2007/01/21 02:17
テーマ:ひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

セコムの彼が見てるから・・・・

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 先日勤務先で、ネットの「歴史人物うらない(?)」なるものを、誰かがみつけた。
生年月日に隠された暗号で、その人が歴史上の人物の誰にあたるかを占うというシロモノである。

 そんなものはお遊びと割り切りつつ、つい、本当の生年月日を答えてしまった私は、次の瞬間、言葉を失ってしまった。
 私は、「八百屋お七」なんだそうである。
「恋にも仕事にも命がけ」「短期直情型」「言動はかなりヘン。」「不思議ちゃんタイプ」「惚れてしまえば命がけ」「恋は盲目」などと、過激な言葉が並んでいる。
これは間違っているわよ、そんなことを言ってみても、むなしい。
ヨンジュンssi一筋なのは、社内でもつとに有名だからである。


 情熱的というなら、二人のいい男に愛される「額田女王」のほうがよかった、などとため息をついても仕方がない。これも、日頃の言動がわざわいしているのかもしれない。

 真偽のほどはわからないが、確かに、のめりこむタイプである。
ドンヒョクのときも、ミニョンさん(チュンサン)のときも、頭の中いっぱいにその姿があふれてしまっていた。
元をただせば、どのお方もおんなじお一人に集約されるのに、その時その時で、「マイ・ブーム」のお方がいる。

 で、今は、当然、タムトクである。
 画像加工に長けたサークルの友人が、『ホテリアー』の中での、桜の下にたたずむドンヒョクに、いかにもタムトクらしい衣装を着せてくれたのを見たとき、これこそタムトク!と思ってしまった。

   
 はたまた、撮影中の写真が公表されれば、ああ、実際のタムトクはこんなにすてきなのだと酔いしれる。(まあ、このあたりは、皆さん、同じだろうが・・・。)

 昨夏来日したヨンジュンssiのお姿を見たときは、どうして、このタムトクは眼鏡をかけているのだろうなどと思ってしまった。
 眼鏡をかけたタムトクは、一度もそれをとることなく帰国し、私の周辺はまたまた寂しくなった。
今は、ひたすらドラマを待ちわびるだけの毎日である。
だが、まあ、私は、火をつけたりはしないだろう。
なにしろ、セコムの彼が目を光らせているから。

 

★画像はsakabouさんです。画像、クリックして大きくしてみてください。桜の散っているのが見えますヨン。

 


2007/01/13 12:36
テーマ:ひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

一枚のフォトに・・・・!

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一枚の若い王の写真を見つけました。

あれこれと説明はしたくないです・・・・。

ただ、このお姿に、私は自分自身で作り上げた「草原のタムトク」を重ねてしまったのです。

彼は、何を思っているのでしょうか?

風の音を聞いているのかな?

それとも、

思いを寄せる姫にばったり出会ってしまって照れているとか・・・・?

どう、思われますか?

 


2007/01/10 20:34
テーマ:ひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

『アジア・ツアー』はさびしいです

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 年末に届いた『アジアツアー』のDVDをようやく観ました。
中身は、なるほど噂の通り、『四月の雪』のプロモーション・ツアー。
アジアのファンとの交流が描かれているもの・・・。

癌を患いながら、彼の絵を描いている台湾の女性の方との、心あたたまるふれあい、
日本でのアリーナのイベント、大勢のファンを外に待たせておかねばならないことに胸を痛める彼、
スタッフにコーヒーを淹れてあげている彼、周りの人たちへの気遣いを忘れない姿・・・、
韓国での試写会やらオープニングセレモニーやらで、
おっかけるファンたちと楽しそうに会話する彼、
男らしくて、しかも機転が利いているわ~。

どれも、彼の人間性が良くわかる、
素の彼がわかる、だから、よかったわ、ほんとに・・・。

でも、なんとなくさびしい。
さびしいです、ヨンジュンssi。

ごめんなさい、私、正直に言わせていただきます。
どうしても、そこにいるあなたは遠い世界の人なんです。
なぜなら、アリーナのイベント以外は、まったく見知らぬ遠い世界での出来事だから・・・。


そんなの当たり前じゃない、
じゃ、どうしろっていうのよって・・・?

私が待ち望んでいるのは、新作のタムトクになったあなた。
スーパースターとしてでなく、俳優としての、ぺ・ヨンジュンに会いたいのです。
それ以外は、ごめんなさい、もう、お腹いっぱい、胸いっぱいです。

 


2007/01/08 09:01
テーマ:ひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

夢見る頃を過ぎても

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☆久しぶりに公式掲示板にスレをたてました。
で、こちらにも同じものを書かせていただきます。
なお、タイトルは変えさせていただきました。


これを読んでくださっている方、あなたも酩酊状態、それとも虚無の中にありますか?


~~~~~~~~~~

 昨日の朝刊の読書コーナーで、田○聖子さんが、『更級日記』について書いている。

『更科日記』・・・、作者は平安時代に生きた中級貴族の娘である。
 何不自由ない家庭に生まれはしたが、特に今をときめく高位の貴族というわけでもない。
そんな彼女は、当時評判だった『源氏物語』を読み、空想にふけるような夢見る少女であった・・。

 この夢見る少女について、田○さんは語る。
「・・・あたしはまだ今は美しくはないわ。
でももう少しして、もっと髪も美しく長くなったら・・・すてきな貴公子の殿方があらわれて・・・・」
 そして、この夢見る少女は私そのものだったと、田○さんはおっしゃる。

 ああ、と私も大きくうなずく。
そう、彼女は私そのものでもある、と。
『更科日記』には高校時代に古典の教科書で出会っていた。
確かそのときも、古典の先生がそのような解説をしていたような気がする。
私もはるか昔、思っていた、いつか、すてきな貴公子ならぬ、すてきな青年が・・・、と。

 だが、やっぱりというか、当然というか、人生は少女の描く夢とは違う。

田○さんは続ける。
「『源氏物語』は、あれはかりそめの絵空ごと。
・・・酩酊はさめ、彼女は平凡な役人の妻となって子供たちを育てる。
・・・千年ののち、(この少女の残した日記は)残り、
少女たちに、酩酊のあとのにがい虚無を思い知らせてくれるかもしれぬ。」
 
 なるほど、私も思っていた。
少女のころに見た夢からさめ、それなりの平凡なしあわせを得て、諦めにも似た気持ちのままに、
家庭を守り、子供を育て、おだやかに年を重ねていく、そんなものかもしれない・・・、と。
そう、少し前までは・・・。

 少女の夢の酩酊はひとつ去り、そのあとに来る虚無もすでに少しは味わったのかもしれなかった。
が、むなしさは、長くは続かなかった。
ドラマを見たことをきっかけに、少女のころにみた夢そのままに、
ふたたび酩酊のときに入ったから。
それは、少女のころの夢とは少し色合いが違うもので、
われを忘れてしまうほどのものではないけれど、長く熱く、いつまでも私を酔わせるのである。

 この色合いの違う夢が去ったあとに、にがい虚無を私は味わうのだろうか。
少女のころとは異なり、それなりの時を刻んだ今、
ときめく夢のあとに来るものは、虚無などというものではなく、
なにか違うものだと思う。
それが何か、どんな姿かたちをしているのか、
夢から覚めていない私は、まだ知らないが・・・・。


2006/12/28 20:10
テーマ:ひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

ドンヒョク、『ピエタ』を創る男

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浅田次郎氏の小説『ピエタ』を読みました。
『ピエタ』の何たるかをちゃんと理解しないまま読み始めたのに、その短い小説の核心部分に触れたとき、私はすぐに『ドンヒョク』を想ったのです。

 『ピエタ』。ミケランジェロが23歳の若さで創ったサンピエトロ大聖堂の傑作。
嘆きの聖母、十字架から降ろされたキリストを抱く聖母マリアの像。
その悲しみの表情は見る者を圧倒すると言います。
 
小説『ピエタ』の中で、浅田氏は、主人公友子の視線で、その像を刻むために鑿を振るったミケランジェロの想いを語らせています。
すなわち、この像を彫ったとき、ミケランジェロの胸には、6歳のときに亡くした母への想いがあったのではないかと言うのです。
いや、そんな簡単な言葉では不十分でしょう。
去って行った母に取り残されたミケランジェロの、激しいまでの想い・・、それが、彼をして、キリストを抱くマリアの、なんともいえない深い悲しみの表情を創らせたのではないかと・・。
そして、それは芸術だとか、名誉だとか、そんな単純な世俗なものにまみれた言葉では説明できないものなのだと、氏は言うのです。

 一方、ドンヒョクも幼いころ母に死なれています。それが元で、彼が父にも捨てられたことは、もう説明するまでもないですね。

 ここで、『愛の群像』のジェホにならないところが、私の私たるゆえんです。ごめんなさい。
ジェホじゃなく、どうしてドンヒョクなのか・・。
それは、ミケランジェロに匹敵されるほどの大きな成功を収めた男だから、と言いたいところですが、実は、そうとばかりいいきれません。
主に、ドンヒョクに会ったときの、私の個人的な衝撃度によるものでしょう、おそらく・・・。

 まあ、それはそれとして、幼いころに彼を見舞った不幸、その呪縛から逃れようとして、彼はアメリカで必死に生き、周囲からうらやまれるほどの成功と名声を手に入れました。
そして、その成功と名声が、ドンヒョクの創った「ピエタ」なのだと思います。
母に父に去られた彼がアメリカの地で必死に彫り続けたもの、外見は冷徹なまでに凄腕のMBAの専門家でありながら、実はキリストを胸に抱く聖母の姿かたちを求め続けていたのです。だからこそ、ドンヒョクは、あれほどまでに『ジニョン』を求めたのでしょう。

 ヨンジュンssiは、ドンヒョクの聖母を思慕する気持ちを、心深くに沈め、冷徹なビジネスに徹するシン・ドンヒョクを、見事なまでに演じきりました。
それが、ヨンジュンssi の意図するところであったかどうか、私は知りません。
でも、『ホテリアー』を見るとき、ヨンジュンssi1の、いえ、ドンヒョクの悲しいまでのまなざしの中に、私は『ピエタ』を彫り続けたミケランジェロと同じものを見るのです。


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