2011-05-21 23:25:09.0
テーマ:ドリームハイ カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

ドリームハイ☆第10話No.1

Photo


 
 入試クラスの ヘミやサムドンたちが 

 2年生になって 芸能クラスに進学できるには 

 50点が加算されるという 全国ダンス・コンクールに 

 入賞しなければならなかった。

 しかし、ヘミたちは オヒョクやジンマンの力を借りて

 テーマの鳥を見事に表現し、3位という好成績で入賞した。


 


 成績発表の際、3位入賞者に 自分たちの名前が呼ばれると

 サムドンは歓喜の声をあげ、飛びあがり、拍手して騒いだ。

 ジェイソンに代わり、自分がソロパートをして3位を獲得できた

 その喜びは 他のメンバーの誰よりも大きかったサムドン。

 勿論、ヘミもビルスクも嬉しくて 喜んで壇上へ向かう。

 ただ、ジェイソンだけは 優勝でなかったことが悔しかった。

 自分がソロだったなら 優勝できたはずなのに・・・

 そう思うジェイソンは 3人のようには喜べない。

 仕方なく3人の後から 渋々壇上に上がるジェイソンだった。

 「受賞のコメントを聞きましょう。ソン・サムドン君。」

 司会者がサムドンに 喜びのコメントを求めた。

 すると サムドンは会場を見渡して オヒョクの姿を探す。

 そしてオヒョクを見つけると 嬉しそうに「先生!」と叫ぶ。

 オヒョクは 手でハイ!と サムドンに合図して答えながら

 コンクール前の 校長とのやりとりを回想していた。


 サムドンたちが 闇金男のナイトクラブで

 コンクールの練習をしていたことで

 退学させようといた校長に、オヒョクは必死で訴えた。

 「それなら 私が辞表を書きます。ですから生徒たちは

  処分しないでください。お願いします!」

 すると 意地悪い校長は言ったのだ。

 「修学旅行から戻り次第、辞表を受理しよう。

  生徒たちは シ・ギョンジュン先生のクラスに入れる。」



 



 
 オヒョクが 自分たちを守るために

 校長に 辞表を提出することなど

 夢にも思わないサムドンは 喜び一杯の受賞の中で

 舞台から オヒョクに向かって 笑顔で叫ぶのだ。

 「カン先生! 一生 傍にいてください!!」

 それを聞いたオヒョクは 嬉しそうに頷くのだが・・・

 実は その願いを叶えてあげられないという思いで

 心の中で オヒョクは泣いていたに違いなかった。

 


 修学旅行の後で 辞表が受理されるオヒョク。

 彼は 自腹を切ってでも ヘミやサムドンたちを

 修学旅行へ 連れて行ってやりたいと思った。

 せめて最後に 彼らと楽しく過ごしたいと願うオヒョク。

 そこで 闇金男にまた借金しようとするのだが

 闇金男の事務所で 修学旅行先の日本で 

 結婚式の余興のバイトを紹介してもらい 

 そのバイトで 旅行費用を賄えるという 有難い方法を得る。

 かくして へミ、サムドン、ビルスクの3人は

 優しい担任のオヒョクに連れられて

 芸能クラスと共に 修学旅行へ行けることになった。




 

 




 
 そして修学旅行の朝。

 オヒョクは ヘミとサムドンを自分の車に乗せ

 飛行場へ向かった。その途中、ヘミの携帯に

 ビルスクから電話が入るのだが、

 それは 昨日、急に発熱して病院へ行ったら

  A型肝炎だと診断されて 入院したという知らせだった。

 驚く3人だったが、それでは仕方ない。

 余興で歌う楽譜は サムドンに渡したというビルスクは

 「私も日本に行きたかったのに!」と悔しそうに泣いた。

 病院のベッドで電話を切ると ビルスクの母は 彼女に

 「なんでギターなんか持って来るの?」と 

 ビルスクのギターを 邪魔だというように叩いた。

 「その子を叩いちゃダメだってば。私まで痛いから。」

 ビルスクはどんな時でも 常にギターを離さず傍に置く、

 本当に音楽が大好きな 少女だった。

 そして ギターと同じくらい ぬいぐるみも大好きな

 可愛い少女のビルスクは ベッドの上で 

 ジェイソンの分身のぬいぐるみを 愛しそうに抱きしめた。

 せっかく、日本で 愛しのジェイソンと

 再会できるハズだったのに・・・ビルスクはついてない。

 (しかし!!神様は ビルスクを見捨てなかった!!

  実はこの入院が ビルスクにとって 

  幸運をもたらすことになる。お楽しみに!笑)

 

 


 さて、ビルスクが抜けた 入試クラス2人の修学旅行。

 サムドンたちを乗せた飛行機は 

 日本の名古屋空港に 無事到着した。

 オヒョクがヘミたちを連れて ゲートを出ると

 アルバイト先の日本人の案内役が 空港で待ち受けていた。

 ”歓迎 カン・オホク”と書かれた紙を手にしたその男は

 黒いスーツを着た いかつい男だった。

 「吉本さんのお知り合いですね。

  私がカン・オヒョクです。オホクではなく・・・」

 とオヒョクが 韓国語で名前を訂正しようとしても

 その男は無視して 3人を大きなリムジンカーに案内した。

 その黒いリムジンを見て サムドンは驚嘆する。

 しかし、ヘミは 豪華リムジンに平然と 遠慮なく乗りこむ。

 (流石!豪華なものに慣れている かつては富豪家の娘ヘミ!)

 ヘミの後に サムドンとオヒョクも車の中へ。

 ヘミ以外の2人は リムジンの中の広さと高価な内装に 

 大興奮する。「凄い金持ちなんだな!」とサムドン。

 「何の仕事をしてる人なの?」と ヘミが聞けば

 「何でも 地域社会の発展に 貢献する方だそうだ。」

 と オヒョクは答える。しかし、リムジンが到着した

 その結婚式会場前には 人相の悪い黒服の男たちが

 両脇に並んで 来賓者を出迎えている。

 その有様は 異様な雰囲気を醸し出していた。

 サムドンはつぶやく・・・。

 「映画で見たことある ヤクザたちのようだけど。」

 オヒョクは こわばった顔で答える。

 「そんなわけない。地域社会の発展に

  貢献する方だと言っただろう・・・。」

 しかし、サムドンの勘は正しかった!! (笑)

 式場の受付では ヤクザ達が身につけた拳銃や短刀を

 没収され、ボディチェックを受けて会場入りしていたのだ。

 サムドンはオヒョクにしがみついて 受付を通った。

 しかし、度胸の座ったヘミは 平然と受付を通過する。

 そして、結婚式披露宴会場へ案内され 席について見れば

 それは ヤクザの親分と若い娘の結婚式に間違いなかった。

 乾杯が済むと、早速 ヘミたちの余興の出番が来た。

 「今日は遠路、韓国からお祝いの歌を歌いに来ていただきました!

  それでは歌っていただきましょう。

  曲は”アイラブユー、サンキュー”です!」

 そう紹介されて ヘミ達は正面のマイクの前へ移動した。

 ビルスクが用意して サムドンにことづけた楽譜を

 サムドンが会場のピアニストに渡すと プロのピアニストは

 その楽譜を初見で、美しく奏で始める。(凄いな!私には無理だ。笑)

 美しく、切ないメロディーが ピアノのからこぼれ始めた。

 その前奏を聞いて マイクの前に立つヘミとサムドンは

 驚いて 顔を見合わせた。オヒョクも こわばった顔でつぶやく。

 「この曲じゃないぞ!」

 そうなのだ。ビルスクは ジェイソンが図書館で視聴していた

 悲しい恋の歌の楽譜を 余興で歌う楽譜と一緒に

 サムドンに渡してしまっていたのだ。

 オヒョクがサムドンの鞄の中を覗くと

 そこには”アイラブユー・サンキュー”の楽譜が!!

 ピアニストに 楽譜を間違えて渡してしまったことに気づき

 3人は どうしようかとドキドキしたが・・・もう遅い!!

 オヒョクは2人に ”どうせ 分からないから歌ってしまえ!”

 と手で合図した。そうだ。韓国語の歌詞なのだから・・・

 どうせ会場の日本人に 歌詞の内容なんて分かるはずは無い。

 かくして サムドンとヘミは もの悲しい恋の歌を

 心を込めて 切々と歌い上げるのだった。


 ”君を待ちながら 1人考えた。

  別れた君は 辛くて 

  再び 僕へと続く道の上で泣いていると・・・。

 
  君を眺めているうちに ふと思った。

  ある日 空が明るくなった時

  あの日のように 君は静かに

  僕のもとに帰ってくる。


  目の前に 君がいるのに

  君の目には 僕が見えないのかい?

  その瞳に 僕はいない・・・。


  慣れ親しんだ 手つきや笑顔だけが・・・”


 そこまで歌が進むと 空港から3人を案内したヤクザが

 新郎の親分に 何かを耳打ちし始めた。オヒョクは焦る。

 嫌、まさか!!・・・分からないでくれと 願うのだが・・・

 そのヤクザは しっかり韓国語が分かっていて

 親分に 歌詞の内容を説明しているのだった。


 ” 今は 別れるけど

  次に 会う時は・・・” 子分が通訳してしまった!!


 「アイツ!韓国語、分かってたのか!!」オヒョクは嘆く。

 すると新郎のヤクザの親分は 顔を真っ赤にして怒り始めた。

 テーブルを叩いて立ち上がり 大声でわめく親分を見て

 ヘミもサムドンも ヤバイ!と思った。

 オヒョクは3人の荷物を握りしめ サムドンに目で合図する。

 サムドンは「ヘミ、逃げろ!!」と言って促し

 3人は慌てて 披露宴会場から逃げ出すのだった。

 ヤクザの子分が 3人の後を走って追いかけた。

 オヒョクは サムドンに「先に逃げろ!サムドン頼むぞ!」

 と言って ヘミをサムドンに任せ 自分は荷物を手にしたまま

 大きく両手を広げて「通さないぞ!」と道路に立ちふさがった。

 流石に 生徒思いの熱血教師、オヒョクだ!! (拍手!!)

 しかし、ヤクザに敵う訳もなく、一発でノックアウトされ

 道路にうずくまってしまうのだった。 (情けない!!)

 2人は シツコク追って来るヤクザから必死に逃げるのだが

 途中、サムドンが何かを落として 拾いに走った。

 道路にうずくまり 落した物を必死に拾うサムドンに

 ヤクザが襲いかかる。「サムドン!!」大声で叫ぶヘミ。

 サムドンは 咄嗟に身を交わして ヤクザを押し倒した。

 (おお!!素晴らしい運動神経!!笑)

 そして ヘミの元に戻り、2人で手を繋いで

 名古屋の街を逃げ回り、ある喫茶店の中へ駆け込んだ。

 2人が隠れていることに気がつかないヤクザたちは

 走ってどこかへ 去ってゆくのだった。

 ほっと安心した2人。その瞬間、ヘミはサムドンを叩いて

 「危なかったわ!何を拾いに戻ったの?」と怒って聞いた。

 するとサムドンは 掌を開いて ヘミに見せる。

 サムドンの手の中にあったのは ヘミがサムドンに

 初めて出会った時にあげた ハートのストラップだった。

 「これを落とした。」そう言って 笑うサムドンに

 「こんな物のために・・・捕まるところだったわ!」

 そう呆れて また怒り出すヘミ。それでも サムドンは

 「結果オーライだろ?」そう言って笑うのだった。

 ヘミは またまた呆れてしまい

 「勘弁してよ!」サムドンを叩くのだった。


 



 
 しかし、ヘミは知らなかったのだろうか?

 ヘミがバス停で サムドンにあげたハートのストラップは

 サムドンがこの世で 1番大切な宝物だということを・・・。

 あの日。ヘミがソウルに戻る時に「必ずソウルへ来てね!」

 そう言って渡してくれた ハート型の可愛いストラップは 

 サムドンにとっては ヘミの分身だったのだ。

 そう。ビルスクが いつもしっかり抱きかかえる

 ジェイソンのぬいぐるみのように・・・。

 

 こうして ヤクザから逃れた2人だが、

 現金はオヒョクに預けた鞄の中に 2人とも入れていた。

 ホテルの地図も現金も 何もかも鞄の中だったのだ。

 「どうする?」サムドンとヘミは途方に暮れるのだった。


 
 一方、芸術クラスの一行は ホテルに到着し

 ロビーで ギョンジュン先生が部屋割の発表をしていた。

 4人が1部屋の部屋割りだったが、グクたちのデビューグループは

 豪華なツインの部屋なので みんなは羨ましがっていた。

 そこへ ボロボロになったオヒョクが走り込んできて、倒れながら

 「入試クラスの連中は?」と ギョンジュン先生に聞くのだった。

 ギョンジュン先生は驚いた!「日本に来ているの?」

 それにすぐに反応したのは グクだった。そしてジェイソンも・・・。

 ”ヘミやビルスクが日本へ来ている!”グクたちは 嬉しくなった。

 「参ったな・・・一文無しだろうに・・・。」

 ヨロヨロ立ち上げるオヒョクに ギョンジュン先生は

 「どこに行くつもり?」と尋ねた。

 「僕が探してくる!」グクは 真っ先にホテルを飛び出した。

 それに吊られて ジェイソンやグループKのメンバーも走り出す。

 そしてアジョンやインソンも後を追って 捜索隊が結成された。

 

 


 サムドンはヘミと一緒に 名古屋の繁華街を歩いていた。

 「ここで待ってろ。」とサムドンが言って

 通りすがりの日本人に「名古屋ホテルどこ?どこ??」

 とサムドンは身ぶり手ぶりを交えて 必死で日本語で尋ねた。

 日本人は 指を差して ホテルの方向を教えてくれた。

 「ありがとう!」と日本語でお礼を言って ヘミの元に帰れば

 ヘミは上を見上げて ポカンとしていた。

 見れば、ビルの上に大きな観覧車があって 回っているではないか。

 ヘミは ある晩、急に訪ねて来て、「観覧車に乗ろう!」

 と言った グクのことを思い出していたのだった。

 その時のグクは 自分の背中にすがって泣いていた・・・。

 ヘミはずっと その時のグクの涙が気になっていた。






 「どうした?乗りたいのか?」サムドンがヘミに聞く。

 ヘミは ふと我に帰って「ううん。」と顔を横に振った。

 ホテルは 向こうらしい・・・そうサムドンが言って

 2人は その教えられた方角へ 歩き始める。

 その2人が通り過ぎた後、グクとジェイソンが

 観覧車の下に走って来て ジェイソンが上手な日本語で

 「韓国人を見ませんでしたか?男1人に女2人ですけど。」

 と日本人に話しかけた。(ジェイソンはビルスクも来ていると思うから

 女2人だと聞いてしまったのだ!!)日本人は 知らないと答える。

 その間、グクもまた観覧車を見上げて 思いにふけった。

 「何見てる?」とジェイソンに聞かれて 

 「嫌。」と誤魔化すグク。 彼は観覧車に特別な思いがあるようだ。

 

 





 ヘミは歩き疲れてしまい、路上の柵に腰を降ろす。

 その隣にサムドンも腰掛けた。

 「修学旅行なんか 来たくなかったわ!」ヘミが文句を言った。

 しかし サムドンは言った。

 「嘘つけ。会えると喜んでたくせに。」

 ヘミは不思議そうな顔をした。サムドンは言う。

 「誰に会いたいのかも 俺は知っている。」

 「本当に知ってるの?じゃあ言ってみて!」

 ヘミに言われて サムドンは戸惑った。

 本当のことを言うには 悔しい!!

 ”グクに会いたいんだろう?”なんて 口が裂けても言いたくない。

 「それは・・・寿司だろう?お前、寿司には目が無いだろ?」

 サムドンは ヘミをこずいて 笑いながらそう言った

 「確かにね。」ヘミも笑う。しかしすぐに辛そうな顔で

 「寿司じゃなくてもいいから 何か食べたいわ。」と言った。

 何とかしてやりたいと思うサムドンは どうすれば

 お金が手に入るだろうかと思案した。すると・・・

 路上でパフォーマンスをして 通りすがりの人を集めている

 若者たちを見つけた。サムドンは”これだ!!”と閃いた。

 「ヘミ。俺たち 金がないなら 稼ごう!!」

 サムドンに言われて「稼ぐ??どうやって??」

 ヘミは不思議がったが、度胸の座ったヘミは

 サムドンの提案を すぐに受け入れるのだった。

 HELP!と書いた空き箱を 路上に置いて

 ヘミとサムドンは 道端で歌を歌うのだった。


 ”赤く染まった 夕焼けを見ていると

  悲しそうな 君の顔が浮かんで

  涙が頬を伝い 何も言えなくなるけど

  ・・・君を愛してるよ!!”

 息の合ったサムドンとヘミの 明るい韓国語の歌声は 

 道行く日本人の心を掴んだ。

 次々に空き箱に お金を投げ込む音がする。

 ヘミ達よりも先に パフォーマンスをしていたグループを

 囲んでいた人々も サムドン達の歌声の方に 興味を示し

 どんどん サムドンとヘミの2人に 人々は群がった。

 ヘミとサムドンは 仲良くかけ合いながら歌を歌う。


 ”歳月の流れのように 忘れようとした

  思い出が蘇るなら 目を閉じて その名前を呼ぶよ


  分かってる。美しかった君の姿を

  もう 見ることは出来ないと・・・。

  でも、悔いは無い。

  あの赤い夕陽のように 君を愛してるよ!!


  この世には 君だけ!!

  声の限り呼んでみても

  夕焼けが赤く染まるだけ・・・

  
  君を愛してるよ!!

  この世には 君だけ!!

  声の限り呼んでみても

  夕焼けが赤く染まるだけ・・・”


 


 

 明るく歌って踊る2人に 人々は輪を作って集まった。

 みんな手拍子をして 盛り上げてくれた。


 と!そこへ突然、日本人のグループが割り込んで来る。

 ヒップホップの音楽に乗せて ヘミ達を囲む輪の中で

 激しく踊り狂うのだった。人々は歓声をあげて喜んだ。

 ヘミとサムドンは 彼らに邪魔されて歌えなくなってしまう。

 と!!またそこへ 勢いよくバクテンをしながら

 グクが飛び込んでくる。ポーズを決めて止まったグクの上を

 ジャンプして飛び越えるのは ジェイソンだった。

 その2人の登場は 本当に見事なものだった。驚くヘミ。

 そして 驚くサムドン。観客も 一層、興奮して沸いた。

 グクとジェイソンの踊りは 素晴らしく切れ味が良く

 誰もが魅了される ブレイクダンスの技の数々だった。


 



 ”どうだ?参ったか! ”グクたちが 日本人グループに

 そう態度で示すと 日本人も負けていない。

 必死に自分たちの持てる技を ブレイクダンスで披露する。

 そしてベクヒやアジョン、インソンも加わって

 韓国対日本の ダンスバトルが火花を散らすことになる。

 しかしながら 運動神経の抜群なグクと

 ダンスのセンス抜群のジェイソンのダンスは

 日本人グループを圧倒した。

 それに加え キリン芸高で鍛えられた韓国グループは 

 みんな良質のダンスを披露して 

 誰の目から見ても 日本人には勝ち目は無かった。

 (このダンスシーンは 本当に見応え充分!!

  圧倒的なグクたちのパフォーマンスを

  是非、みなさんご覧くださいね!!)

 最後にヘミが登場し 色気のあるダンスを披露すると

 グク達が囲んで 日本人グループを威圧し

 とうとう日本人たちは降参し ヘミ達 韓国グループの圧勝となった。

 ヘミとグクたちは みんなでハイタッチをして喜びあった。

 そしてヘミは ベクヒともハイタッチすることになる。

 グクと一緒にベクヒも駆けつけて 助けてくれたことが

 ヘミは嬉しかった。そして何より グクが真っ先に

 自分を助けに来てくれたことが 嬉しかった。

 
 先に路上でパフォーマンスをしていたグループの中の

 1人の男が 悔しそうにHELPと書かれた募金箱を

 蹴飛ばして グループを率いて去って行った。

 サムドンは その態度に腹を立てた。

 ヘミと2人で稼いだ 大切なお金を蹴飛ばされたからだ。

 他のみんなが パフォーマンスの勝利に喜ぶ中

 サムドンは1人で 募金箱を片付けている。

 そして もう1人、ジェイソンはビルスクの姿を探していた。

 ビルスクは なぜいないのだろう??

 この時は ジェイソンは素直に 

 ビルスクのことを サムドンたちに聞けなかった。

 


 そしてそのビルスクは 病室で 母から

 「看護婦さんに見つかる前に 食べなさい!」

 と 焼いた豚バラ肉を差し入れされ

 「せっかく痩せたのに!!」と言いながら

 ガツガツ食べていたのだった。

 

 



 
 そして ジェイソンは 自分のホテルの部屋に 

 サムドンを引き入れて ビルスクのことを尋ねるのだった。

 そして ビルスクが出発前に 肝炎で入院したと聞くと

 ジェイソンは「肝炎??」と 大声をあげて驚いた。

 「何型だ?A型か、B型か、C型か??」

 と サムドンを問い詰めるが、サムドンは肝炎のことなど

 無知で何も知らない。「肝炎にAもBもCもあるか。」

 そんなサムドンに ジェイソンは

 「何型かによって 全然違うんだ!!

  B型やC型なら 命に関わる。」そう怒鳴りだすのだ。

 サムドンに「怒るなよ。」と言われ

 「それでも友達なのか?」と ジェイソンは憤慨する。

 そんな怒り狂うジェイソンを サムドンも

 洗面所で顔を洗っていたグクも 不思議に思った。


 一方、ヘミは ベクヒとリアのツインの部屋に泊めてもらう。

 ベッドの下で 布団を敷いて寝ようとするが

 お腹がペコペコで寝られない。グ~っと大きい音でお腹が鳴った。

 「あなたのお腹の音?」リアが面白がるが、ヘミは否定した。

 「ファンからもらったお菓子があるけど あげようか?」とリア。

 「結構よ。」と 気の強いヘミは断ってしまう。

 「食事抜きだったんでしょ。意地を張らないで。」

 と お菓子をあげようとするリアを ベクヒが

 「よして。いらないって言ってるでしょ!」と制した。

 ヘミのプライドの高さは ベクヒが一番良く知っていた。

 それでも 夜中にヘミのお腹は正直にグ~グ~と音を立てた。

 ベッドの中のベクヒは そっとヘミの上にお菓子を落とす。

 まるで 寝相が悪くて手が触れて落としたように

 タヌキ寝入りをして 誤魔化すベクヒ。

 ヘミは ベクヒが寝ているのを確認して それをつまみあげ

 布団の中で食べようとするのだが

 見つかったら格好が悪いので 部屋の外へ出て

 布団にくるまりながら お菓子をふさぼるようにして食べた。

 そこへ 眠れないグクが 1人で部屋から出て来て

 廊下にいるヘミを見つける。しかしグクからは ヘミが

 何をしているのかは よく見えなかった。(ヘミ、良かったね!笑)

 「ヘミ!」とグクに呼ばれて ヘミは驚いて背を向けた。

 「話がある。」グクは ヘミにそう言った。

 グクは ずっと前から ヘミと2人きりで話がしたかったのだ。

 ヘミは 「私には話すことなんかないけど・・・。」

 お菓子が一杯詰まった口で ヘミはやっとそう言った。

 まるで 物凄くぶっきらぼうな答えだった。

 そしてヘミは恥ずかしくて すぐに部屋に帰って行くのだった。

 ヘミがお菓子をむさぼっていたなど 知る由もないグクは(爆)

 ヘミに冷たくされて 溜息をつく。

 いったい、いつになったら ヘミの誤解を解けるのか・・・

 グクは 内心焦るのだった。


 
 ****************************

 

 さて・・・まだまだ 続きます。待っていてくださいね!

           (*^_^*)

 この第10話は 物語のキーポイントでもあります。

 この回から 主人公たちの感情が複雑に絡んで・・・

 どんどんクライマックスに向けて ドラマが盛り上がるからです。

 そして 昨年の12月に 名古屋で撮影したこの第10話は

 ヨンジュン家族の私にとって 特に感慨深い回なのでした。

 名古屋の観覧車・・・私も是非一度 乗って見たいと思います。

 
 

 

 

 

 

 
  

 


 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

  

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 


 

 

 
 
 
 

 
 

 

 

 



[コメント]

1.Re:ドリームハイ☆第10話No.1

2011-05-22 01:16:25.0 YUMIW

久しぶりのドリハイ・・・・長い解説を久々に楽しく読ませてもら
いました。

ちゃこさんの努力に本当に感謝です。

仕事人間??いゃあ単なる貧乏性なのよ~~

そんな大した仕事はやっていないし・・・人を動かすこともできな
い奴だしね。ただ仕事は好きなのかもね。
必要とされている間は頑張ろうっておもっちゃうんだね。
でもそろそろ上手な遊び方は覚えなきゃって思ってる。このままじ
ゃリタイアした後・・退屈で困るかも・・・

本当に仕事しないで気ままに暮らす選択肢もありだったので・・・
その時は週に3日くらいスポーツジムに通うプランを考えていたん
だ(笑)
そのプランは上司に教えてあげたんで只今その方が実践中です。結
構格安で時間つぶせるからね~。

ドリハイも色々と忙しかったせいでちょっと溜まっているのでそろ
そろゆっくり見ようと思っています。最近は日本でもちょっと話題
になっているグンソクくんのドラマに嵌っていたので・・ドリハイ
が観れていなかったんだわ~

マッコリのコマーシャルもしているちょっと可愛い顔のグンソクく
んなんだけどね・・・
いたずらなkissのヒョンジュンくんもいいよね~~
そういえば・・・ヨンジュンは今どうしているのかしら?
そろそろ新居での生活が始まっているのかしらね~

コメント削除

2.Re:ドリームハイ☆第10話No.1

2011-05-22 14:37:39.0 pmisa

こんにちハミョン~~

ドリハイ解説 (_´Д`)ノ~~オツカレー
この後、いよいよ「ゴシレ火」が登場ね~。

ドリハイ終わって、最近は「ホテリアー」観賞中。
昨夜は、監禁キスのシーン。
「僕だけを見て!」 萌え~~~~!!
言われなくても、いつも、ヨンジュンだけを見てるから…。

モバイルスタッフブログ見た?
ブログもみなさん「ヘジュセヨ」の話題で盛り上がってるヨン。


3.YUMIWさん♫ こんばんは~☆

2011-05-22 19:45:28.0 歌姫ちゃこちゃん


うふふ・・・これは 本当に一心不乱に書いてるので(笑)
悲しいことも忘れられて ちょうどいいんです。(*^_^*)

≪仕事人間??いゃあ単なる貧乏性なのよ~~ ≫ 嘘~!!!!
絶対に貧乏性なんかじゃないと思う(笑) 仕事が本当に好きなの
よ!!! ≪ただ仕事は好きなのかもね。≫ ほらね!!(笑)

ただプラプラ趣味だけする日々・・・YUMIWさんはきっと 空し
くなる人間だって思うな♫ (*´艸`)ププ 

それにしても・・・グンソク君やヒョンジュン君に目が行くあなた
は・・・本当に美男が大好きなのね(爆)ドリハイのスヒョン君も
どうか・・・可愛がってあげてください!!(^O^)/

コメント削除

4.pmisaちゃん♫ こんばんは~☆

2011-05-22 19:53:19.0 歌姫ちゃこちゃん


≪この後、いよいよ「ゴシレ火」が登場ね~。 ≫
それが・・・詳しく書き過ぎて・・・part2では まだゴシレまで
到達できなかった(>_<)

ホテリアー、またどこかの放送局で放送してるの??(@_@;)
ドンヒョクのjoon・・・歌姫も凄く好きだわ~❤ 「僕だけを見
て!」のドンヒョクより・・・カサブランカの「僕はどうすればい
い?」のドンヒョクが歌姫は好きなんだけどね(笑)

≪モバイルスタッフブログ見た?
ブログもみなさん「ヘジュセヨ」の話題で盛り上がってるヨン≫
教えてくれてありがとう~❤ さっき携帯で見てみた!!
電話でjoonが方言が聞き取れなくて 苦労したって・・・笑って
しまった!!(*^_^*)

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