2011/06/29 14:29
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

ああ・・・鰻と家族!!

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 昨日も今日も夏日!!

 ダレル~~~!!!!(>_<)


 でも、昨日の夕食は 鰻を食べたので

 ちょっとは違うのかしらん (笑)

 今日も 今日とて、頑張った法事の準備


 今日は 仏壇の中を隅々までお掃除して

 回り灯篭を 組み立ててみた♫ 

  ああ面倒臭かった~~!!





 それにしても 今年の鰻の値段は高いらしい。

 稚魚を乱獲したツケで 今年は不作とか・・・。


 だから 昨夜も1本の大きな鰻を細かく刻んで

 炊いた2合のご飯と 鰻のタレと混ぜて 

 ”ひつまぶし”を作った (*^_^*)

 山椒の葉の代わりに 昨日は大葉を8枚ほどを

 荒くみじん切りにして 鰻と一緒に混ぜたんだけど

 さっぱりした風味で 美味しかった~

 すぐに出来ちゃうし 鰻も少なくて済むので

 今年は こんな”ひつまぶし”もいかがかな??


 




 で・・・久し振りに見た 朝のワイドショー

 鰻を”うなぎ”と日本語で書ける チャン・グンソク。

 最近覚えた日本語が「蒲焼き」だと言うのも 可笑しかった。

 そして ファンのことを 彼は「うなぎ」って呼んでるの??


        ( ̄。 ̄;)ホオ!!


 ファンを「家族」と呼ぶ ヨンジュンとは

 まさしく正反対な人物だと思った。(笑)


 ああ・・・歌姫は「家族」で良かった~

 だって、ヨンジュンと同じ人間なんだもん~

  
        (*´艸`*)


 




 「浮気をしたら 蒲焼きにしてやる!!」

 とも チャン・グンソクは言ってたなぁ・・・

 ふぅん・・・そして・・・食べちゃうのかな??(笑)


 ファンが”うなぎ”なら 美味しそうな鰻を

 つまみ食いしそうな気もする チャン・グンソク。

 あ!あくまでも歌姫の感想です!!(笑)

 でも そんな雰囲気も うなぎ達には嬉しいのかな??(笑)


 真面目なヨンジュンには 絶対に出来ない言動だなって思った。


 歳が一回り以上も違うから というのもあるだろうけど

 多分、彼と同じ 23歳の時のヨンジュンも

 あれほど 自由奔放な発言はしなかっただろうと思う。

 
 


 真面目過ぎるのも 肩凝って大変かもしれないけど・・・

 歌姫は 落ち着いた風格ある

     品の良いヨンジュンが 大好きです!!


       \(*´∀`*)/


 

 
 

 

 

 
 


2011/06/28 22:30
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

9月の空を想う・・・

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 今日は とても良いお天気で・・・

 朝から まだ体は不調気味だったにもかかわらず

 梅雨の合間は 逃さずに家事を頑張る!!という

 主婦の性で(笑) 枕カバーやシーツの洗濯や

 庭のプランターの花の世話、法事で使う和室や 

 息子たちが寝る2階の子ども部屋の掃除もしました。


 実は 昨日は 首や肩凝りが激しくて・・・

 首が回らないくらいだったんだけど

 今日は 腕を回したり、ストレッチしたので

 ちょっとマシになった気がします。


 ご心配おかけして 申し訳ありません。

 歌姫は 不死身です!!(笑)


 


 夕方には ピアノの生徒が来るので

 無駄な時間は過ごせないと・・・

 今日は気合いを入れて 動き回った一日でした。

 
 それでも 暑くてね・・・(;一_一)

 
 ちょっと動いては お茶飲んだり

 アイスに手が伸びちゃうのよね・・・(;一_一)

 で・・・また 太っちゃった気がする!!(>_<)


 歌姫って 夏痩せじゃなくて

 反対に 夏太りするタイプなの・・・(>_<)

 
 ああ・・・9月があるから

 ダイエットしなくちゃなのに!!!!


 


 

 それはそうと・・・

 今日 音楽仲間からメールがあって

 『久し振りにブログを覗いて 気になったんだけど

 ”お月見コンサート”は9月15日だよ!!

 10月って書いてあったけど 大丈夫??』って

 指摘されてしまい もうビックリ!!(@_@;)

 ええっ??私の中では 10月のつもりだったんだけど

 ・・・手帳を確認したら やっぱり9月だった!!


 
 ガビョ~~~ン!!!!( ̄□ ̄;)


 15曲も演奏するんだけど・・・間に合うのかな??

 7月と8月は2回の練習日を予定してるけど・・・

 ちょっと不安~~~!!!(;一_一)

 ・・・ここだけの話・・・!!(笑)

 
 嫌、その音楽仲間のお口添えの仕事なので

 何がなんでも 頑張らねば!!!

      ┗(`へ´)┛ 頑張ります!! 


 



 

 それから もう1人、東京の親友からもメールが届いた。

 彼女は 私が9月3日の上京時にも

 もうすでに別の用事が入っている 超多忙な大学の先生。

 幼児教育が専門で 専門書も沢山出版してる親友。

 9月は会えないから、来週徳島の大学に

 講習会の講師で来るので その帰りに香川に寄るかも!!

 ・・・そんな嬉しいメールだった。(*^_^*)


 大学の時の他の友達は 9月3日に逢えるから・・・

 きっと 自分だけ会えないのが残念だったのね(笑)


 さて・・・そんなわけで3日の土曜日は 

 高校から一緒に 大学に上がった友人と 

 東京で 久し振りに会ってお喋りしてから

 9月4日のイベントへ 突入する予定になりました~

 

 





 本当は 2泊3日じゃなくて・・・

 もっともっと 東京でヨンジュンを辿る旅~

 遊んでいたいのは 山々なんだけど・・・

 火曜日には 生徒のレッスンもあるからね(T_T)

 まぁ イベントに行けるだけでも 良し!!としよう!!


 ああ・・・

 私の心は もうすでに9月の空へ飛んでいる~

       \(*´∀`*)/


  


2011/06/27 19:14
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

だる~い・・・♭

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 今日は 低気圧の影響か・・・


 絶不調!!!!(>_<)

 

 午前中、あまりにもシンドイので

 近所の整骨院へ行って マッサージしてもっらた。

 それで 情けなかったのは・・・

 うつ伏せになって 電気治療やマッサージを受けている時

 ベッドの上の顔の場所に タオルを敷いてくれるのだが

 治療を終えて帰宅して 鏡を見たらば・・・

 目の下や頬に そのタオルの織りの痕がクッキリ!!!

         ( ̄□ ̄;)

 ・・・すごく顔が浮腫んでたっていう証拠なんだけど

 めちゃくちゃ悲惨な顔で・・・凄くショックだった!!!


          (;一_一)


 




 それから ずっとダラケてるんだけど・・・

 水曜日の晩に 歌のレッスンが入ったので

 10分だけ 歌を練習したのみ!!!(笑)

 
 昨日の庭掃除が 堪えてるみたい・・・(>_<)


 ああ・・・今度の日曜が義父の一周忌。

 義母なんか 今日はお店がお休みだっていうのに

 何も法事の手伝いなんかに 来やしない!!!


 仕舞いこんだ座布団を 20枚、押し入れから出すのだって

 結構、大変なんだからね~~~~!!!


        Ψ(`△´)Ψ


 

 


 それにしても 蒸し蒸しする~♭

 ヨンジュンのいるソウルは どんな様子なんだろう??

 ヨンジュンも 湿度が高いと 

        元気が出ないんじゃないかな??


 

 
 

 


2011/06/26 20:41
テーマ:キム・スヒョン カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

ヨンジュン期待の星☆

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 ヨンジュンの事務所キーイースト所属のキム・スヒョン君

 ドラマ「ドリームハイ」の中で サムドンを演じた

 ヨンジュンも歌姫も(笑)期待の若手俳優です!!

         (ゝヮ∂)-☆


 


 ヨンジュンの顔とは まったく違う顔なんですけど

 ヨンジュンと同じく、髪型や役どころで、全く違う顔になる(笑)

 不思議な 魅力ある俳優だと 歌姫は思っています。

 
 そして・・・ヨンジュンと同じく・・・

 目力のある俳優なの!!(*^_^*)


 歌もね、サムドン役に抜擢されただけあって

 とても上手なの!!

 これは 2007年、スヒョン君がんまだ10代の頃

 歌ってた映像ですが、大人っぽいよ~!!


 


 そして 「ドリームハイ」で共演した

 ベクヒ役のウンジョンちゃんと一緒のCM

 このBGMも スヒョン君とウンジョンちゃんが歌ってます


 


 9月のイベントで 歌姫はスヒョン君の歌が一番聞きたい!!

 ”Dreaming””Maybe”は勿論ですが・・・

 サムドンが初登場した第3話の のど自慢大会で歌て踊った

 ド派手な曲(笑) ”曇った記憶の中の君”も

 是非、披露していただきたいと思います!!

 


 ね?ヨンジュン始め イベント主催関係者諸君!!

 歌手でないスヒョン君が 今回舞台に立ってくれるなら

 この機会に いっぱい歌ってもらいたいと思うのでした~

        \(*´∀`*)/


 

 そして ハミョン役のヨンジュン

 9月の舞台で 是非、ハミョンを演じてみせてね~


       ガンバレ!!ヨンジュン!! 

         (*´艸`*)

 


2011/06/25 20:54
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

待ってあげてね!!

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 私は 子育てを終えた頃に

 ヨンジュンに出会えて 心から良かったと思っている。


 だって・・・

 子育て真っ最中だったら

 子ども達を ほったらかしにしてまで

 イベントになんて 遠路遥々、参加することなど

 とうてい出来なかったと思うから・・・。


 夫はほったらかせても(笑) 小さな子供を残してまで

 自分の好きな俳優に逢いに 上京なんて出来やしない。

 
 それに 上京する資金を調達することも

 きっと ままならなかったに決まっている。


 そしてまた、ヨンジュンのDVDや写真集なども

 子供の学費や食費などと 天秤にかければ

 いくら欲しくても 泣く泣く我慢したに違いない。


 
    本当、オバンサンになって
  
    ヨンジュンに出会えて良かった~~~!!


    歌姫は 心からそう思う(笑)

 


 
 


 だからこそ・・・

 今 子育て真っ最中の家族の皆さんは

 本当に お気の毒だって思う。


 TVをつければ いつでも逢える俳優でもなく

 本当に 限られた場所でしか

 見ることが出来ない 俳優を好きになってしまって

 この苦しい想いをどうすればいい??

 と 日々、悶々としている家族もいるに違いない。


 新しい作品も 本当にいつになったら 発表があるのか??

 未来は 限りなく霧に包まれているし・・・。

 いったいいつまで 待ったらいいのよ??

 と 溜息が出る家族も 少なくないかもしれない。


 


 

 でもね・・・

 俳優をやりたくても 今は出来ない

 きっと 何らかの理由が 彼にはあるに違いない。


 ヨンジュンを好きになったなら

 ”忍”が必要だって 思う歌姫。

 
 好きなら 待てるよね・・・。


 ・・・待ってあげてね!!


        (*^_^*)

 


 

 


 
 

 


2011/06/24 22:13
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

心配・・・いらない??

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 はぁ・・・今日は バテそうなほど暑かった~~!!

         (>_<)


 朝の8時半には家を出て・・・

 9時から12時までベルの練習だった。

 午後は 頼んでいた楽譜とCDを取りに

 高松市内の楽器店まで行き・・・

 探し物があって 本屋でも時間を割き・・・

 次は 実家の父に頼まれた用事でデパート巡り。

 炎天下の市内の商店街を歩いたのだが

 香川県は アーケードが続く商店街なので

 陽射しは幾分和らぐのだが、それでも

 道行く奥様方は みんな日傘をさして歩いていた。(笑)


 自分も お届け物をデパートで物色したので

 結局、遅くなってしまい・・・

 夕食はデパ地下で、太巻き寿司などを買って帰り

 帰宅は5時近くになってしまった。

 それでも最近、日が高いので 

 義母は6時に夕食を食べに来るから

 洗濯物を取り込んだり 色々出来てセーフだった!!(笑)

 

 


 実家の父に 義母が帰った7時過ぎに電話したら 

 鹿児島も猛暑で 一日中 クーラーをかけてダラケテいたらしい。

 「暑くてたまらない!!」と言って

 いつもは食べ終わっているはずの 夕食の時間にも

 「これから食べるんだ。」と 少し元気の無い声。

 やっぱり・・・妹が8月から 実家へ引っ越してくれて正解!!

 毎日、毎日気が気じゃないんだもの。

 ちゃんと食事をしているのか・・・

 そして、お医者様から処方されている

 朝夕に飲まなければならない薬を きちんと飲んでいるか

 毎日 私がチェックしているのだが 

 受話器の向こうの声が 元気なら安心だが

 今日のように だるそうな声だと心配で仕方が無い。

 やはり 女より男の独居老人は侘しいものだ。

 妹が小さな2人の子供を連れて 実家へ帰れば

 それだけで 賑やかになって 

 家の中にも 明るい笑い声が響くに違いないと思う。


 



 ヨンジュンは 父のように老人じゃないけど・・・

 一人ぼっちの生活には 変わりない。



 やっぱり・・・寂しくないですか??


      寂しくないくらい、忙しいのかな??

      それなら いいんだけど・・・でもね・・・

 
 ヨンジュン!!

      ・・・それでも私は・・・

 あなたの健康が 一番心配です!!!!!



 
             
「大丈夫!!心配いらないよ!!」

         そう笑顔で あなたが答えてくれたら嬉しいのに・・・

 

 

 
 

 


2011/06/23 15:04
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

ヨンジュンが頑張るなら!!

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 昨日は 夕方、スコールのような雨が降って

 晩に市内の音楽ホールまで 

 リサイタルを聞きに行く私は 気が気ではなかった。

 だって、雷も鳴ってたし・・・

 暗がりの大雨の中の運転は 最悪だから(>_<)

 それでも、出かける時には雨があがって 嬉しかったぁ


 今日は 朝から青空が広がっている。

 でも 凄く湿度が高く、気温も30℃を超えている。

 午後にはもっと上がって 今日の最高気温は32℃の予想!!

        (>_<)

 みなさんのところも 蒸し暑い??


 節電しなければ・・・と思うのだが、

 歌の練習をせねばで、まず発声練習をするんだけど・・・

 窓を開けていると 近所迷惑になるので(笑)

 今日は 窓を閉め切って

 クーラーをつけてしまった歌姫です ( ..)

 

 

 



 昨夜のフジコ・ヘミングさんのピアノリサイタルが

 本当に素晴らしくて・・・

 歌姫のやる気にも 火が付きました(笑)


 昨夜のリサイタルは 2部構成で 2時間のプログラム

 ショパン、バッハ、ムソルグスキー、リストの作品が

 ぎっしり詰まったプログラムでしたが・・・

 それに加え フジ子さんはこの季節にぴったりな

 ショパンの「雨だれ」やドビュッシーの「雨の庭」を加えてくださり

 最後は ベートーヴェンの「テンペスト」の第3楽章でした

 テンペストの3楽章は やっぱり・・・

 「冬のソナタ」を思い出します。(*^_^*)

 チュンサンの走る姿を思い浮かべて 聞いてました(笑)

 
 素晴らしい エレルギッシュなリサイタルでしたが

 この舞台を迎える前には

 やはり、相当な準備をしたはずです。

 プロのプロたる所以は・・・

 いかに完璧に 本番を迎える準備が出来るか・・・

 なのだと私は思います。

 体調を整えるのも 勿論のこと・・・






 さて・・・9月のイベントで 

 ヨンジュンは どんな準備をしているのでしょう?

 いくらドリームハイでは 主人公でないにしろ

 ハミョンという役で ドラマに登場したのですから

 ドリームハイのイベントであれば

 ヨンジュンも 必ずハミョンで登場してくるハズ!!(笑)

 うふふ・・・ワクワクしますね~

 歌姫は あの変な編曲の「サマータイム」は結構ですから(笑)

 何か軽いジャズでも1曲 ハミョンの演奏が聞けたらいいな~


      \(*´∀`*)/

 
 まぁ 基本は・・・

 舞台に 元気な姿のヨンジュンが立って

 明るく微笑んでくれるだけで 幸せなんだけどね~

 
 


 


 私といえば 8月のコンサートの前に

 実は行事が目白押しで 困っています(>_<)

 7月6日は 義父の一周忌なので

 3日の日曜日に 我が家でまた法要があって

 院主様はじめ 3人のお坊様が拝んでくださり

 親戚が集まるので その準備をせねば!!だし・・・


 7月18日の海の日には

 長野の霧ヶ峰にある 母の実父が建てたお寺で 

 毎年恒例の 戦没者慰霊祭があって

 今年は 母の告別式に参加できなかった

 母の親戚たちが集まって、母を偲ぶ会もするというので

 私も出席することになってるの。


 また、8月8日には 歌の先生のお誕生会。

 毎年 門下生で盛大にパーティーをしてお祝いしてあげていて

 私はその準備委員に ずっとさせられていて

 勿論、今年も幹事の1人となってるから・・・( ..)

 先生のお誕生日プレゼントを 買いに行かなくちゃ!!


 その他にも 10月にあるベルコンサートの練習もある。

 明日も 早速 朝から練習なんだけど・・・
 
 今回は 15曲のプログラム。

 そのうち オカリナと私の歌のソロが1曲ずつある。

 歌は「Stand Alone 」にしたんだけどね

 ああ・・・こんな中、8月の義父と母の初盆前に

 大学のOB定期演奏会に出演する私・・・(T_T)

 大丈夫かな~~???

 なんだか準備不足で・・・

 恥をかきそうな予感がする・・・(;一_一)

 

 嫌!!ヨンジュンが ピアノ練習を頑張るなら

 歌姫も負けずに 頑張るぞ~~~!!!


    (≧▽≦*)\(- - ) バシッ!  

  
 
 
 

 


2011/06/22 11:10
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

危うい??

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 ああ・・・気分が悪い!!

 なんでか??

 夫の機嫌が悪いから!!(;一_一)


 なんでか??

 おととい 1時間のウォーキング中に

 9月は 東京にイベントがあって行くからねって

 正直に話したのよ!!

 お誕生日プレゼントで行かせてね~ってね!!

 「土曜日に行って 月曜日に帰るから。」
 
 って言ったら・・・

 「別に何曜日でもいいよ。」って・・・

 寛大なお返事!!(*^_^*)

 「ヤッタ~!!」と叫ぶ私

 それで 頭の中は・・・

 やっぱりもう1泊しちゃおうかな~??(笑)

 そうすれば 月曜日のオフ会も ゆっくり楽しめる~


             (*´艸`*)
 



 今回は すんなりOKが出たな~

 そう思って スキップしそうに ルンルンして歩いていたら

 「お盆の前に休みが取れるから 遊びに行くぞ!」

 と夫が言いだして・・・

 「じゃあ鹿児島に行ってくれる?」と私。

 「鹿児島は 8月の末でいいんじゃないか?」と夫。

 「だって、妹の引っ越しの手伝いもしてあげたいし。」と私。

 実は 妹が子供を連れて 実家へ8月に引っ越すのだ。

 「そんな手伝いなんて 俺は出来ないぞ!」と夫。

 夫は あくまでも遊びに何処かへ行きたいのだった。

       (;一_一)


 でもね・・・良く考えてみたら

 私も 8月の11日には 

 例の 大学OBコンサートに出演せねばだった!!

        ( ̄。 ̄;)

 で・・・「ああ!!ダメだわぁ!!

 私 11日にコンサートに出なくちゃだった!!」

 そう夫に言うと

 「なんだ!!全然、夏休みにならないじゃないか!!」

 そう怒りだして・・・もう2日目。

 昨夜は 私がお茶碗を洗ってる間に

 1人で「歩いて来る!!」って行ってしまうし・・・

 TVは リビングで見ないで、和室で見てるし・・・

 本当に嫌な感じ~!!!!Ψ(`△´)Ψ


 





 妻がしたいことと 夫がしたいことが別々で

 同じ方向を向けない夫婦・・・。

 これって 危うい??

 
 それでも 今晩、

 私は1人で ピアノリサイタルに行って来る~

 夫の大好きなオムライスを用意して・・・


 

 
  
 

 


2011/06/22 00:04
テーマ:ドリームハイ カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

ドリームハイ☆第11話No.3

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  キリン芸高での 特別作曲講義がすべて終了し

 あとは課題の作曲を提出して 評価を受けるのみとなった。

 ビルスクもヘミも それぞれ順調に作曲活動に励む中、

 この授業でA評価を勝ち取り、グループKに残りたいべクヒは

 事務所の部屋に籠って、必死に作曲をしていた。

 事務所のキーボードに向かって メロディーを絞りだそうとするが

 焦るベクヒには なかなか良いメロディーが浮かばない。

 「一生懸命やる奴は必要ない。出来る奴がいる。」

 社長の言葉が ベクヒにプレッシャーをけけるのだった。

 自分が提出するのは 最高の評価を受ける作品でなくては!!

 そう思うベクヒは ふと事務所の机にある楽譜のファイルに

 手を伸ばすのだった。この中にあるのは プロが作曲した完成品だ。

 ベクヒは その中の1曲を取りだして キーボードで弾いてみる。

 それは素晴らしい楽曲だった。しかも 世には出回っていない。

 ベクヒは そこで悪魔の笑みを浮かべるのだ。

 

 


 ヘミはといえば その日もまたサムドンのいるライブハウスを訪れた。

 そして店の中を覗くのだが サムドンの姿は見えない。

 インソンに「サムドンは何処?」と尋ねると インソンは

 ぶっきら棒に「よそに行ったよ。」と言うではないか!!

 驚くヘミは 何処へ行ったか聞くのだが インソンは

 「知らない。何も言わずに 急に出て行った。」と答えるのだった。

 ヘミは「困るわ。ノートを渡さないと・・・。」と困惑してしまう。

 しかし、諦めないヘミは サムドンを探そうと 店を走って出て行く。

 ヘミが店から出て行ったのを 見届けたインソンは

 カウンターの下にうずくまって 隠れていたサムドンに言う。

 「ヘミは帰ったぞ。」「ありがとう。」そう言うサムドンだが

 魂の抜けたような 虚ろな目をしている。

 「それでも あいつお前を探すぜ。いいのか?」

 インソンがそう言うと サムドンはカウンターにもたれて

 目を閉じる。”今更、俺の出番はない”・・・そんな風に 

 心を頑なに閉ざす サムドンだった。

 




 ヘミはライブハウスを出てから 必死に繁華街の中を歩いて

 サムドンを探し回る。歩いても歩いても、サムドンの姿は見つからない。

 (当たり前だよね。サムドンは いつものライブハウスにいるんだもん)

 そして ヘミは堪らずに インソンに電話をかける。

 「おおヘミか。まだ見つからないのか?ここには帰ってないよ。」

 インソンが また ヘミに嘘をつく。

 「もう遅いし、家に帰れよ・・・もしもし??」

 途中で電話を切って ヘミは またサムドンを探し回るのだろう。

 そのやりとりを背中で聞くサムドン。もう夜も更けたとうのに

 まだヘミは 自分を懸命に探し回っている。

 サムドンは ヘミが心配になる。

 「しぶといな・・・。おい!!夜通し探し回りそうだぞ!!

  放っておくのか??」インソンもヘミを心配して そう言った。

 それでも サムドンの顔は 無表情のままだ。

 インソンは溜息をつく。(もしヘミに何かあれば お前の嘘のせいだぞ!)

 繁華街を歩き疲れたヘミは 通りに面した公園のベンチに腰を降ろす。

 すると遊び人の2人組が ヘミの傍へやって来て声をかける。

 「お嬢さん。どこかで焼酎でも飲んで 温まらない?」

 ヘミは「私は高校生です。」と答えるのだが、

 2人組は引き下がらない。「童願なんだな。」とか言って

 ヘミの腕を引っ張り「だったらコーヒーでも飲もう。」と誘う。

 2人はヘミの両脇に入って 片方ずつ腕を持って

 ヘミを強引に連れて行こうとする。

 「何するの?放してよ!!」とヘミが叫んで 暴れるのだが

 そこへ風のように 飛び込んで2人の男を殴りつけたのは

 サムドンだった。サムドンは 倒れた男を何度も殴りつける。

 それには ヘミも驚いて サムドンを男から引き離した。

 2人の男は サムドンから逃げるように去って行く。

 そしてヘミは言う。「私が どれだけあなたを探したと思ってるの?

 行き先くらい教えてよ。」しかし サムドンはヘミと目を合わせない。

 「消えてくれと言ったはずだ。」そう言うサムドン。

 しかし ヘミは毅然として言い放つ。

 「私も言ったはずよ。必ず呼び戻すって。

  ドン底にいた私を救ってくれたのはカン先生よ。今度は私が救い出す。」

 そして作曲講義のノートを鞄から取りだして

 「事情は分からないけど、あなたも私が救い出すわ。受け取って。

  これ、作曲特講の試験問題よ。」と サムドンに差し出すヘミだった。

 しかし、サムドンはそのノートを放り投げてしまう。

 ヘミは 腹立たしいやら悲しいやら。その気持ちをグッと堪えて 

 「それからこれ。」とサムドンの掌に 

 ハミョンのあの Kのペンダントを乗せて 無理矢理に握らせる。

 「これがあると、勇気が湧いて 物事が上手く進むなんて

  私は信じないけど。でも、今はあなたに持っていてほしいの。」

 そう言うヘミの瞳を やっとサムドンは、覗きこむように見た。

 しかし、それは冷たい眼差しだった。

 


 

 ヘミの髪に サムドンはそっと触れた。そして髪を指で撫で、

 その手でヘミの顔を押さえたまま じっとヘミを見据えて言うのだ。

 「俺が消えろと忠告したのに・・・無視したな。」

 ヘミはドキドキしながら 髪に触れたサムドンの手をどかそうとする。

 しかし、サムドンはそのヘミの手を もう片方の手で押さえて握りしめた。
 
 そして言う。「お前は この瞬間を 後で必ず後悔する。」

 サムドンは冷たくそう言い捨てると ヘミのノートを拾い上げて

 ヘミの元から 去って行くのだった。

 呆然と立ち尽くすヘミ。やはり ヘミの知っているサムドンではなかった。

 サムドンの心に 何が渦巻いているのか・・・知る由も無いヘミは

 ただ なぜだか胸が苦しくて、切なくなるのだった。






 サムドンは ヘミが自分を決して諦めないと知って どう思ったのだろう。

 自分を好きでないくせに、ヘミは自分を求めてくる。

 ヘミにとって自分は何なのか・・・サムドンは考えたのかもしれない。

 グクを好きなヘミの傍で サムドンが 今までずっと耐えてきたのは

 きっといつか ヘミを自分に振り返らせてみるという希望が 

 彼にはあったからだろう。キリン芸高で 勉強を積んで

 歌もダンスも一流になって、グクのように芸能界デビューして活躍し

 世間から認められれば ヘミの心が自分に動くかもしれない。 

 それが今までの 彼の希望であり、夢だった。

 ヘミが まだ自分を必要とするのなら・・・

 サムドンはできるのなら また夢を見たいと思ったのではないだろうか。

 壊れた耳で どこまで出来るか 不安は一杯だったろうが

 ヘミが 自分を連れ戻したいと願うのなら・・・

 もう一度、歌手の夢へ向かって 歩きだそうと

 そう、心が動いたのではないだろうか。

 サムドンは じっとヘミからもらった作曲の課題を見つめている。

 その課題は”Dreaming”だった。夢、夢・・・サムドンは集中する。

 公園で男を殴って 血が滲んだ拳が キーボードに触れた。

 何気なく キーボードを指で触っていくうちに

 サムドンの中から どんどんメロディーが溢れ出して来る。

 サムドンは ノートに向かって 必死にペンを走らせた。

 まるで音楽の神様が 彼に乗り移ったように・・・

 サムドンは 一心不乱で作曲を始めるのだった。

 (やはり彼は タダモノではなかった!笑)

 ハミョンが彼を 特待生にした理由がここにあったのだ。

 



 そして 作曲特別講義の試験と評価の日が来た。

 学生たちは それぞれ自分が作曲した曲を手にして集まった。

 ベクヒはヘミに「今日の試験、楽しみね。」と笑って言った。
 
 ヘミは「そうね。」と微笑み返して席に着いた。

 「楽譜は全員 提出したね?」と チュ先生が声を張り上げた。

 すると「すみません。」と声がして サムドンが現れた。

 サムドンは楽譜を手にして (初めてお会いする)チュ先生に

 「遅れました。」と言って 手渡すのだった。

 サムドンが来てくれて ヘミは嬉しくてニッコリ微笑む。

 ヘミは これでオヒョクを救えると 心から思ったのだ。

 作曲の得意なサムドンなら 必ずA評価に違いない。

 自分も頑張ったし、ハイセンスなビルスクも

 A評価が期待できるからだ。

 





 「全員Aを取って オヒョクを連れ戻そうな。」

 教室を覗きながら ジンマンがそうつぶやいている。

 すると「何をしている?」と校長の声がした。

 ビビる小心者のジンマン。 (その顔が面白い~!笑)

 校長は娘のギョンジュンを連れてやって来ていた。

 「君はどう見る?3人はAを取ると思うか?」

 校長は心の中では 気が気ではなかったのだろう (笑)

 ジンマンは笑いながら「無茶です!」とそう誤魔化した。

 「発表が始まったわ。」ギョんジュン先生が そう言って

 必死な顔で、教室を見つめた。

 「では Aを取った3人を発表しよう。

  ショーケースがかかっているからね。

  3人のAのうち 最初の1人は キム・ビルスクだ。」

 ビルスクは 立ち上がって喜んだ。ジェイソンも嬉しそうだ。

 「イエス!」ジンマンも嬉しくて思わず声をあげ、拳を握った。

 そしてすぐに”いけね!”という顔をする。

 「彼女の書いた曲は とても愛らしい。

  今 恋をしているような気持にさせてくれる。

  よくできたね。」そう言われて 尚更嬉しいビルスクだった。

 これもみんな 恋するジェイソンのおかげなのだ。(笑)

 「2人目のAは・・・」ヘミは手を合わせて祈った。

 すると「コ・ヘミだ。」とチュ先生は言った。

 ビルスクと顔を見合わせて 嬉しがるヘミ。

 しかしベクヒは 面白くない。なんであんたが?という顔をした。

 ヘミがA評価をもらって ジンマンとギョンジュンは嬉しくて仕方がない。

 しかし、校長の手前、大っぴらに喜べない。嬉しさを必死で我慢する2人。

 「構成が豊かなところが 彼女の作品の長所だ。

  舞台で披露する時が、楽しみになる。そんな曲だ。」

 これで入試クラスの3人のうち 2人までもがAを取ってしまった。

 校長は 娘のギョンジュンを見ながらオロオロする。

 「3人ともAを取ったらどうするんだ?」

 父がそう言うと 娘は「そうね。困りましたね。」

 と明るく返事をするのだった。

 ギョンジュンは サムドンの才能を知っている。

 あと1人のAは サムドンに間違いない!!

 チュ先生は言った。「3人目のAは・・・」

 ベクヒは祈った。どうか自分でありますように・・・。

 ヘミとビルスクは どうかサムドンでありますように・・・。

 サムドンは どっちでもいいような目をしている。

 自分に才能があるのか、無いのか・・・それだけ確かめられれば

 それでいいのだというような 無気力な目をしていた。

 




 「ユン・ベクヒ。」そうチュ先生の声がした。

 ヘミは驚いた。ベクヒは嬉しくて 顔を手で覆った。

 ギョンジュンは耳を疑った。なぜベクヒなの??

 ジンマンも 心底ガッカリする。なぜサムドンではないのか??

 ジンマンも サムドンの才能を見抜いているからだ。

 「彼女の曲は 実に慣れている。プロの作曲家が書いたような

  非の打ちどころがない曲だ。」そうチュ先生に言われて

 ベクヒは内心ビクッとした。だって本当にその通りだったから。

 ベクヒが提出したのは 事務所で盗んだ曲だったからだ。

 その評価を聞いて ギョンジュンの顔も曇った。

 まさか!!あのベクヒがそんな完璧な曲を作れるはずなない。

 教師の勘で ギョンジュンはそう思ったに違いない。

 チュ先生は まだ続けた。

 「それと1曲。印象的な曲があった。・・・ソン・サムドン。

  当初、この曲には落第点をつけようと思った。

  しかし、見れば見るほど 妙な説得力が感じられる。

  この曲には 他の曲にはない感性が込められていた。

  君たちの年齢には 不釣り合いな・・・悲しみと言うべきか・・・。

  私は特別に この曲をショーケースで披露するように推薦します。」

 それを聞いた校長は慌てる。ヘミは嬉しくてサムドンを見た。

 しかし、サムドンは無表情で 机の前に座っていた。

 



 一方、音楽教室の講師になったオヒョク。

 オバサマ相手にギンギラの衣装で 講義している。

 「トロットの醍醐味は”こぶし”です。

  声を素直に出さず じらすかのように 

  もったいぶって歌うのです・・・」

 オヒョクは 笑いを取りながら 楽しく分かりやすい授業で

 すっかりオバサマ方の心を掴んでいた。(笑)

 講義が終了し オヒョクは廊下で生徒のオバサマ達に

 「明日までに 歌詞を覚えて来てね。」と愛想よく挨拶している。

 すると「先生!」と声がして グクが顔を出した。

 驚くオヒョク。グクはオヒョクの ギンギラ衣装を見て吹き出す。

 「お前がなぜここに?」オヒョクは 恥ずかしそうに聞いた。

 「ご飯おごってください。」グクは 笑いながらそう言った。

 「じゃ、着替えていいかな?」オヒョクはそう言って 着替えて

 グクを 近くの安い飯屋に連れて行く。

 



 グクは売れっ子のスターなのだが、お構いなしにガツガツ食べる。

 それを見て オヒョクは呆れて

 「相変わらず 良く食うな。腹に寄生虫でもいるのか?」と言った。

 するとグクは 嬉しそうに「はい。」と言って

 「ここに おかわりください!」と叫ぶのだった。

 オヒョクは笑って、久し振りに見るグクに

 「元気そうだ。」嬉しそうに言うのだった。

 「そうだ。お父さんと仲直りしたか?」とオヒョク。

 「何となくね。」グクは明るく答えるのだった。

 そして グクは水を一口飲んでから・・・「僕の話はいいです。

  先生。いつまで僕たちを放り投げておく気ですか?」と言った。

 すると オヒョクは笑いながら

 「ヘミと同じことを言ってくれるな。」と言う。

 「はぐらかさないで。」とグクが言えば

 「お前たちを放り出すわけがない。それに偽ショーケースの時

  マイクを持って 舞台で宣言したんだ。

  夢を追う過程が 幸せであるよう全力を尽くすと。」

 とオヒョクは キッパリと言った。

 「じゃあさっきの教室は何?」グクが不満を言った。

 するとオヒョクは もったいぶって「戻るために準備だ。」と言う。

 「戻る?どうやって?」グクは不思議に思って聞き返した。








 


 場面は変わって校長室。

 「求人に応募した人の書類です。」メン先生は書類を校長に渡し

 「書類審査で3人に絞りました。」そう言った。

 「厳格に データどおりに評価しただろうね?

  学歴。地縁、コネ・・・すべて関係なく。」と確かめる校長。

 「教員会では 満場一致でした。」そう言うのは コン先生だった。

 「それは楽しみだ。」嬉しそうに笑う校長。

 そしてその3人の書類を 1枚、1枚見て行くと

 途中で急に 校長の顔が変わる。

 その1枚の履歴書には カン・オヒョクとあったからだ。

 「これは・・・」あまりにも驚いて 声が震える校長に

 メン先生が笑いながら言う。「カン先生も応募しました。

 学則上も問題ないし、履歴書も指導計画書もすべて完璧でした。」

 コン先生も加勢する。「厳格にデータどおり選んだ結果です。」

 校長は なんてことだ!!と内心カッカしたに違いない。

 そしてオヒョクは 再び キリン芸高に足を踏み入れるのだ。

 校内でオヒョクとすれ違った生徒が 驚いて「カン先生!

 辞職したと聞きましたが?どうしてここに?」と尋ねる。

 するとオヒョクは「今日は面接を受けに来た。」と言った。

 「面接?先生、どういうこと??」と またまた驚く学生。

 オヒョクは 学生に背を向けて 胸を張って校舎へ向かった。




 
 「ええ社長。本当にAをもらったんです。

  プロの曲みたいだって言われました。私も”出来る奴”でしょ?」

 ベクヒが嬉しそうに 事務所の社長に電話しているところへ

 ギョンジュン先生が通りかかった。

 「うふふ。後でお伺いします。」そう言ってべクヒは電話を切った。

 手には A評価をもらった楽譜が握られていた。

 「ここだったのね。」ギョンジュンは 厳しい口調でそう言った。

 驚いて振り返るベクヒは「シ先生でしたか。」と言った。

 ギョンジュンは言う。「ベクヒ。一つだけ聞くわ。

  その曲、自分で作ったの?」

 そうストレートに聞かれて ベクヒはドキッとするが

 「はい。勿論ですよ。」と嘘をつく。

 しかしギョンジュンの顔を まともに見られないベクヒ。

 ギョンジュンはベクヒに近づいて 厳しい顔で言った。

 「私は1年間 あなたを指導したのよ。

  あなたの実力は 誰よりも分かってるわ。

  他の人は騙せても私は騙されないわ。盗作よね。」

 そうズバリ言われてしまい、ベクヒは開き直って言った。

 「盗作で何が悪いんですか?」

 ギョンジュンは呆れてしまう。

 「”何が悪い”ですって?明らかな反則よ!!分からない?」

 最後は 語気が荒くなって叫んだ。

 しかし ベクヒはしらじらと言い放った。

 「教えたのは先生です。アジョンが嘘を言った時、

  先生は何と言ったか覚えていませんか?」

 入学が決まって 新入生のパフォーマンスのダンサーを決めるのに

 アジョンが亡くなった母のために踊りたいと嘘を言った時

 ギョンジュンはベクヒに言った言葉は「悪いとは思わないわ。

 嘘をついてでも ソロ舞台に立とうというその熱意を私は買う。」だった。



 そして ベクヒは「アジョンの靴に 私が画鋲を入れたのも

 ご存知ですよね? 反則は あの一歩から始まったんです!

 それが二歩になり 三歩になり・・・。

 今では 何も感じません。そうやって、デビューも出来たんだもの!

 これでいいと言ったのは 先生です。」

 ベクヒは涙を溜めながら ギョンジュンにそう言うのだった。

 「ユン・ベクヒ・・・。」ギョンジュンは 言葉が見つからなかった。

 「でも、ヘミがまた私を押しのけようとするんです。

  社長はグループKにヘミを入れて 私を切る気です。

  あの子に負けないためなら 私はどんな手だって使います!!」

 ベクヒは泣きながら 大声で宣言するのだった。

 私はバケモノよ・・・とでも言うかのように・・・。

 そして・・・ギョンジュンに向かって叫ぶベクヒの声を 

 通りがかったヘミは 聞いてしまうのだった。ヘミは驚く。

 グループKに自分が入るということは そういうことだったのか・・・

 ベクヒがそんな危うい立場にいたことを 

 ヘミはこの時、初めて知るのだった。




 ****************************


 これで第11話の終了です。

 はぁ・・・疲れました!!(>_<)

 これ みなさま読んでくださってるのでしょうかぁ??(笑)

 頑張って書いてるんですけど・・・不安です(笑)

 明日は 晩にフジコ・ヘミングのリサイタルを聞きに行く歌姫でした~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 


 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 


2011/06/21 13:02
テーマ:ドリームハイ カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

ドリームハイ☆第11話No.2

Photo

 

 冬休みの特別講義が始まった。

 講師は 作曲家のチュ・ヨンフン先生だった。

 この講義を受けると100点加算されるし

 A評価を獲得すれば ショーケースに出られるので

 生徒たちは 張り切って先生を迎えるのだった。

 授業の開始に ヨンフン先生は出席を取りはじめた。

 「ユン・ベクヒ?」ベクヒは手をあげて「はい!」と返事をする。

 ヘミとビルスクは サムドンの返事をどうしようかとドキドキしていた。

 「イ・リア?」「はい!」そして とうとう

 「ソン・サムドン?」と サムドンの名前が呼ばれた。

 「はい。来てます。」とビルスクは言うのだが

 恥ずかしくて小さい声で言ったので 先生には聞こえない。

 「ソン・サムドン?」と もう一度呼ばれ

 「はい。来てます!」と しっかり方言で答えたのは

 なんとジェイソンだった!!(笑) 驚くビルスク。

 「ジェイソン?」「I`m here!」

 ジェイソンは返事を上手に使い分けて ビルスクに微笑むのだった。

 自分を助けてくれるジェイソンが とても嬉しいビルスク。

 (ジェイソン役のウヨン君は 実は釜山出身なので

  方言は お手の物なんですよね!笑)

 ビルスクはジェイソンの頬笑みで ヘミとは違って、

 もう 行方知れずのサムドンのことなど 頭から消えてしまった。



 





 一方、ジンマンは オヒョクと連絡が取れずにイライラしていた。

 辞職することなど 何の相談も受けていなかったジンマンは

 携帯の電源が入っていないので連絡がつかない事も含め 

 オヒョクに腹を立てるのだった。

 しかし、オヒョクは 音楽講師になるために 他の講師の

 授業を見学中だったので 携帯の電源を入れていなかった。

 それからすぐに オヒョクは”元キリン芸高のトロット旅行”という

 講義を音楽教室で始める。「トロットというのはアメリカで流行した

 フォックストロットに由来し 4分の4拍子を基本としますが・・・」

 オバサマ相手の音楽教室にしては とても固いオヒョクの授業だったが

 ホワイトボードに映しだした映像が 

 手違いで大胆な女性のビキニ姿だったので

 オバサマ方は「何よあれ!!」と 教室で騒ぎ出した。

 高校の授業とは全く勝手が違って アタフタするオヒョクなのだった。





 

 グループKの中でも売れっ子のグクは 仕事場で、

 ベクヒを伴って 彼女の仕事を

 PDに頼みこんでいる事務所の社長を見かける。

 ジェイソンとグクと一緒に 抱き合わせて出演させくれと頼むのだが

 「また今度 余裕がある時にね。」とあっさり断られてしまうのだ。

 「仕方ない。今日の収録はジェイソンとシヒョクだけだ。

  ベクヒ、分かっただろ?俺もやるだけやったからな!

  お前も早く気づいてくれ!」と社長は こわばる顔のベクヒに言った。
 
 それでも諦めないベクヒは 

 事務所のキーボードに向かって 
必死に作曲をしていた。

 それでも なかなか上手くメロディーが出てこない。

 ふと見れば、机の上に楽譜のファイルがあった。

 ベクヒは近づいて 
そのファイルを手に取った。

 その中には完成された楽譜が 沢山入っている。

 ベクヒは またキーボードに戻って 曲の続きを考えるのだが

 そのファイルが ずっと気になって仕方がなかった。


 


 一方、インソンのバイト先で 一晩明かしたサムドンは

 うつろな目をして その店の掃除を手伝っていた。
 
 モップで床を拭いていると ステージのキーボードが目に入った。

 サムドンは、隠れ家の練習場の ジンマン提供のキーボードを思い出す。

 そのキーボードで、ヘミのために夢中で作った歌を思い出すのだ。

 ヘミを追いかけていた あの時の自分を サムドンは心で見つめていた。

 ぼ~としているサムドンを見つけて 

 インソンは声をかけるが返事はない。

 「昨夜は泊めてやれたけど、2日続けては無理だ。

  悪いけど出てってくれ。早く帰ってくれ。」

 そうサムドンに言うのだが、
サムドンはインソンの胸ぐらを掴み、

 能面のような顔で睨みつけるのだった。

 そして そのまま無表情な顔で サムドンは離れてゆく。

 インソンは訳が分からずに 困り果てるのだった。

 そしてヘミはといえば 特別講義を終えた後、

 サムドンを探しに隠れ家に来てみるのだが サムドンは見つからない。

 漫画喫茶の中を探して 漫画を顔に乗せて寝ている

 黒いコートの男を見つけ 
その漫画を取ってみるが 

 それはサムドンではなかった。

 がっかりしながら「すみません。」と謝るヘミは 途方に暮れた。

 すると携帯が鳴って、出てみればインソンからだった。

 「あなたが珍しいわね。何の用?」と聞いて ヘミはその返事に驚いた。

 サムドンがバイト先のライブハウスに 居座って動かないから 

 ヘミに連れて帰ってくれという電話だったからだ。

 慌ててその店まで来るヘミだったが そこで目にしたサムドンは

 まるで ヘミの知らない青年のようだった。

 演奏している店のステージの スピーカーの前にサムドンはいた。

 客席よりも 限りなくステージに近い、大きなスピーカーの前に・・・。

 つんざく音の中、無表情に横を向いて サムドンは突っ立っていた。 

 ヘミは驚いて すぐにサムドンの傍に近づいて声をかけた。

 「ねぇ!大丈夫?怪我はない?」

 ヘミの声に振り向いた サムドンの瞳は冷たかった。

 ヘミは 短くなった髪のサムドンを見て驚いて

 「髪を切ったのね。」と言うのだが 

 サムドンはヘミから 目を反らすのだった。ヘミは呆て

 「ここを出よう。出ようってば!」と サムドンに言う。

 そして そっぽを向くサムドンの手を取って

 ヘミは強引に引っ張り 店の外に連れ出そうとした。

 するとサムドンが「嫌だ!」と反抗して 動かない。

 「どうしたの?何かあった?」と ヘミは驚いて聞き返した。

 しかしサムドンは また横を向いたまま ヘミの顔を見なかった。

 「あなたの力が必要なの!ここを出よう!」ヘミは言い

 また サムドンの手を引っ張って会場を出ようとした。

 すると今度は サムドンは手を乱暴に手をほどき 大声で叫んだ。

 「嫌だと言っただろう!!」 

 ヘミはここで 心底驚いて振り返る。

 今までの自分に従順で、優しかったサムドンではなかったからだ。

 目の前にいるのは 自分を冷めた目で睨みつけるサムドンだった。



 






 ヘミは 頑固に動かないサムドンを 閉店まで待って

 店のステージに腰かけるサムドンに 冷静に語りかけた。

 「あなたに何があったか知らないけど、ひとまず ここを出よう。

  警察に見つかったら あなた今度こそ退学よ!!」

 そして またサムドンの手を取り 外へ連れ出そうとした。

 しかし サムドンは またヘミの手を振りほどく。

 ヘミは悲しかった。自分の一番の味方であったサムドンが

 自分を拒絶するからだ。ヘミは泣きそうになりながら言う。

 「私達のために カン先生が辞表を出したの。

  偽のショーケースやナイトクラブのせいで 学校をクビになったのよ!

  呼び戻すには あなたのが力が必要なの。

  サムドンが必要なの!!
だから行こう!」

 そう言って ヘミはサムドンの手を握った。

 しかし、そのまま サムドンを連れて歩こうとするヘミに 

 サムドンは またもや動かず、ついて来なかった。

 座ったまま「また そのセリフか・・・。」とつぶやくのだった。

 サムドンは冷めた顔でヘミを見上げて 続けて言うのだ。

 「俺が何を考えていたと思う? お前について来たことを

  ずっと後悔してる。」ヘミは「えっ?」と思わず口にした。

 サムドンは ヘミの手を握ったまま立ち上がって

 「悔やんでも 悔やみきれない!!」そう言ってから

 ヘミの手を振りほどくのだった。

 サムドンは 驚くヘミに接近して 彼女を見降ろして言う。

 「なぜ あの日、お前の手を取ったのか・・・。

  なぜ お前の真っ赤な嘘を 俺は信じたのか!!

  なぜ お前の歌を聞き なぜ音楽に夢中になったのか!!!」

 サムドンは 涙をためて、興奮して大声を張り上げた。

 そしてそのまま ヘミを見つめて 今度は切々と言うのだった。

 「だからもう・・・消えてくれ!!・・・頼む!!」

 (この時のスヒョン君の演技は 素晴らしいです!!)

 ヘミは サムドンに消えろと言われて 涙をこぼす。

 サムドンが なぜ自分を拒むのか ヘミには分からないからだ。

 グクとキスしている自分を サムドンが見ていたなどとは

 思いもしないヘミ。

 サムドンが抱えている耳の大きな障害も ヘミを失った心の痛みも

 全く知らないヘミは ただ突然に豹変してしまったサムドンが

 ただ悲しくて 悲しくて ヘミの涙は止まらなかった。

 いつも自分の傍にいたサムドンが 訳も分からず自分から

 離れてしまったのが、ヘミには辛くて仕方がなかったのだろう。

 






 ヘミは重い足で 夜中にやっと家に帰って来た。

 家の中に入れば 居間のソファーでオヒョクがうたた寝をしていた。

 机の上には オヒョクが書いた履歴書が散らばっている。

  ヘミはその履歴書を手に取って眺めて そして放り投げた。

 頭に来たからだ。ヘミがオヒョクをキリン芸高に復職させようと

 サムドンに協力を願って、彼を探し出し、必死で頼んで来たというのに

 オヒョクは もう次の仕事先を探しているからだ。

 ヘミは オヒョクが枕代わりにしているマフラーを引っ張った。

 枕を取られて オヒョクは目を覚まし、外していた眼鏡をかけた。

 「ヘミか?」と寝ぼけているオヒョクに ヘミは涙をためて言う。

 「どうして 黙って いなくなったりするの?」

 それは 多分、オヒョクにではなく、

 ヘミがサムドンに言いたかった言葉だと 私は思う。

 サムドンに言えなかった想いを ヘミはオヒョクにぶつけたのだ。

 ヘミの質問に戸惑うオヒョク。ヘミは「約束違反よ!」と責めた。

 「才能を信じて飛べって言ったわ。

  その過程が 幸せであるようにするとも・・・

  なのに 学校を辞めて職探しなの??」

 たじたじになるオヒョクに ヘミは続ける。

 「カン先生のために 私がどれくらい無理してるか分かる?」

 ヘミの目から涙が溢れた。

 「それを知ってれば 見捨てたりしないはずだわ。」

 そう言うと ヘミは自分の部屋のある2階へあがって行った。

 その後ろ姿を見つめながら オヒョクは溜息をついて言った。

 「見捨てられるわけ ないだろう。」








 翌日の作曲の特別講義、第2日目。

 「今日の授業では 作曲が難しいという認識を

  変えて観たいと思う。」チュ先生は 張り切って授業を始めた。

 クラスのみんなは 真剣に授業を受けている。

 「歌を作ることは 誰にでも出来るが

  多くの人が口ずさむ歌を作るのは難しい。」チュ先生はそう言うと 

 キーボードで Am Dm F7のコードを弾いて聞かせた。

 ジェイソンは すぐにそのコード進行を言い当てる。

 ビルスクは そんなジェイソンが誇らしくて、拍手を送る。

 「この進行で いくつもの曲が出来る!」

 その日の授業は 同じコード進行で様々なメロディーが生まれる

 そう言った内容だった。ヘミはしっかりそれをノートにとって

 サムドンのいるライブハウスへ向かった。

 インソンと一緒にその店で バイトを始めたサムドンに

 「作曲講義のノートよ。見ておいて!」とヘミは頼んで 

 ノートを渡すのだが、サムドンはすぐにそのノートを

 店のゴミ箱に投げ入れて捨ててしまう。ヘミは腹が立つのだが

 それでも 絶対に諦めなかった。

 そのノートをまたゴミ箱から取りだして サムドンの元へ行き

 「作曲を作る時は モチーフから考えるの。

  同じコード進行で メロディラインを変形させる。」

 仕事をしているサムドンにへばりついて そう講義の内容を伝えた。

 それでも サムドンは聞いてないフリをして ヘミを無視して

 背を向けて 店の奥へ立ち去ってしまう。

 ヘミはそんなサムドンの背中めがけて 叫ぶのだ。

 「あなたも カン先生も 呼び戻してみせる!!」





 


 
 作曲の特別講義、第3日目。

 その日は作曲の構成の授業だった。

 「こういう構成の曲を よく耳にするだろう。

  A-Aダッシュ、ブリッジ、サビ。

  ただしこれは一例で、最近はサビから始まる曲も多くなった。

  音楽サイトで 視聴をしたことがあるよね?

  1分しか聞けないから 一番良い部分をそこに持ってくる。」

 チュ先生の授業は なるほど!と面白い!!(私が!笑)

 そしてその日もまた ヘミはサムドンのいるライブハウスへ向かった。

 自分のノートを片手に サムドンに講義するヘミ。

 「構成で大事なものは 安定と変化なの。

  安定ばかりだと退屈で、変化が大き過ぎると散漫になる。」

 サムドンは ヘミをまた無視して 店のグラスを黙々と拭いている。

 ヘミは その手を掴んで「分かった?明日も来るからね!」

 と言って サムドンの手に無理矢理にノートを乗せて去って行った。

 サムドンは そのノートを邪魔そうにカウンターに置く。

 店の奥から出て来たインソンが ヘミに呆れて呟くのだった。

 「あいつ 意外としぶといな。毎日よくやるぜ。」

 そして サムドンに向かって「お前。授業受けないのか?」

 と聞くのだが、振り返ったサムドンが怖い顔をするので

 「いいや、受けろって意味じゃないが・・・

  お前、確か 作曲もできるんだろ?」とこわごわ言うのだった。

 しかし サムドンは「もう必要ない。」とだけ言って

 インソンから逃れるように 店の奥へ消えてしまうのだった。

 





 
 作曲の特別講義、第4日目。

 ”Dreaming”というタイトルの詩が生徒に配られた。

 「残すは 最終評価のみだ。

  この”Dreaming”の歌詞に曲を載せる。

  歌詞は資料の中にあるね。

  1週間で皆さんが作った曲を持って

  本講義の成績をつけることにする。」チュ先生はそう言った。

 「理論は充分教えてきたので、あとは製品ではなく

  作品を作る心構えだ。作品!!

  作品の作り方は 誰も教えてくれない。

  人の心は理論では動かせないからね。

  作曲者の経験を土台にした感性が 音楽に溶けん込んだ時

  名作が生まれるんだ。」チェ先生がそう言うと

 「感性を溶け込ませる?」ヘミは頭をかしげた。

 チェ先生の講義は とても有意義な講義だった。

 「感性とは感情が極まった時、最高に嬉し時。あるいは悲しい時。

  何かに絶望して 投げ出したい時。

  そんな喜怒哀楽が込められた時

  心の琴線に触れる歌が出来るんだ。分かったかな?」

 チュ先生の名講義が終了した。 (私は拍手を送る!笑)




 
  ヘミは講義が終わって ビルスクに尋ねる。

 「感性を込めるってどういう意味かな?」

 ビルスクも分からず 「カン先生なら 何て言うかな?

 何か答えをくれたはずだわ。」と 残念そうに言い、

 2人が途方に暮れていると ギョンジュン先生がやって来る。

 そして2人に こっそりささやくのだ。

 「感性は 人から習うようなことじゃないわ。

  自分自身が経験しなきゃ!

  あなたたちは 若いから難しいかもしれないわね。

  間接的に経験したら?読書とか映画を通して・・・

  または、大人たちの話を聞いてもいい。

  ・・・と。カン先生なら言うはずよ。」

 そう言うと すぐにギョンジュン先生は去って行った。

 「何あれ?シ先生は こっちの味方なの?」

 ビルスクが驚いて ヘミに言った。

 「まさか!」とヘミが即答すると ギョンジュン先生が戻って来て

 「今回は味方するわ!」と言い切った。(笑)

 そして「3人ともAを取るのよ!!」と言って また去ってゆく。

 ポカンと口を開けて ギョンジュンを見送るヘミとビルクスだった。

 そして ヘミは・・・ジンマンの元へ行く。

 ジンマンは ヘミから教えを請われて 大満足だ!(笑)

 「つまり・・・感性を豊かにするような話を聞きたいんだな。」

 嬉しそうに聞くジンマンに ヘミは言った。

 「体験談を聞くのもいいと シ先生に言われました。」

 ジンマンは 遠い目をして言う。

 「感性を豊かにする話・・・何がいいかな?

  スインの話をしてやろうか?先生の恋人だ。」

 「はい。」ヘミは目を輝かせて ワクワクして言った。

 「よし。初めて会ったのは 飛行機の中だった。

  出会いの舞台は 青い空だったのさ。」

 そうしてジンマンが話しだした内容は ロマンチックな話と思いきや

 彼女に指輪を買うために 楽器を売ろうとして失敗して

 フラレタ情けない失恋話だったのだ。(笑)ヘミはガッカリする。

 ジンマンが失恋を思い出して 泣きだしているうちに

 ヘミは さっさとジンマンの前から姿を消していた。(笑)


 


 一方、ビルスクは 帰りがけに自分のロッカーに

 1枚の映画のチケットが貼ってあるのを見つける。

 ”作曲の勉強用”そうチケットには書かれていた。

 そして そのチケットを持って 映画館に行ってみると

 顔を隠して隣にやって来たのは 何とジェイソンではないか!!

 驚くビルスクに ジェイソンは言った。

 「これは遊びじゃないぞ。間接体験をしに来たんだ。」

 ビルスクは頷いて 手に持っていたポップコーンを

 嬉しそうに ジェイソンに差し出すのだった。

 微笑み合う可愛い2人。すると・・・ビルスクは閃く!!(笑)

 どんどんメロディーと詩が湧きだして 

 ジェイソンの隣で 五線を手書きで書いて それに音譜を載せて行く。

 
 ”一歩 二歩 足が震えてる ときめきを胸に

  今日も こんなに気持ちが膨らんだ

  打ち明けてぎらん Your dream "


 ジェイソンのお陰で ビルスクは可愛い恋の歌が作れたのだった。


  




 一方、ヘミは・・・

 サムドンが描いた 自分の漫画を部屋で見つめていた。

 サムドンが ヘミを主人公にして 一生懸命に描いた漫画。

 その1枚、1枚を ヘミは愛おしそうに見つめている。

 そして 描かれているサムドンと自分の出会いからの1年間を

 ヘミは 改めて思い出していた。

 そういえば サムドンは いつも自分に優しかった。

 いつも自分を庇って、どんな時でも身を呈して

 ヘミを守ってくれたのは・・・サムドンだった。

 自分と一緒に 頑張ってレッスンに励み 

 二人三脚で成長してきたのが・・・サムドンだった。

 そして何より・・・いつも傍を離れずに

 グクのいない寂しさを埋めてくれたのは サムドンだった。

 ヘミは そんなサムドンを想ってメロディーを紡ぐ。

 すると スラスラ唇から歌が溢れだすのだった。

 それは 明るいメロディーだった。

 サムドンと一緒に過ごした時間は ヘミにとって

 とても明るい 楽しい時間だったに違いない。

 それでも ヘミは気づいていたのだろうか??

 サムドンは ヘミの笑顔が見たくて 

 今まで 精一杯頑張っていたのだということを・・・。

 サムドンが 歌手になりたかったのは 

 ・・・すべて、ヘミのためだったということを・・・。

 ヘミを振り向かせたくて、ヘミに自分を認めてもいらいたくて

 だから 大好きな母を田舎に残してまでも

 サムドンはソウルにやって来たのだということを・・・。

 だから グクと心を結んでしまったヘミの傍には

 サムドンは耐えられず、もう傍にいられないのだということを・・・。



 

 ****************************

 
 
 はぁ・・・まだ第11話は続きます!!!(笑)

 この回のフォトが なかなか見つけられなくて

 関係ないフォト満載で 申し訳ありません!!m(_ _)m

 あともう少し・・・頑張りますね!!(*^_^*)
  

 

 

 

  

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 


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