2007/03/15 19:58
テーマ:ひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

日本版ホテリアーの次に望むこと

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 ああ~、だめでございます、タムトクのお話の続きを書かなければならないのに、全然集中できません!
ドンヒョクssi~、あなたがいけないのです。
日本版ホテリアーに特別出演だなんて・・・。
いえいえ、違いました、
またあなたにお会いできるなんて、これが喜ばずにいられましょうや!
大騒ぎせずにいられましょうや!
まったく、罪なお方でございますね、あなたというお方は!
おかげで、今日一日、私はテンションあがりっぱなしでございましたですよ。

 そういえば、あれは2月21日のことでした。
私は、このブログに『日本版ホテリアー、これでどうだ!?』などというタイトルで書き込みをしたのです。
そこで展開されたお話は、次のようなもので、ひそかに『ホテリアー』続編をもくろんだものだったのです。


 ドンヒョクの弟子であるM&Aの専門家が、彼の指示によって日本のホテルを買収しにやってきて、そこで働くホテリアーの女性と恋に陥る。
そのことを知ったドンヒョクは、当初「ビジネスに徹しろ!」などと指示したのだが、ジニョンに、「かわいそうよ、ふたりのキューピッドになりましょうよ」なんていわれたので、弟子に、恋のアドバイスをする・・・。
もちろん、ドンヒョクとジニョンは結婚していてしあわせな家庭を築いている。


 そこには、なにやってるんだ!と業をにやしたドンヒョクが現状視察のために(?)日本にやってくるシーンも考えていたんですけど・・。
それに、当然のことながら、ジニョン役の彼女も特別出演となっていたんですけど・・・。
まあ、欲張るのはやめましょう。
大切なのは、日本版を通して、ご本家の【続編】が見られるということです!
そう、あのクールなシン・ドンヒョクにまた会えるということです!

 そんなことは、今朝からいろんな人が異口同音に熱く語っているでしょうから、私なぞがあらためてここに書く必要もないでしょう。

 でも、もうひとつ、この際だから、私の熱烈なる希望ということで、お願いしたいことがあります。
それはね、日本と韓国のコラボだっていうのなら、この際だから、『韓国版ホテリアー』の続編も作ってはどうかということなんです。
幸せ薄かったドンヒョクがやっと手に入れたジニョンとのしあわせな家庭というものを、ちゃんとこの目で見たいからです。
総支配人さんもしあわせにしてあげたいですし、ね。
そのときは、まあ、アヤちゃん、特別出演ってことにしてもいいですから。
どうでしょうか、だめですかね?

 あ、そこのあなた、笑ってますね。
『あんた、まさか、ここを、テレビ局の人とかIMXの方とか、ましてヨンジュンさんがのぞいているとか思っていないでしょうね?』
そう疑っていますね。
まさか~、私でも、そこまでは考えていません。
いくら、なんでもねえ・・・。

 でもね、ドンヒョクssiなら、そう、あのクールなM&Aの専門家の彼なら、見てくれるかもしれないと思っているわけです。
 オフィスのデスクの上に置かれた書類から、ここだけを抜き出して(え?どうやるんじゃいって?まあ、よいではないか)、モーニングコーヒーでも飲みながら、
この私の提案を読みながら、あの冷たい笑いで、ふっと笑うんです。

でね、ドアの外に向かって、相棒レオを呼ぶんです。
「レオ、仕事だ。いや、いつものスタイルじゃないが、ジニョンの紹介だからしかたがないんだ。協力してくれ。」
ってね・・・。


2007/03/12 00:47
テーマ:ひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

スジニをさがせ!(ネタバレあります!)

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  昨日からいろいろとああだのこうだのと、勝手なことを書かせていただいています。
公式のボードでは、『解説ありがとう、よくわかりました』なんてレスいただきましたが、これはそんなものじゃありません。
どれも私なりの謎解き+妄想なんですから、どうぞそのつもりで、お気楽におつきあいください。

 で、今日一日、あちこちさまよって情報を集めてきました。
そうしたら!
う~む、こんなお話もアリかと・・・。


①ムン・ソリさん演じるキハは、タムドクよりも少しおねえさん、つまり年上の女。
②しかも、キハは敵方から送り込まれた女スパイみたいな存在で、スジニとは本当の姉妹ではない。
③タムドクの恋人はスジニ。これは最初から最後まで・・。
④スジニは、競技場でいっしょだったボーイッシュな女の子。市場で野菜をひっくり返したりする子。でも、タムドクの愛を受けて美しく成長をとげる。
⑤キハは自分の思いをおしかくして、タムドクと妹を見守る。


 まず、①の理由です。

 予告編の冒頭部分に、星が光って国を導く大王となる人が生まれるとありますね。
それで、預言者のおじいさんのような人の指令を受けて、数人の白装束の人たちがこの重要人物を探しに行きます。
このとき、町は襲撃されていて、逃げ惑う人々の姿があちこちに・・・。
その中にキハと母親も・・・。母親は殺されてしまいますが、亡くなるときに、『妹を守るのよ。』なんてことを言い残します。

 つまり国を守るといわれる子供が生まれるとき、すでにキハは幼い少女だったということです。
この通りだとすると、そのとき生まれたはずのタムドクやホゲたちよりもいくつか年上ということになります。
実際、ムン・ソリさん、ヨンジュンと並ぶと少しおねえさんに見えますね。
この年上の女性が、タムドクを守るって構図になるんです。
これ、どうでしょう??


 次に④です。

 史実では、タムドクのお妃はスジニということになっていましたね。
だから、スジニは誰かということに、みなさん関心が集中したわけです。
でも、DVDにはそれらしき女性は映っていなかった・・・。
タムドクのそばにいる女戦士?という説もありますが、彼女はあくまでイ・ダヒさん扮する、ナントカという名前の女戦士であって、スジニとは違うようです。このほかに女性といえば、ムン・ソリさんが短めの髪で出てくる戦闘服姿の女性と、タムドクのそばで騒いでいる女の子(?)などです。

 それで、結論からいうと、この、ちょっとというか、だいぶボーイッシュなカノジョがスジニじゃないかというのです。
どなたかが「アヒルの子が白鳥になるように変身するとでもいうのかしら?」と疑問を投げかけていましたが、私はこの話に、何となくぴんとくるものを感じてしまいました。

 あのおとなしやかな品のいいタムドクのお相手としては、むしろこういったタイプのほうが合うかもしれないと思ったからです。
 それと、もうひとつ、あります。
「密会」と名づけられた場面がありましたが、その中でタムドクとキハが橋の上みたいなところで会っていました。
で、昨日も書きましたように、そのときタムドクが実にいい表情で笑うんですね。
傍らのキハが、「あら・・・」という顔で、タムドクの笑顔を横から見ているんですけど、それはキハといっしょにいてしあわせだから笑みを浮かべたんじゃなくて、タムドクは何か別のものをみていて笑ったんですね。
だって、視線がべつの方向を向いていましたもの。
 つまりその視線の先にいたのがスジニだったのですね。何かおかしなことを(タムドクにしてみればかわいいと思えるようなことを)、カノジョがやらかしたのでしょう!
 それで、キハの発言『心の底から笑ったことのないお人が・・・』になるのでしょう。
妹に向けられた愛する人の笑顔を、キハは複雑な思いで受け止めたのでしょうね。

 以上ですが、どうでしょうか。
ヨンジュン・タムドクのお相手の女性としては、あの子だとだいぶ女性らしさに欠けるという方もいらっしゃるでしょうが、やがて白鳥になるのだと思えば・・・、ね?
 
 女の子ってある時期がくると、びっくりするくらいきれいになるっていいますね。
それも、愛の力に関係することが多いんじゃあないでしょうか。
それがヨンジュン扮するところのタムドクの力だとすると、これはもうふるいつきたくなるくらいのお話だと思いませんか?

 というわけで、あの子がスジニじゃないかというお話でしたが、さて、どうでしょうかね??


2007/03/10 15:21
テーマ:ひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

金銀DVDメモ(ネタバレです)


 遅まきながら、金銀のDVDを見て、私なりに感じたことを書かせていただきます。

①タムドクとは何者か。

○太子としてのタムドクは、おだやかで洗練されていて、美しい。時には少しヤワな印象すら受ける。

だが、実のところ、心の奥に、人間的な激しい思いをおし隠していたように思える。

 一国の王子というだけでなく、それ以上の資質を持ちながら、なぜか、それを秘することを余儀なくされるタムドク・・・。
彼は、そのこともあって、陰謀うずまく城で、少年時代を過ごすことになる。
 それが、タムドクに、外見のおだやかさ、やさしさと、内面の強さ、激しさを与えたのだと思う。

 たとえば、少年のころから彼を知るキハは言う。
『心を開いて笑ったことのなかったお人』だと。
それは、陰謀うずまく城内にあって、誰にも心許せず生きていかねばらなかったからだろう。
 時には命を狙われ、時には心傷つけられる、そんな日々が続いたのではないか。


○心の正しさと潔さ。

 天のさだめた王たる者、それがホゲならば、国のため、民の平穏のために、と自ら城を出るタムドク。
王位継承者の資格さえ、潔く捨て去ることができる男なのだ。

○人間としての成長。

 城を出てから、平民の中に入ることによって、死と隣り合わせになっている彼らの苦しみ、困窮ぶりを目の当たりにすることになる。

王たる者がいかにあるべきかを学んでいくのだと思う。

 これらを考え合わせると、天が、タムドクを、『一国の王たる者』と運命付けた理由がわかるような気がする。
 生まれながらの王だと周囲からもてはやされ、たやすく王となるのではなく、愛を知り、親しい者の憎しみをかい、平民の苦しみをその目で見て、人の上に立ち、これを率いていくのはどういうことなのかを学んでいったのだと思う。
 そういったことも含めて、天のさだめた『王たる者』の資質、度量をそなえた人物だったのだろう。


 こう考えると、すぐにヨンジュンがタムドクに重なってくる。
穏やかな抑制された表情、やさしくやわらかで、ときにはたおやかな印象すら受ける。
だが、その胸のうちに激しい思いがうずまいていることも、ファンなら誰でも知っている。  
いかに生きるべきか、そういったことを考え続けているからこそ、作品に対して真摯にありたいという姿につながっていくのだろう。
その資質、度量の大きさが、いかにもこの、高句麗の大王そのものだと思うのだ。

 

②キハという女性について。

○神に仕えるべく育てられた女性。

 古代において、神に仕えるということはかなり特殊な意味を持っている。神事が人々の生活においてかなり大きな要素を含んでいたからだ。
 国は違うが、倭と呼ばれていた古代日本においては、かなり後の飛鳥時代のころになっても、伊勢神宮の巫女は大王家(天皇家)の皇女の一人が選ばれていた。
古代朝鮮半島でどうであったか、正確なところはわからないが、大和朝廷が半島の文化の影響を強く受けていることを考えれば、やはり同じような感じだったのではないか。

 神に仕える女性とは『神の花嫁』として処女であることが求められたはずだ。
 このドラマではどうなのかまだわからないが、彼女の中にそういった一面があるに違いない。

それがタムドクとの愛にどう影響を及ぼしたか、すごく興味がある。
神に仕える女性との愛とは、単に敵味方という以上のものがあったのではないかという気がしてくる。

ムン・ソリさんは、キハという女性は、胸に痛みや悲しみを秘めた魅力的な女性だと思うと語っている。

もしかしたら、ふたりは結ばれない運命にあるのかもしれない。


③ユン・ホゲについて。

○天のさだめた王だと、周囲が認めてきた男。

 特に、父母の期待が大きかったと思われる。

○憎しみ、恨みを制御できず、そのために王となる域に達しなかった男。

 ユン・テヨンさんは、ホゲについて、王位継承ということではなく、愛する女性と母を死なせたことから、タムドクを憎むようになった、本当は心やさしい男だと思う、と語っている。
確かに、神殿らしきところで舞うキハを見つめるホゲのまなざしは熱く、せつない。やさしささえ感じられる。
でも、私としては、より野心的な好戦的な男として、つまり積極的にタムドクを斃しにかかる男として、ホゲに期待したい。

③その他

○タムドクとキハの密会シーンについて。こんなのもあったのね、と思われる街中での散策場面だ。

タムドクがいかにもうれしそうに笑う。そっとそれを横からうかがうキハ。密会にこめられたふたりの思いのほんのわずかな(?)思いのずれを見たように思った。

○馬に接するときの彼は、やさしくて愛情あふれていて、すごくいい!『徹子の部屋』で垣間見た、愛犬に愛情あふれる視線を注いでいたあの表情だった。

○おだやかな太子たるタムドクの姿は十分想像できる。いつものヨンジュンそのものだからだ。

 が、さっそうと馬を走らせる場面、戦闘の場面、鎧兜に身を固めている姿などは、まったく想像以上のものがあった。

特に、鎧に身を固めた姿。最初にネットで見たあの一枚のフォトのときから、「これは!」と思ってきたのだが、馬を駆使しての武者姿はまた別格のものがある。

兜をかぶった姿もちらりと見たが、これがもうはっとするほどのいい男ぶりで、すご~く満足だった。

その多くが危険と隣り合わせのものだが、彼の努力とカリスマ性、内にある騎馬民族の王としての資質が前面に押し出されたものとして、はっとして両手を硬く握り締めたまま、ただただ見とれるばかりだった。


○全編を通して流れる音楽がすばらしい。さすが久石さんだ。古代を思わせる幻想的なものでありながら、すごく新鮮で悲しく美しく流れる。ドラマの色合いをいっそう引き立てているといえる。

 

☆先日書かせていただいた、ホームページのイントロダクションから、私が考えたあらすじとは、だいぶ違ってしまいました。失礼しました。


2007/03/02 21:02
テーマ:ひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

タムトクを待ちながら~錯綜する情報の海で

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 ★↑さっきある場所でみつけたばかりのフォトに変えました。

髪長いですね。手に持っているのはペットボトルみたいですね。

まあ、タムトクさまったら~♪

 

~~~~~~~~~~~~~~ 

 

 『太王四神記』を待ちながら、ふと思い出したことがあった。

いつだったか何とはなしに見た、テレビ番組でのひとコマである。
それは、ある女優さんが話していた思い出話である。


 10年ほど前、彼女はまだ売れない女優として、いろいろなバイトをかけもちしていた。
美人というよりも個性的という表現がぴったりの彼女は、女優としてはまだ未知数の段階にあった。

 そのころ、いわゆる『いい男』の大好きな彼女は、ある俳優にそっくりな青年に思いを寄せていたんだそうな。
思いを告白したものの、彼には不特定多数の彼女がいて、「個性的」な彼女は片思いのままであったそうな。
まあ、それでもええわ、そう思いながら、そのまま何事もなく数年が過ぎたのだそうな。
あるとき、思い切って彼女が彼をデートに誘うと、彼女のいじらしさに負けたのか、その日たまたまヒマだったのか、彼は、そうだね、とオーケーしたんだそうな。
彼女の喜びようはたいへんなものだったそうな。
 その日、朝からめいっぱいおしゃれして、

『デートや、デートやで~♪』

と、アパートのルームメイト(女性)に大騒ぎして、朝10時ごろ(?)待ち合わせの駅に向かったのだったそうな。
 で、それから三時間くらいしてから、そのルームメイトさんは、ほな、私も出かけよか~、と、最寄の駅に行ったんだそうな。
そうしたら、そこには、柱のそばにたたずむ彼女の姿が・・・・。
たまたま、ルームメイトさんは、目が合ってしまったんだそうな。

その瞬間、彼女ははっとした顔で、柱の陰に身を隠そうとしたんだけど、ルームメイトさんはすぐに走りよって、

『あんた、なにしてんの!』

と、彼女をつかまえてわめいたんだそうな。
で、彼女はしかたなしに、ルームメイトさんの前に出てきて、言ったんだそうな。

『うち、待つの、好っきやねん・・・・。』


 彼女は、アパートを出てから、三時間も、その片思いの彼氏を待っていたんだそうな・・・。

 

 本当の話かどうかわからない。
なにしろ、その彼女は人生の機微を哀愁漂わせて演じることもできる女優さんだから。
でも、そこに待つ女のいじらしさ、イケメンの彼などとうてい及ばない領域を見たと思ったのは事実である。

 そんな彼女は、『ヨンサマなんてね~』と鼻で笑いながら冬ソナを見始めて、一気に最後まで見てしまったとも聞く。
ぼろぼろに泣きながら、チュンサンとユジンの物語の感想を語ったこともあるそうな。
何となく理解できるような気がする。
何かを信じて待つことはどういうことなのかと・・・。

 だから、どうだというのではない。
『太王四神記』の放映が延期されるというニュースが流れるたびに、いつも思う。
待っている人はそこらへんにごろごろしているただのイケメンではない。
あのチュンサンだったヨンジュン演じるところの、高句麗王タムトクだ。
五月でも、何月でもいい、ただひたすら、あなたをお待ちします、そう思っているのは、私だけではないだろう。

 


2007/03/01 20:03
テーマ:ひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

おもかげ消せないって言うのが・・・

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 久しぶりに友人と食事した。

 都心の、豪華ではないけど、なかなかおいしいと評判の、エキゾチックなカレー屋さんでの出来事。

 ヨーグルトで仕上げた深い味わいのえびカレー、ぴりりとスパイスの効いたタンドリーチキン、ガーリックとハチミツのナン・・・、テーブルに並んだインド料理の数々、それらにがぶりついて、赤ワインを飲んで、私たち三人はぺちゃくちゃとおしゃべりしていた。

 そのとき、ざわめきの向こうに聞こえてきた声・・、

「・・だからさ、ヨン様がさ~」

 え?なになに?
今、なんて言ったの?
声のするほうを見れば、そこには20代後半とおぼしき女性4人組が、同じように、スパイシーな香りの中でニコニコおしゃべりしている。

「そうそう、・・・で、たいていハマるのよね~。」

「私もね、最初は・・・・って思っていたんだけど・・・」

「あら、そう?・・・どうってことないわよ。」

「それがさ、・・・冬ソナでしょ、それがね、・・・でね・・・」

「で、ここにもそういう人がもうひとり追加ってわけね・・・」

あははは・・・、女4人の高笑いが響く。


 なになに?聞き耳をたてても、周囲の雑音が耳に入って、よく聞き取れない。
思わず立ち上がりそうになる。

ちょっと話しかけてみちゃったりして・・・。

たとえば、

『あなたたち、なんのお話?』

いや、ちがったわ、

『あの~、ちょっとお聞きしますが、あなた、ヨンジュンさんがお好きと小耳にはさみましたが・・・」』

いやいや、ここは不審者に見られないように、

『あの、私はあやしい者ではありません。・・・・・お若いのに、ヨンサマお好きとか・・・、どこがいいの、あんな人?』

いやいや、ちがったわ、これじゃ話が違うほうにいっちゃう。

『私も入れて!じつはさ~、私もね~・・・』

ちょっとなれなれしい。

 あれこれとひとり思い悩む私。

 そうこうしているうちに、当然のことながら、私の思惑とは関係なく、彼女たちの話題は新しい別のものに移っていったらしい。
すでに、『ヨンサマ』のかけらも聞こえないようだ。

 あらあら、ずいぶんとうつり気な・・・。
そう思いつつ、やっぱり私はにんまりする。
みんな『冬ソナ』から入るのね、と。

 そして、誰だか知らない彼女たちに、心の中でつぶやく。

そこのあなた、心の片隅には、まだ彼が残っているんでしょうね。

話題はどこかに移っていっても、彼のおもかげは消せないっていうのが正しいファンのあり方なんだよ、(え?そうだっけ?)
だから、私ら、せつない思いを、もうず~っとしてるんだよ、
わかってるでしょうね?
もしもし!

以上、不審きわまりないオバサンのひとりごとでした。


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