2011/04/28 10:30
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

頭の中の・・・消しゴム!!

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 ずっと前にも ”頭の中の消しゴム”というタイトルで

 ブログ記事を書いた記憶はある!!

 それは 消しゴムでは消されていない!!(笑)


 それで また同じタイトルで今日も書く訳は

 その消しゴムは 未だに私の頭の中で健在で・・・

 しかも 強力になっている気がするからだ。(;一_一)


 やっぱり、 歌姫は将来、呆け老人になるかも!!

           ( ̄_ ̄)

 
 





 たとえば・・・

 先日のお花見での お財布を忘れた事件もそう。


 今日もね 可燃ごみの収集日だったのを忘れて

 ガ~~~~!!っていうゴミ収集車の音で気がついて

       ( ̄□ ̄;) アチャ~!!

 慌てて パジャマの上にジャージを羽織って

 必死で走って ゴミを出しに行ったんだけど・・・

 実は その前の月曜日の収集日も出し忘れてて

 2回分のゴミが溜まっていたの・・・(´-`)

 その時に 木曜日は絶対に忘れないで出さなくちゃ!!

 ゴールデンウィーク前だし・・・絶対に出すぞ!!

 そう心に誓ってたにも関わらずだよ!!!

      (-_-;)


 ゴミ収集の方々は 今日の歌姫の

 朝シャン前のボッサボサヘアと 着てる格好と

 必死の形相を見て・・・

 凄~く顔が 引きつってた・・・(^_^;)

 





 

 買い物しなくちゃならない物は

 メモしなくちゃ忘れるし・・・

 そのメモしたことすら忘れて 出かける時もある(;一_一)

 
 ああ・・・消しゴム!!

 どうか これ以上 頭の中を消さないでおくれ!!

 

 それでも・・・

 20年後、ヨンジュンの写真を孫に見せて

 「お婆ちゃんの恋人なんだよ~!!」って言っても

 それは 呆けではなく 真実です!!

   (≧▽≦*)\(- - ) バシッ! 


 

 

 
 


2011/04/27 17:21
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

春の雨 (追記しました)

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   変なお天気~~~!!!!(;一_一)


 今日は 午前中は晴れ!!

 午後から雨という予報だったが・・・

 お昼から お友達が来てたんだけど

 雨はパラ!と降って すぐにやんで・・・

 良かったね~ と思ってお喋りしてて

 先ほど友人が帰った途端に 雨が降り出した!!


   やっぱり天気予報は当たった!(>_<)

 今、激しく降ってる・・・♭

 あ!!今 雷が鳴った!!!(*_*)

 晩に ピアノの生徒が2人やって来るんだけど

 雨の中、送迎のお母様方 大変だな・・・。

 

 で、今日は レッスンがあるから

 義母は 自宅で食事してもらう~

 ちょっと嬉しい歌姫~  (*´艸`)ププ


 そして明日は 自分の歌のレッスンが晩の8時から。

 ああ~~ん・・・ドリハイが観れない!!!

 今まで ずっとリアルタイムで視聴できてたのに!!

     凄く残念だわ!!(>_<)

 
 






 ヨンジュンの寄付した医療車両が

 やっと 被災地へ向けて出発するみたいだね。

 4月29日、第1陣が出発する予定だそう


 もうとっくに 活躍しているのかと思いきや・・・

 これからだったのね・・・(;一_一)


 きっと 「まだなの??」って

 ヨンジュンは ヤキモキしてたと思うなぁ~

 それでも これからずっと

 被災地で役に立ってくれるだろうから・・・

 ヨンジュン、本当にありがとうね~ (*^_^*)

 
 


    追記  

 ツインズさんからいただいたコメントで・・・

 チャヌとドンヒョクのお父さん役の俳優さんが

 亡くなられたと 初めて知りました。


 ヨンジュン、きっと泣いてるね・・・(T_T)

 
    心から ご冥福をお祈りいたします。 4/28 10:20AM
 


2011/04/26 11:30
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

神に愛された女優

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 昨夜から今朝にかけて 報道されている

 元キャンディーズのスーちゃんが残した

 最後のメッセージに 涙が溢れてしまう私。

 

 


 
 彼女は 本当に美しいメッセージを残してくれた。


 長年 癌と戦って、闘って・・・

 それで 力尽きようとしているその時に

 まず 今回の大地震で亡くなられた方々へ

 ご冥福を祈り、そして残された被災者の方々へ

 天国から力になりたい・・・そう語るスーちゃん。

 

 ”必ず天国で、被災された方のお役に立ちたいと思います。

 それが、私の務めと思っています。”



 ”いつの日か、義妹、夏目雅子のように、

 支えて下さった皆さまに、社会に、

 少しでも恩返しができるように、復活したいと思ってます。”




 凄いなぁ・・・。

 彼女は女優として 支えてくださったファンや社会に

 感謝して そして死んでからも みんなに貢献したいと

 そう願って 天国へ旅立って行ったのね。

 

 私は 残念で仕方がない。私も もっともっと 

 女優の姿のスーちゃんを 見続けたかった。


 それでも 心が美しいスーちゃんの手を引いて

 神様は 天国へ連れて行かれたのね・・・。

 

 心を込めて ご冥福をお祈りいたします。


 


 

 女優や俳優って 自分の務めをスーちゃんのように

 みんな考えるものなのだろうか?

 
 ヨンジュンは 考えている!!そう断言できる。

 今までの彼の言動は まさしく”社会へ貢献”している。


 いつもヨンジュンは 私達、家族へ感謝し

 そして 社会に貢献しようと 悲しいくらい頑張っている。

 自分自身のプライベートを削ってまで・・・。

 

 

 

 そう思うと・・・

 スジニを演じたジアちゃんは どうだろう?

 
 


 私は ジアちゃんの演じたスジニの役が

 大好きだったから ジアちゃんには

 ずっと 女優さんでいてほしいと思う。


 スジニは 本当に可愛かった!!(笑)


 

 

 でも独身として偽って、オーディションを受け

 事務所にもずっと 嘘をつき通して

 女優の仕事をしていたのだとしたら・・・

 ファンのみならず、世間や社会を欺いて

 これまで 生きて来たことになる。

 

 ご主人が 自分も公表しないのだから

 お前も 絶対に結婚を公表するな!!

 と言ったから 仕方なくついた嘘なのだとしても・・・


 今 新しい恋のために

 離婚しようとして 公表した過去の嘘。

 それはあまりにも 身勝手な行為のような気がした。

 
 嫌、公表しようとは思わなかったけど

 結果、バレてしまった嘘なのか??

 この手の報道は 詳しく読んでないから分からないけど

 いずれにしても 美しい行為とは思えない。

 


 


 

 まずは お世話になっている事務所に

 相談すべきだったのではないだろうか??


 私は当然、ヨンジュンは知らなかったと思っている。

 だから 今 彼も事務所の人間も

 とても驚いて 困惑しているのだと思う。

 ここの村長さんの 孫さんだってそうだ。

 彼女は 沢山の人に 迷惑をかけてしまった。

 
 
 そしてまた ジアちゃんは・・・

 支えてくれたファンの方々に

 まずは 深く謝罪すべきではないだろうか??

 


 ジアちゃんは 素敵な容姿の女優さんだから

 もっともっと 作品に出演してほしいと思うから

 敢えて 書くのだけど・・・

 容姿に見合う 素敵な中身の女性であってほしい。

 そして スーちゃんのように 思いやりの心と

 感謝の気持ちを忘れない女優さんになってほしいな。


 

 


 

 

 

 


 

 

 


 

 

 
 
 
 


2011/04/25 10:49
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

青空が広がりますように!!(追記あり)

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 もうすぐゴールデンウィークだというのに

 肌寒い日が続いています。

 お天気も 不安定だし・・・(;一_一)


 風邪も肩凝りも 治らないし 気分は最悪!!

 ・・・とは ならないように・・・

 なんとか 自分で心を治療開始!!(^O^)/

 ヨンジュンに癒していただきましょう~


 で・・・こんなフォトを見つけました~

 
 



 韓国のabのお店に行くと

 こんな2ショットの写真が撮れる!!!

 
 これって 絶対に日本人目当てだよね(笑)

 これから 何人の家族がここで撮影するのかな??

       (*^_^*)



 それにしても 女性物の服もabは出してるの??

 ・・・スーパーで売ってそうな服だけど・・・

   (≧▽≦*)\(- - ) バシッ! 




 一番下のスーツも・・・

 ヨンジュンが着ると 映えるんだけど・・・

 我が夫が着たら どんなだろう??(;一_一)


 


              同じネクタイやスーツを着ても

              モデルで イメージが変わるよね。




 その点、abは ヨンジュンをイメージモデルにして

 大正解だって 心から想いまする。(笑)

 

 



 

 そうそう・・・話は変わりますが・・・

 先日お知らせした fallちゃん手作りの

 メッセージカードに言葉を添えて

 寄付する本に貼り付けました!!!

 

 



      これから荷造りして 届けます~

      被災地の子ども達の 心に

      少しでも 青空が広がりますように~


  

 

 ★追記★

 fallちゃんが Knk”国境なき子どもたち”へ確認したところ

 出来れば・・・メッセージカードは knkのものを使用してください

 との回答があったそうです。(T_T)

 knkオリジナルのメッセージカードは ↓ ここで取得してください。

      http://www.knk.or.jp/pdf/yujo_lib2.pdf

  
 歌姫は ブロコリのオリジナルで送っちゃいましたけどね~♫ (笑)

 


2011/04/24 21:06
テーマ:ドリームハイ カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

ドリームハイ☆第8話No.3

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 トップ企画からデビューが決まったキリン芸高の6人は 

 早速、グラビア撮影の仕事が入った。

 まず 物おじしないジェイソンが

 格好良くポーズを決めて 撮影を終える。

 ジェイソンは その後の撮影に入るリアと 

 プロダクションの社長の会話を耳にする。

 30kg痩せない限り ビルスクは世に出ないから

 CMの自分の口パクは バレないと笑うリア。

 ジェイソンは リアに言う。

 「ビルスクの名前を出すはずだろ?」

 リアはビルスクに そう約束したはずだった。

 しかし リアは言う。「製作会社がそう決めたの。」

 ジェイソンはリアに「最低だ!」そう言って軽蔑するのだった。

 リアは「私だって リップシングなんかしたくない!」

 悔しそうにそう呟く。(しかし音痴なんだから仕方が無い!!

 だいたい音痴なのに なんで歌手になんかなろうと思うかな?

 めちゃくちゃそれが不可思議な私。笑)

 


 そして ジェイソンたちと一緒に デビューするグク。

 グクは下宿先のオヒョクの家で

 オヒョクや魔女たちに デビューのお祝いをしてもらっている。

 「デビューのお祝いのはずが お別れ会になるとはな。」

 オヒョクが寂しそうに言った。

 そう。グクは デビューするに当たって、

 事務所の用意した 合宿所で生活することになるからだ。

 ヘミの妹 ヘソンもとても寂しがっている。

 サムドンも暗い表情。これは羨ましいのを含んでいるから。(笑)

 しかし、ヘミの姿は見えなかった。

 グクの送別会のような このパーティーに

 ヘミは どうしても顔を出せないでいた。

 なぜなら・・・悲し過ぎるからだ。

 気の強いヘミは みんなに涙を見せたくないからだ。

 「ヘミったら最近 元気がないから心配だわ。」

 魔女も この頃のヘミの様子を気にかけてそう言った。

 サムドンは グクの顔を睨んだ。そしてヘミを心配した。

 夜遅くなってから ヘミは重い足取りで帰宅した。

 ヘミは門の前で グクとの思い出を辿っていた。

 合宿所へ出発するグクが その後ろ姿を見つめている。

 しかし、グクはヘミに声もかけずに そっと家を後にした。

 ヘミも なんとなくそれに気づいていた。

 だからこそ 余計に悲しかった。

 何も言わずに去ってしまうグクのことが 憎らしかった。







 ヘミが部屋に戻ると ベッドの上に箱が置いてあった。

 蓋を開けてみる。すると出て来たのは ヘルメットだった。

 初めて グクのバイクに乗った時に 被ったあのヘルメット。

 キリン芸高の入試に落ちて 悔し泣きをしている自分に

 グクが優しく被せてくれた そのヘルメットだった。

 ヘミは泣いた。グクとの思い出が蘇って 涙が止まらない。

 ヘミは そのヘルメットを被って 

 グクとの思い出の詰まった門の前に 佇んでいた。

 そこへ ヘミを探しにサムドンがやって来る。

 「何をしてるんだ?」ヘルメットを被ったヘミを見て

 サムドンは 尋ねた。ヘミが何も答えないので

 そのヘルメットをヘミの頭から 恐る恐る取って見る。

 すると 泣き顔のヘミが中から現れたので

 サムドンは ヘルメットを落としてしまうほど驚いた。

 「何があったんだ?」サムドンは ヘミを心配した。

 「なんで泣いてるんだ?」そう聞くサムドンに

 ヘミはうつむいたまま言った。「聞きたい?私がなぜ泣いてるか。」

 サムドンは 少し考えてから「いや。」と否定した。

 想像がついたからだ。グクが出て行ったから悲しい・・・

 そうヘミの口から 聞きたくはないサムドン。

 しかしヘミは「話すべきだわ。」と、やはり目を見ないでそう言う。

 「よせ!」サムドンは止めた。ヘミがグクを好きだと言う言葉は

 絶対に聞きたくないサムドン。「私が泣くのは グクのせいよ。」

 そうヘミが言葉にした途端、サムドンは大声をあげた。

 「やめろ~~!!」それは 彼の心の底から湧き出た感情だった。

 ヘミはその大声に驚いた。そして初めて サムドンの顔を見た。

 サムドンは 涙ぐんでいた。

 涙を浮かべて ヘミの肩に手を置いて サムドンは言った。

 「そうだ。・・・確かにグクのせいだ。

  あいつが先にデビューして、悔しいからだ。

  嫉妬を抑えられず、それで泣いてるんだ。」

 泣きながらそう言うサムドンに、ヘミは戸惑う。

 「・・・サムドン。」それしか言葉にならないヘミ。

 「俺は お前のことを良く知ってる。それが理由だ!

  他の理由なんかない!・・・そうだろ?」

 泣きながらそう言うサムドンに ヘミはもう 何も言えなかった。

 グクが好き。だから離れてしまって悲しい・・・それを言ってしまえば

 サムドンがどんなに悲しむか、ヘミはやっと理解したから。

 ヘミは 自分を心底想ってくれる

 心優しい 田舎者のサムドンを傷つけたくはなかった。


 (こんな風に 自分のことをひたすら想う男が傍にいたら

  やはり悪い気はしないよね。ヘミの気持ち分かるな~♫)

 

 


 翌日。オヒョクが家のゴミを集めていた。

 2階から大きなゴム袋を抱えて 下に降ろそうと

 階段まで来ると つまづいてゴミをバラ巻いてしまう。

 すると中から 失敗したのかクシャクシャにまるめた

 漫画が山ほど出てくる。驚くオヒョク。

 それをヘミの前に持って行き「お前の絵だろ!」と

 オヒョクは見せた。するとヘミは違うと言い

 その絵をマジマジ見つめた。

 それはどう見ても ヘミがモデルだった。

 サムドンの田舎の”のど自慢大会”でのヘミが描かれていた。

 「サムドンね。サムドンが描いた漫画よ。」ヘミは笑って言う。

 不思議がるオヒョクに ヘミは自分の気持ちをサムドンに

 漫画で例えたからだと話した。

 それを聞いたオヒョクも 笑ってしまうのだった。

 ヘミをモデルに 漫画を描くなんて・・・。

 サムドンは 出会ってからのヘミの姿を沢山描いていた。

 描かれた何枚もの漫画を見て ヘミは嬉しくなった。

 そしてオヒョクに 尋ねる。

 「私はハニじゃなくて ナ・エリだと思う?」

 するとオヒョクは答える。

 (オヒョクは少女漫画を知っている!笑)

 「これまでのことを振り返ると・・・ナ・エリに近い。」

 「お世辞、言えないの!」ヘミが怒ると

 「俺は正直だ。ドラマがここで終われば お前はナ・エリだ。

  傲慢さが仇になって 友達に先を越された。

  だが、ドラマがここで終わらずに 続きがあるなら

  話は別だ。自分の過ちに気付いて、そこから成長し

  トップに上り詰める話しなら 今もお前が主人公だ。

  このドラマは そう簡単に終わらないぞ。

  先頭を走るより 後ろから追うほうが多くのことを学べる。

  どちらが大きく成長するか・・・俺は後者だと思う。」

 ヘミはそれを聞いて 嬉しくなった。勇気が湧いて来る。

 「学校まで 車で一緒に行くか?」オヒョクがヘミに言うと

 「はい。カン先生。」と 素直に返事をするヘミ。

 今までオヒョクのことを オジサンとしか言わなかったのに。

 それに気づいたオヒョクが「今、先生と呼んだな!」

 と嬉しそうに ヘミに言う。ヘミはしまった!と言う顔をして

 「いいえ!言ってません!!」と首を横に降る。

 ヘミの強情な性格は やはりそう簡単には直らない。(笑)

 





 昨夜、ヘミに涙を見せたことが気まずくて

 先に登校していたサムドン。

 オヒョクと登校したヘミは 教室へ行き

 ヘミの顔を見ようとしないサムドンに 漫画を見せる。

 「なんでお前が持ってる??」と驚くサムドン。

 「おい!返せ!!!」恥ずかしくて それを奪おうと必死になる。

 「私がモデルでしょ?」「違うよ!!」

 2人は漫画を奪い合って もみくちゃになる。(笑)

 すると「あっ!」痛くてヘミが声をあげる。ヘミの髪の毛が 

 サムドンの制服の胸の校章バッチに 絡んでしまったからだ。

 サムドンは 絡まったヘミの髪の毛を 優しくほどくのだが

 時間がかかる。くっつきあう2人。ヘミは漫画を見ながら

 「ねぇ。この漫画の続きは?」とサムドンに聞いた。

 「俺も知らない。途中でやめたから。」サムドンが言った。

 そして やっと絡んだ髪の毛がほどける。

 「私は 話の続きが分かる気がする。今度は・・・

  私達が勝つ!!」ヘミは 微笑んでサムドンにそう言った。

 その笑顔につられて サムドンもニッコリ微笑むのだった。

 同じ目標に向かって歩き出す2人。2人の距離はまた少し近くなった。

 



 そして 恋に破れたビルスク。ロッカーの前にいると 

 ジェイソンの姿が見える。気まずくて、彼から逃げようとして

 ロッカーに頭をぶつけてしまう、ドジなビルスク。

 それを見たジェイソンが 走って来る。

 「大丈夫か?見せてみろ。」と言われると

 「やめて!マナーは こりごりよ。」そう言うビルスク。

 「気になるものは仕方がないだろ?」そう ジェイソンに言われて

 「気になるって?私を嫌いじゃないの?」と 驚くビルスク。

 するとジェイソンは言う。

 「嫌いなら 2人でカラオケに行くか?」

 「嫌いじゃないけど、好きでもない?」

 そうビルスクに言われて ジェイソンは素直に

 「敢えて言うなら 好きな方だ。」そう言う。

 「好きではあるけど、友達止まりってことね。」とビルスク。

 ジェイソンはこっくり頷いた。それを見て ビルスクは言った。

 「もしも 私が痩せて綺麗になったら 違う答えもありえる?」

 笑うジェイソンに ビルスクは真剣に言った。

 「200日後に 綺麗になってみせるから!

  答えは その時まで 待ってくれない?」

 ジェイソンは考えた。リアがビルスクは 30kg痩せない限り 

 デビュー出来ないと馬鹿にしたのが許せなかったから 

 ビルスクが痩せて リアを見返すのもいいと思った。

 「よし!そうしよう!!」ジェイソンは答えた。

 かくして ビルスクの血の滲む努力が始まる。

 メン先生に痩せる方法を教わって それを実践するのだった。

 まずは食事療法。朝は女王のように。昼は平民のように。

 そして夜は 物乞いのような食事をとアドバイスを受け

 また、それに加えて縄跳びが効果的だと教わった。

 真面目にそれを続けるビルスク。

 ジェイソンのハートを射止めるために 彼女は必死に頑張った。

 そのジェイソンはグクやベクヒ、リアたちと6人組で

 グループKとしてトップ企画からデビューし、

 一躍、アイドルとして人気者となっていく。

 そしてグループKは 音楽番組に第一位で登場するまでになる。

 瞬く間に200日が過ぎ、グループKは学業に戻るため 

 活動を一時休止することになって キリン芸高へ戻って来る。

 ビルスクはといえば、しっかり目標を達成していた。

 30kg痩せられたのだ!!愛の力は素晴らしい!!!(笑)





 
 

 雪の降るその日。グループKは キリン芸高へ戻って来た。

 大きな事務所の車から降りてくるグクたちを

 学校の門で待ち構える多くのファンたち。

 そして 嬉しそうにグク達は 学校の門をくぐるのだった。

 グクは急いで 入試クラスへ行ってみる。

 ジェイソンも同じだった。しかし入試クラスには誰もいない。

 「何の用だ?」グクが 後から来たジェイソンにそう聞いた。

 「友達に会おうと思って。」とジェイソンが言った。

 彼は やはりビルスクのことが気になっていたのだ。

 「俺もさ。」グクは笑って答えた。「どこへ行ったんだ?」

 2人は それぞれ校舎を探すことになる。

 ジェイソンはふと いつものロッカーかも!!と思い

 ロッカーの前までやって来る。そして自分のロッカーに

 いつものようにキャンディーが貼ってあるのを見て

 嬉しそうに 周囲を見回すジェイソンだった。

 そこへ30kg痩せたビルスクが通りかかるのだが

 ジェイソンは気がつかない。その後ろ姿に ビルスクは

 「久し振りね。」と声をかけた。

 振り向くジェイソンに ビルスクは微笑んで言った。

 「200日ぶりかしら。」その声はビルスク!!

 しかしジェイソンは 目を疑った!

 目の前で微笑んでいるのは 何とも愛らしい女の子だったから。

 ジェイソンは ビルスクの体をなめるように見つめる。

 「お前。まさか・・・ビルスク?」

 恥ずかしそうに微笑むビルスクに ジェイソンのハートは

 打ち抜かれたに違いない。(笑)


 

 

 
 そしてグクは 人だかりのしているレッスン室へやって来る。

 「入試クラスの連中は?」そうグクが 集まっている学生に聞く。

 しかし誰も答えない。グクはみんなの視線の先を見た。

 ベクヒもその場にいて レッスン室を見つめていた。

 レッスン室では 2人の男女がダンスを踊っていた。

 息がぴったり合ったその踊りは キレが良くて

 リズム感も抜群の 素晴らしいダンスだった。

 逆光の光の中で 激しいビートで踊る2人。

 グクは眩しくて 2人の顔が良く分からなかった。

 しかし目が慣れてくると その2人が誰かハッキリ分かった。


 



 ヘミとサムドンだ!!驚くグクとベクヒ。

 ヘミとサムドンの踊る姿に オヒョクの言葉が重なる。

 ”このドラマは そう簡単に終わらないぞ。

  先頭を走るより 後ろから追うほうが多くのことを学べる。

  どちらが大きく成長するか・・・俺は後者だと思う。”

 ヘミとサムドンがダンスのフィニッシュを抱き合って決めた。

 2人は”決まった!!”とお互いに 満足な笑みを浮かべた。

 その2人の姿を見たグクの心境は??

 きっと 心がざわついたことだろう。

 200日前の2人とは 別人なほどダンスのレベルが非常に高く、

 2人の息は ピッタリだったから・・・。

 ここまで来る過程で どんなに2人が練習をして

 どれだけ同じ時間を共有していたか・・・

 そう思うと グクは心底焦るのだった。

 

 *****************************

 
 
 ああこれでやっと第8話の終了です!!!

 自分自身に 御苦労さま!!と言う歌姫でした~ (爆)

 それから 今回の場面のフォトが

 ほとんど手に入らなかったため・・・

 場面とは関係ないフォトの数々、お許しください!! m(_ _)m

 
 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2011/04/23 15:22
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

あれから・・・届けたい想い!(追記あり)

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 ここで写真家のBANAZOさんの

 被災地での経験談を紹介させていただいてから

 彼は このブログの愛読者になってしまい(笑)

 先日も 私の”安心して~!!”を読んでくれたらしい。

 で、BANAZOさんが先日、メールをくれて・・・

 彼はTVの中で言われたことは 疑ってる感じだった。(笑)

 以下 メールを抜粋して紹介させていただくと・・・


 
 どっかの教授がテレビで何かを言った。

でもそれを判断するのは個人であって

それが真実かどうかが分からない今の世。

○○さんがおっしゃるように、日本は世界で唯一被爆国。

なので、その辺りのことを詳しく

研究している先生方もいるはずです。

でも、私も疑ってしまうのは・・・・。

この世は経済至上主義だということです。

電気を節約しすぎる広告を打つと

東京電力の売り上げが落ちるということです。

各電力会社にはたくさんの国会議員が天下っていて

あまりに規模が小さくなると天下れない。

まぁお金がもらえないという事ですね。

これは自民党政権から続く甘い汁。

だから、原発楽観論者をテレビに出演させて

安全性を説くと原発存続論につながり

自分たちの身の安泰を継続させる。

だから被爆国である日本の本当の意味での研究者は

テレビに出られないのではないか?

という危惧です。


それにしてもブログの

読者の方々は皆さん有識者ですね。

落ち着いてブログへの書き込みをしてらっしゃる。

 

 ・・・以上 メールの抜粋ですが、

 BANAZOさんは 私よりも一回りも年下のくせに

 私よりも数倍大人だな~と・・・感心しちゃったりして

 嫌、私が無知で、精神年齢が低すぎるのね・・・(;一_一)

 それでも BANAZOさんの危惧する内容が

 真実であってほしくない!!と願う歌姫なのでした。

 そんな怖い世の中・・・辛すぎる!!(T_T)
 


 


 そしてまた、昨夜メールがあって・・・

 それはタイトル「ありえんな~~~い!」っていう

 憤慨メールだったんだけど・・・

 それは そのままここで紹介しちゃうね!!(笑)


 
 以下は昨日の記事です。

*****************************

  東日本大震災の被災者支援のため、

大阪市が市民から集めた救援物資の多くが、被災地

に届けられないまま大量に保管されている。

 震災直後に被災地から要請された物資は、

発送する時点では、すでに必要とされていなかったのが理由だ。

せっかくの善意が生かされない形になっており、

市民からは市の対応のまずさを批判する声も上がりそうだ。

 市は現地の要望を地震直後に聞き取り、

3月22日から物資の受け付けを新品の5品目に絞って開始。

4月7日までに毛布3593枚、タオル10万177枚、

ウエットティッシュ2万7621個、紙おむつ19万9073枚、

水(ペットボトル入り)8566本が集まった。

 市は岩手、宮城、福島県に必要な品目と

数を問い合わせたが、要望は少なかった。

3月31日から5回に分けて発送を始めたものの、

結局、毛布約2800枚、タオル9万8000枚、

ウエットティッシュ1万5000個、

紙おむつ17万1000枚――

と寄せられた物資のほとんどが余り、水は全てが残った。

 市は4月11日になって受け付けを中止し、

物資を旧扇町高校(大阪市北区)に保管。

担当者は「被災地へ物資を全て送っても

保管場所に困るかもしれないし、

仕分けで職員の負担になるのもよくないと考え、配慮した」とし、

「今後の課題として、タイミングよく救援物資を

送れる仕組みを考えたい」と話す。


*****************************

まず岩手や宮城や福島に問い合わせてもダメです。

県庁職員は自分たちの仕事が増えるのを嫌います。

受けた人がしなくてはならず、

そんな面倒な事公務員(全員じゃないですが)誰もしません。

神戸の震災ボランティアチームが入っているので

本当にいるのかいらないのかを彼らに聞くのが一番早いでしょう。

困っている人がまだまだ沢山いるというのに、

本当に欲しい人には聞かず、

困っていない人へ聞いて、しかも仕事を増やしたくない人が

応える訳がないのです。

仕分けで職員の負担になるのも配慮?

え?それが公務員の仕事じゃないのですか~~~~~~~!!

仕分けして、困窮者の元へ確実に届ける。

これこそ公僕の仕事ではないのでしょうか。

今やらねばいつやるのでしょう。

早く公務員の給与2割でも3割でもカットすれば良いのです。

それだけの仕事しか出来ない人にはそれだけの給与で十分。

3割カットでもまだ高い。

できないという言い訳はいくらでも出来ますね。

全く恥ずかしい話です。

普通にこういう事をしている大阪もそうですが、

これは全国そうなのでしょう。

公務員試験を受験、合格してお勉強が出来て

優秀な人々は下々への仕事はしないのでしょうね・・・・。

ちょっと、いやかなり立腹しました、この記事には。

結局どこの公務員も変わらない・・・・。

ここに税金が使われていると思ったら

涙もでませんね。

                                Photographic Artist BANAZO



 

 


 かなりBANAZOさん、公務員に怒ってます。

 
 我が町では支援物資を募り・・・

 紙おむつ7,254枚、飲料水292本、保存食660食、
 
 バスタオル156枚、毛布58枚が集められ

 それを善通寺の自衛隊を通じて 被災者へ届けられる

 そういう報告がありました。

 これは 確実に届けられたって思ってるけど・・・

 どうなんだろう??


 そして 歌姫も申し込んだ 

 「児童・生徒ホームスティ事業」には

 4月8日の段階で 43件の申し込みがあったという。


 少なくとも 我が町の公務員だけは

 頑張ってよね!! 歌姫はそう願っている。(笑)


 



 そして 自分が今 出来ること・・・

 探していらっしゃる方がいたら こんな内容もあります。

 これは fallちゃんが提案してくださってることなんですが

 KnK 国境なき子どもたち 

 『友情のライブラリー』に ブロコリの仲間と一緒に

 協力したいな・・・ということです。

 fallちゃんの元へ 寄付してくださる本を届けてくださると

 ”ブロコリ有志一同”として まとめて送ってくださるそう。

 詳しくは  のfallちゃんのブログ記事をお読みください。


 http://blog.brokore.com/COSMOS/5670.do


 それから・・・

 その寄付してくださる本には メッセージを添えなければ

 『友情のライブラリー』として受け付けていただけないのですが

 そのメッセージカードも fallちゃんがブロコリ一同として

 分かるように 考えて作ってくださいました!!

 凄いぞ!!fallちゃん~ 

 これは ブロコリさんからもOKが出ているものです。


 


  これは上がPCの画面で見たメッセージカードで

 下が プリントアウトして作ったもの。

 (不器用なので 上手に紙を切れませんでした!笑)

 ご協力くださる方は・・・

 このカードに それぞれメッセージを書いて

 本の裏表紙に 貼り付けて送ってください。

 メッセージカードは 

 この  アドレスを開いてコピーしてください

 http://club.brokore.com/user/data/download.jsp?circleid=F01000M1000110377&instid=4&serial=29

 

 歌姫は 趣味で集めたこともあって・・・

 絵本や児童書は 山のように子ども部屋の本棚にあります。

 でも 孫のためにとっておきたいとも思っていて

 TVアニメ「日本昔話」の雑誌のようなペラペラ本62冊を

 寄付しようと思ってましたが・・・

 62冊も メッセージを書くのは 正直シンドイので(爆)

 ちゃんとした本(笑)を6冊だけを

 協力させていただくことにしています。

 ・・・本当に ケチですみません!!(>_<)

 

 皆様も 本棚にある子ども向けの本で

 ご協力できるものがありましたら 是非ご協力くださいね!!

           (^O^)/
 

 


 

 
 ★追記★

 fallちゃんが Knk”国境なき子どもたち”へ確認したところ

 出来れば・・・メッセージカードは knkのものを使用してください

 との回答があったそうです。(T_T)

 knkオリジナルのメッセージカードは  ここで取得してください。

      http://www.knk.or.jp/pdf/yujo_lib2.pdf

  
 歌姫は ブロコリのオリジナルで送っちゃいましたけどね~ (笑)


 

 

 


2011/04/22 10:17
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

いのちの歌

Photo

 

 元キャンディーズのスーちゃんが亡くなった。

 55歳だったのね・・・。歌姫と凄く近い年齢。

 乳癌だったそうだけど・・・知らなかった。


 実は 歌姫の母方の叔母は 3人がこの病気で

 2人が亡くなっている。

 母も大腸癌になったし・・・今は元気だけど・・・。

 そう考えると 絶対に歌姫も 癌体質だって思う。




 

 



 

 まぁ死ぬ時は 交通事故か癌かな・・・

 そんな風に 今までは思ってた。

 でも最近は それに加えて大災害もありだと思える。

 いつ 何が起きるか分からないと 真剣に考える。

 


    そして だからこそ 

    今を精一杯、自分のために・・・

    そして少しでも 人のために・・・

    生きていたいと 歌姫は思う。


 


 

 時間は 残酷なまでに 通り過ぎて行ってしまう。

 そうも 思うけど・・・

 考えようによっては 

        時の流れは 穏やかで優しい。

 

  人の心の痛みは 必ず 時が癒してくれる。


 
 



 

 今まで 生きて来て 出会えた人々。

 PCの中でも 巡り会えた 沢山の人々・・・。


 そして 大好きなヨンジュン!!!


 私に 生きる力を みんなが与えてくれている。


 この星に生まれて来て 本当に良かった!!


 なんだか 今朝は そんなことをふと考えた。


 だから・・・

 この歌を みんなに届けます!!

 

 

 ヨンジュンも 聞いてくれたら嬉しいな。

 



 

 

 

 

 
 
 

 


 
 


2011/04/21 22:22
テーマ:ドリームハイ カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

ドリームハイ☆第8話No.2

Photo


 
 ヘミとサムドンが一緒に 小講堂へやって来た。

 そこでは TVカメラも入り 多くの記者に囲まれて

 トップ企画にスカウトされた 学生たちが集まっていた。

 グクはベクヒの隣に立って カメラの取材に応えている。

 ヘミは やっぱり、グクに裏切られたと思う。

 自分よりもベクヒをグクは選んだ・・・そう思ったヘミは

 悔しくて、悔しくて”嘘つき!!”と心の中でグクに叫ぶ。

 「この6人がトップ企画からデビューします。」

 そう紹介された学生の中に グクはベクヒと並んでいた。

 ベクヒは嬉しそうにグクの隣で微笑んでいる。


 




 ヘミはサムドンと一緒に移動して

 ベクヒとグクの正面に立ち 2人を見つめた。

 グクが気がついてヘミを見た。その時、グクが紹介される。

 「彼は歌もダンスもこなすマルチプレーヤーです。」

 そしてインタビューが ベクヒから始まった。

 ベクヒは 親からはダメだと言われてきたが

 挽回できて嬉しいと言い。感謝する人は?と聞かれて
 
 グクだと答えた。グクがいたからショーケースにも出られたし

 こうしてデビューできたと 嬉しそうに言うベクヒ。

 そして担任のギョンジュン先生にも感謝すると言う。

 友達よりもライバルが大事というアドバイスをくれたから

 今日の私がいるのだと言った。

 それを聞いて 嬉しそうなギョンジュン先生が横にいた。

 「ライバルは誰なんですか?その人にも感謝すべきでは?」

 記者がそうベクヒに質問する。

 「確かに感謝すべきですね。」ベクヒはそう言うと

 ヘミの顔を見据えて 意地悪く言うのだ。

 「私を三流と馬鹿にしてくれたもの。

  親友にそう言われて 私は目が覚めたんです。」

 「その人は誰ですか?ここの生徒ですか?」

 記者は 興味深々で質問してくる。

 グクはヘミを傷つけるベクヒを 横で睨む。

 サムドンは まさかヘミのことなのか?と思い

 心配してヘミを見ている。ヘミは泣きそうだ。

 「誰かということは 大事ではないと思います。

  彼女のおかげで ここまで来れたのだから。」

  そこまでベクヒの話を聞くと 涙がこみあげたヘミは

 いたたまれずに 講堂を飛び出す。

 あのオーディションで ヘミがベクヒを傷つけたように

 ベクヒは仕返しで 今、ヘミの心を深く傷つけたのだ。

 ヘミの後を すぐにサムドンが追いかけた。

 走り去るヘミを グクは壇上から心配した。

 しかし、今 ここを動くわけにはいかなかった。

 グクは隣のベクヒを 睨みつけるのだった。


 

 


 ヘミは講堂を出て 闇雲に走っていた。

 雪が積もる校舎の屋上へ来ていた。

 ヘミは一人になって ベクヒとの思い出を辿って行く。

 いつも自分の真似をしてくっついて来たベクヒ。

 友人というよりも 子分のように

 自分は 彼女を扱っていたかもしれなかった。

 自分の方が 何もかも上で、ベクヒは下だと決めつけていた。

 「私達は一緒です!」オーディションで ベクヒは

 ハミョンにそう言ったのに、ヘミは「いいえ。」と言って

 「一緒に落ちるつもりはありません。」とまで言い切った。

 でも、それは 自分の借金を返済しなければならなかったから。

 いいや、違う。やはり自分は ベクヒを馬鹿にしていたんだわ。

 「この子は 私の付き添いです。全然、才能なんかない!

  私は一流で この子は三流よ!!」

 そうハミョンに叫んだのは 私だったとヘミは思う。

 ベクヒの悔しさや悲しさが どんなものだったのか・・・

 今、やっとヘミには理解できたのだ。

 ヘミの頬を 涙がいくつも流れ落ちた。


 


 自分がベクヒに どんなにひどいことを言ったのか・・・

 いかに自分が傲慢だったのか・・・ヘミはやっと分かったのだ。

 ベクヒは ヘミの言葉をバネにして頑張ったに違いない。

 一流になるための努力を 彼女は惜しまず続けたのだ。

 だからこそ グクの隣でデビューできたのね・・・。

 ベクヒの勝ち誇った顔を思い出して、涙が止まらないヘミ。

 そこへ ヘミを追ってサムドンがやって来る。

 「ヘミ、大丈夫か?」心配してそう聞くと ヘミは言った。
 
 「ううん。大丈夫じゃない。」サムドンは いつもは強気なヘミが

 涙を溜めて言うので どうしていいか分からず

 「どうしてだ?」と聞く。

 「自分のことをハニだと思ってたら ナ・エリだった。

  キャンディだと思ってたら イライザだった。」

 ヘミは 少女漫画の主人公と悪役に例えて サムドンに語った。

 しかし、少女漫画など知らないサムドンには 何のことだか分からない。

 「俺に分かるように話してくれ。」そう言うのだが、

 ヘミは涙の瞳で サムドンに微笑むだけだった。

 





 トップ企画でのデビュー・インタビューを終えた6人。

 「金曜日には プロフィール写真を撮る。

  来週には合宿所に入る。準備しておけよ!」

 社長にそう言われ はい!とみんな元気よく答えた。

 そして講堂を出て行こうとするグクを

 ベクヒが呼びとめて言う。「さっき言ったことは本心よ。

 本当にありがとう!」そう言われて グクはベクヒに言う。

 「本当にありがたいなら 2度と口に出すな!

  俺のことも ヘミの話も・・・。」

 そう言われて驚くベクヒ。 グクは更に言った。

 「誰がお前を三流呼ばわりしたか 記者達は知りたがる。

  それが狙いか?」と言い捨てて グクは去って行く。

 そして講堂を出たグクは 父の部下に出くわす。

 「もう後には引けないよ!父さんに伝えて。」

 それだけ言って 部下の前を通り過ぎるグク。

 「シヒョク!」部下が背中に声をかけると グクは振り返って言う。

 「トップ企画からデビューが決まったんだ。

  今 僕が消えたら 騒ぎになるよ。騒ぎは父さんも嫌いでしょ。」

 



 ヘミとサムドンが 部屋の中で 洗濯物をたたんでいる。

 サムドンは ずっと気になって仕方が無い質問をヘミにする。

 「ハニとナ・エリって何者だ?」

 ヘミは笑って「知らないの?漫画の主人公よ。」と言った。

 「ああ漫画・・・。」サムドンは やっと分かってほっとする。(笑)

 そこへ「ただいま!」とグクが帰宅した。
 
 ヘミはグクの顔を見るが すぐにそっぽを向いてしまう。

 グクは 事情を説明したくて仕方がない。ヘミの元へ歩いてくるが

 サムドンが「デビューってどういうことだ?」と立ちはだかった。

 「成り行きでな。」サムドンにすまなさそうに 言ってから

 「ヘミ。話がある。」とヘミに グクはそう言った。

 「どうぞ。」ヘミは洗濯物をたたみながら 下を向いてそう言った。

 「サムドン。少し外してくれ。」グクは 目の前のサムドンに言った。

 しかし、ヘミの様子が心配なサムドンは「断わる。」そうキッパリ言う。

 困ったグクは「外へ出よう。」そう言って ヘミの手を引っ張った。

 しかしその手を サムドンは払って「ここで話せ!」とグクを睨む。

 グクは どうしてもヘミに聞いてほしかった。

 ヘミとの約束を破ってしまった その訳を・・・!!邪魔者無しで・・・。

 大きな体のグクは咄嗟に サムドンを抱えて庭へ放り出そうとする。

 サムドンが大声をあげてもがいても 体格の良いグクには敵わない。

 サムドンを庭に投げ捨てたグクは ガラス戸に鍵をかける。

 サムドンがガラス戸を叩いても、グクは無視をした。

 そして、ロールカーテンを降ろして、部屋の中を見えないようにした。

 そしてヘミと向き合うと「ごめん!約束を破って。」とグクは謝った。

 「だけど、バス停で言ったことは 本心だ。」そうグクに言われて

 ヘミはドキッとしながら 横を向いた。グクは続ける。

 「デビューはしたくてするんじゃない。仕方なくなんだ。」

 それを聞いたヘミは 横を向いたまま言った。

 「凄いわね。仕方なくデビューするなんて。

  私にとっては切実なのに・・・。」そこまで言うと

 「私、怒ってないから。私には人に腹を立てる資格さえないの。」

 そう グクを見つめて言うヘミだった。

 グクは「ヘミ。」と手を握ろうとする。しかし、ヘミは拒んだ。

 そして「デビューおめでとう。・・・でも笑ってあげられない。」

 そう言うと ヘミはグクの傍を離れて 部屋を出て行ってしまう。

 グクは悲しかった。誤解を解きたいのに ヘミは聞く耳を持たない。

 そこへサムドンが玄関から入って 部屋に戻って来る。

 そしてグクを力いっぱい持ち上げて ソファーに放り投げた。

 サムドンは怒った顔で「こんな真似、二度とするな!!」と言う。

 グクはヘミにもサムドンにも 嫌われてしまった気がした。

 自分を理解してくれる人間が 1人もいない・・・。

 グクの心は張り裂けそうだった。

 

 


  グク達よりも先に芸能界デビューしていたイ・リア。

 トップ企画は 彼女を歌手として 新たにデビューさせる。

 そしてリアだけのCM撮りで

 リアがテーマソングを口ずさまなければなからなかったが

 実は リアは物凄く音痴で その歌は使えない。(笑)

 「あの歌がTVで流れれば 返品の嵐だぞ!!」と言われる始末。

 急遽、歌だけ別人に歌わせ リアは口パクすることになるのだが
 
 それがバレたら大事になるため、監督はリアに

 バレない相手を キリン芸高の中で探せと言う。

 歌は抜群だが、絶対にデビューできないような人間・・・。

 そう言われて リアが思いついた相手はビルスクだった。

 ビルスクのような太った女は 絶対にデビューできるわけがない!

 リアは ビルスクにTVコマーシャルを歌わせてあげると誘って

 スタジオで CMソングを歌わせるのだ。

 監督は大喜びで グッドサインをスタジオで出した。

 ビルスクも嬉しかった。学校へ戻り、すぐに母に電話する。

 有頂天なビルスクは もっと誰かに教えたいと思って 

 携帯名簿を探ると ジェイソンの名前が出てくる。

 ビルスクは思い切って ジェイソンに電話をかけた。

 ドキドキしながら”出ないで!!お願い!!”と思っていると

 (ドキドキする相手への電話。誰もが覚えがあるのでは?笑)

 「どうした?ミス寿司!」ジェイソンが出た。

 「もしもし・・・ビルスクだけど・・・」

 そう言うビルスクは 恋する乙女。とても可愛い。

 そして CMソングを歌ったと報告していると 

 当の本人のジェイソンが通りかかる。

 「CMソングを歌って テロップに名前も出るの!!」

 そう嬉しそうに語るビルスクを 

 リアと一緒にデビューするジェイソンは 祝福した。

 (ショーケースに出演しなかったジェイソンなのだが

  入学式の時のソロパフォーマンスだけで

  プロダクションの社長の目に止まったのか??
  
  そうだとしたら ジェイソンって凄い!!笑)



 

 

 

 そして同じく ジェイソンと一緒に出ビューするベクヒ。

 ベクヒは大好きなグクとデビューできるだけでも嬉しいのに

 それに加え、ヘミよりも抜きん出たことが 何より嬉しい。

 ヘミをロッカーの前で見つけると 

 ベクヒは ハミョンからもらった

 大切なKマークのペンダントを あげると言うのだった。

 「あなたこそ これが必要だと思って・・・。

  あなたを憎んでたけど、もう勝負はついたから。

  落ち込んでるあなたを見ると、

  気の毒だし つまらないわ。

  私はもう あなたをライバルとは思わない。

  だからあなたも 気を楽にしてね。」

 上から目線でそう言うと、ベクヒはヘミの掌に

 強引にペンダントを乗せて去って行った。

 勝者から敗者へのプレゼント・・・そんな感じだった。




 

 ヘミは食堂のテーブルに そのペンダントを置いて

 テーブルに突っ伏して 眺めていた。

 ベクヒに ペンダントを恵んでもらったようで

 そんな自分が惨めなような・・・それでも

 幸運のペンダントだと思うと 嬉しいような・・・。

 複雑な心境のヘミのところへ ビルスクが

 「相談していい?」とやって来た。

 人の相談どころでないヘミなのだが、

 仕方なくビルスクの話を聞いてあげると・・・

 それは恋の相談で、「ジェイソンが自分を好きかも!」

 という驚く内容だった。(笑)

 呆れるヘミだが、彼女の言い分を聞いてみる。

 カラオケに誘ってくれたし・・・

 ショーケースにも 自分と一緒に出てくれた。

 CMソングを歌ったら 「おめでとう!」って言ってくれた。

 ヘミに 彼が好きな可能性が7割があると言われると

 ベクヒは スカートの一件や退学届の時の態度も・・・

 合わせれば100%、自分を好きなんじゃないかと

 嬉しくなるのだった。ヘミはそんなベクヒが可愛いと思う。

 「意外と綺麗よね。」ベクヒの顔をマジマジ見つめて

 ヘミがそう言うと、ベクヒは心底驚くのだった。

 「だんだん綺麗になるヒロインみたいだわ。」

 今まで 自分が一番で、プライドの塊のヘミがそう言う。

 ベクヒは信じられなかったが、実際、恋するビルスクは

 自分でも気づかずに、どんどん綺麗になっていたのだ。




 
 一方、ヘミの言った漫画の主人公が気になって

 サムドンは 本屋で漫画を探していた。本屋の店主を捕まえて 

 「ハニとナ・エリが出てくる漫画は?」と聞いて

 ”走れハニ”を探してもらい そして

 「キャンディとイライラだっけ??そいつらの漫画は?」

 と聞いて”キャンディキャンディ”を手に入れたサムドン。

 自宅に帰って 必死にその漫画を読みふけった。 (笑)

 グクが部屋に入り「漫画か?」と呆れても 無視するサムドン。

 「俺のパンツはいたな!」と言われても サムドンは無視した。

 グクが廊下でヘミと出会っても ヘミは目も合わせない。

 「今週中に 合宿所に入るんだ。」そうグクが言っても

 ヘミは無言で 部屋に入ってしまった。

 サムドンにもヘミにも無視され グクは辛くて仕方が無い。

 しかし、グクは知らない。

 今週には グクはこの家を出て行く・・・

 そう知ったヘミが 部屋に戻った途端、

 ドアにもたれて 涙を堪えていたことを・・・。

 お互いに好きなのに、深い溝が生まれてしまった2人だった。


 

 
 そして ジェイソンは やっぱり自分を好きなのでは??

 それを確かめたい恋するビルスクは 実行に移すことにする。

 ピンクのハートに ジェイソンへ愛のメッセージを書き

 ロッカーや廊下や階段に ベタベタ貼り付けたのだ。

 歌の歌詞を引用して ”宇宙より君が好きだ!!”

 と愛を告白するメッセージを書き、最後に

 ”あなたも同じ気持ちなら 階段を上がって来て!”

 そうメッセージを終えた。ジェイソンは面白がって

 ハートに書かれたメッセージを 剥がしながら読み進めたが

 最後の”あなたも同じ気持ちなら・・・”で 躊躇した。

 このメッセージは誰から??そう思って階段を見れば

 太った背中が見えた。ビルスクだ!!

 ビルスクは来てくれるようにと 必死に祈っている。

 そして・・・ジェイソンは上がって来てくれた!!

 嬉しいビルスクに ジェイソンはメッセージの紙を見せて言う。

 「これはお前の字か?」「うん。」と恥ずかしがるビルクスに

 ジェイソンは残酷だった。申し訳ないけど・・・

 俺はお前をそこまで 好きじゃないと言うのだった。

 だったら なぜ階段を上がってきたのか?と聞けば

 それは 告白されたのに無視するのはマナー違反だと

 ジェイソン流に考えたからだった。

 ガッカリするビルスクは 笑って誤魔化すが

 逃げるように 彼の前から去ってゆく。

 そして自宅の寿司屋に戻ると ちょうど自分のCMが流れていた。

 イ・リアが 自分の歌に合わせて口パクしている!!

 しかも 最後に流れたテロップは リアの名前だった。

 ビルスクの名前を写真に撮ろうと 

 TV画面にカメラを向けていた両親は ガッカリする。

 勿論、ビルスク本人も・・・。ダブルショックのビルスク。(可哀そう!)

 翌日、食堂のテーブルにヘミとビルスクは突っ伏していた。

 2人とも 恋に傷ついた乙女同士なのだ。

 「ヘミ。私 ヒロインじゃなかった。」ビルスクは泣いた。

 ヘミは ビルスクの手を握って 一緒に泣くのだった。

 ”私も 同じなのよ・・・。”そう心で呟きながら・・・。

 しかし、ヘミは気づかないのだろうか?

 ヘミをヒロインだと信じて 必死に励まそうとする男がいることを。

 そう。それはサムドンだ!!




 ヘミが悪魔に描かれて 壁に落書きされた時に

 その上から 天使のヘミを描いて励ましたのは サムドンだった。

 そして、今回も彼は必死で ヘミをモデルに漫画を描いていた。

 ヘミが漫画が好きだと思ったからだろう。 (単純!!笑)

 サムドンは部屋に籠って ひたすらヘミを主人公に

 黙々と漫画を描いていた。

 


 *****************************

 

 ああ・・・今回の第8話は まだ終わりません!!(T_T)

 ダラダラ申し訳ありませんが・・・続きます♭

 でも 明日は用事があるので 書けません(涙)

 続きは しばらくお待ちください!! m(_ _)m

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

  

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 


2011/04/21 11:08
テーマ:ドリームハイ カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

ドリームハイ☆第8話No.1

Photo




  偽のショーケースが大成功に終わり 

 着替えて楽屋にいたヘミに グクからのメールが届く。

 ”ヘミ 話がある。6時にアジトで

 グクは 結局、ヘミたちの舞台には現れなかった。

 ”話がある”って何なの今更!!とヘミは 怒る。

 「一緒に舞台に立ちたい。」そう言ったくせに

 「覚えてない。」と言ったグクが ヘミは許せなかった。

 それでも やっぱりグクが好きなヘミは

 「絶対 許さないから!!」と言いながら

 グクに会うために 鏡を覗いて自分を見つめる。

 「会った途端、ひっぱたいてやる!」

 そう言いながら 唇にグロスを塗るヘミ。

 「覚悟しなさい!!」そう言って 制服のリボンを直し

 鏡に微笑むヘミ。女心は 複雑なのだった! (笑)

 

 

 


 しかし、ヘミをアジトに誘ったグクは 

 父に「留学はしない。」と宣言した途端に

 父の部下に捕まって 暴れた時に携帯を落としてしまう。

 そして部下の手下の男たちに 強引に車に乗せられて 

 空港まで連れて行かれてしまうのだった。

 「会長は お前を守ろうとしている。」

 部下はそう言うが グクは呆れた。「これのどこが?

 自分の恥を隠したいだけだ。・・・違う?」

 言い返せない部下に「鋭いでしょ!」とグクは言った。

 パスポートとチケットを2人分用意した部下は 

 自分もグクと一緒に 留学先へ行き、面倒を見ると言う。

 急に自分がいなくなったら 驚かれるとグクは言うのだが

 学校には 連絡するから大丈夫だと言う部下。

 留学先は韓国人の多い学校だから 友達もすぐできると言う。

 部下に肩を掴まれて 搭乗口まで行くのだが

 運動神経抜群のグクは ジャケットをすばやく脱いで

 部下にジャケットだけ掴ませて 自分は逃げ出す。

 「シヒョク!!」グクの本名を叫ぶ父の部下。

 しかしグクは 必死で部下と手下の男たちから逃れるのだった。

 グクの父親は 自分の政界進出の夢のためにには

 隠し子であるグクの存在を どうしても世間に知られたくない。

 自分の夢のためには 息子の夢を奪っても平気な父だった。

 「父さん。・・・父さんのことを恨みたくないのに・・・」

 グクは悲しかった。母に捨てられたグクには 父がすべてだった。

 その父からも愛されずに うとまれるだけの自分なのか・・・

 そう思うと 辛くて悲しくて・・・涙がこぼれるのだった。

 





 一方、グクをアジトでずっと待っていたヘミ。

 ヘミはグクの話に納得できれば 彼を許そうと思っていたのに。

 時間を過ぎてもグクは来ない。電話をしてもグクは出ない。

 「何よ。あいつ!」ヘミは またまた怒りがこみ上げるのだった。


 



 

 
 そしてオヒョクの家では・・・

 サムドンの母親に 息子の下宿先を見せて安心してもらおうと

 優しいオヒョクは思ったのだろう。

 オヒョクが母親に 自分の家の中を案内している。

 その後ろから サムドンはついて回っていた。

 「こんな大きな家で 暮らしているのね。」

 母は喜んで 珍しい都会の家の中を くまなく見て回る (笑)

 平気で風呂場の戸を開けて「ここがお風呂ね。」と言う 

 実にマイペースな母に 息子のサムドンはドキドキしている。

 そして「ヘミはどこなの?」と 急に聞く母。

 「あいつは 今日はちょっと・・・」と 

 サムドンが 必死に誤魔化しているところへ

 グクにすっぽかされて 機嫌の悪いヘミが帰宅する。

 そしてヘミは サムドンの母を見て驚くのだった。

 「ヘミね!」と大喜びする サムドンの母に

 咄嗟にヘミは 可愛く笑って

 「こんにちは お母様。」と、お辞儀する。

 ヘミに惚れられていると嘘をついているサムドンに合わせて 

 愛想良く母に対応するヘミは 本当は優しい娘でもあるのだ。

 また、可愛い下宿人サムドンの母が来たと知った魔女は

 腕を振るって 夕食を用意した。・・・しかし!!

 「おばさんには 苦労をかけますね。」と母親に言われてしまい

 傷つきながらも 苦笑いで誤魔化す魔女 (大人だ!!笑)


 




 そんなマイペースのサムドンの母は 夕食を食べながら

 「2人の歌 良かったわ!」とヘミに言い

 「そうだわ、ヘミ。この子から聞いた話だと

  卒業したら結婚を考えてるんですって!

  田舎者で遠慮がない子だけど、あなたを守るという覚悟で

  言ってるのよ。」と 笑顔で言う。

 「はい。お母様。」ヘミも笑顔で答えるが ヘミの正面で

 サムドンは 顔が引きつっている。

 妹のヘソンが驚いて ヘミに「あんたサムドンと・・・いえ、

 サムドンお兄さんと結婚するの?」と 作り笑顔で聞いた。

 「ううん。今はそんな段階じゃないわ。」と言い サムドンを見て
 
 「そうよね?」と笑って言って テーブルの下では

 サムドンの足を思いっきり蹴飛ばすヘミだった。(笑)

 そんな風に サムドンの母が遠慮なく自由に会話して

 食卓を賑わしているところへ グクが帰って来る。

 ヘミが家に戻っているか 心配だったグクは

 「ひょっとしてヘミ・・・」と言いながら やって来る。

 ヘミが食事をしている姿を見て 安堵するグクに

 「あんたがグクね!そうでしょ。サムドンの子分ね!」と 

 サムドンの母が声をかける。

 グクは 戸惑いながらも「はい。こんにちは。おばさん。」

 と頭を下げて 一緒に食事をすることになる。

 グクにすっぽかされたヘミは グクの顔を見ようともせず

 下を向いて 黙々と食事をしている。

 サムドンの母は 息子の子分に会えて嬉しそうだ。

 「話は良く聞いてるわ。金魚のフンみたいについて回るって。」

 そう言う母に サムドンはグクが怒るとハラハラしているが

 「ええ。そうです。」優しいグクは 母親に素直にそう言った。

 すると「まぁヒヨコみたいね。」と言って サムドンの母は

 グクの頬に優しく触れるのだった。グクは驚いた。

 「サムドンの友達なら あんたも私の息子よ。」

 そう言って 母親はまたグクの頬を撫でる。

 グクにとって そんなスキンシップは初めてだった。

 子どもの頃に 母親に捨てられたグクは施設で育った。

 そして 大きくなってから 父親に施設から引き取られたグクは

 そんな風に 親に優しく触れてもらったことなどなかったのだ。

 「好きな食べ物は?何を食べれば そんなに大きくなるの?」

 と言いながら サムドンの母は 指で自分の魚をほぐして

 グクのご飯の上に そっと乗せてあげる。

 グクはそれを見て 胸が熱くなりながら「魚が好きです。」と言った。

 サムドンの母は「そう?サムドンは魚は生臭くて嫌だと言うの。」

 そう言って 息子を見て「お前も魚を食べれば この子みたいに

 大きくなれるわ。」と言うのだった。

 「俺だって背は高いよ。こいつは異常だ!」と母に言うサムドン。

 グクは そんな親子の会話を聞きながら 自分が味わったことない

 温かい親子の姿を見て 羨ましくもあり、

 サムドンの母親の自分への愛が有難くもあり 胸が苦しくなる。

 「食べなさい。」母親が 優しくグクにそう言った。

 「ヘミもね。」ヘミにも サムドンの母は声をかける。

 父親からひどい仕打ちを受けたばかりのグク。 

 母親とはこんなに温かな存在なのか・・・と感激するグクだった。

 そして 自分が手に出来ない母と父の愛が悲しくて 涙がこみ上げる。

 サムドンが羨ましいと思った。そして 自分が惨めだと思った。

 グクが 下を向いたまま 食事をしないので

 「食べないの?素手でちぎったのが嫌だったかしら。」そう言って

 心配する母親に「違います。」グクはそう言って

 母親の魚を頬張って食べた。しかし、涙がこぼれて来てしまい

 グクはむせび泣きながら ご飯を口に入れるのだった。

 ヘミは そんなグクの様子を不思議そうに眺めていた。

 「喉に詰まったのね。慌てないで。」母親が心配する。

 「違うんです。魚が美味しくて。」グクは 必死に誤魔化した。

 泣きながらご飯を頬張るグク。ヘミはグクが心配になる。

 グクに 何かあったんだ・・・この時、ヘミはそう感じた。


 




 
 夕食を終えたサムドンの母は 夜行バスで田舎へ帰ることになる。

 サムドンは見送りに 母とバスステーションまで一緒に行くのだが

 ヘミとグクは 家の門まで一緒に母を見送った。

 「お気をつけてお母様。」と 愛想良くヘミが挨拶し

 母は「また遊びに来るわ。」と笑顔で言った。

 そして グクの頬をまた手で触れて 母は言う。

 「ヒヨコちゃん。今度 会った時は 魚を沢山焼いてあげる。」

 グクは思わず その母親の手を握りしめた。”ずっと傍にいてほしい。”

 そう思うほど サムドンの母の愛が有難く、嬉しかった。

 ”母の愛”を グクは離したくなかった・・・。

 父に無理矢理 韓国から放り出されそうになった 悲しいグク。

 深く傷ついていたから 優しくされるだけ胸が痛かった。

 「ありがとう。お母さん。」グクはそう言うのが精一杯だった。

 
 サムドンが母と寄り添って バスターミナルまで送りに行くのを

 ヘミとグクは 門で見送った。

 そしてヘミが先に家に入ろうとすると グクは呼びとめる。

 「ごめん。携帯を落として連絡出来なかったんだ。

  凄く待っただろう?腹が立っただろう?・・・実は・・・」

 グクは待ち合わせに行けなかった理由を ヘミに説明しようと思った。

 しかし ヘミは言葉を遮って言う。「腹立たしかったわ。

 会ったら殴ってやろうかと思った。 だけど、今日はやめるわ。

 なんだかとても 疲れて見える。辛そうだし・・・。

 だから今度話そう。戻りましょう。」ヘミは グクに背を向けた。

 するとグクは ヘミの腕を掴んで ヘミを振り向かせて

 ヘミの肩に顔を埋めるのだった。 グクはヘミに慰めてもらいたかった。

 父から 愛を受けられない惨めな自分を

 ヘミの愛で 包んでもらいたいと思ったのだろうか。

 サムドンの母のような温もりを ヘミに感じたかったのかもしれない。

 ヘミは訳が分からないまま 悲しそうなグクを突き放せなかった。

 すっぽかされた怒りも どこかへ吹き飛んでしまい

 ヘミはグクを抱いたまま 優しくグクの頭を母のように撫でるのだ。

 グクはヘミの手を強く握りしめて、そのままヘミに甘える。

 体格の良い大人びた青年が まるで小さな子どものようだった。

 
 




 そして、バスターミナルで 母を見送るサムドン。

 母はヘミが 益々気に入ったのだが

 体格の良いグクに 気が移るかもしれないと心配して

 息子のサムドンに 忠告するのだった。

  「ヘミに 精一杯尽くしなさいね。

   夏休みには 一緒に遊びに来るのよ!!」

 しかしその母の言葉が 急に遠くに聞こえるサムドン。

 また、耳に異常が現れたのだ。母の声が、一瞬聞こえない!

 しかし、母に心配させまいと バスに乗って手を振る母を

 明るく見送るサムドンだった。 (大丈夫??サムドン!!)







 そして偽のショーケースに力を貸した闇金男の事務所。

 子分がショーケースの設備使用料や設置に関わった

 様々なレンタル料を計算してオヒョクへの請求額を示す。

 「743万ウォンです。」そう方向を受けた 闇金男は

 「講堂の使用料だけでいい。」そう子分に言うのだ。

 残りの600万ウォンは チケット代として 

 我々が負担をすると言う闇金男。驚く子分に彼は言う。

 「安いものだ。夢を見せてもらったのだから。」

 そして 闇金男は微笑んだ。

 (あらま!!闇金男っていい奴じゃあ~りませんか!!笑)


 



 ショーケース翌日の キリン芸高の職員会議。

 校長は 本物のショーケースの結果に大満足の様子。

 各芸能事務所から 生徒のスカウトが殺到したからだ。

 スカウトの名簿が来たら デビュークラスを作成するように

 そう 職員たちに告げている。

 そんな中、ドキドキしているのはオヒョクとジンマンの2人だった。

 なにせ、ギョンジュン先生に偽の舞台を見られてしまったのだ。

 いつ 彼女が校長にそれを言いだすのか 2人はハラハラしている。

 「何か報告事項は?」と校長が 他の職員に聞くと

 ギョンジュン先生が手をあげた。そら来た!とビクツク2人。

 しかし彼女は「修学旅行のプランが旅行会社から届きました。」

 それだけ報告するのだった。安堵するオヒョクとジンマン。

 偽のショーケースの報告は これからするのか??と 

 不思議に思った2人は 会議後、ギョンジュン先生を追って

 恐る恐る尋ねてみると、何と彼女は

 「偽ショーケース?昨日?・・・私はここへは来ませんでした。

  何を言ってるのかしら?」そう言って去ってゆくではないか!

 えっ??とハテナなの2人。彼女は自分たちの味方なのか??

 急になぜなんだ???しかし、ジンマンはふと思った!
 
 昨日、自分が倉庫の扉を開けた時に ギョンジュン先生が

 飛び出して2人で倒れた瞬間。きっと彼女は俺に惚れたのでは??

 そう大きな勘違いをして 「困ったな。」と呟くジンマン。(笑)

 オヒョクは 何のこだがさっぱり分からない。

 「ああ困った!」と言うジンマンに オヒョクはシツコク

 何があったか尋ねるのだが、ジンマンは内緒にするのだった。

 (申し訳ないけど、この変顔男のジンマン役のチニョンさん

  めちゃくちゃハマり役だと思います!!笑)

 





 そんなオヒョクとジンマンの前に 突然立ちはだかった男がいる。

 「ヒョン・シヒョクの担任の方は?」と言う その男は

 グクを拉致した、グクの父親の部下だった。

 この時、オヒョクは驚いた。グクの父親が大企業の会長の

 ヒョン・ムジンだとは思っていなかったからだ。

 名前は知っていたが、同姓同名だとばかり思っていたのだ。

 グクはオヒョクに呼ばれ 父親の部下が持ってきたという

 退学届を見せられる。そしてグクにその退学届は同意の上か?

 そう尋ねるオヒョクは グクと父親の関係を薄々察知している。

 留学もする気がないんだな?と グクに確かめると

 オヒョクは その退学届をグクの目の前で破く。

 「破っても また持ってきそうだな。

  次は校長室に直行するってさ。」そう言うオヒョクに

 グクは あり得るな・・・と思って、何とかせねばと考える。




 そして思いついたのが 芸能界デビューだった!!

 そう。ショーケースの舞台が終わったグクに

 大手プロダクション”トップ企画”の社長に 

 「デビューしないか。」と誘われていたからだ。

 「うちの事務所に入れば ブレイクは確実だ。」

 そう断言する社長だった。グクは思った。

 デビューしてしまえば もう父親は自分を拉致しようとは

 思わないだろう。人気者になればなるほど 手は出せなくなる。

 留学させられずに、韓国に留まる方法は デビューしかない。

 グクはそう考えた。たとえそれが、ヘミとの約束を

 破ることであっても 仕方がないとグクは思った。

 理由を言えば、ヘミも分かってくれるはずだと・・・。

 こうして グクはトップ企画と契約を交わすことになる。

 (この時、契約を交わす前に なぜヘミに一言相談しなかったのか

 それがとても残念だ!!好きなら まず好きな人の気持ちを

 1番に考えなくちゃ!!約束を守れないことを謝らなくちゃ!

  サムドンなら・・・きっと まずヘミに謝ったに違いない。

  そこが グクとサムドンの違いだと私は思っている。

  まぁ グクも切羽詰まってたんだろうけどね・・・。)

 

 




 そしてキリン芸高で、デビューする生徒の発表があった。

 大きなPC画面に映し出された 名簿の中に

 生徒たちの知らない名前があって、みんなが騒いでいた。

 「ヒョン・ショクって 誰だ?」

 グクの本名を知っている生徒は 多くなかった。

 その発表を ヘミはサムドンと一緒に見に来た。

 サムドンは 名簿の中のグクの本名を見て驚く。。

 「グクの本名だ。」

 ヘミは あまりにも驚いて 固まってしまう。

 隣で「ベクヒもツイてる。業界のトップ企業よ。」とアジョン。

 ベクヒの名前も しっかり名簿に名前が載っていたから。

 サムドンはアジョンに なぜグクの名前があるのか尋ねた。

 するとアジョンは サムドンとヘミに グクはショーケースで

 ベクヒとデュエットをしたと 衝撃の事実を伝えるのだった。

 ヘミは「えっ?」と声をあげる。

 自分たちの舞台を断って、

  グクは本物のショーケースに出ていた!!

 それは ヘミには信じられないことだった。

 「デビューには興味がないと言ってたくせに

  覚悟を決めたような眼をしてた・・・。」インソンがそう言った。

 「小講堂で インタビューが始まったぞ!!」と学生が告げる。

 集まっていた学生たちはみんな デビューが決まった学生の

 インタビューを聞きに 小講堂へ走るのだった。

 しかしショックを受けたヘミは 動けなかった。

 「あいつ、本物のショーケースに出てたのか。

  デビューまでするなんて・・・。」

 サムドンも グクの裏切りにショックを受けている。

 ヘミの心には グクの言葉が蘇っていた。

 ”デビューを果たして舞台に立てた時は 隣にお前がいてほしい。”

 ヘミは心の中で 叫んだ。”嘘つき!!”

 グクが友達の自分たちを裏切った!そう思うサムドンは

 ヘミの手を握って言った。

 「行くぞ!あいつが何を話すのか 聞いてみよう。」

 しかし、ヘミは グクの言葉が偽りだったことを

 確かめるのが 本当は怖い気がした。

 それでも”グクの本心を聞きたい”気の強いヘミは

 サムドンに手を引かれて グクのいる小講堂へ向かうのだった。

 (本当は グクを信じたいヘミ。

  納得できる理由を 彼女は聞きたかったのかもしれない。)

 


 ****************************

 

 ああ・・・また こんなに詳しく書いてしまった!!!

         (;一_一)

 果てしなく続きそうな このドリハイ解説に 

       自分自身が気が遠くなる~ (^_^;)


 
 今晩放送のドリハイは 第13話!!!

 実は 朝からワクワクしてるくらい 楽しみなのでした~

 多分、コツコツ頑張って 全話を解説いたしますので

 最後まで よろしくお付き合いください  m(_ _)m

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 
 


 

 

 

 

 

 
 
 


 
 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 
 
 

 

 

 

 
 

 

 

 
 


2011/04/20 15:55
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

もしも・・・新入社員!!

Photo

 

 今日は 朝から出かけてて・・・

 先ほど帰宅しました。(*^_^*)


 晩に 中学生のピアノレッスンがあるので

 バタバタしておりますが・・・

 とりあえず みなさんも大興奮してる

 新ABのヨンジュン~

 歌姫も 一言メッセージを・・・(笑)

 


 


 
 あのね、今回のフォトも 眼鏡が余計だな~

 rzちゃんなんか 無理矢理、眼鏡外してるけど(爆)

 しかし・・・

 この黒いフレームは いつまで続く??(笑)


 



 それでも こんな男性が

 新入社員だったとしてごらん~♫ 

 (特に4月から・・・

  新入社員を気にしてた Yちゃんにささやく!爆)


 たちまち 面白くないオフィスの仕事も

 毎日が 天国に代わる~ (*´∀`*)

 

 




 顔も良し!!スタイルも良し!!

 性格も良くて 仕事もバリバリこなす男!!

 
 こんな男が もしも あなたのオフィスにいたら・・・

       \(*´∀`*)/


 
 そして 仕事がお休みの日には

 こんなカジュアルルックで デートしてくれる~~


 

 

 そんな妄想しながらお仕事できる環境の あなた!!


 いいな~♫ ビルでの仕事中に

 もしも 大きな余震があったら・・・こんな妄想で 

 ヨンジュン扮する新入社員を 呼び出しましょう!!


    頑張れみんな!!(^O^)/

 

 


 

 

 


 


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