2007/03/28 13:52
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桜満開

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3月7日の文中で紹介した桜の木が満開になりました。上記はその時に撮影したのですが、嵐の後見事に散ってしまいました。桜情報で我が街の桜はだいたい1~3分咲きですが、この桜は季節先取りです。

 

もうあと数日で新しい年度となります。退職された人との別れを惜しんでいたと思ったら、もうすぐ新しく見える方と出会う日がやってきます。

私は今の職場では古株。一度別の部署へ異動しましたがまた戻ってきたので、トータルでいうともう15年くらいいることになります。初めてここに足を踏み入れた時は、先輩たちが恐く、自分がここでやっていけるかと不安でいっぱいでした。緊張してオリエンテーションで言われたことなんか頭に残るはずはなく、メモすることで精一杯でした。こんなに時間が経つとその当時の気持ちはすっかり忘れてしまうものです。

新しい人を迎える側になって思うのは、迎える側も緊張しているってことです。初対面の人と話をするのはどんな立場であろうと身構えるものだと思います。早くお互いが慣れるためには相手を知るってことなんでしょう。いかに近づくかなんだと思います。

そのため・・・・というわけではありませんが、毎年私の職場では花見を行なっています。仕事が終了してからの夜桜見物です。通常の歓迎会とは別です。場所取り、食料調達など役割りを決めて準備し、ワイワイ騒ぎます。もちろんこれはoff jobですから、準備隊は有志を募ります。参加も自由です。

今年は・・・実は花が早くて困惑です。4月にやれるのだろうか。葉桜見物になってしまうかも。/(-_-)\ コマッタァ・・・

 

下は我が家の水仙。雨のシャワーを受けて太陽の光にあたり、気持ちよさげです。空を見上げた姿は縮こまった体を伸ばしてストレッチしているようです。私も一緒に体を伸ばしてしまいました。

年度の変わり目は体も疲れるけど、心も緊張して疲れます。緩めることをしてほぐしていかなくちゃ。

         


2007/02/24 07:59
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17時の空(追記)

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昨日、仕事がお休みだったので美容院へ行きました。終わって外に出ると17時の鐘の音が・・・。子供の頃はこの鐘を聴いたら家に帰らなくちゃと思ったものです。

西を向いて歩いていたため、雲がオレンジに染まった空が目に入りました。わ~っ!と思い歩みを止めて見上げていると、飛行機雲が1、2、3・・・3つも見えました。南の方へ行くもの、北西を横切るもの、そして西の雲の中から飛び出てくるものです。飛行機ってこんなにたくさん飛んでいるものなのかあ。

西の雲から出てきた飛行機。その行方を追うと、ちょうど真上に見えた月をかすめて飛んでいきました。

 

私の住む街には空港がありませんから、私が見ている飛行機たちは上空何千メートルとかいう距離にいるんでしょうね。月はもっと遠くですが、私からは飛行機が月に向かっているようにも、月から飛び立ったようにも感じました。

 

人間にあたえられている最高の資質は、目に見えるものから目に見えぬものを推論させる力です。

これは私の尊敬する人物の言葉です。人間には少しの情報から「これってどうなっているんだろう」と考え、イメージを膨らませる能力を生まれつき持っているという意味なんだと思います。その方法が深くなったもののひとつが科学になるんでしょう。

昔、空を飛ぶ鳥や虫を見てうらやましいと思った人がいたでしょう。不思議に思った人がどうなっているのかと鳥や虫をじっと見つめたのでしょう。羽をパタパタ動かしているとか、風の流れがどうかとか・・・(私はよくわからないけど)。次に見たことを頭の中で組み合わせて、きっとこうすれば飛べるんだということを描いたのだと思います。「人が空を飛ぶ」という現実にはないことを想像し、考え出したのです。

人の表情や行動から、あの人は「怒っている」とか「悲しそう」とか「あっちへ行こうとしているのだな」・・・などいろんなことを考えます。反対から言うと、自分の思っていることや考えていることや行なおうとしていることを言葉で伝えることは不可能だし、全部を伝える必要はないのでしょう。人は社会に所属して生活していますから、コミュニケーションが必要です。でも、他人と自分は違う人間ですから、同じものを見ても違うことを感じ、考えます。その結果が表面に現れ、他人がそれを見て「あの人はこんなことを思っているのかな」と想像します。想像は経験的な判断なのでしょう。それでも大勢の現象を統計的に調べると大まかな傾向が結果として出ます。

少し前に「納豆ダイエットのデータ捏造」が話題になりました。そういうのを“ニセ科学”というのだとラジオのコラムで話されていました。血液型による性格の違いとか、テレビゲームをやりすぎると脳細胞が壊れるとか・・・。調べると何か想像できるものはあるかもしれませんが、科学といえるほど明確な結果はないのでしょう。

 

私たちは“科学”という言葉に弱いのかもしれません。科学してもわからないことはいっぱいあります。科学的に明確だと思っていたことも、違う視点から科学したら覆されることだってあります。特に人間は同じ人がいないだけに科学的に絶対といえないことは多いのでしょう。「こうでなくてはいけない」という“絶対”を追い求めると、そこから外れた時に辛くなります。

見えるものから見えないものを推論する楽しさを実感しながら、幅のある生活をしていければよいのかもしれません。

 

空からいろいろ考えすぎてしまいました。おかげで、この記事を書き始めてから完成まで時間がかかりました。

長くなったついでにもっと写真を載せちゃいましょう。同じ頃に下記のような写真も撮れました。暗くなった街の向こうに富士山だけがピンクに輝き、信号機にも夕焼けが・・・

 
 
【追記】この記事に書いていることは普段私が考えていることのですが、なかなか言葉にできないって思いました。見えるものから見えないものの推論は何も科学とか難しいことをさすのではありません。このネット社会はそれそのものだと思います。文字になった内容からその人ってどんな方なんだろうといつも想像しするし・・・。そういう人間の頭を使った作業のことです。

 


2007/02/21 20:21
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田んぼ

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先日、嵐が通り過ぎた後、湿った空気が春らしいなと思いました。まだ土からの青い香りは感じていませんが、それももうすぐなんでしょうね。そういえば、近所の田んぼは土がフカフカ軟らかくなっていました。田起こしというのですか?

また、通勤途中に池の石の上でカメが甲羅干ししているのを発見。冬眠から醒めたばかりでボ~ッとしているようにも思えます。メジロなどの鳥がエサを口にして飛んでいる姿もよく見られるようになりました。植物に続いて動物もそろそろ活動開始でしょうか。暦の啓蟄は3月になってからですが、もしかしたら今年は先取りかもしれませんね。

下記は田んぼの脇に咲いていた花です。左は“ペンペン草”で右は“仏の座”(別名:三界草)です。春の七草でいう“仏の座”は“田平子”のことで、この草ではないそうです。ペンペン草には黒くアブラムシがついていました。 

 

私は季節の変わり目が好きです。特に春になるこの季節が一番好きです。生き物たちが寒い季節に隠れて蓄えていたエネルギーを争って放出しているように思えるからです。そんな活動はがんばらなくてはという気持ちを呼び起こさせてくれるからです。

ところが今の私はというと、やらなければならない仕事がどんどん溜まってきて、アップアップ。活動低下です。もう年度末ですから、今年度の結果を何らかの形で表現しなければなりません。やばいです。

そんな自分のやる気のなさに自分で情けなく思っています。もともとコツコツタイプではなく、切羽詰ってわ~っと一気に作業する性格なんですが、最近はそのやり方がひどくなって、時間切れで完成に至らないものが増えています。言い方を変えると、「怠け者」とか「意志が弱い」とかになるのかもしれません。

少しずつ、一歩ずつは積もるととてつもない結果に繋がるのはわかっているのですが・・・/(-_-)ヽできない・・・。もしかしたら、この性格は能力のひとつなのかもしれないと思うようになりました。自分の限界なのかなあ。

遠くの目標に向かって、「今できることを今する」というのはすごいことなんだと思います。

 


2007/02/13 21:10
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点滴

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風邪をひいたと寝込んでいた母が、とうとう先週末に入院しました。肺炎になってしまったようです。熱が出て、ゼーゼーした息をし、食事もほとんど取れませんでした。近所のいつも診ていただいている医師から総合病院へ紹介。連休初日に救急で受診しました。そのまま入院でした。

母はもともと腎臓の機能が悪く、定期的に総合病院に受診をしていました。たまたま腎臓内科の医師が当直しており、助かりました。肺炎に間違いはないのですが、発熱と飲食ができなかったことで脱水をおこし、尿量が減り、腎臓に負担がかかっていることがわかったのです。

今日で4日目ですが、まだ熱は出ているようでした。普段お菓子とか間食が多い母なのに、食欲がまだありません。しかし、体重が少し増えています。むくみと肺炎を起こした側の胸に水が溜まっているようです。酸素をつけての療養で、トイレはベッドの横です。しゃべったり動いたりするとまだ息が切れます。

そんな自分が情けないことと、父のことが心配ではじめは早く帰りたいといっておりました。しかし、毎日点滴に通うことも難しいし、何より家ではきっと十分な療養ができないでしょう。今は覚悟をきめて入院治療を受けています。

 

熱があるとはいうものの、点滴の効果か入院当初よりはいくらか楽になったようです。昨日、藤沢周平の映画のパンフレットをもってくるよう注文を受けました。上映終了間際に観にいった「武士の一分」のパンフレットだけでなく、何故か「蝉しぐれ」もと・・・。

母は若い頃から映画好きでした。実姉の子の子守をしながら、映画を観に行っていたようです。「昔は他に娯楽がなかったからね」とはいうものの、邦画・洋画は問わず今でもかなり観にいく方だと思います。(SFものは見ません。)しかし、たくさん見すぎなのか、最近は話がごちゃごちゃになってしまい、どんなストーリーかきいても、「えーっと」というばかりの時もあります。

母が好きなものはもうひとつあります。それは演歌。なかでも「都はるみ」が大好きです。新曲のCDが出ると予約で購入。コンサートは地元のものも東京のものも出かけます。一人でも出かけます。その会場で隣に座った方たちと友達になり、手紙のやり取りや次のコンサートの待ち合わせなどもしていました。「はるみ会」とかいう名前をつけて・・・。母の部屋、孫の写真の横には都はるみさんの写真が飾られています。昨年、我が家の庭に「はるみみかん」の木が植えられました。

 

私がヨンジュンさんに夢中になったのを一番理解してくれているのは母かもしれません。いや、あの母の子だなあと私は思っています。父の介護が増えてコンサートや映画に行く機会が減ってきた母。今後、母が出かけるための“父対策作戦”を私も一緒に考えなくては・・・


2007/01/17 08:32
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飛翔(追記あり)

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昨日、近所の大学へ特別講義の聴講にいきました。職場にチラシがきていて、講義の内容に興味があったからです。

実は講義の時間を間違えて、少し早く着いてしまいました。じゃあということで、天気も良かったため大学近くの広場(公園?)を散策。馬酔木や辛夷の蕾を見つけてウキウキしたり、お弁当広げた親子にホンワカしたり、風のない暖かな日差しの昼下がりを楽しみました。

たぶん、鳩なのだと思いますが、時々集団で旋回していました。真っ青な空を気持ちよさそうに飛ぶ姿に見とれ、ずっと上を向いていたら首が痛くなってしまいました。(^。^;)

 

追記:以下、ももんたさんの複数写真アップ方法を参考に、tenさんのテンプレートを使用いたしました。】

空を見上げた公園の散策路で見つけた馬酔木の蕾です。来月になれば白い花をたくさんつけるのでしょうね。

アセビはシャクナゲ科なんですね。そういえば葉が似ています。

 

   

 

 


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