2011/02/01 09:32
テーマ:ドリームハイ カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

ドリームハイ☆第1話☆No.4

Photo



 
 いよいよ キリン芸能高校のオーディションの日がやってきた。

 オーディション会場には 審査員の机が 部屋の窓を背に

 会場の正面に整えられ グランドピアノも設置された。

 マイクなど音響機器も整えられ この会場の模様は

 学園内のTVに映し出されて すべて公開されることになった。

 ハミョン理事長がすべて指揮を執る 初のオーディションなのだ。






 オーディション当日の朝、ヘミは朝シャンした頭にタオルを巻いて

 階段を下りて 壁の鏡に自分を写した。

 妹のヘソンが「今日はキリン芸高の入試でしょ?」

 と聞くが ヘミが「そうだっけ?」と適当な返事をするので

 「緊張感がゼロね。あそこの受験は熾烈らしいけど?」

 とヘソンは心配するのだが、ヘミは余裕で言うのだった。

 「自信が無い者が緊張するのよ。」ヘミは自信たっぷりだ。

 

 一方のベクヒといえば 緊張の塊。鏡に向かって

 「キム・ベクヒ。あなたならできる!!」

 そう自分におまじないをかけて、精神安定剤を飲み込んだ。


 
 そしてグクは キリン芸高まで送り迎えを頼まれたのか

 ダンス青年をバイクの後ろに乗せて 受験会場へむけて

 風を切って走っていた。


 
 キリン芸高の控室では 大勢の受験生が

 それぞれの得意分野の準備を 競うように練習していた。

 ギターやキーボードを弾く者。発声練習やダンスをする者。

 いったい何人の若者が受験に来ているのだろう??

 続々とキリン芸高の門をくぐって 

 まだまだ 多くの受験生が集まっている。

 グクのバイクも到着して 門をくぐった。

 偶然、その横を歩いていたのは ヘミとベクヒだった。

 2人は門まで辿り着くと ベクヒが「待って!」と言って

 門の金網にしがみついた。高まる緊張感を抑えようと必死だ。

 ヘミが「遅れるわよ。」と言っても 「少しだけ。」と言って

 べクヒは必死に 目をつぶってお祈りをしている。

 「アーメン。南無阿弥陀仏。観音菩薩。」(めちゃくちゃだ!!笑)

 「何よ、それ。」ヘミに突っ込まれても

 「ひとつの神様じゃ 心許なくて。」と言うベクヒ。

 「あなたと私を一緒に合格させて。」そうベクヒが願ったと

 聞いたヘミは 微笑みながら、ベクヒを連れて門をくぐった。

 そんな自信がないベクヒと 自信満々のヘミのコンビの前に

 笑顔で手を振る男がいた。闇金男だ!!驚くヘミ。

 闇金男は ヘミに”ファイト!”とジェスチャーする。

 (満面の笑みで、ヘミに頑張れとジェスチャーする闇金男は

  お受験について来た父親のようでもある。笑)

 
 闇金男にプレッシャーをかけられながらも

 ヘミは自分の実力には 絶対の自信を持っていた。

 「緊張する?」とベクヒ。「全然。」とヘミは言いながら

 悠然と控室に入って行く。ベクヒはヘミの後ろを

 ガチガチになって ついて行くのだった。

 「受験票と楽譜は忘れずに!試験中、楽譜は見られません。」

 そう学校側のアナウンスが流れた。


 





 オーディションの始まる 審査席の中央に座ったハミョンは

 右手の中に Kというマークのペンダントを握っていた。

 (ドラマの冒頭で歌手のKがつけていた あのペンダントだ!)

 机の上に そのペンダントを置くと オーディションは始まった。

 


 サックスを演奏する者。歌謡曲を熱唱する者。ギターを演奏する者。

 受験生の水準は かなり高いようだ。

 緊張するグクの友人のダンス青年は トイレに行きたくなった。

 慌ててトイレへ行こうとすると ある青年の足につまずいた。

 その青年は足を投げ出して 余裕で居眠りをしていたのだ。

 「俺の番か?」と英語で聞いて来るその青年。

 ダンス青年は 英語が分からず「アイアムソーリー」と言う。

 すると ダンス青年の向こうから 大きな着ぐるみが

 「もう少しかかりそうよ1200番が今 入ったとこだから。」

 と教えてくれた。驚くダンス青年と微笑む居眠り青年。

 


 受験生で そんな着ぐるみを着ているのは珍しいからだ。

 しかも その着ぐるみは海老の寿司らしい。

 (寿司には全然、見えないけど!笑)

 「サンキュー寿司。順番が着たら起こして。」と居眠り青年。
 
 鮪の寿司は 可愛くOKサインを出した。


 






 審査会場では 派手なブレイクダンスを踊る青年がいた。

 ハミョンに合格と言われて「合格?ありがとう!」

 嬉しそうにお礼を言って ハミョンの前に来て

 お辞儀をする青年に 微笑むハミョンの姿があった。

 受験生は 本当に様々な分野の芸能で受験してくる。

 民族舞踊や民謡などもある。ハミョンは楽しそうに

 学生たちの芸能を 次々と審査して行くのだった。

 合否の決定権は すべてハミョンが握っていた。

 ハミョンがひと声「合格!」といえば 合格なのだった。

 ハミョンに「合格!」と言われた受験生は 飛びあがって喜んだ。


 



 
 そんな受験会場へ向かう途中、ヘミはオヒョクとバッタリ出会う。

 オヒョクが キリン芸高の教師とは知らなかったヘミ。

 ヘミが キリン芸高へ受験する理由も知らないオヒョク。

 「俺をつけて来たのか?」とオヒョクがヘミに尋ねる。

 「気は確か?人妻を誘惑する人間のクズに用なんかないわ!」

 と受験生のいる中で ヘミはオヒョクにつっかかった。

 オヒョクは「じゃあ、オーディションに来たのか?」と聞けば

 「私がなんで?あんたみたいなクソが集まってる学校よ。」

 と強がって嘘を言うと 「1287番。ユン・ベクヒ

  1288番。コ・ヘミは準備をしてください。」

 そう放送が流れる。「今 呼ばれたのはお前の名前では?」

 オヒョクに言われて 「違うわ。」と言うのだが

 またまた 同じ放送が流れ ベクヒが「ヘミ。何してるの?」

 とヘミを探しにやって来る。「私達の番よ。」

 ベクヒに引っ張られて ヘミは嫌々審査会場までやって来た。



 






 ヘミは赤。ベクヒは青のお揃いのケープを着て

 ハミョンの待つ審査会場へ姿を見せた2人。

 1本のマイクの前に 2人が並んで立つ。

 受験表に目を通し終わったハミョンが 顔を上げた。

 「1287番。ユン・ベクヒ」「はい!」「1288番。コ・ヘミ」

 「はい。」学部長の点呼に 返事をする2人を見て 

 ハミョンは 2人の顔と名前を確認するように見つめた。

 学部長の「始めて。」という言葉を合図に 

 2人のオーディションが始まった。

 2人が歌うのは『がちょうの夢』。まずヘミが歌い出す。

 ”私には夢があります。捨てられ破られ・・・”

 淡々と冷静に ヘミは堂々とハミョンの前で歌っている。

 その公開された画像を 控室で見ていたのは グクとダンス青年。

 「あのクソ生意気な娘だぞ!」とダンス青年が先に気がつくと

 「本当だ。」とグクも笑いながら答えた。

 ダンス青年は あんなに馬鹿にしていたキリン芸高を

 なぜヘミが受験しているのか不思議がった。グクもそうだ。

 しかし 魅力があるヘミの声に 2人は耳を傾ける。

 そのヘミを追いかけるように ベクヒがソロで歌い出す。

 ”いつも心配そうに言われる。叶わない夢は毒だと・・・

  この世は 結末が決められた本のように

  覆すことのできない現実だと・・・”

 ベクヒは 心を込めて、切々と歌い上げる。

 そして 次からヘミが歌う旋律に合わせて 

 ベクヒは丁寧にハモッて歌う。元々独唱であったこの歌に

 ベクヒは自分で考えて 二重唱に作り替えたのだ。

 ”そうよ。私には夢があります。その夢を信じます。”

 そう歌う『がちょうの夢』はベクヒの想いだったに違いない。

 声楽家の夢が破れたヘミとは違い、ベクヒはヘミと一緒に 

 このキリン芸高に合格することを 心から望んでいた。

 だから必死で 精一杯頑張って ベクヒは歌いあげたのだ。

 

 2人の美しいハーモニーは 審査員全員が感動して聞き入った。

 ハミョンも 優しく頷きながら 真剣に聞き入っている。

 ベクヒが力いっぱい歌っている姿に ヘミも押されて

 最後は 得意の高音を力いっぱい伸ばし切った。

 ヘミには絶対の自信があった。合格は間違いない!

 
 しかし、2人の歌を聞き終わったハミョンは言う。

 「御苦労さま。でも、合格は1人だけです。」

 それを聞いたヘミは やっぱりねといった笑いを浮かべる。

 自分は合格できても ベクヒはダメだったと思ったのだ。

 「ダメです。合格するなら一緒でないと。」ベクヒはうろたえた。

 しかし、ハミョンは「残念だけど・・・」と言うのだった。

 ヘミと一緒に合格したい一心のベクヒは

 「一緒でなければ2人とも落としてください。」と願う。

 「そうですか? もしユンさんが合格していたら?」

 とハミョンが聞き直すが ベクヒはそれでも

 「不合格で構いません。私達は一緒です。」と言いきるのだった。

 しかしヘミは違った。「いいえ。」とベクヒを睨んで言う。

 「私は違います。道連れなんてまっぴらです。」

 その言葉に驚くベクヒは ヘミに言う。

 「どうしたの?最後まで一緒だって 約束したじゃない。」

 しかし 冷たい顔でヘミはベクヒに言い放つ。

 「そんなこと言った覚えはないわ。その気もないし。」

 ベクヒは ヘミの手を握りしめて

 「それでも 私と一緒に受けるって・・・」そこまで言うと

 ヘミはベクヒの手を 激しく振りほどいた。

 その一部始終を 辛そうに眺めるハミョン理事長。

 そのハミョンに向かって ヘミは強い口調で言うのだった。

 「私は一緒に落ちるつもりはありません。ここに残ります。」

 ベクヒは ヘミの言葉に泣きそうになっている。

 そこでハミョンが口を開く。「誤解があるようだが・・・

 合格したのは コ・ヘミではなく ユン・ベクヒです。」

 驚く審査席の教師陣。驚くベクヒとヘミ。










 そして こっそり審査室を覗いていたオヒョクも驚いた。

 その中でも1番驚いたヘミは 大声をあげる。「えっ??」

 ハミョンは 驚くベクヒに もう1度優しく言うのだった。

 「ユン・ベクヒ 君が合格だ。」

 ベクヒはヘミの顔を見つめた。ヘミは驚いたまま尋ねた。

 「待って。何かの間違いでは?私が落ちたんですか?」

 「はい。」そっけなく言うハミョンに ヘミは言う。

 「勘違いしてませんか?私はコ・ヘミですよ。」

 「知っています。」ハミョンは 下の受験表を見ながら言った。

 「なぜ間違いだと思うのかな?」

 すると怒ったヘミが 突然怒鳴り出す。「おじさん!!」

 「おじさんは何者?他人を評価できるほど実力があるの?  

  専攻は本当に音楽なの?聞く耳もないくせに 

  適当に判断してない?」気の強いヘミは ハミョンに食いつく。

 「理事長に向かって おじさんとは失礼ですよ!!」

 隣の美人審査員は 怒って外に立っていたオヒョクに

 「カン先生。早く追い出して!!」と命令するのだった。

 「はい。」と言って オヒョクはヘミを連れ出そうとするのだが

 ヘミは「放して!」と その場を動こうとしない。

 ヘミの様子を見て ハミョンは言った。「面白い。話を聞こう。」

 ヘミはハミョンを見降ろして 高慢に言う。

 「全然納得できません。この子は拍子も外すし 

  発声もめちゃくちゃだった。・・・分かるわけないか。

  分かってたら合格にするわけない。

  この子は 私の付き添いです。才能なんかない。

  私は一流で この子は三流よ!!」そう激しく言うヘミに

 ベクヒの心は ボロボロに傷つくのだった。

 今まで 憧れて親友だと思っていた大好きなヘミ。

 音楽教育の名門、ジュリアードには行かずに

 自分と一緒にキリン芸高を受験してくれると聞いて

 ベクヒは 心から嬉しかったに違いない。

 大好きなヘミの傍で これからも好きな歌のレッスンを

 ずっと続けられることを ベクヒは願っていたに違いない。

 しかし、ヘミは自分をそこまで蔑んだ目で見ていたなんて・・・

 ベクヒには ヘミの言葉が とてもショックだった。

 



 

 
 「公開にすると これだから困るのです。」

 学部長が 意地悪くハミョンに囁くと 

 ハミョンは決心したように言う。「それでは 追試をしましょう。」

 「問答式で。」と言うハミョンに 「追試ですって?」と

 隣の女性審査員が 驚いて尋ねた。

 「納得させないと。」と言うハミョンに 学部長は言う。

 「結果が覆ったら 示しがつきませんよ。」

 するとハミョンは 自信たっぷりに

 「結果は覆りません。」そう学部長に言うのだった。

 (これからの ハミョンはこの第1話の中で最も輝かしい姿です!)


 ハミョンは審査席から立ち上がると ピアノに向かった。

 「追試試験の結果には 無条件で従うように。」

 ハミョンは そう言ってヘミを見つめると

 「ええ。理事長もですよ。」とヘミが強気で言い返す。

 審査員の先生方は「もしあの高慢ちきな娘が正解したら?」

 「理事長の権威は失墜だ。理事長はピアノを弾けるのかな?」

 そう囁き合って ハミョンを心配するのだった。

 そんな中、学部長だけが失敗しろといった視線で見つめている。





 


 ハミョンは グランドピアノの椅子に腰かけた。

 (このピアノのメーカーはAMAHA!笑える!)

 みんなが緊張する中、ハミョンは優雅な手つきでピアノを奏でる。

 ハミョンの細くしなやかな指が 鍵盤を操ってゆく。

 そう。ハミョンは その場で即興的に、ジャズを弾いていたのだ。

 ガーシュインの『サマータイム』をベースに

 ハミョンは 見事に別の曲を組み合わせた 即興演奏をしていた。


 




 「2つの曲を混ぜて弾いている。」ヘミは そうすぐに気がついた。

 しかし、ガーシュインの曲は分かるのだが もう1つが分からない。

 クラッシック畑のヘミには もう1曲がクラシックだと思っている。

 「ストラビンスキー?マーラー?」心の中で 必死に考える。

 (この曲調がクラシックだと思う時点で 不合格だ!笑)

 公開オーディションなので この模様も控室に流れている。

 ダンス青年は「へんてこな曲だな。」とつぶやく。

 グクは「面白い選曲だ。」と 笑って言う。

 グクにはすぐに この2曲が理解できたのだろう。

 「これは簡単過ぎるぞ。」「そうね。韓国人なら誰でも分かると

  言ってもいいわ。」他の先生方は うろたえている。

 オヒョクは ヘミを心配そうに見つめる。

 クラシックをずっと勉強していたヘミに この曲が分かるのだろうか?

 そうなのだ。ハミョンが ガーシュインの曲と混ぜて弾いているのは

 韓国で大ヒットした 演歌だったのだ。

 (それにしても ハミョンのピアノ演奏姿は とても格好良い!!)








 ハミョンが曲を弾き終わり 立ちあがってヘミに尋ねた。

 「僕が2曲を混ぜて弾いたことは分かるね?

  ガーシュインの”サマータイム”と 何を混ぜたのかな?」

 自信がないヘミは「もう1曲は・・・」と口ごもる。

 教師陣は「理事長がピンチだ。」「無謀すぎた。」とヒソヒソ話。

 学部長は喜んでいる。こんな優しい問題を ヘミが間違えるわけが無い。

 しかし、ヘミは「サンサーンスの”水族館”」という的外れな回答をした。

 その横で笑うベクヒ。そしてその答えに驚く学部長と 失望するオヒョク。

 ハミョンは微笑んで ヘミに言うのだ。

 「結果は覆らないと言ったでしょ。」 
悔しそうな顔のヘミ。

 ハミョンは「ユンさんは分かる?」とベクヒに聞いた。

 ベクヒは勝ち誇った顔で言う。「もう1曲は シム・スボンの

 ”愛しか知らない”だと思います。」「正解。」とハミョンがすぐに言う。

 学部長は ハミョンの権威が揺るがなかったので ガッカリする。

 「あの曲を知らないなんて お馬鹿だな。」控室のダンス青年が言う。

 「想像もつかないのさ。ガーシュインと演歌を混ぜるなんて。」

 そう言うのは グクだった。 (グクは結構 勘の良い青年だ!)


 







 グクの言ったとおりだったヘミ。

 まさか入試試験で ガーシュインと演歌が出題されるなどとは

 夢にも思わなったヘミは「インチキだわ!」と大声をあげる。

 「演歌なんて下品な・・・」そこまで言うと 

 しまった!とヘミは口を押さえるのだが

 ハミョンは厳しい顔でヘミを見て

 「本校では 三流は採らない。」と言い切る。

 そして 席に着きながら

 「一流とは 実力があり 努力する学生。

  二流は 実力はないが 
努力する学生。

  そして三流は・・・」
と ハミョンが言いかけると

 「私が実力もなく 努力もしないとでも思うの?」とヘミがつっかかる。

 するとハミョンは言った。

 「三流は偏見を持つ学生だ。
それが不合格の理由です。」

 周囲の教師陣も流石!といった様子だ。

 オヒョクは ヘミを心配そうに見ている。

 本当に不合格だと知ったヘミは 心の底から動揺した。

 キリン芸高に入学しなければ、父親の借金が返せない!!

 ベクヒは ヘミの不合格を良い気味だと思っていた。

 大好きだったヘミが 自分を裏切った。好きだった気持ちが強いほど

 ベクヒのヘミに対する憎しみの気持ちが 大きくなったのだろう。

 「あなたは いつも1番だったのに、三流になった気分はどう?」

 そうヘミに 馬鹿にされたように言われたヘミは 心底悔しかった。

 プライドの塊の少女が 自分のティアラを

 シモベのような友人に奪われた!
そんな気分だったかもしれない。


 ここで ブレイクショットがまた登場し

 ”その瞬間 ゲームは手を離れ 玉同士の争いと化す”

 ハミョンの言葉が ビリヤードの玉に重なって響く。

 ”人生の岐路も同様です。

  ブレイクショットのように突然、平穏な日常をひっくり返す”

 画面はヘミの自宅が映る。

 妹ヘソンを無視して 男たちが家具を運び出している。

 家の売却が行われているのだろう。

 これで、ヘミとヘソンには帰る家が無くなった。



 
 画面は またオーディション会場。ベクヒの横で悔しそうな顔のヘミ。

 ”突然の変化に 多くの若者は 戸惑い、恐れをなします。

  その時に戻れるなら、こう声をかけたい。

  ゲームは始まった。恐れることなく楽しめと。”

 ハミョンの声が画面に響く中、ハミョンはKのペンダントに触れている。

 諦めて部屋を出て行きかけたヘミだが、 急に後ろを振り向いて

 ハミョンの元に戻って来る。ヘミは ハミョンのすぐ目の前まで来て

 じっとハミョンを見つめた。ハミョンもまた、ヘミを見上げた。

 ヘミは決心したように目をつぶり いきなりハミョンの前に膝まづいた。

 驚くベクヒとオヒョクの前で ヘミはハミョンに言った。

 「どうか・・・助けてください。」

 Kのペンダントを握りしめたハミョンは ヘミと見つめ合うのだった。

 (可愛いヘミの懇願に さぁどうするクールなハミョン!!笑)

 





 

 
*****************************

 

 

 ああ、やっと第1話を書きあげました!!長かった~~~!!(笑)


 土日に思いもよらず 嘔吐下痢になってしまい・・・(>_<)

 どうなるかと思いましたが・・・

 近所のお爺さん先生に たっぷり点滴を連日していただいたので

 どうにか復活できた歌姫です (*^^)v

 
 それでも この日曜には またコンサートがあるので

 体調を整えるためにも ゴロゴロしてようと思ってます!!


 それにしても 第2話以降は これほど詳しく書けないかも(笑)

 とりあえず今回は、ハミョンのピアノ演奏の素晴らしさを

 少しでもお伝えできていたら 嬉しいです!!どうかな??

 また ご感想お聞かせくださいね 待ってます~ (^O^)/


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 
 


 

 

 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 


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