アニメ☆冬のソナタ☆第16話(前半)
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突然、ユジンの家に カン・ミヒが訪ねてきた。
その家の前で チュンサンがユジンに
ポラリスのネックレスをプレゼントした 同じ晩のことだった。
ユジンはそのまま家には戻らず チュンサンと仲良く夜道を散策していた。
偶然、その隙に ミヒはユジンの母ギョンスを訪ねたことになる。
ミヒは ギョンスに「ユジンさんが娘さん?」と尋ねた。
「ええ。」ギョンスが答えると ミヒは言った。
「カン・ジュンサンをご存じですか?」その質問に ギョンスはえっと驚いた。
ミヒは 飲みかけのコーヒーをソーサーに戻して
ギョンスをまっすぐ見つめて言うのだった。
「チュンサンは 私の息子です。」
それを聞いたギョンスは 言葉を失った。
”私の娘が 心から愛する人が この人の息子・・・?!”ギョンスは困惑する。
ミヒとギョンスは しばらく見つめ合っていた。
一方、夜の街を散策して ある教会に忍び込んだユジンとチュンサン。
その教会の祭壇では 若いカップルが結婚式のリハーサールを行っていた。
「では 誓いの言葉をお願いします。」と神父役。
「私キム・ペレロは 妻ハン・レジーナを 生涯愛することを誓います。」
「私ハン・レジーナは 夫キム・ペテロを 永遠に愛することを誓います。」
そのカップルの誓いを聞いて ユジンとチュンサンは顔を見合わせて微笑んだ。
「これで お二人は夫婦となりました。」と神父役が言うと
ユジンとチュンサンは 思わず立ち上がってそのカップルに拍手してしまう。
「誰?知り合い?」不思議そうな 祭壇の新郎新婦達の声がする。
チュンサンはユジンと顔を見合わせて 我慢できずに笑いだすのだった。
(この時の2人は 祭壇の前の新郎新婦に自分を置き換えていたのだろう。
「これで お二人は夫婦となりました。」・・・その神父の言葉は・・・
ポラリスに永遠の愛をこめて ユジンにネックレスを贈ったチュンサンが
近い未来に 自分自身が聞きたかった言葉に違いないのだ・・・。)
ここでタイトル
第16話 ≪最後の記憶のかけら Ⅱ≫ 前半
ユジンの家の門が開き、ミヒが出て来て 階段のすぐ下に待たせていた車に乗り込んだ。
運転手が「ご自宅へ?」とミヒに尋ねると ミヒは「いいえ。ソウルに戻って。」と言った。
「春川に来たばかりなのに もうソウルへ?」と驚く運転手。
(当然だ。運転手だって休みたい。笑)
「当分、コンサートの準備に集中することにしたわ。」とミヒが言う。
ミヒにしてみれば 心を煩わせるとは もう解決したと思っていた。
クールで自分中心な彼女は
もう自分のコンサートのことだけ考えたかったのかもしれない。
運転手は不満そうな顔をして 車をソウルへと発車させた。
ミヒが疲れた顔で外を眺めていると 携帯が鳴った。
「今日、この番号から着信が何回もありましたよ。」
そう言って 運転手はミヒに携帯を渡した。
ミヒが「もしもし・・・。」携帯に出ると 相手の名前を聞いて顔が曇った。
「あなたが、どうしたの?」ミヒは不安そうな声で 尋ねると相手の声が聞こえてくる。
「チュンサンが 君の息子だとどうして隠していた?」
それを聞いて ハッと驚くミヒ。相手はジヌなのだ。
ジヌが 隠していたチュンサンのことを聞いている・・・。
「事情があったのよ。あなたに話す必要もないから。」ミヒがそう言うと ジヌは言った。
「チュンサンが 私の子だから黙っていたのか?」
目を大きく見開いて驚くミヒ。しかし(嘘は大得意のミヒ)冷静を装って 苦笑いしながら
「何を言ってるの?」と聞き返した。 (しかし目が泳いでいる。笑)
妻が怖いジヌは やはり自宅には帰らず 自分の研究室から電話をしていた。
「チュンサンは 私の子ではないのか?そうなのか?」
ジヌは 心配でたまらなかったのだろう。
早くミヒの答えを知りたかったに違いない。 (だから何回も電話したはずだった。)
そんなジヌに ミヒが告げた答えは「いいえ!そんなわけないでしょ。」だった。
「それじゃあ、誰の子なんだ?父親は誰だ?」とジヌ。 (半分嫉妬が入ってる?笑)
「そんなこと あなたは知る必要がないわ。そんな用件なら電話してこないで!」
ミヒは 本当に ジヌにはそっけなかった・・・。
(ミヒにすれば 一難去ってまた一難・・・。でも、すべて身から出た錆なのよね・・・。)
一方、教会で他人の結婚式のリハーサルを目の当たりにした チュンサンとユジン。
新郎新婦達がリハーサルを終えて帰っても 2人はまだ教会の中にいた。
2人は並んで 祭壇の前に跪いていた。
ユジンは手を合わせて目を閉じて 何か必死に祈っている。
それに気付いたチュンサンは 「ユジナ。何を祈ってるの?」と聞いた。
ユジンはお祈りの姿勢を崩さずに・・・目を閉じたまま「お礼をしてるの。」と言う。
「お礼って何の?」とチュンサン。ユジンは まだお祈りをしたまま言った。
「今、あなたと一緒にいられること。とってもありがたいと思うから。」
ユジンは 本心でそう思って神様に心から感謝しているのだろう。
チュンサンは そんなユジンが愛しくてたまらない。
一方、チュンサンが気になるユジンは 片目を開けて隣のチュンサンを見た。
ぼ~としているチュンサンに「あなたも祈って!」とユジンは言った。
そしてチュンサンの手を ほら!と胸で組ませて お祈りするように催促する。
チュンサンは そんなユジンが可愛くて微笑んだ。
ユジンは 正面の祭壇を見つめるチュンサンに
「チュンサン!目もつぶって!」と 姉のように指示をする。
チュンサンは 仕方がないなというように ユジンに従って目を閉じた。
しかし世話焼きのユジンは 「早くお祈りして!」と チュンサンをせかす。
「心の中でしてるよ。」と目をつぶったチュンサンは言う。
それで 安心したユジンは また自分も祈る体制に入った。
(ユジンのお祈りは なんてクドイんだ!!笑)
すると 突然、チュンサンが祭壇に向かって 穏やかな声で話しかけた。
「愛する一人の女性がいます。
・・・その人と 僕はお爺さんになるまで ずっと一緒にいたいんです。
彼女に似た子どもたちの 父親になりたいんです。
・・・愛する人と 子どもたちのために・・・
僕が 温かい手となり・・・丈夫な足となりたいんです。」
ユジンは 静かに祈るチュンさんを 横でまじまじと見つめている。
チュンサンのその言葉に ユジンは嬉しくて・・・もう涙が瞳に溢れていた。
まだ チュンサンの祈りは続く。
「愛する彼女と 子供たちの 安らげる家になりたいんです。」
ユジンは思い出していた。それは ユジンがミニョンだったチュンサンに言った言葉だ。
「好きな人の心が 一番素敵な家でしょう?」
「たとえ狭くて みすぼらしい家であっても・・・安らげる場所に 僕はなりたい。」
チュンサンが また神に祈る。
その言葉は ユジンが高校時代に美術の時間に話した内容だ。
「好きな人が 安らげる家になりたいです。」
ユジンは以前、高校の教室で堂々と宣言した。
チュンサンが すべて自分の理想とする「愛の定義」を神に誓ってくれている。
ユジンの瞳から 涙が溢れた。
チュンサンは目を開けて そんな隣のユジンを愛しそうに見つめた。
そして最後に 神様と最愛のユジンにささやく。・・・「愛しています。」
ユジンの目から 涙が滝のように零れおちた。
そしてその涙の雫は ユジンの胸のポラリスに キラキラ輝いて落ちるのだった。
チュンサンは ユジンへの想いをすべて語れた気がして
感激して嬉し泣きをするユジンを 満足そうに見つめていた。
(チュンサンは 先ほど見たカップルに刺激されて
早くユジンと結婚したいと思ったのだろう。
だから この祭壇で祈るフリをして ユジンにプロポーズしたに違いない。)
祭壇の蝋燭は この幸せなカップルを祝福してくれているように温かに灯り・・・
2人をいつまでも 明るく包んでくれていた。
一方、ユジンをやっと諦めたサンヒョク。
サンヒョクは仕事を終えて 夕暮れの中を運転していた。
すると携帯電話がなる。ふと携帯を取り 発信者を見る。(運転中、危ない!!)
するとチェリンからの電話だった。”なんだろう?”サンヒョクは不思議な顔をした。
サンヒョクに電話をしたチェリンは チュンサンに2度フラレたショックで
酒場でヤケ酒を飲んでいた。それでも一人では あまりにも寂しいし、みじめだ。
フラレた者同士、傷をなめ合おう・・・と思ったのか サンヒョクを呼び出していた。
それにしても相当 酔っているのに まだウィスキーをロックでガバガバ飲んでる様子。
サンヒョクが そんなチェリンを冷静な顔で見つめていた。
サンヒョクに気がついたチェリンが「私のお仲間 サンヒョク、来たわね。」
明るい声でそう言って 手を振った。サンヒョクは隣に腰かけて言った。
「酔ってるの?」 (見れば分かるだろう・・・ベロンベロンに近い。)
「酔いたいのに酔えないの。」とチェリンが言う。(嘘~!あなた酔ってます!)
サンヒョクは 困ったような顔をした。 (からまれたくない・・・と思ったのか?笑)
「これをもう1本ちょうだい。」とチェリンが
ウィスキーのボトルを持ち上げてバーテンに言った。
「君は酔ってるよ。」サンヒョクが冷静に チェリンをたしなめた。
バーテンが 新しいボトルとグラスをサンヒョクに差し出した。
「ユジンに会ったんでしょ?」とチェリンが聞いた。サンヒョクは無言だった。
「ダメだったのね。」チェリンは サンヒョクもフラレたことを確認した。
チェリンが新しいボトルを開けて 氷の入ったグラスにウィスキーを注いだ。
そのグラスを サンヒョクは手にして言った。「チュンサンは・・・」
すると チェリンが激しい口調で「そう呼ばないで!!」と叫ぶ。
サンヒョクは続けた。「ミニョンさんは チュンサンだ。ただ事故で・・・」
するとまた 途中でチェリンが口を挟む。「私ね、知ってたの。」
サンヒョクは黙った。チェリンは言う。
「なぜみんな チュンサのことばかり見ようとするの?ミニョンさんでさえ・・・。」
チェリンは またウィスキーをがぶ飲みした。
サンヒョクは「やめろ!」とチェリンを叱った。そしてグラスを持つチェリンの手を掴んで
「飲みすぎだ。」と グラスを手から離させた。すると自暴自棄のチェリンは言う。
「キム・サンヒョク。ねぇ、私と付き合わない?失恋した同士で慰め合おう。」
サンヒョクは「帰ろう。送るよ。」と やんわりはぐらかす。するとチェリンは
「あなたも 私のことが嫌い?」と怒りだす。「チェリナ。」サンヒョクは困ってしまう。
(はい。嫌いです。苦手です・・・とは面と向かって言えないもんね・・・笑)
「辛いのは分かるけど よせよ。」とサンヒョク。
「私じゃダメなの?ユジンじゃないから?」そう言って チェリンは立ち上がるのだが
酔っているから 高いヒールではフラフラしてしまう。
すかさず優しいサンヒョクは チェリンの腕を捕まえて「大丈夫か?」と支えた。
「放して!!」チェリンは 泣きながら大声を出して サンヒョクの手を拒んだ。
「なぜみんな ユジンばかりが好きなの?あなたもチュンサンも なぜ私を突き放すの?
チュンサンは 私にとっても初恋の人なのよ。ユジンだけの初恋の人じゃない。」
チェリンはそう言って サンヒョクの隣で泣き崩れるのだった。
バーのカウンターに突っ伏して泣くチェリンの肩に サンヒョクは優しく触れるのだった。
”君だけが悲しいんじゃない。僕も同じくらい辛いんだ・・・。”
「大丈夫。耐えるんだ。すぐに忘れられるよ。」
サンヒョクは チェリンにそう言って・・・その言葉を 自分にも言い聞かせていた。
教会で 愛するチュンサンから 劇的なプロポーズを受けたユジンは
夜道をチュンサンに送られて自宅まで 帰ってきた。
その道すがら ユジンは婚約者だったサンヒョクとの別れをチュンサンに話す。
「サンヒョクに会って来たの。」ユジンの言葉に 優しく耳を傾けるチュンサン。
「私に 2度とチュンサンを失わせたくないって・・・そう言ってくれた。
私って 本当に悪い子よね?」ユジンは チュンサンの顔を見た。
「サンヒョクと僕たちは 不思議な縁だな。親同士は友達で 僕たちは・・・」
(チュンサンは 僕たちは何だと言いたかったのか?)
チュンサンが話している途中で 彼はユジンの家の門の前で
腕組をして待ち構えているユジンの母の姿を見つけて 驚いて言葉を飲み込んだ。
「ママ。」ユジンも 驚いて階段の上の母を見上げた。
腕組をほどかない母の顔は 何とも言えない表情だ。 (ブスというのではなく・・・笑)
ユジンを目の前に座らせて 母のギョンスは娘にとって辛い話を聞かせることになる。
「あの人に会わないで。」突然の母の言葉に動揺するユジン。
「ママ!サンヒョクを想うママの気持ちは分かるけど・・・
私には チュンサンしかいないの。ママ お願い!」母に必死に懇願するユジン。
すると母は 1枚の写真をユジンの前に差し出した。
ユジンが手に取ってじっくり眺める。
それは 父とミヒとジヌの3人が並んで映る白黒写真だった。
今まで見ていたはずの写真だったのだが、この時初めて父親と腕を組んでいるのは
チュンサンの母、ミヒだと気がついたユジン。はっとした顔になる。
そして思い出す。吹雪の山小屋でチュンサンと共に救助され ユジンが入院した際
ミヒと初めて病院の廊下で出会った時・・・
ミヒはユジンを見て「私たち 前に会ったことがあるかしら?」と聞いたのだった。
「私もなぜか そんな気がします。」ユジンも ミヒを見てそう言っていたのだ。
”ミヒの顔をどこかで見たような気がしてたが、そういうことだったのか・・・。”
ユジンはやっと 父とミヒの関係を知ることになる。母が説明する。
「お父さんは 私と結婚する前に カン・ミヒさんと婚約していたの。」
(私がミヒさんからお父さんを奪ったの・・・とは言わないギョンスであった。笑)
ユジンの記憶が蘇る。高校時代、チュンサンが初めて家に来てアルバムを見せた時に
この写真に気づいたチュンサンに ユジンは言ったのだった。
「奇麗な人でしょ?腕を組んでるなんて変よ。恋人だったのかもね。」
その時、チュンサンはどう思っていたのだろう・・・。ユジンは不安になる。
「ミヒさんの執着が どれだけ私達を苦しめたことか・・・。
彼女の自殺騒ぎで 縁も切れたのだけれど・・・。」母のその言葉に
「自殺騒ぎって??」ユジンは驚く。母は目を閉じて 当時を回想した。
ユジンの母ギョンスと父ヒョンスが教会で結婚式を挙げている。
(ええっ?今、気がついたけど・・・2人の名前は酷似してる!!
そして 参列者がジヌとミヒしかいないところを見ると・・・
もしかしたら この2人は両親に結婚を反対されたのかもしれない。
まさか2人とも孤児というわけではあるまい。ヒョンスが婚約者のミヒを捨てて
ギョンスと強引に結婚したのか??それなのにミヒはなぜ結婚式に出席している?
まったく訳の分からないお話になってるぞ!・・・怒!)
祭壇の近くには なぜかグランドピアノが用意されていて(笑)
神父を前に 誓いの言葉を言おうとしている2人を邪魔するように(爆)
若いミヒが ヒョンスから贈られた「初めて」をこれ見よがしに演奏している。
(ギョンスはこの曲がヒョンスがミヒへプレゼントしたものだと知ってるの??
知っているから ミヒが切々と奏でる演奏が癇に障るのか?・・・笑)
ヒョンスと並んで祭壇の前にいるギョンスは 後ろで演奏するミヒを振り返る。
そして 隣に立つヒョンスの方を見て”大丈夫よ。”というようにうなずくのだった。
演奏するミヒの横で 突っ立っているのはジヌだ。
ジヌは 心配そうな顔でずっとミヒを見つめている。
そして 場面は紅葉が美しい湖。その中に女性が一人立っている。
女性は裸足のまま どんどん湖の中へと入って行く。
それは ヒョンスの結婚式に出席したミヒだった。
「ミヒ!!やめろ!!」ジヌが大声で叫びながら ミヒの後を追いかける。
しかしながら ミヒは水の中へ沈んでしまう。それを必死で助け出すジヌ。
(おお・・・格好いいではないか!!)
ジヌはミヒを地上にひっぱりあげて ハァハァ激しく息をしている。
ミヒはジヌの膝の上で 気を失ったままだった。
そしてまた場面は 病室で微笑むミヒの顔。
自殺騒ぎを聞いて 驚いてかけつけたヒョンスの顔を見て
ミヒは 彼が来てくれたことが嬉しくて 微笑んでいるのだった。
「ヒョンス。」ミヒは最愛の人の名前を呼んだ。
呼ばれたヒョンスは 苦しそうな顔をする。
(ヒョンスは自殺をしようとしたミヒが許せないのかもしれない・・・。
しかし そんなことをさせる原因を作った自分のことは 許せるのだろうか?)
ヒョンスはミヒの笑顔を見て 眉間に皺を寄せて舌打ちをして 突然、病室を飛び出した。
「ヒョンス!」驚くジヌ。「ヒョンス。」ミヒも ヒョンスが逃げ出したことがショックだった。
ヒョンスは走って廊下に出るが 途中でなぜか立ち止まる。(あれ??なぜだ???)
そして(きっとまだ体調は悪いに決まっているのに)必死で病室から
ミヒはヒョンスを追いかけた。そしてミヒは
「ヒョンス・・・。」と愛する人を後ろから 精一杯抱きしめるのだった。
目からは 涙が滝のように溢れている。”絶対に離したくない”・・・そんな感じが伝わる。
しかし ユジンの父、ヒョンスは氷のように冷たい声で こう言った。
「君が何をしても 僕の気持ちはもう戻らないんだよ。」
その言葉に ミヒは床にペッタリ座り込んで ヒョンスを掴んだ手を離してしまう。
そして床に手をついて また一層激しく泣き崩れるミヒだった。
ヒョンスは そんなミヒを振り返らずにまっすぐ歩いて去ってゆく。
ヒョンスの正面で待っているのは ユジンの母のギョンスだった。
(この時のギョンスは 何回も書くが、とっても可愛い。今と別人28号!
しかし・・・こんなにもミヒは拒絶されるほど 彼女はひどい女だったのか??
それとも ミヒ以上に ギョンスが愛されるべき人物だったとうことか??
時が過ぎて ユジンの母となった姿しか知らない私には
このヒョンスのミヒを邪険にする態度が なぜなのかイマイチ分からない・・・。)
そしてギョンスの顔がユジンと重なり・・・また場面は ユジンの家に戻ってくる。
「私が 彼女を苦しめてしまったの。彼女が反対するなら 従うしかないのよ。」
母は ユジンにそう言うのだった。 (ああ・・・可哀そうなユジン!!)
「ママ。」ユジンは それでも抵抗したい!! (当たり前だ!!頑張れユジン!!)
それでも 昔の面影が全くない母は言う。
「私達のせいで 命まで絶とうとしたのよ。私たちを恨みながら 故郷を去って行ったの。
ユジン。チュンサンだけは 絶対にダメよ!絶対に許さない。」
ギョンスは 娘の気持ちを知りながら 頑なにチュンサンとの恋愛は許さないようだ。
(さぁ・・・どうする?ユジン!!)
後半につづく~!!
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今回も きょこままさんから 画像をいただきました。きょこままさん ありがとう~❤
BGMはこみしゃんの提供です❤ 毎回お世話になってま~す! 感謝~❤
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