2007/08/23 23:05
テーマ:古都の風景
カテゴリ:日記(アルバム)
百日紅(悲恋伝説)
暑い夏の日差しの中で元気に咲いている「サルスベリ」
花の少ないこの時期に、ひときわ目を引いています。
3ヶ月近くも咲き続けるんですってね。
(本当は咲き続けてるんじゃなくて散ってはまた伸びた枝先に花が咲くので、ずっと咲いているように見えるんだそうですが)
京都御苑の中の百日紅です。遠くで見ると1本の木の様でした。
大木のように見えますが、近づいてよく見ると3本くらいの木が重なっていました。
こんな明るい元気なイメージの花ですが、悲しい恋の伝説があるそうです。
「龍神の人身御供になった娘が、旅の王子に救われ二人は恋に落ちました。
が、王子は王の勅命を受けての旅の途中だったので、百日間待つように告げて村を後にしたのです。
娘は王子と逢う日を一日千秋の思いで指折り数えて待ち続けました。
そして百日目、王子は再び村を訪れたのですが、その5日前に娘は既に亡くなっていたのでした。
それを聞いて、王子は三日三晩、娘の部屋で泣き続けました。やっとのことで自分を取り戻した王子は娘の墓へ行ってみました。
そこには2本の木が生え、5日の間に花を咲かせていたのです。一本は白い花、もう一本は薄紅色の花でした。
2本の木は初々しい花嫁と花婿のように寄り添っていました。
それが、夏に100日のあいだ咲き続けるサルスベリなのです。
以来、朝鮮の娘たちは恋人ができると、庭に2本のサルスベリの木を植えるようになりました。」 だとさ・・・
ヨンジュンさんに逢えるなら百日でも千日でも 勿論待ちますけど・・・。
ミソハギ科の落葉高木、原産地は中国
花言葉は・・・愛敬・潔白・雄弁・不用意
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