します。それでも現場で実際に会うスターたちは、想像していた姿とは違う場合も多々あります。そうしたスターの一人がパク・ヨンハさんではないかと思います。
彼に初めて会った時の印象は「純真な少年」そのものでした。ドラマ「オンエアー」で演じたタフな「イ・ギョンミン」の面影はなく、笑うと目が細くなる姿がかわいらしい少年のようでした。インタビューの際にはオフレコに近い話をたくさんしてくれて記者を戸惑わせたり、トップスターにもかかわらず謙虚な心を備えた、素晴らしい俳優でした。
この日の撮影現場のBGMは、パク・ヨンハさんのMP3に入っていた音楽でした。普段バンドの曲をよく聴くという彼の好みにぴったりの選曲で、そのお蔭で自然なポーズをとってくれたのではないかと思います。
そして、パク・ヨンハさんの必携品の一つがカメラだとか。いつどこでも彼の手にはカメラが握られていて、この日も撮影が終わった瞬間、残っているスタッフに向けてフラッシュをたいていました。その目に映る“瞬間”を愛する男、パク・ヨンハでした。
「5年の歳月に思いを馳せて パク・ヨンハ、本音を語る」より(本誌54~64ページ)
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ホン・ジョンミン記者
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