2011-04-29 21:47:17.0
テーマ:ドリームハイ カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

ドリームハイ☆第9話No.3

Photo

 ダンス大会の翌日。

 ワインを飲み過ぎて酔いつぶれた魔女が

 ヘソンに栄養ドリンクをもらって 

 やっと起きて、仕事のチェックをしようと

 PCを開けた途端、グクの記事が飛び込んできた。

 ”ヒョン・ムジンの隠し子?”という報道だった。

 魔女は驚く。「グクは ヒョン会長の隠し子だったの?」

 どういうことだと 魔女はオヒョクに迫るが 

 弟のオヒョクは 記事を見つめて黙り込んでいた。

 オヒョクが グクの父親が有名人だと知っていたのに

 私に黙っていたと 腹を立てる魔女。

 「こんな特ダネ なぜ教えないの?下宿までさせて。

  独占インタビューだってできたのに!!」と騒ぐ姉。

 その騒ぎをヘミが聞きつけて 驚いた。

 「グクがどうかしたの?」やっぱりグクが気になるヘミだった。


 

 


 ”ヒョン会長の隠し子 グループKに!”という見出しの

 新聞記事を手にして グクが楽屋にいた。

 他のメンバーは グクを気にしながらも黙っていた。

 そしてグクの携帯に 父親から連絡が入る。

 政界に進出したいグクの父親は 

 こうなったら グクを利用しようと思ったのだ。

 グクが妾の生んだ子だとは 絶対に知られたくない父。

 テレビのインタビュー番組出演して グクのことを

 ボランティアで施設を訪問した際に 

 グクが可愛くて 養子にしたということで

 自分を美化する話を作り上げ 世間に広めようとする。

 「シヒョクは心で産んだ息子です。

  この子が傷つかないように 隠してきましたが

  こうした誤解が生じるのは 本意ではありません。」

 テレビの番組で父はそう語った。グクはこう語る。

 「仮に誤解が事実だったとしても

  父に対する尊敬と愛は変わりません。」

 父は そう言う息子の手を しっかり握りしめて微笑んだ。

 こうして ヒョン会長の美談がテレビを通して報道された。

 それをオヒョクと一緒に見ていた魔女は 貰い泣きをする。

 「そういう事情があったのね。どうりで あの子を見る度に

  胸が痛んだはずよ。」

 オヒョクは「お父さんと仲直りしたのかな?」と呟いた。

 しかし ヘミはなんだか腑に落ちなかった。

 ヘミは グクが父親に殴られるのを目撃していたからだ。

 
 テレビ番組を終えて スタジオから出て来た父とグク。

 「本当にご苦労だった。」父はグクにそう言った。

 食事に誘われるが グクは「今日は練習があるので。」

 そう言って断った。そして何歩か歩いてから 父を振り返り

 「これで僕は 本当に父を失くしました。」

 そう言って 深々と父にお辞儀をして「お元気で!」

 そう言って 去って行くグク。

 息子の寂しそうな後ろ姿を見て 父は初めて 

 息子を深く傷つけたことを知る。そして 実の息子から

 「さようなら。」を言われたことを知るのだ。

 (馬鹿な父親!!ひどい父親!!グクが可哀そうだ~~!!)

 父が帰途につこうと 車に乗ると座席にプレゼントの小包があった。

 「これは何だ?」と部下に聞けば

 「シヒョクからの贈り物ですお誕生日の。」 そう答えた。

 その箱を開けてみる。すると高級時計が出て来た。

 グクが自分の稼いだお金で 精一杯のプレゼントだったに違いない。

 どんなに酷い仕打ちをしようと グクは父を愛していた。

 その愛を グクの悲しさを・・・

 父は感じとることが出来たのだろうか?

 

 


 深く傷ついたグクは ヘミに会いたかった。

 ヘミに慰めてもらいたかった。

 ヘミが夜道を歩いていると 不審者が近づいて来る。

 ヘミはバッグの中の傘を取りだして 武器にして身構えた。

 不審者が自分の正面に来た!!ヘミは傘を広げて

 「誰なの!!」と大声をあげた。(流石!気の強い女だ!!笑)

 「俺だ。」「俺って誰!!」叫ぶヘミに 不審者は

 深くかぶっていた帽子をあげて

 「俺だ。グクだよ。」と笑って言った。

 しかし、ヘミは怒って どんどん歩きだす。

 グクが「おい!」と言っても 振り返らずに行ってしまう。

 グクが追いついて「変質者かと思ったのか?」と聞いた。

 しかしヘミは怒ったまま「冗談を言う気分じゃない。

  ファンに袋叩きにされたくないし。帰って!!」

 そう言ってグクを睨んだ。しかしグクは引きさがらない。

 「久し振りに話をしよう。」と優しくヘミに言う。

 ヘミは 自宅前でたむろするファンの集団を見て

 「あの連中、何とかして!」と グクに言う。

 そして グクを無視して行こうとするヘミ。

 そのヘミの腕を握って グクは振り向かせると

 「俺と観覧車に乗ろう!」と言うのだった。

 「観覧車?この時間に?」驚くヘミに グクは

 「無理かな。」と悲しそうにつぶやいた。

 「長話したくないの。帰って!また誤解されるのは嫌よ!」

 ヘミはファンを気にしてそう言って グクに背を向けた。

 グクは突然、そのヘミの背中に抱きついた。驚くヘミ。

 グクは両手で しっかりヘミを包み込んで抱きしめる。

 そしてヘミの温もりで 心を癒そうとした。涙が頬を伝う。

 グクが泣きながら鼻をすすった。その音でヘミは

 「泣いてるの?」と優しく聞いた。

 そう言われて グクはまた帽子を深くかぶり 顔を隠して

 「いや。・・・寒いな。帰るよ。」と言って誤魔化すのだ。

 グクの去ってゆく後ろ姿は やはり泣いているように見えた。

 グクが通りに出ると ベクヒがグループの車で

 グクを迎えに来た。ベクヒは車から降りてグクの傍に歩いて

 「テレビ見たわ。大丈夫なの?」と グクを心配して言った。

 グクは「平気さ。なんでここが分かった?」と笑って答えた。

 「テサン先輩がここじゃないかって。寒いから車に乗って。」

 ベクヒはそう言うと グクの手を引いて車に乗せるのだった。

 グクが気になって 引き返したヘミは

 ベクヒと連れだって、車で帰って行くグクを見てしまう。

 (またまた 誤解・・・溝が出来てしまうのかな??)


 


 そして・・・翌日。

 キリン芸高の掲示板に 修学旅行のお知らせが出た。

 サムドンが興奮して 思いっきり訛って叫んだ。(笑)

 「うわぁ!!日本に修学旅行??

  生まれて初めて飛行機に乗るかも!!!」

 「旅費が高くて行けないわ。」ヘミが冷めた口調で言った。

 そこへオヒョクがやって来て「いくらなんだ?

 90万か・・・3人で270万ウォン・・・。」と呟く。

 サムドンとヘミは慌てて その掲示を隠した。

 「私達、行くつもりないから!」そうオヒョクに言うヘミ。

 「だからこれ以上、お金は借りないで!」サムドンも必死だ。

 「分かった。分かったからどけ!」と

 オヒョクが掲示板を見ようとすると 

 サムドンは「校長先生だ!」と 嘘を叫んで

 オヒョクの気を反らした隙に 

 2人は 掲示板のコンセントを抜いてしまう。

 オヒョクに 修学旅行のお知らせを見せたくない2人。
 
 ヘミとサムドンは 食堂でお昼を食べながら

 オヒョクがまた おせっかいを焼いて

 自分たちのために借金をするんじゃないかと心配する。

 すると 隣のテーブルから声がする。

 「Kのミュージックビデオを日本で撮るんだってさ。」

 「修学旅行と同じ日程だってね。」とアジョン。

 「彼らは 飛行機もビジネスクラス。きっとホテルも高級さ。

  グクの奴。羨ましいぜ!!」

 そう話すのは グクの友達のインソンだった。

 サムドンはヘミに「グクも行くらしい。」と言った。

 「そうね。」そう言って寂しそうにするヘミが 

 サムドンは気になった。やっぱりグクと一緒に行きたいのかな?

 ヘミのことを誰よりも理解するサムドンは そう思った。

 



 そしてオヒョクは やっぱり闇金男にお金を借りる相談をした。

 「また融資を?」と驚く闇金男。

 「日本に修学旅行に行くんです。彼らの旅費にしたいんです。

  私を信じて頑張ってくれた生徒たちに 最後のプレゼントです。」

 そう語るオヒョクに「最後?」と驚く闇金男に

 「違うんです。年末なので 今年最後という意味です。」

 そうオヒョクは誤魔化した。

 するとやり取りを聞いていた闇金男の手下が 

 何かを閃いて 闇金男に耳打ちをした。

 それは良いアイディアだと 手下を褒める闇金男。

 実は日本で 結婚式の余興のアルバイトがあるから

 その仕事をすれば 旅費は全部賄えるというのだ。

 「マ社長の知人のまた知人が、日本でビジネスをしていて

  今度 結婚するそうだ。そこで余興をすれば

  旅費を出してくれる!!」

 オヒョクはヘミたちにそう言って アルバイトを薦めた。

 「良い話だわ!」と喜ぶビルスク。

 しかしサムドンは「どうしてそうまでして僕らを呼ぶの?」

 と不思議なのだが「韓国の歌を聞きたいんじゃないか?」

 オヒョクは能天気に答え「修学旅行に行けるぞ!嬉しいか?」

 そうみんなに尋ねた。「はい!」と嬉しそうにサムドンが答える。

 「ヘミはどうだ?」とオヒョクに聞かれ「まぁ・・・」

 と小さな声で答えるヘミの隣で サムドンが大声で叫ぶ。

 「嬉しいそうです!!」それに微笑むヘミだった。

 





 「選曲は私に任せて!」とベクヒも嬉しそうに言った。

 こうして ヘミ達入試クラスのメンバーも 

 みんなで日本へ修学旅行へ行けることになった。

 ビルスクが 学校の図書室で楽譜を探していると

 ジェイソンが ヘッドホーンでレコードを視聴していた。

 驚いて隠れるビルスク。しかしジェイソンが聞き惚れている

 その曲が何か知りたいと思うビルスクは 彼が去った後

 こっそり同じ曲を聞いて見る。その曲は・・・


 ”君を待ちながら 1人考えた

  別れた君は 辛くて再び

  僕へと続く 道の上で泣いている・・・”


 悲しい恋の歌だった。

 
 そして 日本へ修学旅行へ行く当日になった。

 サムドンはヘミと自分の荷物を 車に積み込みながら

 「ヘミ。飛行機は乗ったことあるか?」とヘミに聞く。

 「飽きるほど乗ったわ。」ヘミが答える。

 「飛ぶときは どんな気分だ?」サムドンは初めての飛行機に

 ワクワクドキドキしている様子。 (可愛い~

 「茹で卵は売ってるか?」そう聞くサムドン。

 (韓国では 旅のお供に茹で卵なのかな?笑)

 田舎者のサムドンに ヘミはこう言った。

 「飛び立つ時に 目を閉じてね。

  気圧の変化で 目が飛び出すから。」

 「本当か!!」本気にしたサムドンが驚いて叫ぶ。

 「茹で卵も売ってるよ。」そう言うヘミは 悪い女だ!! (爆)

 旅行前の楽しそうな2人を見ながら オヒョクは思い出していた。

 校長室に呼ばれた ダンス大会前の あの日のことを。

 「偽のショーケースなんて言語道断!!

  校長である私を無視し 父母を欺いたんだぞ!

  できることなら 免職にしたいが

  理事長のせいで 手続きが面倒だ。

  その代わり、生徒の処分は簡単だ。」

 そう言われて オヒョクは慌てた。

 「脅しだと思うか?偽のショーケースにナイトクラブ入店。

  充分、退学に出来る。」意地悪な校長がそう言った。

 オヒョクは言うのだった。

 「それなら 私が辞表を書きます。ですから生徒たちは

  処分しないでください。お願いします。」

 すると校長は言ったのだ。

 「よかろう。修学旅行から戻り次第、辞表を受理しよう。

  生徒たちは シ・ギョンジュン先生のクラスに入れる。」

 



 そうなのだ。だからオヒョクは どうしてもヘミ達を

 修学旅行へ連れて行ってやりたかったのだ。

 生徒たちと楽しい思い出を作って・・・

 そして 彼らと別れたかったのだろう。

 そんなことは知らないサムドン達。

 「先生、早く乗って!飛行機に遅れるよ!!」

 サムドンが明るい声で オヒョクを呼んだ。

 「ああ行こう!!」

 オヒョクもそれに 笑って答えるのだった。

 

 *****************************

 

 ああ・・・やっと書けました!!(^O^)/

 これで GWに突入できます!!(笑)

 いつも読んでくださる皆様に 感謝しています。

 あ!!・・・もしかしたらまた誤字脱字、

 あるかもしれませんが・・・何卒お許しを!!

 では 行ってきます~!!

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  
 

 
 

  
 

 


 



[コメント]

1.Re:ドリームハイ☆第9話No.3

2011-05-01 00:51:42.0 ア~ル

歌姫さん こんばんは。

って言っても今頃は可愛いお孫ちゃんの元ですね。

今回もしっかり!みっちり!!解説ありがとう~~~♫

沢山の謎が解けました。

ダンスコンクールの出場の動機‥

サムドンたちの鳥は分かっていたけれど、グク達が蛇だったとは…

ベクヒは相変わらずヘミを敵対視しているけれど、

ヘミは自分たちのやるべき事をコツコツ頑張り出したようだし…

ジェイソンとビルスクの関係も…この頃はジェイソンの方が❤なのね。

あの200日の間、グク達はデビューしてたんだぁ。

グク親子の関係‥そんな事に(-_-;)

なんてお父さんなんだぁ~実の息子を前にそんな事言うなんて!

ジンマンの輝かしい過去も分かり(笑)

闇金男も強面とは違って心優しい所もあるんだぁ~。

で、色々あって修学旅行へと話が進んで行くのね。

オヒョク先生の蔭ながら生徒を支え励まして来たのに、

あの憎たらしい校長‥とうとう辞表書かせちゃうのねぇ。

あ~田舎者のサムドン‥可愛い~ヘミの言う事真に受けて‥

次回は名古屋のシーンですね、楽しみにしてます(*^o^*)

コメント削除

2.Re:ドリームハイ☆第9話No.3

2011-05-01 10:41:30.0 かぼ

歌姫さん・・・・
ご無沙汰いたして居りました。。。。。

今回のブログの内容にはまるっきりそぐいませんが、
ようやく昨日ひとつほっとできる要素が増えたものでこうしてブロ
グにもお邪魔することが出来ました。

ず~っとお礼を申し上げたくておりました。
このたびはずいぶんとご心配を頂き、心より心より感謝申し上げま
す。

まだまだ先は暗闇のトンネルです、寝ているときだけは世の中が見
えないので感じることも無いのですが・・・・
朝目を開けると現実におろおろするばかりです、でも皆さんにお声
をかけていただき本当に幸せを感じられています。
本当にありがとうございました^^V

姫さんも忙しそうです~どうぞご自愛されてくださいね☆

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3.だらちゃん♪ こんばんは~☆

2011-05-01 23:48:17.0 歌姫ちゃこちゃん


だらちゃんの第9話の「ドリハイの謎」が解けて良かったです!!

≪次回は名古屋のシーンですね、楽しみにしてます(*^o^*)≫
それが・・・実は・・・
今、これを鹿児島の実家の母のPCから打っています。

本当なら 今日も長男家族の福岡にいるはずなんですが・・・
なぜ 今 鹿児島にいるかというと・・・
母が今日、大怪我をしてしまい・・・父から連絡があったので
急遽、車で移動して来たんです。しばらく鹿児島に残るかもしれな
いので・・・ドリハイ解説は 当分できそうもありません。
      ごめんなさいね!!!!

コメント削除

4.かぼさん♪ こんばんは~☆

2011-05-02 00:08:09.0 歌姫ちゃこちゃん


かぼさん!!大変でしたね!!でも・・・ご無事で何よりでした。
歌姫は ただ祈るだけで・・・何もお力になれずに、大変申し訳あ
りませんでした。

≪ようやく昨日ひとつほっとできる要素が増えたものでこうして
ブログにもお邪魔することが出来ました。≫
ああ・・・ほっと出来ることが1つでもあって 良かったなと思い
ます。きっと少しずつではあると思いますが・・・希望の光は大き
くなって 照らされると思うので・・・頑張ってくださいね!!

人生、一寸先は闇・・・と言いますがまさに かぼさんも被災地の
方々も それを経験されたのですよね。(涙)
それでも、実は 私も今、まさにその「一寸先は闇」を経験してい
ます。
実母が 突然の事故で・・・脳挫傷で入院しました。
手術もしましたが、脳の損傷が激しく・・・希望の光はありませ
ん。それでも できるだけのことはしていただくつもりです。

そして・・・母が6月に旅行にいくつもりで PCで予約していた
旅館をキャンセルするために開いたPCだったのですが・・・ちょ
っとここを覗いたら、かぼさんのメッセージを見つけたので、
お返事したくて書かせていただきました。

変なことを書いてしましましたが・・・お互い、自分がしっかりし
なくちゃ!!って頑張ってるような気がして・・・
歌姫も頑張って 精一杯過ごしていますので・・・
かぼさんもどうかお元気で!!! またいつか笑って 楽しい会話
ができますように!! 今日はこれで失礼したしますね。

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5.Re:ドリームハイ☆第9話No.3

2011-05-02 23:49:22.0 anohitohaima

姫さん、ケンチャナ?

今どんな気持ちで、夜をすごされてるかと胸が痛くなる

思いがけない出来事で・・・

こんなとき、やっぱり祈ることしかできない

姫さんが体調崩さないで、お母さんのおそばにいられますように


ドリハイの解説お疲れ様、楽しく読ませてもらったわ

感想はまたいずれ、お話しましょう


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