最後の晩
今日は 父と過ごす最後の晩。
先日、お世話になった葬儀社が
サービスで作ってくださった アルバムの中の
家族の集合写真を 大きく引き伸ばして
綺麗な台紙に 入れてくださったものと一緒に
告別式の模様を収めた DVDをサービスで
夕方に 届けてくださったので
父と二人で そのDVDを夕食前に見ていた。
結婚式のDVDはよくあるけれど
お葬式のDVDなんて 私は初めてだったから
とても そのサービスに驚いてしまった。(笑)
葬儀社の方に聞いてみると
あまりにも 大きな告別式だったので
会場に入りきれない会葬者の方々のために
会場の様子をカメラで写して 2つのTVで流していたので
それを編集して DVDを作ってくださったらしい。
改めて見てみると・・・
本当に 素敵な葬儀だった。
兄は まるで芸能人のような葬式だ!と言ったが
それは祭壇が 白一色ではなく、
母の好きなピンクで埋め尽くされた
華やかな祭壇だったからかもしれない。
母の遺影も バックを上品なワインレッドに
長女の私が頼んだことも あったのかも・・・。(笑)
雪のように 真っ白な髪の母だったから・・・
ワインレッドの背景に 白髪の母の遺影は
とても映えて 美しかった。
そして圧巻だったのは
素晴らしい弔辞を 8人もの方々が
読んでくださったことだ。
多分、前代未聞の8人の弔辞。
ただでさえ 香川の告別式では
弔辞など 読む風習がないので
夫の母は さぞかし驚いたに違いない。
今日私は その8人の素晴らしい方々の
それぞれ 個性豊かな弔辞を振り返り
母がどんなに 大勢の方々に愛されていたか
そして偉大な母だったのかと
改めて 思い知らされたのだった。
なにせ弔電の数も半端じゃなかったし
2時間以上の告別式で
皆様、最後まで残って 母を見送ってくださった。
心から 感謝の気持ちでいっぱいだ。
そして父といえば・・・
ずっとすすり泣きながら DVDを見ていた。
母の訃報を聞きつけて
アメリカから 父の従兄が 来週やって来るので
その時に このDVDを従兄に見せると言っている。
きっとまた、父は その従兄の前で
メソメソ泣くんだろうなぁ・・・。
明日は 6時半に朝食を食べて
父と一緒に お墓参りに行って・・・
今日教えたPC操作の復習を 父にさせてから
お昼前に この家を出る。
川内駅で 昼食を父と食べてから
岡山まで乗り換えなしの新幹線で 帰途に就く。
四十九日までの間、PCで
メールや 母のHPや次男と私のブログを読んで
一人ぼっちの淋しさを 紛らわせてくれればいいと思う。
えへへ・・・
今日、父に CLASSIC MOCHAを見せちゃった!!
私の部屋の ヨンジュンのフォトを見て
「いい男だなぁ。でも、ハンサム過ぎるよな!」
と 父が言った!!(@_@;)
ハンサム過ぎる・・・本当だわ!!
流石、私の父。良く分かっていらっしゃる!!
(*^_^*)
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