2011/02/08 09:28
テーマ:ドリームハイ カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

ドリームハイ☆第2話☆No.1

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 ベクヒがキリン芸能高校の受験で 門をくぐる前に

 必死で神仏に祈ったことは・・・

 ”私の実力にも 奇跡を起こしたまえ!!

  それでも万が一、私が合格できない時は

  ヘミも落としてください!!”だったのだ。

 ジュリアードに行かずに韓国に残ると決めた

 ヘミの傍に ベクヒは何が何でも一緒にいたかったらしい。

 それなのに 合格したのはヘミではなく自分だった。

 当然、1人だけ合格というのなら ヘミだと思っていたのに!!

 だがしかし、キリン芸高の理事長、ハミョンはベクヒを合格させた。

 ヘミにもベクヒにも それは晴天の霹靂だった。

 驚いたと同時に、ベクヒが傷ついたのは ヘミの

 「私は一流だけど この子は三流!」という言葉だった。

 だが それもハミョンには通じない。

 ハミョンに言わせれば 偏見を持っているヘミの方が三流だった。






 
 父親の借金の返済のためには どうしてもキリン芸高に

 入学しなければならないヘミは プライドをかなぐり捨てて
 
 ハミョンの前に 「どうか 助けてください。」と膝まづいた。

 その様子も 当然、公開されて 他の受験生の目にも入った。

 グクも心配そうに その様子を眺めた。

 「落ちてはいけないの。」そうヘミは ハミョンに懇願するのだが

 「他にも 芸術学校はある。」と、ハミョンは冷たかった。

 (ハミョンは ヘミの才能がクラシックでも充分通用すると見抜き

 他の芸術学校へ進学すればいいと 思っていたのかもしれない。)

 しかし、ヘミにとっては この受験は切実だった。

 どうしてこの キリン芸高でなければ行けないのか・・・

 その理由を言わなければいけない場面で、ヘミは口ごもった。

 やはり、プライドの高いヘミには 自分の現状を説明するのは

 恥ずかしくて仕方が無いことだったのだろう。

 偏見は捨てるし、足りない部分は努力する。何でもするから

 入学させて!!お願いだから入学させて!!と懇願するヘミの姿に

 ハミョンは驚く。しかし、親友のベクヒが 何よりも驚いていた。

 自分の知っている 誇り高きヘミではなかったからだ。

 しかし ハミョンの口から出た言葉は

 「哀れみを乞うのは 三流以下です。」だった。

 ヘミに蔑まれていたベクヒは ざまあみろ!と心の中で思った。

 ”三流以下”そのハミョンの言葉に ヘミは立ちあがっって

 「あんたに 哀れみを乞うたんじゃない!!」そうキツク言い放った。

 「では さっき見たのは何かな?」とハミョンが尋ねる。

 するとヘミは 困って言葉を探す・・・「私はただ・・・ただ・・・」

 そして 思いついたヘミの言い訳は

 「私はあんたの 鼻の穴を覗いただけ!」だった!! (爆)

 その様子を見ていた受験生は 大爆笑!!グクも苦笑いをする。

 この答えには 審査員の先生方も笑いを堪えるのが必死だった。

 ハミョンも微笑んでいる。オヒョクは 困った顔で見守っている。

 すると 気の強いヘミは 本領を発揮して言うのだった。

 「この選択が過ちだと いつか証明してやるわ!」

 しかし、間髪入れずに ベクヒの声がした。「いいえ!」

 「正しい選択だと 私が証明します。」

 ベクヒは ハミョンの方を見て キッパリとそう言うのだった。

 2人の様子を 審査席から見上げて見ているハミョン。

 いったいどんな心境だったのだろう??

 ヘミは ベクヒの傍まで来ると「笑わせるわ。」と 

 ベクヒに捨て台詞を吐いて 審査会場から出て行くのだった。

 

 





 ヘミが立ち去った審査会場に残ったベクヒは

 極度の緊張から 貧血を起こしてその場に倒れてしまう。

 慌てる教師陣が ベクヒを介抱している間に

 ハミョンは 学部長が捨てようとしていた

 ヘミの入学願書を見て「捨てないで!」と言うのだ。

 驚く学部長から ヘミの入学願書を受け取って

 ハミョンは もう1度、しげしげとその履歴を見つめるのだった。

 コ・ヘミ ハミョンには とても印象に残る女の子だった。


 


 
 介抱されて起きあがったベクヒは 審査会場から立ちさる際

 思いきって振り向いて ハミョンに語る。

 「私が生まれる日。母の夢にカブトムシが出て来たんです。

  母には 虫の夢なんて縁起が悪いと追われて

  不良品扱いされて来ました。」

 そこまで聞くと ハミョンは笑って「そうなの。」と言った。

 ベクヒは続けた。「それでも カブトムシは天然記念物でしょ?

 だから 良い夢なのではないでしょうか?」

 そう聞かれて ハミョンは戸惑った顔をしながらも

 「うん。」と答える。そして優しくベクヒを見上げていた。

 





 ベクヒは 聞きたかった 本当の事を口にした。

 「私。実力で選ばれたんですよね?そうでしょ?」

 すると ハミョンは机の上に置いてあった

 Kの文字のペンダントを見つめて そして思いついたように

 「近くにおいで。」と ベクヒを手招きした。

 ベクヒが緊張して ハミョンの前に来ると

 ハミョンは優しい顔で そのペンダントをベクヒに渡す。

 ペンダントを受け取ったベクヒは 不思議そうに

 それを眺めて 「これは?」と、ハミョンに尋ねた。

 「そうだな。お札かな?KSマーク?」と ハミョンは笑いながら

 「良い方に解釈をしてくれればいい。」そう言うのだった。

 そのやりとりを 学部長は 怪訝な目つきで眺めている。

 ベクヒは そのペンダントを愛おしそうに指で撫でながら

 「つまり・・・私は不良品じゃないんですね?」

 と涙ぐんで つぶやくのだった。

 ハミョンは 何も言わずに、白い歯を見せて笑った。

 すると ベクヒの目から大粒の涙がどんどん溢れて来て

 「ありがとうございます。私、本気で・・・

  本気で頑張りますから!!ありがとうございました!!」

 そして審査員の先生方、一人一人に向かって

 深く頭を下げながら「ありがとうございました。」と言って

 泣きながら ペンダントを手に ベクヒは部屋を出て行った。






 ベクヒが去った審査席で ハミョンは穏やかな顔をして言った。

 「次の学生を。」すると隣の学部長が言うのだ。

 「天然記念物は カブトムシではなく、オオクワガタです。」

 それを聞いたハミョンは 「ああ~!!そうか。」と明るい顔。

 「カブトムシは どこにでもいる虫です!」そう言う学部長に

 そんなことは 言われなくても分かっていたハミョンは

 「確かに!」と言いながら 目は学部長を馬鹿にしているような

 ハミョン理事長なのであった。

 

 


 
 「1290番。チョ・インソン」学校中に 何度も連呼され響き渡る。

 そのチョ・インソンというのは あのダンス青年だった!

 実は インソンはあまりの緊張から下痢になってしまい

 トイレに籠っていたのだった。トイレットペパーを握りしめながら

 「僕です!」と手を上げても そこはトイレの中。

 心配したグクは トイレからなかなか出れないインソンのために

 何とか 時間稼ぎをしなければならなくなった。

 時間稼ぎ・・・グクが思い立ったのは 暴れることだった。(笑)

 トイレにあったモップを グクは持ち出して

 受験生の控室で 暴れ出したのだ。

 審査会場に次の学生がやって来ないのを 学部長が怒りだすと

 オヒョクが「チンピラが暴れていまして・・・」

 と慌てて知らせに来る。驚く学部長とハミョンの顔。

 (あまりにも 2人の顔に差があるので これまたオカシイ!)

 グクは友人のために 必死で時間を稼ぐ。

 捕まえようとするオヒョクたちに 俊敏なグクは手に負えない。

 そのうちグクは 武器を消火器に替えながら 

 後ろ向きで移動しながら 審査会場までやって来てしまった。

 すると グクの背後からハミョンの声が響いた。

 「ヒョン・シヒョク!」

 そう言われて グクは振り向いて ハミョンを見た。

 (不思議だ!なんで中国にいたハミョンが グクを知っている?)

 咄嗟に名前を言われて 驚いたグクは

 追って来た教師たちに取り押さえられる。

 するとハミョンは グクに言う。

 「どうせなら ダンスで時間を稼げ!」

 「何だお前!」グクはハミョンに向かって 怒って言った。

 「得意だろ?」と ハミョンが言うと グクは
 
 「お前は 何者だ!!」と 大声でハミョンに怒鳴るのだった。

  ハミョンは その言葉を無視して 下を向いてしまう。

(不思議だ!なんで中国にいたハミョンが 

 グクがダンスが得意なのを知っている??笑)







 取り押さえられたグクは すぐに審査会場から出された。

 ようやくトイレから出ることが出来たインソンに出くわすが

 グクは友人のインソンを置いて 学校を出て行くことになる。

 グクのお陰で 時間を稼いでもらったインソンは

 果たして合格することが出来るのだろうか??

 学校を出ようとするグクに 突然飛び込んできた光景。

 それは 先ほど居眠りしていた青年が 

 音楽に合わせて 軽快に踊る姿だった。

 それは グクの目から見て新鮮な 洒落たダンスだった。

 思わず食いつくように その青年のダンスを見つめるグク。

 すると踊っていた青年が グクの視線に気がついて

 ダンスを止めた。グクは 背を向けてその場を後にした。

 






 一方、 キリン芸高に不合格となったヘミに待っていたものは

 妹、ヘソンからの”家を追い出された!”というメールと

 闇金男とその手下だった。門の前で待つ闇金男が 

 手下を学園の中に入れて ヘミを探させていたのだ。

 闇金男にすれば 早く合格を知りたい一心だったのだろう(笑)

 ヘミは 追い詰められていた。どうしよう・・・!!!!

 そのヘミの前に バイクに股がって、ヘルメットを被り

 今にも出発しそうな男が見えた。慌てて呼び止めるヘミ。

 ヘミは 何とかそのバイクに乗って 門の外に出たかった。

 「私も乗せて!」と言うヘミの顔を バックミラーで確認する

 そのバイクの男は グクだった。

 そんなことは 夢にも思わないヘミは
 
 振り返ったそのバイクの男が グクだと知って驚く。

 途端に豹変して 「何も言ってない。」と言い張るヘミ。

 そしてヘミは グクの前をすまして通り過ぎて行くのだった。

 呆れて門を出ようとしたグクは そこに先日の駐車場で

 ヘミを襲っていた 闇金男を見つける。

 ヘミを心配したグクは 学校に戻り、闇金男に見つからないように

 コソコソと学校の中を 逃げ回るヘミを見つけて声をかける。

 ヘルメットをヘミに渡して「乗れよ!」と言うグクに

 高慢なヘミは「嫌よ!」と 一旦断る。

 「2度とないぞ!」グクが戻って バイクにエンジンをかけ

 振り返ると ふん!と言った感じて ヘミが後ろに乗っていた。

 (この演出は可愛い。ヘミの性格が良く出ている。笑)

 グクは内心、呆れながらも ヘミを乗せてバイクを走らせた。

 (この時の演出は 凄く面白い!詳しくは本編を見てね!笑)

 闇金男の手下が 走り去るバイクを目撃するが

 後部座席の人間が ヘミだとは気がつかない様子。(マヌケだ!)

 かくして 「まだ終わらないのか?」と

 闇金男が待ち構える門前を グクにしがみつきながら

 ヘミは無事に バイクで突破することが出来たのだった。


 





 場面は 審査会場に戻る。

 「1298番 キム・ビルスク。」そう呼ばれて

 ハミョンたちの前に現れたのは 海老の寿司!!

 そうあの着ぐるみだったのだ。 唖然とする審査員。

 固まるハミョンの前で 海老の寿司は後ろ向きで入って

 マイクの前で そのまま止まった。「いったい何だ?」

 その言葉に慌てて振り向く 海老の寿司。

 「海老の寿司みたいだけど・・・」と審査員の女性教師。

 「その格好で受験をするつもりか?」と 学部部長が尋ねると

 「はい。」と寿司は答える。「容姿に自信がないのかね。」
 
 学部長は 入学願書の書類の写真を見ながら言うのだ。

 「写真も不鮮明だ。」「ええ少し。」と また寿司が答えた。

 「脱ぐか、出て行くか ふたつにひとつね。」

 そうハミョンの隣の女教師が言うと 寿司は

 「この格好で歌ってはダメですか?」と懇願する。

 「もちろん!」と学部長が言う横で ハミョンが答えた。

 「いいですよ!」そして寿司を見て優しく言うのだ。

 「歌ってみて。」そして 学部長に向かって

 「聞いてみましょう。」と言うと、学部長も「はい、」と頷いた。

 海老の寿司は 深呼吸して、そしてアカペラで歌い出した。

 ”いつか この涙が止まりますように

  いつか この闇が晴れて 暖かい陽射しが 

  この涙を 乾かしてくれますように・・・”

 その歌声は 絶品だった。

 ドラマの画面は この歌をバックにして

 バイクを走らせるグクの背中にもたれている ヘミを映し出す。


 ヘミはグクにしがみつきながら 晴れやかな舞台を思い出していた。

 声楽の先生の大舞台に ヘミも一緒に立って

 大勢の観客の前で 先生とデュエットした時のことを。

 あの頃の自分は クラシックの声楽家の道が開けていた。

 そして 夢は必ず叶うと信じていた。

 それなのに・・・今の自分は何なの??

 父親の借金のお陰で 夢が破れ・・・

 あげくの果てには 自分よりも劣るベクヒにも負けて

 キリン芸高を落とされて 借金取りからこうして逃げている。

 ハミョンの前で「お願い!」と膝まづいた自分が情けなかった。

 何よりもプライド高く生きて来た自分が

 人前で 膝を折って懇願するなんて・・・

 思い出したら ヘミは涙がこみ上げて来た。

 それでもプライドの高いヘミは 素直にグクの背中では泣けない。

 グクがバイクを 川べりで止めると

 ヘミはヘルメットを被ったまま 川の方へ歩いてゆく。

 グクが傍に来ても 離れようとするヘミに

 グクはヘルメットを返せと言って 無理矢理にヘルメットを取る。

 するとそこには 大粒の涙を流しているヘミの顔があった。

 驚くグク。ヘミは涙を見られたのが悔しくて またグクから離れてゆく。

 グクは後を追って 泣きじゃくるヘミに 

 そっと 持っていたヘルメットを被せるのだった。

 そしてグクは ヘミが1人で思う存分泣けるようにと

 そのままバイクにまたがって 去ってゆく。

 (ああ・・・また詳しく書いてしまった!!笑)


 




 
 と、このシーンで 海老の寿司の歌も終わる。

 その歌の素晴らしさに 思わず拍手してしまう先生もいた。

 「そろそろ着ぐるみを脱いだら?」と 女性教師が言う。

 「合格か不合格か 教えてくれたら脱ぎます。」と寿司。

 「私達と取引する気?」本気で 女性教師が怒りだす。

 「すみません。」寿司は謝って着ぐるみの頭を除けると

 現れたのは 眼鏡をかけたパッとしない女の子だった。

 残念そうに見つめるのは 先ほど拍手した教師たち。

 「ああいう子が 才能があると悲しいな。」

 「天は二物を与えずというからね。」と囁く教師たち。





 しかしハミョンは 楽しそうな顔をして見ている。

 学部長が「お気に召したようで。」と声をかけた。

 「はい。学部長はお気に召しませんか?」と言うハミョン。

 すると学部長はこう言った。

 「実力は惜しいですが、容姿は水準以下です。難問だ。」

 ハミョンは 学部長の顔を伺った。

 それは 学部長の器量を試しているかのようだった。

 「今回は 学部長の決定に従います。」そう言うハミョン。

 審査会場の教師陣は 学部長がどんな判断をするのか

 みんな興味深々だった。


 



 そして 寿司のビルスクは ドキドキして答えを待った。

 ハミョンだけは何かを確信して ビルクスを見て微笑んでいる。

 そう。学部長が出した結果は・・・合格だった!!!

 審査会場の外へ ビルクスはフラフラ出て来ると

 いきなりガッツポーズをして膝まづき、手にしたスターの

 ヒョンジュンの写真に向かって キスをした。

 「オッパー!!私、合格したわ!! 」

 そう言って 寿司の着ぐるみのまま 飛びあがって喜ぶビルクスだった。

 審査会場で ハミョンは学部長に「良い決断でした。」と言った。

 学部長は「あの容姿で 芸能界で生き残るのは至難の業です。」

 (実は 私の夫は、ここで大爆笑をしたのです。)

 「彼女は 綺麗になりますよ。」ハミョンはそう断言した。

 (ハミョンは女の美を見抜く力もあるらしい。)

 こうして ハミョンの審査に合格したのは ビルクスの他に

 グクの友人のインソンとベクヒ、ダンスの上手い居眠り青年だった。

 

 

 ****************************

 


 と、今回はここまで!!ああまだ4分の1です(>_<)

 でも これからは ハミョン以外の場所は適当に書くつもり!!

 どうぞよろしくね~ (^O^)/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  
 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 
 

 
 

 

 

 


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