王子と盆踊り…❤
は~~~お暑うございますね。
王子とひんやり妄想でもせんと、やってられませんわ~~~
「盆踊り…って何ですか?」
「う~~んと、ご先祖様を弔うっていうか何ていうか…
とにかく夜通し踊るのよ!
…やってみたい?」
「僕、踊りはあんまり…」
「判ってるって!でも楽しいよ!!
…そうだ!王子に最適のがあるわっ!!!」
「…だから、王子は止めて下さいって何度言えば…」
「まあまあ、いいじゃない。
えへへ~~あなたと…お外で踊れる方法があった!」
「あれ~~~×子ちゃん!
久しぶりだな~~
よく来たごど。
……こちらさんは?
えっらく男前な~~~」
「うんうん、おばちゃん、急で悪かったんだけど
今日の盆踊り、出れるよね?」
「×子ちゃんだば大丈夫だども…
こちらさんも?」
「ね、お願い、どうしても出たいんだって!
韓国からの観光で~~~
ちょっとだけ…ダメ?」
「わがった~~~…
じゃ、こちらさんの…
おばちゃんが着付けしていい?」
「ダメ!!!」
<西馬音内盆踊り>
亡者を思わせる彦三頭巾や
編み笠を深くかぶり、美しい端縫い衣裳を身にまとう。
にぎやかに鳴り響く囃子の音が幻想的な世界を映しだす。
「これで…顔が見えないんですね」
「そうよ!
濃厚な家族ならさ~、後ろ姿だけで判るんだけど~~
まさか、盆踊りに出てるとは思わないから!
盛り上がってきたら入り込んで、
もう踊り狂おう!」
「できるかな…」
「大丈夫!
教えてあげるからっ…
こうね~、手をこんな感じにして…」
「なんで、顔を隠すの?」
「え~~と…なんかねえ。
日除けがもとだって話とか~~よく判んない。
でも、いいじゃない…理由なんて。
だから、あなたと盆踊りできるんだもんっ」
「すごく…綺麗です…
というか…色っぽい」
「ん?」
「これは…蝶結びですか?」
「だ…だめだめ!」
「どうして?」
「一人じゃ…上手に結べないし…
おばちゃんに…何て言えばいいのよ!」
「手伝いますから…」
「ね、マジでホントに…
終わってからじゃ…ダメ?」
「…ダメです…」
「…もう…
じゃ、それ、解かないで…
後ろから…ね」
(*´д`*)ハァハァ……王子~~~~
いつかホントに行きましょうね~~
王子があの頭巾かぶってるとこ想像しただけで~~
アタシ、かなりいいトコまで行きますわ~~~
不謹慎な内容で申し訳ございませんでした。
お詫びに広報活動を↓
秋田県羽後町。
毎年8月16日から18日まで
西馬音内本町通りにおいて行われる。
重要無形民俗文化財。
http://www.youtube.com/watch?v=QjJcVSPh6xQ
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