2011-03-09 22:10:12.0
テーマ:ドリームハイ カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

ドリームハイ☆第6話☆No.2

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 腹黒校長の画策で ショーケースの舞台に立つ生徒が 

 多数の芸能クラスでは 担任のギョンジュン先生が 

 舞台で 合同に歌う曲の説明をしている。

 みんなで歌う曲の他に ジェイソンにはイ・リアと2人で

 デュエットするようにと ギョンジュン先生は声をかけた。

 リアは嬉しそうだが、ジェイソンはそうではなかった。

 「2人で?」と聞き返すジェイソンに ギョンジュン先生は

 「嫌なの?」と言い返す。それに無言のジェイソンだが

 「いえ、嬉しいです!!」と 笑顔で答えるリアだった。

 1年生から 団体ではなく、デュエットで舞台に立つというのは

 かなり有望なスターの卵だと思われてる 

 オーディション・トップ合格のジェイソンなのだ。





 

 そして・・・夢破れた 入試クラスのサムドン。

 ハミョンに見い出され入学したものの オーディションを

 受けていないので ショーケースには出られなくなってしまった。

 お母さんが 自分のショーケースの舞台を 楽しみにしてるのに!

 そして 大好きなヘミに 拒絶されてしまったことも

 サムドンの心を 奈落の底に落としていた。

 サムドンは自分を 自分で慰めるために 

 キーボードに向かっていた。

 彼は ジンマンから少し手ほどきを受けただけで 

 もう弾き語りが出来るまでになっている。(やはり天才だ!笑)

 サムドンは自作の歌を 1人で、薄暗いアジトで歌うのだった。


 ”凍りついた心が 

  知らないうちに 溶けていたようだ

  君がやってきて

  いつの間にか 僕の心を満たしてた

  
  いつからか 家に帰ると

  君を想い浮かべる 自分に気がついた

  心の中に 君がいることに気がついた


  Maybe you`re the one 

  ひょっとしたら 君は僕が待っていた人かも”


 そこまでサムドンが歌うと ヘミの声がする。

 ヘミが サムドンに微笑みながら 歌いかけるのだ。


 ” Maybe it is true   

  いつも近くに いたから分からなかった

  Baby I`m in love with you

    まだ遅くないはず

  ようやく気づいた 愛を受け止めてほしい”

 
 そして2人は 見つめ合って声を重ねる。


  ”遅くなったけど やっと気づいたけど

  何があっても この気持ちは揺るがない

   いつも近くに いたから分からなかった

   Baby I`m in love with you”


 歌い終わったヘミが 聞いた。「あなたが作曲したの?」

 すると サムドンが答えるより先に 

 ヘミの声が男の声になり「いいメロディだ!!」と言う。

 サムドンが ひぇ~!!と驚いて後ずさりすると

 ヘミだった人間が オヒョクに変身していて

 「もう一度、歌ってみろ!」と言うではないか!!

 そう。実はサムドンは ヘミの幻を見ていたのだった。(爆)

 「驚かさないでくださいよ!!」と 本気で怒るサムドン。

 今のヘミが現実ではなかったのが 悔しくて悲しいサムドンだった。

 「褒めてやったのに。」と 不思議がるオヒョクに

 「もういいです。」と背を向けるサムドンだが、思い直して言うのだ。

 「先生。夢が・・・逃げて行くんです。

  遠ざかって 見えなくなる。どうしたらいいですか?」

 オヒョクは困った。失望した生徒に 何と励ましてやれないいのか。

 校長の悪知恵で、ショーケースの舞台に立てなかったサムドン。

 そして ヘミ、グク、ビルスク・・・。

 みんな力のある生徒ばかりなのに・・・そう思うと

 担任として 心が痛むオヒョクだった。

 

 




 
 サムドンは オヒョクの家(魔女の家)に戻って

 みんなで食べる夕食の時にも 元気が無い。

 食欲が無く、うつむいてるばかりのサムドンを 魔女が心配する。

 どうしたのかと聞かれ グクが代わりに答えるのだった。

 「お母さんをショーケースに招待したのに 僕らは出られないから。」

 魔女は正直に話せば?と言うのだが、

 大好きなお母さんを喜ばせたいと思っていた サムドンは

 「きっと 母さんががっかりする。血圧も高いのに。」

 と、うなだれるのだった。

 すると「偽のショーケースしちゃえば?」とヘソンが言う。

 魔女は出まかせを言うなと怒るのだが オヒョクは

 「その手があったか!!」と 喜ぶのだった!!(笑)
 
 「サムドンを1日だけ シンデレラにしてやろう!」
 
 かくして”偽のショーケースを入試クラスのメンバーでやろう!”

 と オヒョクは みんなに提案することになる。

 グクは そんなこと出来るわけないと 馬鹿にするのだが

 ヘミは 協力する!と言う。驚くサムドンとグクだった。

 夕食後、グクが自分の部屋に戻ろうと2階の踊り場にいると

 1階の居間で オヒョクがサムドンとヘミを座らせて

 偽のショーケースの計画を立てようとしていた。

 まず、サムドンがお母さんに どんな風に

 ショーケースのことを話したのかと オヒョクが聞いた。

 グクも興味があって 2階から立ち聞きするのだった。

 「基本的には 事実に基づいて話しました。

  でも少し誇張が・・・」と言葉に詰まるサムドン。

 (ここも面白いので 詳しく書きますね!笑)

 魔女が「どれだけ誇張したの?」と尋ねると

 「たくさんではないですが・・・ひとまず・・・」

 ここから映像。サムドンが教室で 踊りまくっている。

 (ハッキリ言ってダサイ踊り!爆)それを見た 女の子たちは

 もう失神しそうに悲鳴をあげて倒れ、ジェイソンが駆け寄って

 「師匠と呼ばせてください!」と 膝まづいてお願いされている。

 そして サムドンの台詞。「歌も踊りも学校一だと言いました。」

 「なに??」と ヘミとオヒョクが大声で叫んだ。(笑)

 するとサムドン。「ここで驚かれては 困るんだけど・・・」

 また映像。光の中から サムドンとグクが登校して来る。






 
 これは まるで【花より男子】のF4のような登場!!(笑)

 2人がドアを開けて登校すると 周囲の学生が溜息をついて

 みんなが注目する。そんな中、グクは「鞄 持つよ!」と言って

 鞄を持ち、サムドンは王子のように振る舞っている。

 サムドンの台詞。「グクは 僕の子分で・・・

 ヘミは 僕にぞっこんだと言いました。」

 そして映像。

 ヘミが家の外で クールに佇んでいるサムドンを見つける。

 サムドンはヘミを見て「ヘミ。」と手招きする。

 するとヘミは「ヘミと 呼んでくれた!」と感激して

 サムドンに近づき、サムドンに抱きよせてもらう・・・。

 サムドンは言った。「少々 大袈裟だったかな?」(爆)

 2階から聞いていたグクは「アホか!」と呟き

 「頭の怪我がなければ 一発殴ってる!」と言うオヒョクだった。

 「いかに私でも フォローできないわ。」と 魔女にまで言われる。

 「母さんを安心させてやりたくて。」とサムドンは小さくなって答えた。







 「それで、お母さんはいつソウルに来るの?」と聞いたのは ヘミだった。

 「協力してあげるの?」と驚くヘソン。魔女も「2人は付き合ってるの?」

 と驚いて聞いた。それをグクは 不安そうに聞いている。

 ヘミがそうじゃないと言いかけると サムドンがヘミの代わりに

 「借りを返すためです。誤解しないでください。」と答えた。

 どうやらサムドンは ヘミの気持ちが良く分かっているようだ。

 (ああそこまで馬鹿じゃなくて 良かった!!笑)

 「こうなれば やれるところまでやろう!」とオヒョク。

 すると2階から グクも降りて来て

 「俺も手伝う。何すればいい?」と聞くのだった。

 グクは サムドンへのヘミの気持ちが分かって安心したようだ。(笑)

 それに、グクにとっても サムドンは大事なヘミを守ってくれた恩人だ。

 自分としても サムドンに借りを返したかったのかもしれない。

 そしてヘミも グクが協力してくれるのが嬉しかった。






 

 そして ショーケースの舞台に立てず、ジェイソンとの恋も

 勘違いだったと分かり、絶望したビルスクはといえば・・・ 

 決心して 退学届を出しに職員室まで行こうとした。

 途中でジェイソンに出会い、ドアをいつものように開けてくれた彼に

 「ドアを開けてくれるのって マナーなのよね?」と聞くビルスク。

 「うん。」と答えるジェイソンに やっぱりとビルスクはうなだれ

 「ありがとう。元気でね。」と 挨拶して去ってゆく。

 不思議に思ったジェイソンは 

 ビルスクの手に退学届があるのを見てしまう。

 ビルスクが職員室まで行くと 担任のオヒョクがいなかったので

 メン先生に 退学届を預けて ビルスクは出て行こいうとするが。

 預かった退学届を目にすると メン先生は驚いて叫ぶ。

 「あなた、退学するつもりなの? 」それを耳にしたジンマンも驚く。

 「はい。これ以上 体重は減らないし、

  入試クラスにいても ショーケースに出られる望みはないし。

  他の道を探さないと。お世話になりました。」

 そう言って ビルスクは出て言ってしまう。

 
 ビルスクは 早速ロッカーの整理を始めている。

 そこへ ジェイソンがやって来て その様子を眺めて

 「ビルスク。お前、退学するのか?」と聞く。

 「うん。」「なんで?」「私はここに合わない気がして。」

 ジェイソンは言った。「そうか、残念だな。

 いつかお前と デュエットしたかったんだ。」驚くビルスクは

 「私と?なぜ?」と聞く。すると ジェイソンは言った。

 「お前の歌が好きだ。寿司の格好で歌ってた時から 

  良い声してたから。」その言葉を聞いた途端に

 ビルスクは猛ダッシュで 駆けて行くのだった。

 
 職員室でジンマンは メン先生に向かって怒っている。

 「一生徒の夢を あんたは踏みにじった!

  前途有望な子の 翼を折ったんだ!!

  ビルスクは 大化けすると思ってたのに!」

 そこへ 走って帰って来たビルスクは 自分の退学届を

 ビリビリに破くのだった。(笑)

 「二度と出会えない素材だ!!メン先生が・・・!!」

 ジンマンに怒られながら メン先生がそれに気づき

 「何してるの?」と ビルスクに聞けば

 「先生。私、退学はしませんから。絶対に諦めないで

  頑張りますから!!どうぞよろしくお願いします!」と

 笑顔で言って去ってゆくビルスク。 怒っていたジンマンは戸惑い
 
 メン先生は やれやれ・・・といった顔をして

 「何を折った?二度と会えない?」と 

 ジンマンを反対に 怒るのだった。

 



 

 メン先生に「仕事に戻って!」と言われ すごすご戻ったジンマンに

 オヒョクから”頼みがある!”というメールが入る。

 「気やすく呼び出しやがって!」と 怒るジンマン。

 オヒョクとは 月末評価までの関係のつもりだったからだろう。

 しかし、ジンマンは呼び出されて 素直にアジトまでやって来る。

 「偽のショーケースだと?」ジンマンは 驚く。

 校長にバレたら首だぞ!と言うジンマンに オヒョクは

 絶対にバレない日程で行えば 大丈夫だと言うのだった。

 それは 本物のショーケースの日にぶつけて

 偽の公演をすればいいというものだった。

 本物は 学校の外の公開ホールで行うため 学校は空になる。

 それで俺たちは 学校でショーケースをしよう!と言うのだった。

 「なるほど。」と乗り気になって来たジンマンに

 「お前は パフォーマンスを仕切ってくれ!」と オヒョクは頼んだ。

 「分かった!」とジンマン。しかし 良く考えて

 「俺を巻き込むな!月末評価までの約束だぞ!!」と怒り出すジンマン。

 しかし「じゃあなぜここに来た?」と 笑うオヒョク。

 そこへ「ありがとう!先生!!俺のために力を貸してくれるそうで!」

 そう言って ジンマンに抱きつくのはサムドンだった。

 「違う!違う!!」と ジンマンが叫んでも 他の3人も集まって

 「楽譜を見つけてきたので チェックしてください。」

 と ジンマンに楽譜を見せる。「俺は 何も・・・」と困るジンマンに

 「今度の舞台では ダンスをしてみたいんです。

  できますかね?」と サムドンは 変に体を揺らしながら言った。

 それを見たジンマンは 「何してる?」と 怪訝な顔で聞く。

 「ウェーブです。」と答えるサムドン。(わざと下手に動いている?笑)

 そこでジンマンは 我慢できすに ダンスの指導を始めるのだ。

 「力を抜かないと!」と言いながら ウェーブを実技指導するジンマン。

 笑って見ているオヒョク。(しめしめ・・・といった感じ。)

 これでパフォーマンス担任は ジンマンに決定した。

 ジンマンのダンスパフォーマンスの 厳しい指導が本格的に始まるのだ。

 






 
 そして オヒョクは闇金男を訪ねた。

 キリン芸高の講堂を 芸能事務所として借りてほしい

 そう闇金男に頼んだのだった。そしてオヒョクは 闇金男に

 芸能事務所の名義で借りてもらえば 支払いは自分がすると言う。

 「俺が 芸能事務所の社長になればいいのか?」

 と嬉しそうな闇金男。お金を出さなくていいのなら

 闇金男とすれば 断る理由もなかった。

 いずれはヘミを 自分の事務所に所属させるつもりなのだから。

 「”ハヤン企画代表 マ・ドゥシク”立派な名刺を作っておけ!」

 そう笑顔で 子分に命令する闇金男だった。






 
 そして次に オヒョクは 姉の魔女に仕事先を訪ねた。

 なんと魔女は 記者のようだ!

(だから地方の出張が多かったのか。取材旅行してたんだ!笑)

 「数人でいいから。」と 本物の記者を手配したい弟のオヒョク。

 「私は忙しいの!」とケンモホロロな魔女だったのだが

 オヒョクが 携帯で撮影したグクの着替えシーンで

 グクの上半身裸を見せると 魔女はコロッと気が変わる。

 (流石、弟は姉の弱点を良く知っている!!笑)

 ”記者の手配 カン・オソン(魔女の本名)” と配役が決まるのだ。(爆)






 こうして 入試クラスのショーケースは

 本物のショーケースのように 本格的なものになってきた。

 ダンスパフォーマンスも 次第に高度なものになる。

 男女ペアで踊るバージョンの練習には

 ヘミとグク。サムドンとビルスクのコンビで練習していた。

 男が女を抱きよせて ポーズを決めるのだが

 なかなか上手くいかなくて ジンマンが女役でグクに教える。

 ジンマンに抱きつかれて モロに嫌そうな顔のグク。(笑)

 教えてもらって ヘミと踊ると上手にポーズが決まった!

 しかしすぐにサムドンは 2人の間を割って入ったりする。

 サムドンとビルスクのペアは ビルスクが重すぎて全然ダメだ!

 しかし 着々と準備は進み、オヒョクは偽の招待状を作って

 生徒たちの親に それぞれ送る手配をするのだった。

 そう。実は親切心から オヒョクはグクの父親にも

 招待状を送ってしまうのだった。

 (ああ・・・ヤバイ!!知らないぞ~!!)






 
 闇金男は 芸能事務所の社長を装い キリン芸高の校長を訪ねた。

 「来週の金曜日に お借りしたいのですが。」

 校長は どんなイベントをするのか尋ねるのだが

 「うちの事務所のショーケースです。」と言い、
 
 校長も うちも来週ショーケースがありますと言っていると

 前々から校長と繋がりのある 

 例の芸能事務所の社長がやって来る。

 ユン社長と呼ばれるその芸能事務所の社長は 

 実は闇金男と知り合いだった。(やっぱりヤクザ同士だったんだ!)

 校長室を出て 兄貴も芸能事務所を経営してるのかと ユン社長。

 「兄貴は見る目があるからな。良い人材でも?」と聞かれ

 「横取りするなよ!」と 睨む闇金男がそこにいた。

 (以前、好きな女でも横取りされた経験があるのかも!笑)





 

 ヘミ、グク、サムドンは 公演のサビの演出を考えていた。

 舞台を回転させようとか、舞台の正面で火柱を上げて 

 紙吹雪を飛ばすとか めちゃくちゃ非現実的な意見が飛び交う。(笑)

 (この3人の会議の演出も 凄く面白いです!!)

 ヘミだけが冷静で 「特殊効果は無理ね。お金がないから。」

 と言えば、サムドンが「舞台を借りるお金は?」と 気がつくのだった。

 サムドンが「先生の自腹か?」と言えば。「そんな奴じゃない!」

 とヘミが 顔を歪めて言い、紙吹雪くらいは 飛ばせるかもと言う。

 送風機さえあれば 手作りの紙吹雪を飛ばすことができると言うのだ。

 どこで借りればいいんだ?とグクやサムドンは思い悩む。








 そんな風に 3人が偽ショーケースの演出で盛り上がっている姿を

 2階の踊り場から 「ドリーム・ハイ」という表紙のノートを手に 

 オヒョクは 嬉しそうに見つめていた。

 ここで ハミョンの声がする。

 ”これは始まりです。長く険しい戦いになるでしょう。”

 「そうですね。だんだん険しく、だんだん・・・面白くなる。」

 オヒョクは 3人を見つめながら 微笑んで、そう呟くのだった。

 ハミョンがオヒョクに託した 夢のつぼみが 膨らんだ瞬間だった。

 そしてその時、闇金男から オヒョクの携帯に電話が入る。

 校長にかけ合って講堂を借りれたという 報告の電話なのだろうか?






 

 さて、紙吹雪を降らすために 送風機が必要だ!ということになり

 ヘミはグクたちを連れて、以前、闇金男に拉致されて連れ込まれた

 酒場のショー劇場へやって来る。ヘミがオヒョクに救われたあの場所だ。

 「ここで見たの。」ヘミに言われて 3人は劇場の中へ

 こっそり忍び込むのだった。すると 中から男の声がする。

 「名義を貸すだけだと思ったらやることが多いですな。」

 すると「もうご迷惑はかけません。」とオヒョクの声がした。

 3人は驚く。そしてもっと驚いたのが 闇金男らしき声で

 「レンタル料150万ウォンは どう支払うお考えで?」

 という問いの答えだった。オヒョクは言った。

 「私に貸し付けをしてください。我が家を担保にしてるでしょ?」

 それを聞いたヘミが 顔を見せて「どういう意味?」と聞いた。

 「お前たち なんでここに?」と、驚くオヒョクと

 (やはりお前だったか) 闇金男。(笑)

 「担保って どういうこと?」ヘミは シツコク問い詰めた。

 すると闇金男は 知らなかったのか?と言って ヘミの家の借金を

 オヒョクが自分の家を担保にして 解決してくれたのだと話すのだった。

 (本当は 名義だけで、実質的には魔女の家なのに!笑)

 ヘミは信じられなかった。嫌、信じたくなかった。

 「嘘よ。そんなはずはない。」ヘミが震えて言う。

 しかし 闇金男は「そうでなかったら 今もお前を追い回してるさ。」

 そう言う。ヘミは「なんであんたが うちの借金を肩代わりするの?」

 とオヒョクを責めた。闇金男は ヘミに

 「肩代わりしてもらったら お礼を言うべきだろ?」と呆れている。

 グクとサムドンも ヘミが怒っている意味が分からない。

 オヒョクは ヘミに「少し外で話をしよう。」と言うのだが

 「勘違いしないで。あんたは悪人よ!」と ヘミは突っぱねる。

 「そうでないと・・・」そこまで言って、ヘミは逃げ出してしまうのだ。

 オヒョクは ヘミを追いかけようとするが グクが押さえて

 「僕が話すよ。」そう言って 自分がヘミの後を追いかける。

 残ったサムドンは オヒョクに言う。

 「先生。講堂を借りるのに そんな大金がいるんですか?」

 答えないオヒョクの代わりに 闇金男が答えた。

 「おい、イモ男。タダなわけないだろう。

  150万に設備使用料まで合わせれば 数100万が飛ぶ。」

 オヒョクは「そんなことは気にせず、練習に専念しろ。」と言う。

 サムドンは 申し訳なくなって言うのだ。

 「なぜそこまでやるんですか?偽のショーケースなんて 

  やらなくてもいい。僕のためなら こんなこと必要ありません。」

 すると オヒョクは優しくサムドンに言う。

 「そうじゃない。自分のためだ。お前たちの舞台を見たくて 

  高いチケットを買ったんだ。それだけだ。」

 サムドンは もう泣きそうな顔で オヒョクを見つめている。

 オヒョクは続ける。「夢が逃げて行くって言ったな?俺も同じだ。

  だから 尻尾だけでも掴んでみよう。その感触を手掛かりに

  夢を追いかけ続けよう!」サムドンは泣きながら言う。「先生!」

 オヒョクがサムドンの肩を優しく叩いた。

 その様子を 闇金男と子分は 感激して見ていた。

 「あれだから 教員評価がビリなんだ。

  馬鹿みたいにお人好しで・・・イカしてる!!」

 「素敵ですね。」「素敵だ!」(この親分子分の会話も素敵です!笑)







 

 ヘミは夜の街を彷徨いながら オヒョクのことを考えていた。

 ヘミがさっきの酒場に連れ込まれて 闇金男にショーガールのような

 酒場の歌手にさせられそうになった時に 

 助けに来てくれたのが オヒョクだった。

 ヘミの為だと言って グクの先輩の田舎までみんなを連れて

 少女時代のパフォーマンスをさせたのも オヒョクだった。

 「ヘミ。俺を信じろ!」オヒョクはそう言った。

 「心から 誰かのために歌うこと。それこそ 歌の醍醐味だ

  何を歌うのではなくて どんな歌を聞かせるか そこからスタートだ。」

 そう言って 月末評価の試験に 送りだしてくれたおかげで

 自分は 100点満点の結果を出せたのだった。

 今までずっと オヒョクは自分のために行動してくれていた。

 そして 大嫌いなはずのオヒョクの言葉を 信じて行動している自分。

 ヘミは少しずつ、自分の中でも オヒョクに対する想いが

 変化しているのに気がついたのかもしれない。

 でも、父親から母を奪ったオヒョクを 決して許してはいけない!!

 そういう想いも 残っているから、ヘミは動揺したのだろう。

 ヘミは複雑な思いで 自分をコントロールできないでいた。

 信号が赤に変わるというのに 横断歩道を歩いて行ってしまう。

 青になった途端、車がやって来る。

 それを見たグクが 走ってヘミを車から庇うのだった。

 「車にひかれて死ぬぞ!!」グクがヘミを怒鳴った。

 しかし、ヘミはグクの腕の中で 涙ぐんで言うのだ。

 「どうしよう。カン・オヒョクは 悪い人でないと

  ・・・困るのに。」ヘミの涙を見て グクは訳が分からず言う。

 「どうしてだ?」するとヘミは グクにすがって言うのだった。

 「パパからママを奪った 悪い男だからよ。

  あいつが善人だと、パパのほうを疑ってしまう。

  どうすればいいの?」そう言って 泣くヘミを見て

 グクは 自分の生い立ちと重ねて 

 ヘミを 尚のこと愛おしく思うのだった。

 グクは ヘミを優しく胸に抱き寄せた。






 横断歩道の中心で 車が往来する中、

 2人は恋人のように 抱き合いながら佇んでいた。

 (そして 青になって横断歩道を渡ったのであろう・・・)

 2人はバスの停留所で 並んで腰かけている。ヘミは グクに言う。

 「ママが家を出た時、パパと一緒にママを探して歩いたの。

  そこで、ママといるあの男を初めて見たわ。」

 「それが カン先生か?」グクが聞く。するとヘミは 頷くのだった。

 「ママはこれから その男と暮らすって言って、

  私に帰れと言った。あいつは ずっと悪人であってほしい。

  なのに時々 混乱するの。・・・話しても分からないわよね。」

 ヘミが グクを見つめてそう聞くと、グクは言う。

 「いや。分かるよ。俺にも 似た経験がある。」

 そう言うとグクは バス停に貼られた歌手グループのポスターを見る。

 ヘミが何を見てるの?と聞くと グクは言う。

 「俺たち デビューできるかな?」すると ヘミは即答する。

 「勿論よ!必ずデビューしてみせる!!」強気のヘミは健在だった。

 グクは少し安心して ヘミに言う。

 「もしも 俺がデビューを果たして、舞台に立てた時には

  その隣には お前がいてほしい。」(おお告白しましたね~!!)

 ヘミは嬉しそうに頷いて言う。「必ず 一緒に舞台に立とうね!」

 グクも嬉しそうに笑って こうして2人の心は一つになったのだった。

 (サムドンびいきの私は ああ、サムドン!と彼の代わりに涙する。)






 

 一方、ベクヒは母親が働く 小さな店を覗いていた。

 ベクヒは母が忙しく働く間に こっそりレジに招待状を置いていた。

 (芸能クラスの招待状は 郵送ではないらしい。笑)

 ベクヒは 直接母に招待状は渡せなかったのだろう。

 どうか頑張る私の姿を見に来てね!と思いながら 母に声もかけずに

 ベクヒは家に帰るのだった。そしてその招待状を ベクヒが去った後に

 母は気がついて ベクヒの遠くなった後ろ姿を見ることになる。

 ベクヒがキリン芸高で 成績上位になるなんて 

 予想もしていなかった母は その招待状の意味が分かっただろうか?

 






 そして、心が通じ合ったヘミとグクは 仲良く帰途についていた。

 もうすぐ家に着くところで、グクが突然 立ち止まった。

 驚くヘミが グクの視線の先を見ると

 オヒョクの家の傍に 見慣れない大きな車が停車していて 

 その中から 中年の品の良い男性が降りてくるのだった。

 グクは固まっている。「あの人誰なの?」ヘミは怯えた。

 その中年男性が怒りに満ちた顔で グクを睨んんでいたからだ。

 男はオヒョクが送った招待状を 手で握りつぶしている。

 そう。彼はグクの父親だったのだ。

 グクは その怒りの意味を知ったのだろうか?

 「帰ってろ。」ヘミにそう言うと、グクはその男に近づいて

 「お父さん。なぜここに?」と聞くのだった。

 すると何も言わずに容赦なく、その男はグクの頬を

 思いっきり平手打ちした。グクを心配して 驚いて見つめるヘミ。

 叩かれたグクは 父と呼んだ男の顔を 

 こみ上げる悔しさで、睨み返すのだった。

 こうして グクの父親が登場!となったところで、

 この第6話が終了です。

 

 ***************************

 

 いかがでしたでしょうか?

 第6話も とても面白く物語が進んでいきましたね。

 ヨンジュンがプロデュースしただけあって

 このドリームハイは とても上質なユーモア溢れる

 楽しい学園ドラマだと思う歌姫です!!(*^_^*)

 次回の第7話も 楽しみです~!!
 
 
  

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
 

 
 
 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 


  

 

 

 
 
 
 

 


 

  

  



[コメント]

1.Re:ドリームハイ☆第6話☆No.2

2011-03-10 09:25:41.0 YUMIW

第6話・・№2も快調ですね~

この回の後半はヘミの心の葛藤が痛いほど判る気がします。

人間の心の中にある純粋な部分とそれを否定するかのように見え隠れ
する闇の部分・・(闇という表現が適当ではないのですが・・・)
今、ヘミの心はグクやサンドン達との友情を感じることで浄化されていっ
ているような気がします。
ほんとうは人間って優しくって純粋なものなんだよね。


ところで・・・カン先生とヘミママってそんな関係だったの???私は見
逃していたのかしら?
もう一回最初から観るべき??

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2.YUMIWさん♫ 再び~☀

2011-03-10 11:11:56.0 歌姫ちゃこちゃん

後半も読んでくださって ありがとう~❤
はい!!頑張りました!!

さて・・・今日は第7話。今週からバタバタするので
(実は今日もこれから 出かけます(>_<))
第7話と第8話は こんな風に書けないかも・・・(;一_一)

もしくは 時間がかかっていいなら・・・少し待っていただけると
ありがたいかな~♫ よろしく~❤


それにしても・・・
≪カン先生とヘミママってそんな関係だったの???≫
ええっ??第1話から 出て来たでしょ!!(笑)ヘミのお父さん
が失踪しちゃって 電話をかけてきて オヒョクを頼れって言って
彼の電話番号を教えてもらって オヒョクに嫌々、ヘミが会いに行
く時。ヘミがオヒョクに「あんたがお母さんを・・・」って言うよ
うな台詞があったと思う。

ヘミが父親の人間関係の狭さを嘆くシーンもあったはず(笑)
妻を奪った相手に 頼れってどういう神経??ってヘミが怒ってる
シーン・・・父親からの電話の時にあったはず。時間があったら遡
ってみてね~♫ 

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3.Re:ドリームハイ☆第6話☆No.2

2011-03-10 12:01:36.0 YUMIW

ヘミママとオヒョクに関する説明・・コマオ~。

1話にそんなくだりがあった記憶はある・・・

でもオヒョクとヘミママってどうもヘミママに誤解があるような気がしてな
らなかったから、勝手に私の頭の中で「違う」ってなっていたみたい・・・
ミアネ・・見直すわ~

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4.YUMIWさん♫ こんばんは~☆

2011-03-10 20:44:47.0 歌姫ちゃこちゃん

わぁ!!ありがとう~❤
今日は3回も来てくれたのね!!(^O^)/

ヘミママに誤解??はて??とにかく、ヘミのお母さんは ヘミた
ちを捨てて オヒョクに走ったことには違いない(笑)

でもね・・・オヒョクとヘミママの繊細は まだ全然分かってない
のは確かだよ~♫ ただヘミママは 死んじゃったということは確
か!!

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5.Re:ドリームハイ☆第6話☆No.2

2011-03-10 21:49:38.0 ア~ル

歌姫さん こんばんは。

昨日のうちに後半をアップしていてくれたんですね。

そうとも知らず、自分のブログを書き終えて夢の中へ…でした。

ビルスクの行動…可愛いすぎる~♫

失恋したと思い込んじゃったのに、ジェイスンのひと言で再び❤❤❤

サムドンの恋心も…ヘミを想い過ぎてカン先生をヘミと見間違えるなんて

かなりの重症ね、でもまたそこが可愛い~~~♫

ショーケースに向けて、どんな展開になるんだろう?

親の登場、ヤミ金の男達に芸能社の社長…どうなって行くんだろう。

今回も楽しく解説、読ませて頂きました。ありがとう~~~~(*^o^*)

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6.だらちゃん♫ ありがとう~❤

2011-03-11 00:12:38.0 歌姫ちゃこちゃん

第6話の後半、読んでくれたのね~❤ ありがとう~❤

歌姫なんて 今、色々忙しくて 自分のお部屋だけで手いっぱいで
だらちゃんのお部屋にも 行けてないのに・・・( ..)ゴメン!!

うん♫ ビルスクもサムドンも 好きな人に一直線で可愛いよね❤

偽のショーケース・・・凄かった~!!(笑) 闇金男、見直しま
した!!(*^_^*) そして・・・オヒョクも!!格好良かった!
第7話・・・凄く良かったんですけど・・・多分、あんまり書けま
せん!!ここで謝っておきます!!あしからず・・・m(_ _)m

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