2011-10-11 23:02:56.0
テーマ:ドリームハイ カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

ドリームハイ☆第14話No.3

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 場面はキリン芸高の校舎内。学食のテーブルにオヒョクと向き合って

 サムドン、ベクヒ、グクのプロマイドを床に放り投げながら

 「この3人をスカウトしろだと?」と

 闇金業者から足を洗って 芸能プロダクションの社長になった

 マ社長は 怒ってオヒョクに言った。

 「そうです!!実力は御存じでしょう?」と オヒョクは胸を張って言う。

 「しかし、3人ともキズものだ。うちだって、お断りします。」とマ社長。

 これまで オヒョクの言うとおりに ヘミとベクヒと契約したマ社長だが

 周りは そんな自分を慈善事業をしてると笑う。

  芸能プロダクションとして ハヤン企画を立ち上げたのには

 自分なりの覚悟があるのだから これ以上、夢を利用しないで欲しい。

 もうオヒョクには惑わされないと マ社長は言うのだった。

 しかし、その言い分を聞いた上で オヒョクはだからこそ薦めると言った。

 「マ社長同様、彼らの夢も切実です。

  放っておけば 夢で終わってしまう夢も

  一緒に夢を見る人がいれば それは現実になる!!」

 熱く語るオヒョクの言葉に 胸を打たれる素直なマ社長! (素敵!笑)





 オヒョクの熱弁は続く。

 「彼らと私、マ社長の夢が出会えば 夢のままでは終わらないはずです。」

 ふむふむと 納得してうなづくマ社長は 途中でハッと気がついて

 自分で自分の頬を叩いて「まただ!」と言った。

 「その口車!・・失礼します!!」

 慌てて マ社長はオヒョクの前から去ってゆく。

 オヒョクが慌てて追いかけても マ社長は耳を塞いで逃げて行った。

 


 
 夜のキリン芸高のレッスン室では ベクヒが鏡に向かって

 一心不乱に ダンスの練習をしていた。

 体を動かしていなければ 自分の未来が不安で一杯で 

 押しつぶされそうだったのかもしれない。

 傷ついたベクヒだったが 何があっても まだ夢は諦めたくない!!

 その一心で耐えて、真っ暗な部屋で ダンスを踊っていると 

 突然、電気が灯り 気がつくと担任のギョンジンがそこにいた。

 「授業を休んだわね。」驚くベクヒに 彼女が言った。

 「それは・・・忙しくて・・・」と言い訳するベクヒに

 「明日も欠席するつもり?」と ギョンジン。

 「今は 分かりません。クラスメートに会うのが
 
  恥ずかしくて・・・。」ベクヒが素直に語った。

 そんなベクヒを 哀れに思うギョンジンは

 「じゃあ今、授業をしようか?」と優しく言うのだった。

 驚くベクヒにギョンジンは 放課後に2人だけの特別授業を

 毎日 夜の9時からしてあげると 涙を堪えて言うのだった。

 「みんなに追いつくのよ!」とギョンジン。

 ベクヒは そんなギョンジンの申し入れが嬉しくて

 彼女の背中に抱きついて「先生。ありがとう!本当にありがとう!」

 と 心からお礼を言うのだった。

 「ベクヒ。傷は癒えるわ。心配しなくていいからね!」

 ギョンジンは大事そうに ベクヒを強く抱きしめる。

 こうして 2人の特別授業は 

 お互いに 涙をいっぱい流しながら始まった。

 








 翌日、ベクヒが学食で食事を取ろうと席を探していると

 周囲の学生たちが 好奇の眼差しでベクヒを射抜いた。

 ベクヒはヘミに教わったように 陰口が聞こえないように

 イヤフォンをしていて そして学食のテーブルに座って

 食事しようとすると、ヘミが隣に来て 

 ベクヒのイヤフォンを片方抜いた。

 そして 何やら用紙をベクヒの目の前に差し出した。

 「EMGの応募用紙よ。一緒に受けよう!!」とヘミが言った。

 するとベクヒは ああ、あれか・・・というような顔をして

 「私も見たけど 条件が厳し過ぎるわ。

  3ケ国語も出来ないし、受賞歴もないもの。」と言った。

 しかし、ヘミは平然とした顔で言うのだった。

 「こんな条件 誰もクリア出来ないわ。ダメで元々よ!」

 すると ピルスクがジェイソンと一緒にやって来て

 目の前に座って「私も出してみる。」と笑って言った。

 「あなたたち2人とも?」と ヘミは仲の良さそうな2人に聞いた。

 すると「事務所に所属してても、いいそうだ。」と 言うジェイソン。

 そこへ、グクがサムドンを連れて テーブルに座った。





 こうして6人が 学食のテーブルに集まった。

 「お前の分もあるぞ。」と ジェイソンがグクに言い

 ピルスクが 申込書をグクに見せた。

 すると グクは嬉しそうな顔をして「もう持ってる。」と言って

 上着の内ポケットから 畳まれた申込書を見せた。

 「いつ取ったの?」と 隣で驚くヘミに グクは

 「募集が出た直後に取ったさ。」と言う。そしてサムドンが

 「映像を作るとなると 大仕事だぞ。」と言えば 

 ヘミは嬉しそうに「サムドン!」と 微笑んだ。

 「コンテを考えよう!」グクも リーダーシップを発揮する。

 「コンテなら私に任せて!」と手を挙げるピルスクに

 隣で嬉しそうな顔をするジェイソンだったが、すぐにヘミが

 「ダメよ。ピルスクが書くと三国志も漫画になっちゃう。」と言う。

 ジェイソンが「三国志も漫画と相通じるんだ!」ピルスクを庇うのだが

 「6人で協力して映像を作ろう!」と言うサムドン。

 しかし「6人でできると思うか?」と 文句を言うジェイソンだが

 ピルスクは 嬉しそうに「コール!」と手を差し出した。

 ヘミもグクもベクヒも 次々に「コール!」と

 手を重ねていく。勿論 言い出しっぺのサムドンも手を出せば

 最後にジェイソンも納得して「コール。」と 手を差し出し

 6人の夢が重なった。すると 一斉に「イエ~~イ!!」と

 みんなで 手を高く上に掲げて叫ぶのだった。





 「編集は誰がやる?」と グクが仕切りながら話は進んで行く。

 こうして、この6人の夢への挑戦は 始まったのだった。

 その様子を離れた場所で オヒョクは優しい眼差しで見守っていた。

 自分の生徒たちが 夢を諦めずに 前向きに向かって行く姿に

 ”頼もしい奴らだ!”と、オヒョクの頬は ほころんでいた。





 
 放課後、「随分ご機嫌ね。」ロッカーの前で 

 ジェイソンとラブイラブなピルスクを ヘミがからかった。

 「機嫌がよくちゃダメなの?」とピルスクが言えば

 「ジェイソンとはどうなったの?正直に答えなさい。」と

 ヘミは詰め寄る。すると ピルスクは手にあった

 ”好きになったよ!”と書かれた 

 ハートの付箋紙を ヘミの目の前のロッカーに貼り付けて

 「こうなったの。」と嬉しそうに言った。

 ヘミは「そんなに好き?」と聞く。「うん。たまらなく好き!」

 正直に答えるピルスクに ヘミはふと不思議そうに

 「好きだって気がついたのは どうしてだったの?」と尋ねた。

 するとピルスクは 夢見るように言うのだった。

 「彼のことを考えてた時。嬉しい時も寂しい時も・・・

  真っ先に思い浮かぶの。いつでも 傍にいて欲しい。

  ・・・そんな感じかな?」我に返ったピルスクが

 ヘミに「なぜ聞くの?」そう逆に質問した。

 ヘミは それには答えずに「コケコッコー!!」と言いながら
 
 寒い!!というジェスチャーで誤魔化して 去ってゆく。

 (この時のヘミの心理を想像すると・・・

  ヘミは 自分がグクが好きだと 思ってはいるのだが、

  何故か 最近は サムドンが気になってしまうことに気がついて

  この気持ちは いったい何なのか・・・と、不安だったのだろう。

  だから、グクへの「好き!」という自分の気持ちを確認して

  安心したかったのではないだろうか・・・。微妙な女心!!笑)






 一方、生徒想いのオヒョクのことを どんどん好きになっている

 恋するギョンジンは 女性らしさをアピールするつもりで

 可愛い髪止めを (ちょっと大きくて派手ではないかい??笑)

 ポケットから出して 前髪を止めて

 ”可愛く見えるかしら?”と 手鏡で見ていると

 その鏡の中にマ社長の顔が映る!!急に 男の顔が見えたので

 驚いて叫ぶギョンジンに「花が・・・」と 女心の分からない

 マ社長が 髪留めを指差して呟いた。

 慌てて髪留めを外すギョンジンに 「シ先生にお話があります。」

 と言われ、驚くギョンジンを マ社長と部下は 

 無理矢理抱えて 校内の会議室へ連れて行くのだが、

 その様子を 偶然、ジンマンが目撃してしまい、

 2人が ギョンジンを拉致したと勘違いして

 ジンマンは 慌てて3人の後を追いかける。




 

 実はマ社長は ギョンジンなら 的確に生徒を判断できると聞き

 彼女に 優秀な生徒を推薦してもらおうと考えたのだった。

 「私が推薦する学生ですか?」と ギョンジンは驚きながらも

 慎重に生徒をスカウトしたいと言う マ社長に

 「それなら お薦めしたい学生が3人います。

  歌、ダンス、学校の成績も優秀です!」とギョンジンが言う。

 「もっと早く、先生に聞けばよかった!」と喜ぶマ社長。

 しかし「その3人は誰ですか?」と聞けば ギョンジンの答えは

 「ベクヒ、シヒョク、サムドンです。」だった。

 オヒョクが推薦した3人と 全く同じことにショックなマ社長は

 「もしかしてカン先生とグルなのですか?」と聞いた。

 そこへ、ジンマンがバットを持って 慌てて会議室へ入って来る。

 しかし、ギョンジンが普通に席について会話している姿を見て

 拉致が誤解だったと知り、バットを隠して 笑って誤魔化し

 「何事ですか?」とマ社長に質問した。するとマ社長は

 「推薦する生徒を シ先生に尋ねていました。」と答え

 「せっかくなので、ヤン先生も 誰か推薦してください。」

 とジンマンに尋ねた。すると ジンマンは即答する。

 「ベクヒ、サムドン、グクです!ベクヒ、サムドン、グク!!」

 2回も 3人の名前を強調して言うジンマンに マ社長は

 「その3人以外は いませんか?」と 困って質問する。

 するとジンマンは「この3人が 頭ひとつ抜けてますから!」

 と言い、少し考えてから「ああ・・・思い出した!」と言う。

 もう1人いたと言うジンマンに 「誰ですか?」と

 身を乗り出すマ社長。 しかしジンマンは「言うべきじゃないな。」

 と、モジモジ言いにくそうにしている。益々気になるマ社長が

 「誰なんですか?実力は?」と尋ねると、

 「国内ではトップです。でもダメだ・・・」と首を振るジンマン。

 「体型が貧弱とか?」とマ社長。「体型はバッチリです。

  ボディラインが東洋人離れしてる。・・・でもダメだ。」と言うジンマン。

 じれったいマ社長が「誰なんです?」と ジンマンに迫ると

 結局、答えは「私です。」だった!!ここでキレル、マ社長。(爆)

 彼は怒って、部下を連れて部屋を出て行った。

 呆れているギョンジンに ジンマンは

 「だからダメだと言ったのに!!聞くほうが悪いよ。」と 言うのだった。

 (これは ジンマン役がJ.Y.Parkさんならではのコントだ!笑)








 

 オヒョクの2階のソファーでは ヘミがノートを広げて

 ”可能性”と書き その上から大きなクレッションマークを書いていた。

 EMGレコードが企画する 新人オーディションの応募には

 「可能性を示すミュージックビデオ」を提出しなければならなかった。

 ヘミは どうすれば”可能性”を示すビデオが作れるか悩んでいた。

 そこへサムドンがやって来て 隣に腰掛けて「何してる?」と聞く。

 「オーディションの映像だけど・・・可能性を示すには

  どうすればいい?」とヘミが聞くと、サムドンは言った。

 「俺も悩んでる。一日先も分からないのに・・・」

 するとオヒョクがやって来て アドバイスする。

 「未来を見せようとせず、過去を見せてはどうだ?」

 そこへ ヤクルトを飲みながらグクも姿を現して「過去を?」と

 不思議そうに オヒョクに尋ねた。

 オヒョクは「そうさ。この1年間のお前たちの成長を見せるんだ。

 そうすれば、この先 どれだけ変わるか伝わるだろ?」と説明した。

 グクもソファーに腰かけて、3人はオヒョクの話を並んで聞いている。

 そして その説明に「おお~~!!」と 3人は感嘆の声をあげた。





 3人は それぞれ自分の1年間を振り返ってみる。

 「確かに 俺も成長した。」グクが言った。

 「先輩の下宿に居候してたのが、昨日のことみたいだ。」

 アドバイスしたオヒョクは 3人を残して階段を下りて行く。

 サムドンも言った。「1年前の俺は 思い出せないだろう?」

 グクに「確かにお前は大変身だよな。ダサいジャンパーで

 現れた時は 衝撃だったぞ。」と言われて 笑うサムドン。

 しかしヘミは「でも私は、成長してないかも。」と言う。

 「私は 前から優秀だったもの。」と微笑むヘミに

 隣のグクは笑って ヘミの物真似をした。

 「私には夢があります。夢を信じます。」無表情に言うのだ。

 「ちょっと!!」と怒りだすヘミ。片方の隣のサムドンも

 「そうだ。肥料袋を被って、俺と踊っただろ。便所で歌ったり。」

 そう言って、ヘミが用を足しながら口ずさんだ歌を歌ってみせる。

 (凄い記憶力だな!!あの時のヘミの歌をすぐに歌えるなんて!)

 「その話はしない約束よ!」とヘミが慌てた。

 (恋人のグクの前では 格好悪い話はしないでほしい女心!!笑)

 サムドンはお構いなしに「サウナで鳥の真似をしたこともある。」

 と言えば「そうよ。ナイトクラブに言って警察沙汰にもなった。」

 と、ヘミは楽しそうに 過去を振り返ってサムドンと盛り上がった。

 「ハイタッチを知らなくて、叩かれると思って 驚いたわ。」とヘミ。

 「ちょっと驚いただけだ。」とサムドン。

 「バスの中で方言を使うから 恥ずかしかった!」とヘミ。

 「なぜ俺を見てるんだ?」と サムドンがその時の自分を再現した。

 2人が向き合って どんどん1年分の思い出を語る姿を

 グクはヘミの隣にいながら 寂しい思いで見つめていた。

 自分の入る隙が、全くなかったからだ。

 グクは プロデビューを果たして 芸能界入りしてから 

 ヘミと離れている時間が多すぎて・・・

 ヘミとの思い出は 数えるほどしかなかった。

 それに引き換え、ヘミとサムドンは 学校に入学する前から

 グクの知らない 2人だけの時間を過ごしていて

 楽しい思い出が 山のようにあるのだと思ったら

 サムドンが羨ましい・・・心からそう思うグクだった。

 そして、楽しそうに会話が弾むヘミとサムドンを見て

 グクは急に 不安に襲われるのだった。


 ******************************

 

 ああ・・・あと少しで14話が終了!!(笑)

 引き延ばしてますが、ご容赦くださいね!! m(_ _)m

 

 

 

 

 



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