道
【写真】これは数年前の初夏、立山で撮りました。残雪の残る山と真っ直ぐな道。綺麗でした。 2004年12月。私の人生の大きな山が訪れた時期でした。
上旬にある学校の入学試験を受け、クリスマスに合格通知が届きました。4月から学べる喜びでいっぱいでした。
実はその時期、大学の卒論が進まず悩んでもいました。なんとしてでも卒論を完成させ、3月には卒業しなければ・・・。ゼミの先生とメールや電話でやり取りし、必死にパソコンに向かっていました。もちろん、仕事は休まず出勤・・・
私の卒論は人間を探求することで、ある偉業を成し遂げた人のことを考えていました。「なぜ、そんなに一生懸命であったのだろう。何に動かされていたのだろう。」が出発点です。その人の伝記や執筆作品、その時代の社会情勢、思想史など様々読みました。
そんな中、私は「冬のソナタ・完全版」の集中放送でヨンジュンさんに出会いました。ドラマの時間だけはパソコンから目を離し、ストーリーに感情を動かしていました。
ヨンジュンさんに夢中になるのに時間はかかりませんでした。彼の「今、自分にできることに最善を尽くす」という言葉に、卒論で追っていた人を重ねました。
“自己実現への道”をキーワードに考えようと決めました。持っていないから欲しいという基本的欲求に対し、さらなる完全な自分を目指して課題に挑戦し、成長しようとする欲求が自己実現欲求とか。自己実現欲求は人間にしかない高次な欲求であり、高次欲求のために自己実現者は自己の基本的欲求(例えば:食べたい、安全でありたい、愛されたいetc.)の剥奪に耐えられるのだそうです。このような生き方は、自分のもてる力を最大限に生かした、なさねばならない仕事をすることでもあります。
2004年12月、試験合格、卒論、ヨンジュンさんとの出会い・・・。忙しかったけど、やればできるという自信、進路、人間に対する考え方などが変化した、人生の中でも忘れられない時になりました。
最近、ヨンジュンさんの頑固なまでの固い意志や、挑戦、孤独感などを知るにつけ、彼の成長は自己実現への道なのかと確信することが多いです。彼のなさねばならないこととは何なのだろうとも考えます。
お酒
職場の忘年会がありました。立場や役割を超え、歌ったり、踊ったりと大騒ぎをしました。
私はどちらかと言えばお酒を飲むのは好きなほうです。しかも誰かとしゃべりながら、おつまみをいっぱい食べながらが大好き。
はじめは「とりあえず生ビール!」です。乾いた喉を潤すようにぐ~っと飲み、「(*^Q^)c[]プハア~」とするのが喜び。
ビールではお腹が膨れるので、その後は他のを飲みます。
なんといっても好きなのは「赤ワイン」です。その中でも渋くて重たい、濃いワイン色のものが好みです。
でも、ワインを飲むとついつい飲みすぎてしまい、よくしゃべっていたと思ったら、急に眠くなってきて意識が途切れ途切れに・・・。
今回の忘年会でも遅くまで後輩たちとたくさんしゃべり、楽しくおいしいお酒を飲みました。
翌日は・・・頭が痛く、いつもより声の小さい私でした。
写真は忘年会とは関係なく、後輩の結婚式の2次会の会場で撮ったものです。何を撮りたいのかわからない写真です。ビールだったのでしょうか。それにしてはピントがずれています。後ろの酒ビンだとしたら、ビールとろうそくのグラスがでかすぎでしょう。酔っ払ってたからしょうがないか。
温泉
この写真は誰も入っていない真夜中のお風呂を撮影したものです。まだデジカメをもっていないころで、プリントした写真をスキャナーでパソコンに取り込みました。
昨日、両親が二人でこの温泉に出かけました。母が以前から行きたいと言っていたもので、ようやく叶うことができました。
これまであまり二人で旅に出かけることはありませんでしたが、父も1ヶ月ほど前から資料を集めたり、時刻表を見たりし、嬉しそうでした。
父は病にかかっており1週間に2回ほど点滴が必要です。温泉に出かけるにあたり、病院へ行く日を調整したり、持って行く薬を忘れないようカバンに詰めたり、疲れないよう良く寝たりと準備万端で出かけたつもりでした。
無事宿に着いて温泉に入り、食事をし、眠ったそうですが、今朝はかなり調子が悪く、意識が低下してしまったそうです。母から電話が入りました。救急車で近くの病院へ行き、点滴を受けたようです。
「迎えに行こうか」と言うと、歩けるくらいに回復したから新幹線で帰宅するとのことでした。
準備万端にしていたのですが、電車とバスで旅をしたことが思った以上に父にストレスをあたえたのと、温泉に入ってちょっとアルコールを飲んだことが今回の原因だったろうと思います。
意識をなくした父もかわいそうですが、父の面倒で母も疲れただろうなあと思います。自分が着いていけば、両親のストレスが少なく、もっと快適な旅行ができたかもしれないなと少し悲しくもなりました。次はそうしよう・・・
【追記】母は宿の方、病院の医師や看護師に親切にしてもらったと言っておりました。見知らぬ土地で年老いた両親がアクシデントを乗り越えられたのは、いろいろな方の手助けがあったからこそです。ありがたいことです。
高矢禮のソッテ
この、先端が鳥の形をした柱は“ソッテ”と言うのだそうですね。韓国では天と地を結ぶ役割をもった神の使者とか。
ネットで検索すると、神社の鳥居とか、諏訪の御柱とか、飛ぶ鳥の明日香とか、八幡とかetc…の言葉も関連で出てきました。
高い建物に囲まれた高矢禮の玄関脇のソッテは、そこで声をあげて誰かを呼んでいるようにも、これから高い空に飛び立とうとしているようにも思えました。
観音影
昨年の夏、東京国立博物館に初めて行きました。時間がなく、全部を廻れなかったのが残念です。
『フラッシュ撮影禁止』の文字があり、じゃあ、たかなければとパチリ★千手観音の影を撮るにはフラッシュは邪魔ですから・・・
実は暗くて構図がわからなかったのですが、まあまあかな。デジカメにしてから液晶画面を見てとることが普通になってしまいました。この時は、暗い中、液晶に何が映っているのかよくわかりませんでした。ちゃんとファインダーを覗いて撮る方が確実なんでしょうか。でも、博物館の撮影は後ろめたさもあり、しっかり構えてなんてできません。
一眼レフはデジタルでもファインダーを覗かないとなりません。液晶画面が鼻の脂で汚れるのが気になります。
追記:
博物館では照明が仏像にあたり良く見えますが、たまにレプリカのことがあります。これ(三十三間堂の観音様)はどうだったか・・・・忘れました。
寺院では灯りが極端に少なく、暗い中で目を凝らしてみなければなりません。そこで、懐中電灯を持参していくのをお勧めします。仏像を懐中電灯で照らして鑑賞するのです。どこかのお寺では、覗き窓に懐中電灯を常備してあったと記憶しています。
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