2008-02-03 10:29:04.0
テーマ:古都の風景
カテゴリ:日記(アルバム)
古都雪景色
今日は節分、明日は立春、暦の上では春ですが・・・。
今朝の京都はすっかり雪景色となりました。雪の「法然院」を少しだけご紹介しましょう!
哲学の道の「法然院橋」を渡り,東へ入ると、ここ「法然院」に辿り着きます。「谷崎潤一郎」のお墓があることでも知られています。彼の代表作である「細雪」には、京都の桜見物の場面が登場しますが、平安神宮の桜がお気に入りだったとかで、生前に墓地と定めたここ法然院にも植えたのだそうです。(さしずめ、今日はその「細雪」でしょうか)
法然院へ上がる途中 萱葺門
山門をくぐると目の前にあるのが、「白砂壇」と呼ばれる白い砂で描かれた造形です。
右側は上にある松の枝のため、砂のままでしたが、左側は雪を被っています。その対比がまた美しい・・・。砂の模様は、その時々により描き換えられます。今朝の模様は春を感じさせる「波」と「梅」?でしょうか。この風景を見るために訪れる人もいるようです。
庭の赤いツバキと万両が白い雪と良く似合います。
冬の京都はしっとりと落ち着いていて、大好きです。大人の雰囲気ですね。
こんな日は、あの人と歩いてみたいね。彼のつけた足跡をそっと後ろから踏みしめながら・・・。
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