2010/03/25 19:16
テーマ:アニソナ カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

アニメ☆冬のソナタ☆第21話(前半)

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 「大丈夫だから もう心配しないで。」

 ミヒはアメリカから ジヌへ電話をかけていた。

 チュンサンが自分の息子だと知ったジヌが、病気のチュンサンを心配をして

 ミヒに様子を聞くために 執拗に電話をかけてきたことは 

 自分勝手なミヒにとっては はなはだ迷惑なことだったらしい。

 「チュンサンが私達の息子だというのは 本当か?・・・事実なのか?」

 ジヌの質問にミヒは驚く。そして苦し紛れに

 「いいえ。チュンサンは私の息子よ。たった一人の私の息子よ!」

 そう言いきる気の強いミヒ。 断じてジヌを父親とは認めたくないようだ。

 (本当にミヒは 自分勝手な女だと思う。)







 しかし、そのミヒとのやりとりを ジヌは妻に聞かれてしまっていた。

 「お前・・・。」そう言って驚くジヌを 妻は夫の眼鏡が飛ぶほど

 思いっきり 平手打ちを頬にくらわす。 (やっぱりサンヒョクの母は怖~い!!)

 「よくもそんなことを!!どうして今まで・・・」

 そこまで言うと ショックのあまり、妻は気を失って倒れてしまう。

 「おい!お前!!母さん・・・しっかりしろ!!」

 ジヌは床に倒れた妻を揺さぶりながら 大声を上げた。






 そして場面は変わり・・・

 サンヒョクの運転する車が 猛スピードを上げて走っている。

 母が倒れたという知らせを受けて 自宅へ急いでいるのだろう。

 サンヒョクは暗い顔で、何か考え事をしながら

 風のように早く 車を走らせていた。


                                                           ここでタイトル・・・



 






 第21話 ≪新たな旅立ち≫ 前半





  闇に包まれたサンヒョクの家。

 「チュンサンが私達の息子だというのは 本当か?・・・事実なのか?」

 そうジヌがミヒに尋ねた言葉が あまりのショックで

 その場に倒れてしまった サンヒョクの母。 

 息子のサンヒョクが 心配そうに その母の手を握って看病している。

 母は点滴を受けながら 横になっていた。

 「母さん。」サンヒョクが そう声をかけると

 母は苦しそうに目を開けて「1人にさせてちょうだい。」と言った。

 そう言われて サンヒョクも辛そうな顔をして

 仕方なく立ち上がり、母の部屋を出て行った。

 サンヒョクの母は サンヒョクの立ち去ったドアに背中を向けると

 堪えていた女の悔し涙を 思い切り枕に零すのだった。

 そして 2階の自分の部屋に上がろうとしていたサンヒョクを

 「サンヒョク。」と、父親のジヌが呼びとめた。

 しかし息子は 父親を無視して行こうとする。

 「サンヒョク!」もう一度 父が呼びとめて ようやく息子は足を止めた。

 父親のジヌは うつむきながら息子に言った。
 
 「許してくれとは言わない。何を言っても 私の罪は消えない。

  しかし、チュンサンは・・・。」

 父がそこまで言うと サンヒョクは耐えられないという様子で

 「どんな話?他にも何かあるの?」と冷たい言葉を 父に返した。

 ジヌは 苦しそうに息子に言った。

 「チュンサンを 憎まないでくれ。彼が一番の被害者なのだから。」 

 (そうだ!!今まで父親のことで散々苦しんで・・・

  そして 最後まで真実を隠されて 一番辛い想いをしたのは チュンサンだ!!)





 しかしその言葉に サンヒョクは納得しなかった。

 「被害者?」と 眉間に皺を寄せて 父に向かってこう言った。

 「じゃあ、母さんと僕は? 父さんを今まで信じてきた・・・僕は?」

 拳を握りしめて怒る息子を ジヌは驚いて見上げ、そしてガクッとうなだれて

 深くため息をつくのだった。そして息子に、もう1人の息子の秘密を明かすのだった。

 「チュンサンは 重病のようだ。ユジンに知らせないと。」

 その言葉を聞いたサンヒョクは 歯を食いしばって苦しそうな顔をする。

 「悪いが お前からユジンに連絡を・・・。」父のお願いを最後まで聞かずに

 サンヒョクは 階段を上がらずに、家を飛び出して行く。

 階段の下に取り残された父親は 息子の閉めるドアの音をうなだれて聞いて

 またまた 深いため息をつくのだった・・・。







 一方、マンハッタン病院では・・・「患者が逃げただと?」

 夜更けに アン博士がチュンサンの病室の扉を開けてそう言った。

 チュンサンのベッドは もぬけの殻だ。

 「それが・・。」看護婦は アン博士に どうしてだと責められて困っている。

 「警備員に連絡しろ!」そう博士に言われて 看護婦は走って病室を出て行った。

 その看護婦の背中に向かって「病院周辺を捜すんだ!」とアン博士は叫んだ。

 そして病室の外から 中を覗いて心配そうな顔をしている ミヒの姿があった。

 果たしてチュンサンは 何処へ行ってしまったのだろう?

 病気の身体を押して 1人で大丈夫なのだろうか?

 嫌、チュンサンは1人ではなかったのだ。





 明るいマンハッタンの街中を ジェーンが心配そうな顔でタクシーに乗っていた。

 彼女が心配そうに見つめているのは 隣に座るチュンサンの顔だった。

 チュンサンは パジャマ姿にカーディガンを着て

 白い帽子を被り、何かを考えてボ~とした顔をしていたが

 ジェーンの視線に気がついて 彼女を見て言った。「大丈夫か?」

 「仕方ないわ。あなたの主治医だもの。」ジェーンは アメリカ人らしく

 大袈裟なジェスチャーで手を広げて(笑)チュンサンにそう言うと

 「さっさと仕事を終わらせて、手術を受けさせないとね。」

 そう言って 観念したというような顔で車のソファーにもたれかかった。

 そんなジェーンを見て チュンサンはクスッと笑った。

 「作業部屋はこの辺なの?」と ジェーンが聞いた。

 うんとチュンサンは答えて マンハッタンの街を眺めた。

 「車を止めてください。」ジェーンが タクシーを止めると

 2人は マンハッタンの街の鋪道を 手を繋いで並んで歩いた。

 (ええっ??なんで手を繋ぐ??私がユジンなら怒るよ~~!!)

 「少しくらい サボる時間はあるよね?」 ジェーンはそう言って

 チュンサンの手を引いて どんどん歩いて行く。





 




 
 そんなジェーンの存在など知る由もない フランスのユジンは

 ある建物の部屋を訪ねていた。大きな扉の前で 深呼吸をするユジン。

 中へ入ろうとすると「言うとおりにして!」と怒る女性の声が中から聞こえた。

 「帰ってください!」今度は 男の声で怒っている。驚くユジン。

 すると1人の修道女が 何か包みを持って 怒って部屋から出てくるのだった。

 修道女は ユジンの前まで来ると振り返り

 「すぐに取りかかって ちょうだい!」ときつく言った。

 すると言われた相手の男が「やりません!」と また返して

 バタンとドアを激しく閉めるのだった。

 「おお神よ。」修道女は暗い顔をしてそう言うと 

 天を仰いで そして胸の前で十字を切って、短く神に祈った。

 そして急にユジンの方へ振り向くと 驚いているユジンに

 「ここで働く人?」と聞いた。ユジンは慌てて、手を横に振りながら

 「いいえ。これから ここで働きたいんですけど。」と言った。

 (あの・・・もうお分かりでしょうが この地方のフランス人は

  みんな韓国語で 上手に喋りまくってます。爆)

 しかし その修道女は怖い顔をして 

 手に持った包みをユジンに強引に押し付けて

 「クロードに伝えてちょうだい。 大聖堂の復元は 神のご意思よ!

  選択は私達ではなく、神によるものです。」

 そう言いながら 背中を見せて 振り向きもせずに歩いて 

 ユジンの前から 修道女はエレベーターに乗り込んで去って行った。





 何か分からない包みを渡されたユジンは 戸惑った。

 「待ってください。」と言って追いかけた時には もう遅い。 (遅過ぎる!笑)

 「ちょっと待ってください!これ・・・」と 荷物を返そうとするが

 エレベーターの扉は 無情にも閉まってしまうのだった。

 そしてユジンは 先ほど修道女とやり合っていた男がいる部屋の中にいた。

 ドアの前で不安そうなな顔つきで 突っ立っているユジン。

 ユジンが見つめている男は 乱雑した机を挟んで

 大きな窓に映る夕日に向かって立ち、ユジンに背を向けていた。

 机の上には 灰皿に山盛りの吸い殻と 様々な建築物の写真が散らばっている。

 男は 夕日の前でユジンの持ってきたノートを手にして見入っていた。

 部屋中が煙草臭いのと 男が銜えた煙草の煙に 

 ユジンはたまらなくなって、咳こんでしまう。

 すると 男は「古建築の復元を習いたい理由はなんだ?

 いきなり現場で学びたいとはな・・・。これしきのキャリアで?」と

 ユジンのノートをめくりながら 馬鹿にしたように言った。

 一生懸命咳を堪えるユジンだが その言葉に恥ずかしくなって

 顔が真っ赤になっている。

 そして男は ユジンのノートを机に放り投げて

 「忙しいんだ。話がなければ帰ってくれ。」と 冷たく言い放った。

 しかしユジンは引き下がらなかった。

 「”復元は新築より大きな努力が必要だ。”

  ”なぜなら 内包した記憶を理解する必要がある。”

  ”時間を遡って その心を表現してこそ 復元といえる。”

  あなたの本で読みました。」ユジンはうつむきがちに 

 しかし、堂々とはっきりした声でそう言った。





 「本が売れたようだな。記憶力を自慢でもしたいのか?」

 銜え煙草のまま 男は夕日を見ながらそう言った。

 「心のこもった家を建てたいのに、方法が分かりません。」

 ユジンがそう言うと 背中を向けていた男がユジンの方を振り返った。

 そして ユジンの顔を見て驚くのだった。「君は・・・。」

 そうだ。この男はあの雨の日・・・

 古い屋敷で「初めて」の曲をピアノで弾いていた男だった。

 ユジンは そんな男の様子には気がつかないで うつむいたまま

 「どうすれば 心を込められるのか・・・。

  記憶を残せるのか・・・教えて欲しいんです。」

 そう言って溢れる涙を 手でぬぐうユジンだった。

 そんなユジンを見つめる男の顔を見て ユジンは初めて気がついた。

 ”あっ!この人は・・・あの日、私がチュンサンと間違えた人だ!!”

 驚いているユジンに 男は言った。「私を覚えているか?」

 (何やら この「初めて」を弾いていた男。運命をユジンに感じたみたい。

  あら大変!! どうしましょう・・・。)



 





 そして ジェーンと手を繋いで公演に来たチュンサン。

 (チュンサンは パジャマです。恥ずかしくないですかぁ??)

 水辺を2人で仲良く歩いていると、ジェーンが笑いながら

 チュンサンの手を引っ張って走りだした。

 チュンサンも楽しそうに笑って 走る。 (イヤ~ン!!浮気者~!!)



 そしてジェーンは チュンサンをひとつのベンチの前に連れて来た。

 「疲れてないよ。大丈夫だ。」そう言うチュンサンに

 「私が疲れたの。」そうジェーンが言って そのベンチに腰掛けた。

 そして立っているチュンサンを見上げて

 「ヒール靴は 散歩には向いてないわね。」そう言って 

 ジェーンは 自分の靴のつま先を 左右コンコンと合わせた。

 チュンサンは そんなジェーンを見て笑って そしてベンチに刻まれた

 メッセージを読んで 口にした。

 「”あなたなしでは 私は存在しない”」

 すると ジェーンが「ベンチのプレートを 良く一緒に読んだわよね。」

 と懐かしそうに言った。「そうだっけ?」とチュンサン。

 「覚えてないの?」ジェーンが言うと チュンサンはうなずいて遠くを見つめた。

 「旦那さんからのプレートがどこにあるのか いつも忘れて探してたおばあさん。」

 ジェーンがそう言うと 思い出したチュンサンが

 「ああ。」と言って、 晴れやかな顔をして空を見上げた

 「思い出した。僕たちが ベンチに印をつけてあげたんだよね。

  この辺だろう?」そう言って チュンサンは辺りを見回した。

 ジェーンは嬉しそうに「覚えてるのね。」と言って 微笑んで

 「このベンチよ。」といって 座っているベンチを手で示した。

 「”人間は生きるために家を作る。”

  ”そしていずれ死にゆくために本を書く。”

  建築家のミニョンにぴったりな話よ。」ジェーンがそう言うと

 チュンサンは 少し悲しそうな顔をして言った。「過去を忘れていたんだ。」

 するとジェーンは言う。「忘れていても 過去を重ねて今があるんだわ。」

 すると2人の間に 優しく風は吹き抜けて行った。

 ジェーンは両手に顎を乗せ 空を見ながら言う。

 「プレートを書いた人の当て合いっこもしたわね。ハリーさんも一緒に。」

 「昨日のことみたいに思い出した。ジェーンとハリーとの日々を・・・。」

 チュンサンも 空を見上げながらそう言った。

 2人が見上げた空は 美しく晴れて 白い雲が流れている。
 





 「記憶が私をここに呼んで、私達を再会ささせたのかもね。」

 ジェーンが立ちあがって チュンサンの傍に寄り添った。

 「よりによって 病院で?」チュンサンは 苦笑いをする。

 「そうね。」とジェーン。チュンサンはベンチのプレートを撫でながら

 「あの頃は プレートを残す人の気持ちが分からなかった。」と言った。

 「じゃあ今は?」と ジェーンが聞いた。「さぁ。」と答えるチュンサンに

 「私のベンチもあるのよ。当ててみて。」と ジェーンがチュンサンに言う。

 チュンサンは 微笑んでまた空を見上げた。雲が風に流れてゆく。

 パジャマにカーディガンを羽織り、白い帽子の病人丸出しのチュンサンは

 公演に置かれたベンチのプレートを覗きながら ゆっくり歩いていた。

 「久し振りに 宝探しをする気分だな。ご褒美はあるの?」と 

 ベンチを見て歩きながら チュンサンが言った。

 「勿論 あるわよ。」とジェーンが言って チュンサンの後から歩いてゆく。

 そしてひとつのベンチのプレートを見て チュンサンは「あっ!」と声を出した。





   
 そのベンチのプレートは ジグゾーパズルで家が描かれていた。

 チュンサンは ジェーンの顔を見て そして言った。

 「ハリーと作ってたパズルだろ?」するとジェーンは言う。

 「私も理解できなかった。届くはずのないメッセージを残す理由が・・・。

  でも やっと分かったわ。大事な人を記憶に残したいからだわ。

  不可能な家?・・・好きな人の心が一番素敵な家でしょ?」

 ジェーンは そう言った。それは ユジンのために完成させたいと

 チュンサンは不可能な家のことをジェーンに話していたのだろう。

 ジェーンは その不可能な家は まず心に建てればいいのだから・・・

 焦って今、完成させることはない・・・そうチュンサンに言いたかったのだ。


 あら・・・案外、ジェーンって良い女だわ(笑)

 しかも、ジェーンが昔好きだったのは ミニョンではなく

 ハリーさんのような気がする(*^_^*) 良かったね ユジン!!
 



 そしてまた ジェーンは言った。「実現させたいなら 諦めちゃダメよ。

 その家を作るために 何が必要か考えてみて。」

 ジェーンはやはり主治医として チュンサンに早く手術を受けさせたいと願ったのだろう。

 その言葉にチュンサンは心が動いて ベンチにペタンと腰かけた。

 そしてベンチのパズルの家を見ながら 考えている。

 ジェーンは そんなチュンサンに言った。

 「見えているうちに言うけれど、たとえ見えなくなっても

  それは完成出来ると思うわ。手術のせいで 記憶を失っても・・・。」

 チュンサンは そこまで聞くと手で顔を覆った。

 そして ジェーンは言った。「彼女が覚えているわ。」

 その言葉を聞いた後から、チュンサンの顔を覆った手の隙間から 

 チュンサンの涙が 幾粒も彼の膝に零れ落ちた。


 
 
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 21話の後半は もう少し時間をください!!

 明日は 半日ベルのメンバーが集合して 練習がありますし

 レッスンや 国際コンクールの見学もあるので

  なかなか仕上がらないかも・・・お許しを!!(>_<)

 
  今回も きょこままさんから 画像をいただきました。ありがとう~

 BGMはこみしゃんの提供です❤ 毎回お世話になってま~す! 感謝~


 

 

 
 

 

 
 

 

 
 
 

 

 
 

 


 

 

 
 


2010/03/25 11:44
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

思いやり

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  今朝も まだ雨が降り続いている。

 ああ 早く晴れ渡った青空が見たい!!


 昨日は いつもよりも夫が早く帰宅したので

 約束通り PCは開けられなかった(T_T)


 でもその前にはリビングで しっかりPCを開いて

 21話のアニソナの原稿を書いていた(*^_^*)

 

 
 私のPCはノートなので・・・

 普段は光でインターネットは線で繋がれているのだが

 昨日は 机からその線を抜いて

 TVの正面にPCを構えて

 本格的に作業をしている最中に 夫が帰宅してしまった!!


 きっと内心”またPCかい!!”と思ったに違いないのだが

 でも 昨日は機嫌が悪くならなかった(*^^)v

 なぜか・・・

 それは 次男からのお土産が届いたからだった(ゝヮ∂)-☆

 実は 次男は同僚の団旅行で 北海道に行ったらしい。

 小樽だったかな??(忘れた。笑)

 そこで 我が家に送ってくれたの・・・

 毛ガニ6匹、大きなホッケの開き2匹、いくらの醤油漬け1箱!!

 いくらは 歌姫の大好物!!(*^^)v 他の家族は誰も食べない。

 そして・・・

 蟹は夫の大、大好物!!・・・もう上機嫌~

 「半分は 爺ちゃんにあげてね。」と電話で言われていたので

 3匹だけ食卓に上がったわけだが・・・

 もう私は 1匹でお腹一杯!!

 当分毛ガニは 食べたくない・・・くらい満喫した(笑)

 夫は頑張って2匹食べてたけど 蟹のゲップが出たようだ。

 それにしても 親孝行の息子!!

 お礼の電話をしたら 近況報告も長々話してくれて

 元気に新学期に向けて 張り切ってる様子がうかがえて

 なんだかとても 息子が大人に成長しているよな気がした。

 そして 親にも祖父母にも 温かい気遣いができる

 そんな息子でいてくれて 凄く嬉しかった(*^_^*)

 

 


 
 でもね、息子には悪いが・・・

 歌姫には 昼間もっと嬉しいお土産が届いていた!!

 2人のヨン友さんから・・・(*^_^*)

 

 1つは 昨日紹介したポスターを送ってくれたさんから

 本当は一緒に送ったらしいが 住所の書き間違えで

 遅れて届いた小包の中に入っていた

 豪華ランチョンマット&お箸セット 

 BBクリーム&可愛いポーチ

 

 もう1つは 先日の奈良の写真を

 さんがヨンジュンのファイルに入れてくださって

 ヨンジュンの写真入りの韓国語の練習ノートと一緒に

 わざわざ送ってくださったのだった。

 
 もう昨日は 大満足!!!!!


 
 本当に ヨンジュン家族って

 なんでこんなに優しいのかしら・・・。

 




 
 ヨンジュンが優しいから

 彼を好きな家族もまた 優しくなるのか・・・

 
 もともと優しい人間が

 ヨンジュンを理解して 彼を好きになるのか・・・


 
 それでも・・・インターネットの線を繋いで 

 今朝の公式掲示板を見て ビックリ!!

 ・・・(@_@;)

 スレやレスを書く時も やはり優しい心は必要だと思う。

 ヨンジュンの掲示板だからこそ

 優しい言葉で溢れた掲示板であってほしい。


 
 「思いやり」さえあれば

 この世に嫌なことなんてなくなるのにね・・・

 
 それでも

 その「思いやり」を上手に使うのも難しい。

 
 歌姫も 日々精進・・・。

 「思いやり」のある人間になりたいな・・・。

 





 そうそう・・・アニソナ21話は

 午後には 用事があって出かけるけど・・・

 今日中に 前半だけでもUPできると思うから

 待っててね~!! 

 

 


 
 


 


2010/03/24 10:18
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

春の陽射への憧れ

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 ああ・・・今日も朝から雨・・・。


 冷たい雨は 本当に嫌い。


 

 それでも この雨が上がれば

 暖かい春がやって来るのだろう・・・。


 やまない雨はない。

 雨降って地固まる・・・。


 
 この言葉は 

 今のヨンジュン家族に 当てはめたい気がする。


 

 

 

 昨日、アニソナ実写ツアーに参加した

 さんから abのポスターが送られてきた。

 「パンフレットの代わりに ポスターを送るね」

 そうありがたいメールをいただいていて 

 恐縮していたのだけど・・・

 それが 昨日のお昼に届いたのだった(*^_^*)

 


 


 

 こんな大きなポスターを 奇麗に持って帰るのって

 きっと大変だっただろうに・・・。

 せっかくabのお店でいただいた物を 私なんぞにくださって

 めちゃくちゃ申し訳ないけど・・・嬉しかった!!

 Aさんどうもありがとう~ (^O^)/

 みんなに紹介するために グランドピアノの上に

 必死で広げて撮影しました(笑)

 歌姫の家のお花も一緒に ご紹介します!!

 私が発表会でいただいた花や

 夫が先日 音楽祭でいただいてきたお花たち

 玄関先のムスカリの花も 大分伸びてきました

 

 




 

 それにしても

 DA側の謝罪の文章といい、DATVのイベントでの

 ヤンマネージャーの様子といい・・・

 まだまだ ツアーに参加した家族の

 心を癒す材料は 無いようだ。

 
 ヨンジュン家族の心の中にも

 まだ冷たい雨が 降り続いているような状態・・・。


 
 いつになったら スッキリ晴天になるんだろう??

 


 時間だけが 解決できることなんだろうか??

 

 

 私は やはり公式という場で

 もう一度 DA代表が今までの経緯を 丁寧に家族に報告し、

 家族が経験した不愉快な状況や スタッフの不手際などを

 深くお詫びしたほうが 良いのではないかと思う。

 

 そして ヨンジュンも・・・

 自分の言葉で、帰国した家族に向けて

 一言 温かい言葉をくだされば

 家族の心に降る雨は やむような気がするのだけれど・・・。

 

 

 


 ああ ヨンジュン家族の心にも

 晴れやかに 暖かな春の陽射しが 届きますように!!

 


 

 

 


2010/03/23 08:58
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

「約束」・・・

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 昨日のタイトル・・・≪Dream come to truth!!≫ 

 歌姫が 勝手に自分で作った英語で書いてしまって・・・

 みんなに???と思わせてしまったようで ごめんなさい!!

 「夢を本当にしたい!」「夢を叶えたい!!」って気持ちだったの・・・。

  「Dream come true」 では「夢が叶う」になってしまうでしょ。

 だって・・・まだ夢は叶っていないから・・・
 
 でも これからは気をつけますね(笑)

 出来ない英語で タイトルは書きません(爆)


 そういえば・・・

 私のブログの名前≪CLASSIC MOCHA≫ も 

 何これ??・・・と思われてたかも・・・。

 これはね あるコーヒー専門店で出してるコーヒー豆の名前。

 次男がアルバイトしてた先の コーヒー専門店の商品名なの(笑)

 次男がこの豆が好きで、バイトしてる間に帰省した時は

 決まってこの豆を 私にお土産で買ってきてくれた・・・。

 今はもう 次男はお店を辞めちゃったから 

 ずいぶん長いこと 飲んでないコーヒーなんだけど・・・

 そのコーヒーが 歌姫も好きだったんだぁ(*^_^*)









 話は変わって・・・

 先日、奈良へ一日遊びに出かけて・・・

 夫の機嫌が悪くならないようにと

 一生懸命に 9時には帰宅したというのに・・・

 帰宅後、ブログのお返事が気になって

 夫のいる前で PCを開けて

 お返事を書いてたら 怒られた!!(≧□≦)


 まぁね・・・

 夫も朝はゴルフの練習に行って

 午後は夕方まで ブラスバンドの指導をしていて

 家にいなかったとはいえ・・・

 帰宅後の夫は 洗濯物を取り込んでちゃんと畳んで

 近所のお弁当屋さんで 夕食を買って食べて

 ひたすら私の帰りを待っていてくれたらしい。

 
 それなのに

 夫へのお土産も何も買わず・・・

 家に帰るなり すぐにPCをしたら 怒るよね(´-`)


 で・・・夫は 普段使ってない畳の部屋にこもって

 ずっと一週間 機嫌が悪かった・・・( ̄_ ̄;)

 まったく!!!!!


 

 


 
 しかし、その間も無視して 歌姫はPC三昧してたけど(笑)

 そう。歌姫は 何事もなかったかのように・・・

 いつものように 早起きしてお弁当を作り 

 お彼岸には 義父母と夫とお墓参りに行ったりして過ごした。

 それでも 晩は和室へこもり続ける頑固な夫・・・(;一_一)

 やはり一人っ子で 甘ったれの夫を

 このままずっと ほったらかしてはおけず・・・(´ヘ`;)

 大人の私が「あなたのいる時は PCを自粛いたします。」

 と 以前もそんなことを言った記憶があるのだが(笑)

 今度こそ約束して 一件落着!! ああくたびれた!!

 

 なので・・・

 これからは 夫の帰宅後は PCが開けません(>_<)

 う~~~ん・・・。

 夫よ、早く帰って来るな~~~~~~!!

 ・・・そう思う歌姫は 悪い妻ですか??(笑)

 

 





 そして「約束」といえば

 連休中 夫のいない間に見たアニソナの21話。

 またまた 新たな真実が・・・

 「もう会うのはやめよう。」と約束した2人なんだけど

 やっぱり ユジンは約束を破って・・・

 空港にチュンサンを追いかけてやって来ていた。

 そしてチュンサンも

 「もう振り返らないで このまま別れましょう」

 というユジンとの約束が 守れなくて・・・

 しっかり振り返って NYに向かっていたのだった。

 



 

 「約束」なんて そんなもんだよね・・・。

 守れないものは 守れなかったりするもんだ~

 

 

 


 

 

 

 


 
 


2010/03/22 10:47
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

Dream come to truth!!

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昨日吹き荒れた風も 

 今朝はすっかり通り過ぎていった。

 

 そうだ。

 風は 何もなかったように・・・

    どこかへ去ってしまうものだ。

 

 あの日 ヨンジュンとその家族に

 意地悪な悪戯をした突風も

 知らん顔して すぐにどこかへ吹きぬけて

     跡形もなく 消え去っている。
 





 

 

 

 あの日、あの時

 風の悪戯さえなければ・・・

 

 その悔しさは これからずっと

 ヨンジュンと家族の間に残ってしまうのだろう・・・。

 

 本当は こんな風に

 あの日 一日中・・・

 あなたは 照れながら微笑んでくれたに違いない。

 

 




 
 明るい陽射しの中で

     大勢の家族に囲まれて


        幸せいっぱいな あなたを見たかった。

 


 
 

 

 いつか また

 必ず お会いしましょう!!


     その時は こんな笑顔を見せてください!!

 

 

  そして あなたと 家族が撮りたかった・・・

  こんな家族写真を 必ず撮りましょう!!

 




  

            ああ・・・ こんな中に 私もいられたら幸せなのに・・・

 


 

 


 
 


2010/03/21 13:12
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

頑張って!! 頑張ろう!!

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 今月は 聖歌隊のお仕事は入れてないので

 土日は ゆっくりできる(*^_^*)

 本当は もう聖歌隊のお仕事はシンドイの・・・。

 時給で考えれば とっても美味しいお仕事なんだけど

 やはり 毎回時間を合わせて 車で出かけて行って

 1時間は確実に拘束されるのが ちょっと辛い。

 車の運転が好きだったらいいんだけどね・・・。

 それに 最近はブライダル業界も不景気で

 1日に仕事が1本くらいしか入らず・・・

 そんなに儲からない(笑)

 息子たちが 大学生で仕送りに四苦八苦の頃

 このブライダルの仕事を始めたのだが・・・

 もう 息子たちの仕送りもいらないし・・・

 最近は趣味みたいな感じで 式場で歌っていた私だった。

 だから どうしても人が足りない時にだけ

 声をかけていただくと嬉しいと思っている我儘な歌姫・・・(>_<)





 

 さて、そんなこんなで・・・

 昨日は 高3のピアノの生徒が

 頑張って 大学に現役合格したので

 お祝いがてら ピアノのリサイタルに連れて行ってあげた。


 
 そのピアニストは

 第1回高松国際ピアノコンクルールの優勝者。

 パヴェル・ギントフというウクライナ出身の美青年。

 国立モスクワ音楽院やマンハッタン音楽学校で勉強された

 とても優秀なピアニストだ。

 曲目は 今年がシューマン&ショパン生誕200年ということで

 第1部がシューマンの作品。第2部がショパンの作品だった。

 




 午後2時からのコンサートだったので

 12時には会場近くのレストランで ランチをご馳走した。

 写真の他にサラダとデザート盛り合わせとドリンク付き

 お喋りに夢中になって 全部の写真は撮れなかったぁ

 
そして食事の後は 輸入雑貨のお店で

 生徒が凄く気に入ったキーホルダーと

 化粧ポーチを 合格祝いにプレゼントした歌姫だった(*^_^*)

 





 

 そして リサイタル会場は・・・

 第2回高松国際ピアノコンクールの会場。

 サンポート高松・大ホールだった。

 実は 第1回のコンクールから4年経って やっと2回目の開催。

 地方都市が 国際コンクールを運営していくのには

 相当な苦労があるようだ。それでも これからも

 オリンピックのように(笑)4年に1度開催されるのかな?

 私の知り合いの先生方も 事務局として参加されているので

 頑張っていただきたいと切に思う。

 

 第2回高松国際ピアノコンクールの繊細はこちら ↓

               http://www.tipc.jp/japanese/index.php



 コンクールが開催されている最中ということで

 会場には 審査員でいらしている有名人の音楽家の顔もチラホラ。

 

 美青年パヴェル君のコンサートは それはもう素晴らしく・・・

 技術的にも 音楽的にも ため息の演奏の数々でした(*^_^*)

 生徒も 「凄い!!」を連発して楽しんでくれて嬉しかった。


 私の音楽仲間も コンクールのお手伝いを終えて

 私達と一緒にパヴェル君の演奏を聞き入って 大満足!!

 休憩タイムも3人で 海の見えるロビーでお茶をしながら

 ゆっくりお喋りを楽しんでいた。


 そして 会場のロビーで・・・

 私の大好きな 写真家Banazoさんのフォトを見つけたの!!

 彼は このコンクールの第1回から頼まれて

 出演者のフォトを撮っている。

 その第1回のコンクールの模様を パネルで紹介していたのだ。

 






 そして コンサートを聴き終え 帰ろうとしたら

 Banazoさん本人とバッタリお会いして・・・

 「どう?元気になった?」と聞こうと思ったら

 青い顔をしてるので ビックリ!!(@_@;)

 実は Banazoさんは 今月7日の私の生徒の発表会に

 丸1日撮影でお付き合いくださって・・・
 
 その時も 前日40度の熱が出た・・・とシンドそうだったの。

 で・・・先週の奈良へ出かける時も 新幹線の中で

 メールのやりとりをしていて・・・

 やはりまだ体調は悪く、それでも仕事が山盛り状態で

 休むに休めず 辛そうな文面でメールが来ていたの。

 それでも 歌姫は能天気に

 「私は 奈良でヨン友さんと楽しんでくるね~~~!!」

 と返信すると・・・

 「事故だけはございませんように!!

  本当にお気をつけください!!!!」

 と・・・多分、突風事故のこともあってか(;一_一)

 心優しいメールを返してくださったのだった。

 それで 昨日の青い顔したBanazoさん・・・

 点滴3本打って 必死に仕事をこなしてるようだが

 コンクールは 昨日が1次予選を終えたばかり・・・

 これから2次、3次とあって・・・

 最終の本選が 27日の土曜日にあるのだ。

 だから まだまだ長丁場なお仕事になるのに・・・

 Banazoさん 大丈夫かな??? 心配だ・・・ ( ̄。 ̄;)

 頑張ってよね~~~~!!

 

 本選のチケットは もう売り切れで困っていたら

 なんとか 音楽仲間から1枚譲っていただけた!!

 なので Banazoさんの健康チェックも兼ねて(笑)
 
 27日は 本選での素晴らしい演奏を楽しんでこようと思う。


 ちなみに・・・第1次審査の模様は こんな感じ ↓
    http://www.youtube.com/watch?v=5q2S_KMq78A


 

 




 そして ヨンジュンの話題。

 まだきちんと隅々まで 公式掲示板を読めていないのだが・・・

 やはり ツアーに参加したり 事故を目撃した家族の

 心に受けた傷は 深いのだな・・・と改めて思っている。


 ツアーに参加していない私には とうてい分からない

 口には出して言えないような辛さが 当事者の家族の方々には

 沢山あったツアーのようだ・・・。


 やはりそう思うと・・・

 そんな家族の辛い気持ちを 参加していない家族の私達も

 暖かく耳を傾けて あげる必要があるのかな?

 そうでないと 家族がひとつになって 

 前に進むことはできないのかな??

 そんな風に思う今日この頃・・・。


 思うことは 我慢しないで言い合える場所も必要なのかな・・・。

 あまり激しく攻撃的な文章は 読む者の心も痛いのだが・・・。

 でも ヨンジュンもしっかりその声に耳を傾けて

 公式で ヨンジュンが 日本家族に向けて

 一言挨拶してくれても いいのかもしれないね。

 そうすれば 少しはみんなの気持ちが収まるような気がする。







     頑張れ ヨンジュン!!
 

      頑張ろう・・・私達!!

 


 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 


 


2010/03/20 20:12
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

夢見る人々

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  愛の束縛が夢ならば

      出世の解脱も夢です。

 笑いと涙が夢ならば

      無心の光明も夢です。

 

 一切万法が夢ならば

 愛の夢から不滅を得たいと思います。

 

 
 ご存じ【韓国の美をたどる旅】で紹介されている

 マネ・ハン・ヨンウン先生の≪夢ならば≫という詩。

 この詩 大好きなの(*^_^*)


 ヨンジュンが僧侶からいただいた

 イベントで朗読してくれた詩も 大好きなんだけど・・・。

 愛の夢から不滅を得たい・・・なんて素敵!!と思ってしまう。





 


 そして≪夢ならば≫の詩と同じページの

 ヨンジュンの言葉もまた 

 今の私達家族の胸に ジ~ンと響くと思うので 

 ここに抜粋して 書いてみます(*^_^*)

 

 
 おそらく人にとって 最も記憶に残る時間は

 愛する人と分かれるしかなかった時間、

 あるいは 他の強烈な事件や出来事を経験した後に

 独り残され、傷を癒していく時間なのだと思う。

 
 深い絶望と苦しみを経験すると、ある意味、

 より強く希望と夢を追い求めるようになる。


 そして それらの瞬間が自分をいっそう

 人間らしく豊かにしてくれるのを感じ、

 記憶することになるからなのかもしれない。


               韓国の美をたどる旅 P.275より抜粋


 

  

 


  怪我をされて 韓国に入院されていた家族の方が退院されて 

  ツアーに参加された家族全員が 日本に戻られたそうですね。

  ああ 本当に良かったです。

  まだ心や体に 傷は残っているかもしれませんが

  どうか ゆっくり回復されますように・・・。
 
 


 
 今日は この春 大学生になるピアノの生徒と

 お昼前から待ち合わせ デートを楽しみました。

 とっても面白かったので・・・

 明日 詳しく書かせていただきますね!!


2010/03/19 23:30
テーマ:アニソナ カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

アニメ☆冬のソナタ☆第20話(後半)

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     ★BGMが重なって聞こえる場合は 上のタイトルをクリックしてください










第20話 ≪不可能な家≫ 後半







 アパートで ”不可能な家”の設計図を描いている最中に倒れ

 マンハッタン病院に担ぎ込まれたチュンサンは

 救急処置室に運ばれる間に その病院で働くジェーンという

 美女の医師から「ミニョン!!」と呼ばれた。

 その声に反応して チュンサンは目を開けた。






 
 そして突然 10年前のNYに時が遡る。

 明るい日差しの 休日のセントラルパーク。

 まだ黒髪のミニョンは 公園の噴水の脇で仰向けに寝そべっている。

 1人の赤毛の少女が片手に水差しを持ちながら その噴水の縁を

 ユジンのように 両手を広げて綱渡りのように歩いて来る。

 そう・・・あの美女医師のジェーンの少女時代だ。

 「ミニョン。起きて!」そのジェーンが 甘ったれた声で

 ミニョンを上から覗くように そう言った。

 (青い目のアメリカ人のジェーンは なぜこんなに韓国語が上手なのだろう??笑)

 目を開けたミニョンは 日の光が眩しくて 手で日差しを遮った。

 「始まっちゃうわよ。」とジェーンは笑いながら ミニョンに水差しを差し出した。

 「あ~!」と伸びをしながら ミニョンはその水差しを受け取ると

 「平気さ。一度も逃したことはないだろ。」と 起き上ってミニョンは言った。

 ジェーンは嬉しそうに飛び跳ねて、ミニョンの腕を引っ張って彼を起きあがらせた。

 「もう時間よ。」そうジェーンに言われたチュンサンは 靴を脱いで噴水の縁に足をかけた。

 「いっぱい入れてあげる。」ミニョンがジェーンにそう言うと

 ジェーンは嬉しそうな顔で ミニョンにVサインを出し「ミニョン、今だわ!」と合図した。

 ミニョンは頷き ”分かった。見てろ。”という顔で 水差しを持つ右手を伸ばした。

 ”さぁ来い!!”といった精悍な顔つきで 水差しを構えるミニョン。 (カッコイイ!!)

 すると 噴水が一斉に噴射された。そんな水しぶきの中に立つミニョンは 

 実は それほど水のかからない場所に立っていた。








 噴水の水に水差しの口を合わせて 上手に水を注ぎ込むミニョンに ジェーンが言った。

 「何度も言うけど 本当よ。ペテスタの池みたいに・・・

  ここの水に身体を浸すと どんな病気でも 神様が直してくれるって。」

 その言葉を聞きながら ミニョンは上を見上げて目を閉じて

 噴水の雫を パラパラと気持ち良さそうに頭から浴びている。




 そしてミニョンは 自転車の後ろにジェーンを乗せて 公園の中を走る。

 ジェーンは腕の中に 大事そうに水差しを抱えて横座りに乗っている。

 ミニョンが漕いでいるのは ママチャリのような自転車だ。(笑)

 「ハリーさんに効くかな?」とジェーンが ミニョンに尋ねると

 「ああ。きっと病期が治るよ。」と 優しい声でミニョンが言った。

 「ハリーさんが治ったら パズルをしよう。」と ジェーンが言う。
 
 「初めて会った時みたいに?」とミニョンが 振り返って嬉しそうに聞くと

 ジェーンも笑顔で「うん。」と答えた。そして何かを思い出したように

 「そうだ!そういえば初めて会った時に 誰かの名前を言ってたわよ。

  う~ん・・・確か・・・”ユジン”だった。」とジェーンが言う。

 ミニョンは はて?という顔をして 自転車を漕ぎながら

 「僕がそう言った?」と不思議そうに答えた。

 「忘れちゃったの?」とジェーンが 覗きこむようにして言った。

 「さぁ。多分、大切な人じゃないよ。」と笑って言うミニョン。

 (こら~~~~!! ユジンが知ったら起こるよ~~~~!!)

 すると ジェーンが不機嫌そうに「私も忘れられちゃうのね!」と言う。

 「いや。こんな可愛い子 忘れないよ。」とすかさず 笑顔で答えるミニョン。

 (まぁ!なんざましょ!!ミニョンなった途端に・・・

  女性を手玉に取れちゃう男に変身しちゃったのねぇ・・・笑)

 ミニョンがジェーンを乗せて 笑いながら走っていると

 「ちょっと!!カン・ジュンサン!!」と怒ったユジンの声がする。

 (ほらみたことか!爆)

 えっ?と心臓が止まるほど驚くミニョン。”誰のこと?誰の声?”

 ミニョンは驚いて 自転車を急ブレーキをかけて止める。

 後ろのジェーンも 何事かと驚いて「どうしたの?」と聞いた。

 ミニョンは振り向いて 後ろの景色を眺めた。

 マンハッタンの高層ビルが遠くに見える 公園の外れの風景が

 急に一変して 南怡島の並木道が現れる。そして聞こえるのは

 「チュンサンガ・・・」というユジンの声だ。






 しかし、今のミニョンには その声の主が誰なのか分からない。

 冷や汗をかいて ミニョンは周りを見回す。

 ミニョンが忘れた ユジンと歩いた南怡島の並木道がグルグル回る。

 ミニョンは目まいを起こして 倒れてしまう。

 「ミニョン。ミニョン・・・。」ジェーンの声がした。




 

 目を開けると 病室の天井が見える。

 そして「手術の準備をお願いします。」そう言うジェーンの声がした。

 ミニョンは現在のチュンサンとなって ベッドに横たわっていた。

 ボ~と天井を見つめるチュンサンに 医師となったジェーンが気がつき

 嬉しそうに駆け寄って「起きた?」と聞いた。

 チュンサンは 身体を起こして眼鏡をかけた。 (チュンサンは相当目が悪いらしい。)

 そして眼鏡をかけると その女性の顔が少女時代のジェーンになり

 それがまたぼやけて・・・現在のジェーンとなって 彼の前に現れるのだった。

 「私を覚えてる?」そうジェーンが聞いた。

 するとチュンサンは 微笑んで「こんな可愛い子。忘れないよ。」と言った。

 (キャ~!!殺し文句!!この女ったらし!!)

 ジェーンはその言葉にホッとして 嬉しそうに笑った。

 「久し振りだな、ジェーン。」チュンサンも 心から嬉しそうな顔をする。(コラ~!)

 ジェーンは自分の名前も読んでくれたのが嬉しくて また明るい顔で微笑んだ。

 「10日間 どこにいたの?」そうジェーンが尋ねてチュンサンの脈を取った。

 「お母さんも心配してたわ。」とジェーンが言うと

 チュンサンは驚いた顔で「母さん?」と聞いた。

 「母さんには 病気のことを言わないでとお願いしてたのに。」とチュンサン。

 ジェーンは「病院を訪ねて来て あなたの病気のことを聞いてきたの。

 あなたと連絡が取れなかったし、正直に言うしかなくて・・・。」と言った。

 チュンサンは 遠くを見つめて考え事をしている。そしてジェーンを振り返り

 「頼みがある。」そう言うのだった。






 病院のエレベーターが開き 慌てた様子でミヒが、アン博士と一緒に降りてくる。

 ミヒとアン博士は急ぎ足で チュンサンの病室へ向かった。

 するとチュンサンの部屋の扉が開き、ジェーンが出てくる。

 「患者は お母さんに会いたくないそうです。」

 そう言って ジェーンはドアの前に立ちはだかった。

 「何を言ってるの?」ミヒは怒って ジェーンにくってかかる。
 
 「今は 安静が第一です!!」ジェーンを突き飛ばして病室に入りたがるミヒを

 「患者の意見に従いましょう。」 ジェーンは必死で チュンサンのために拒んだ。

 「私は母親よ!あなたに止める権利はないわ!」と ミヒも引き下がらない。

 「私の指示に従ってください!」とジェーンとミヒは押し問答を繰り返す。

 ミヒはジェーンに掴みかかっている。それを見かねたアン博士が止めに入った。

 ミヒの肩に触れて「ちょっと。私が話してみるよ。」そうミヒに優しく言った。





 ドアを開け放したまま アン博士は病室へ入り チュンサンの傍に来た。

 ベッドの上に上半身起きあがったチュンサンは ドアの隙間から見える母親を

 怖い顔で睨んでいる。そしてミヒと目が合うと 顔を逸らすのだった。

 「ちょっといいかな。」アン博士がそう言って 病室の扉は閉められた。

 心配そうなミヒの顔が ドアの曇りガラスに映っている。

 







 「カン・ミヒさんが 急に公演を中止したそうですが

  もしかして 息子さんの病気のためですか?」

 ジヌが大学の研究室から 心配そうな声で電話をしている。

 電話の横には ミヒのCDが2枚置いてある。

 「はい。・・・はい。」ジヌは電話に相槌を打つ。

 ジヌが電話したのは 音楽事務所なのだろう。

 「では 連絡をお待ちしています。」そう言って ジヌは電話を切った。

 そしてその顔は 今にも泣きそうな顔だった。

 (正直、これがチュンサンのアボジなの??というくらい変な顔だ!笑)

 ジヌは 記憶を辿っていた。自分にとって衝撃的な現実の記憶を・・・。

 ジヌは 実は、やはりチュンサンが自分の息子ではないかと疑って

 チュンサンとミヒには内緒で 病院で親子鑑定を頼んでいたのだった。

 画面は 病院のチュンサンの主治医のいる部屋。

 検査結果の紙を見ながら ジヌが「これは本当ですか?」と震えて聞いている。

 「事実なんですか?」その動揺は とても激しいものだった。

 あまりのショックで ジヌはふらついて椅子から転げ落ちてしまう。

 ハァハァと肩で大きく息をするジヌに 医者が心配して声をかけた。

 「お父様。大丈夫ですか?」

 

 雨が降る晩。「すまない。」ジヌの声がする。すると雷が鳴った。

 チュンサンは ブラインドーが閉まった病室の窓の方を向いて立っていた。

 そして右手で握りしめているのは 親子鑑定書だった。
 
 「もっと早く気がつくべきだった。」

 ジヌは 背中を向けて怒っているチュンサンの腕を後ろから握りしめて

 泣きながら言った。「チュンサン。本当にすまない。」

 ジヌはチュンサンにすがって 泣き崩れるのだった。




 
 その光景を思い出して ジヌは自分の大学の研究室で また涙していた。

 机の上に ポトポトとジヌの涙が零れ落ちた。

 そしてチュンサンの言葉を思い出した。

 「母さんにも ユジンにも内緒にしてください。

  絶対に言わないでください・・・。お願いします。」


 そうか!!実写版のように ジヌは親子鑑定を行っていた!!

 そして・・・チュンサンだけが その秘密を胸に秘めてアメリカに旅立った・・・。

 サンヒョクもユジンも 全くこのことは知らないわけだ。

 

 





 夕暮れの病室。チュンサンは窓を見て椅子に腰かけている。

 後ろに立ったアン博士が言う。

 「視神経の損傷が大きく、至急手術が必要だ。」

 「手術すれば 完治しますか?」とチュンサンが聞いた。

 「血腫の大きさと 患部の状態によるから 何とも言えない。」

 そうアン博士が言った。するとチュンサンは言う。

 「やるべきことがあるんです。それがどうか終わるまで・・・

  持ちこたえますように。」そう言って眼鏡を外して、窓に掌で触れるのだった。








 「母親に会いたがらない理由と 関係があるのか?」アン博士が聞いた。

 扉の向こうでは ミヒが心配でたまらずに 廊下を行ったり来たりしていた。

 ドアの横では ジェーンがしっかり見張って立っている。

 そして扉が開いて アン博士が出てきた。

 ミヒは駆け寄って「どうでした?」と博士に尋ねた。

 博士は ミヒに首を横に振って「今は 手術を受けないそうだ。」と言った。







 
 「何か言ったのか?」と 博士はジェーンの方を見て尋ねる。

 ジェーンは「視力が戻るかどうかの保障は 現状、できないと言っただけです。」

 そう博士に説明した。それを聞いたミヒは 泣きそうな顔になり

 「チュンサン!!」と 走ってチュンサンの部屋に入り込んでしまう。





 チュンサンは まだ窓に向かって座ったままだ。

 「チュンサン!!」ミヒは チュンサンに駆け寄って 彼の肩を揺さぶりながら

 「手術を受ければ 絶対治るわよ!!」と必死で説得した。

 しかし その言葉には反応せず、チュンサンは母親に

 「なぜ嘘を言ったの?」と 顔をしかめて尋ねるのだった。

 そして ミヒの手を振り払うように 背中を向けたままチュンサンは立ち上がった。

 驚くミヒは チュンサンを見上げた。

 「なぜ 父親は死んだと言ったんだ?」チュンサンはそう言うと振り返って

 ミヒを冷たく見つめた。たじろぐミヒ。チュンサンは尚も責める。

 「なぜ ユジンの父親と 僕の父親が一緒だと思いこませたんだ?」

 「何を言ってるの?」ここまで来ても ミヒはとぼける。 (いい加減に観念せい!!)

 チュンサンは 最後まで嘘を認めようとしない母親に怒りが心頭して

 ワナワナ肩を震わしている。そして、ミヒに付きだして見せたのは親子鑑定書だった。

 (あれっ??いつの間に持ってたんだ???マジシャンみたい!!)




 ”親子鑑定書”と書かれたそのクシャクシャな紙を見て

 ミヒはチュンサンの手から 自分の手でそれを奪い取った。

 そしてマジマジとその書面を見つめて ハッと紙を落とした。

 「ごめんなさい。チュンサン。」やっとミヒは 嘘を認めた。

 「ごめんなさいだって?」チュンサンの怒りは収まらなかった。

 その様子に気がついて ミヒは驚いた。 (馬鹿!怒るに決まってるじゃないか!!)

 「今更・・・今更 謝らないでよ!!僕とユジンと分かれさせておいて!!

  謝ってすむことだと思うの?」チュンサンは声を荒げて 怒るのだった。





 「ヒョンスの子だと思いこみたかったの。そう信じたかったの。

  それだけが私の救いだったから・・・。」そう言って涙ぐむミヒ。

 チュンサンは 苦しそうに震えている。

 「あなたを育てるためだったの。チュンサン。」ミヒは チュンサンに触れようとした。

 しかし、チュンサンは母を避けてドアに向かって歩いて行った。

 息子に拒絶されて 驚くミヒ。 (実写版とはかなり展開が違います。)

 
 
アニメのチュンサンは ミヒの嘘が許せないのだろう。

 まぁ当然といえば 当然!!実写版のチュンサンは

 あまりにも物分かりがよろし過ぎたと 私も思う。

 それだけ ユジンと別れたくなかった・・・ということだろう。

 しかし、兄妹じゃないと分かっても アメリカに来たのはなぜ?

 やはり 自分の病気を苦にして 泣く泣く分かれたチュンサンだったのかな・・・。




 

 チュンサンが自分を無視して去って行くのを見たミヒは

 悲しみのあまり床に崩れ落ちてしまう。そしてチュンサンに言った。

 「ジヌも知ってるの。 病気のことを知ってるのよ。」

 苦しそうな顔で立ち止まるチュンサンに ミヒは言う。

 「深刻な状態であることを 医者から聞いたそうよ。

  ジヌのおかげで あなたの病気のことを知ったわ。」

 すると チュンサンは冷たい声で 背中を向けたまま母に言う。

 「僕も感謝してる。あの方が検査を受けて 母さんの嘘を知ることが出来た。」

 その言葉に ミヒの目からはドッと涙が零れ落ちるのだった。

 肩を落として 息子に拒絶された悲しい母親は泣き崩れた。 (自業自得じゃ!!)




 

 ユジンは フランスの街中でバスに揺られている。

 そしてユジンが座っているのは いつもの指定席。

 窓の外に広がる風景を眺めながら ユジンは心の中でチュンサンに語りかける。

 「不可能なことに期待しても無駄だと・・・

  未練を捨てようと 何度も思ったの。

  韓国から離れてるのに 私の心は ちっとも前に進もうとしない。

  あなたが死んだと思った10年前みたいに・・・。

  ミニョンさんはチュンサンじゃないと 

  自分を思いこませた あの時みたいに・・・。

  サンヒョクの言うとおり 深い悲しみは 心から消えるまで

  時間がかかるのかもしれないわ。

  この悲しみを忘れるまで どのくらい時間がかかるのかな?」





 パリの街は そんなユジンの悲しみなどを知らんぷりするように

 明るく洒落た人々が 愉快に生活しているようだった。

 そして パリの空もまた 青く澄み渡っている。






 

 一方、マンハッタンの空には 星が一面に輝いていた。

 そして 賑やかなマンハッタンの街並みを見下ろす病院の屋上。

 チュンサンが興奮した怒りを収めるように 深呼吸して空を眺めている。

 「これ覚えてる?」ジェーンの声がした。

 気がつけば ジェーンはチュンサンの隣にいて微笑んでいた。

 ジェーンは白衣のポケットに手を突っ込んで 出した物は・・・

 何とあのユジンのピンクの手袋だった。(嘘~!!なんでジェーンが持ってるの??)





 
 
実写版では事故現場に 片方落ちていたはず・・・。

 アニメではそれが映ってなかったんだったけ??面倒くさいので確認しないが(笑)

 なんで片方だけコートのポケットにしまいこんで

 もう片方だけアメリカに持って来てたんだ???凄~く変!!!!!





 「私に預けてたものよ。」チュンサンにピンクの手袋を見せながら 

 驚くチュンサンに ジェーンはそう言った。

 そしてチュンサンは思い出す。10年前のことを・・・。

 あの日も こんな星が輝く晩だった。

 黒髪のチュンサンはジェーンと一緒に 夜空を見上げていた。





 ジェーンは寒いのか 両手を口元にあてて、ハァと息を吹きかけている。

 そんなジェーンを見て チュンサンはピンクの手袋を差し出す。

 (ええっ??ユジンが知ったら怒るよ~~~!!)

 「寒いからはめて。」チュンサンからもらった手袋をはめたジェーンが

  「誰のなの?ミニョンがピンクの手袋なんて・・・」と笑って聞いた。

 チュンサンは遠くを見ながら

 「誰に借りたのか 覚えてないんだ。」と 悲しそうな顔で言った。

 「看護婦さん?」とジェーンが聞く。

 「さぁ 思い出せない。」とチュンサン。

 「なんで 片方だけなの?」と不思議そうにジェーンが言った。

 (そうだよね!!本当に不思議!!)

 ジェーンに聞かれて う~~ん・・・とまた考え込むチュンサン。

 「それなら思い出すまで 私が預かっとくね。」とジェーンは笑った。

 「ありがたいね。」とチュンサンは言った。

 ジェーンは嬉しそうに そのユジンの手袋を胸に当てた。

 そして2人は 顔を見合わせて微笑むのだった。 (ユジン・・・可哀そうに!!)

 そしてチュンサンは 空に向かって指を指して「あれを見て!」と言った。

 ジェーンは手袋をはめた手で 真似して指さして

 「1番キラキラしてる星?凄く奇麗。」と言った。

 「ポラリスっていうんだ。」とチュンサンが答えた。

  「ポラリス?」ジェーンは 初めてその名前を耳にしたように聞き返した。

 「昔の人は 道に迷ったら ポラリスを羅針盤にしたんだ。」

 物知りチュンサンが そうジェーンに説明する。

 「ふうん。でも、星座は季節で変わるでしょ。」ジェーンが言う。

 「ポラリスは 絶対に動かないんだよ。」とチュンサン。

 「そうなんだ。」とジェーンが言って ポラリスを見上げる。

 
  
どこかで聞いたこのセリフのやりとり!!(笑)

  ああ・・・ここで ユジンを思い出してほしかった私・・・。


 「ミニョンは星座に詳しいのね。」とジェーンが感心してそう言った。

 すると チュンサンはクスッと笑って・・・

 「いや・・・。なぜか急に 思い出したんだ。」と言うのだった。

 (そこまでしか思い出せなかったの??私がユジンなら 悲しいぞ!!)


 
 ジェーンに返された ユジンの手袋を手にして

 ハイスクール時代の ジェーンとのやりとりを思い出したチュンサン。

 「手袋の持ち主を思い出した?」ジェーンが 星を見上げながらそう聞いた。

 チュンサンは我に返って ジェーンを見て「うん。」と小さく答えた。

 そしてまた 手袋を見つめる。ジェーンは言った。

 「でも、何があったのか理解できないわ。

  チュンサンという名前や手術を拒む理由や、さっきのお父さんのことまで。」

 「聞いてたのか。」チュンサンは うつむいたままそう言った。

 そしてユジンの手袋をギュッと握りしめて「話すと長い。」とだけ言った。

 「そう。確かに 10年も経ったものね。」とジェーンが言う。

 するとチュンサンは 静かな声でつぶやいた。

 「この10年間より、今年の冬のほうが 色々なことがあった。」

 「話してくれる?」ジェーンは 興味津々だ。

 「長くなるよ。」とチュンサンは言う。

 「ニューヨークの夜も長いわ。」と ジェーンは洒落たことを言う。

 するとチュンサンは 「道に迷ってた。」と少し笑いながら言った。

 「ポラリスと違って 僕は居場所を守れなかった。

  僕が弱くて・・・愚かなせいで・・・。」

 そこまで言うと チュンサンは上を向いて 星を仰いだ。

 そして「今も また迷ってる。」そうポラリスに向かってつぶやき 

 目を閉じるのだった。その瞼の裏に映るのは・・・ユジンの顔に違いない。

 





 ソウルの朝。サンヒョクの自宅では ジヌがチュンサンを心配している。

 チュンサンが重病だと知らされて ジヌはいてもたってもいられない様子だ。

 「もしもし。・・・もしもし。」携帯に電話がかかるが 無言電話だった。

 首をかしげて ジヌは携帯をしげしげ眺めた。

 ”故障したのか?”そう思ったが、しかし すぐに相手がミヒだと直感する。

 「ミヒ! ミヒだろう?」ジヌがそう言うと

 「何度も電話をくれたそうね。」ミヒがそう答えた。

 「チュンサンは大丈夫か?手術は受けたのか?」

 ジヌはすぐに 息子の容体を尋ねた。

 「心配してくれてありがたいけど、正直迷惑よ。」

 ミヒはこの期に及んでも チュンサンの父親であるジヌを拒否したいようだ。






 「チュンサンは 大丈夫なのか?」心配でたまらないジヌは そう聞いた。

 (父として当然知る権利がある。それに ジヌはまともな父親だった。)

 「チュンサンは大丈夫だから もう連絡しないで。」ミヒは言う。

 (なんて母親!!嫌、人間として最低!!

  ・・・でもチュンサンはこの血を引いてるのよね・・・♭)

 「チュンサンが私達の息子なのは 事実か?」

 ジヌがミヒに やっと聞きたいことを問いただした。

 嫌なことを聞かれて 困った顔のミヒ。何も言えない。

 「本当か?」ジヌの更なる問いかけに ミヒはミヒらしい答えを言った。

 「いいえ。チュンサンは私の息子よ。たった1人の息子よ。」

 そうキッパリ言いきるミヒに ジヌは困惑した。

 そしてジヌは気がつく。妻が横でそれを立ち聞きしていたことを・・・。






 妻はワナワナ震えて ジヌの横に立ち尽くしていた。

 ジヌは慌てて立ちあがり「お前・・・。」と言おうとすると

 気の強い妻は 夫の頬を思い切り平手打ちにする。

 叩かれたジヌは 眼鏡を床に落としてしまう。 (凄い威力の平手打ち!)

 「あなた。・・・私に今まで・・・どうして?」と妻は怒りに満ちて抗議するが

 あまりのショックで そう言ったきり、気を失って倒れてしまうのだった。

 「お前・・・母さん。大丈夫か?・・・しっかりしろ!」

 ジヌは 倒れた妻をゆすりながら そう大声で叫ぶのだった。





************************************

 


 未知との遭遇の第20話でございました(*^_^*)

 いかがでしたか??

 ユジンの手袋が ジェーンの手に片方渡っていようとは!!

 そして・・・

 アメリカなのに みんな韓国語でお喋りしてる~♫ 

 まぁ 実写版以上に突っ込めるアニソナ・・・素敵です(爆)

 次回21話も 頑張ります!!

 皆さま どうぞお楽しみに~(^O^)/


  今回も きょこままさんから 画像をいただきました。ありがとう~

 BGMはYuちゃんの提供です❤ 毎回お世話になってま~す! 感謝~

 

 

 

 

 
 

 

 


 


 

 

 

 

 
 

 
 
 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 
 


2010/03/19 11:53
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

魔女からの伝言・・・

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   ★BGMが重なって聞こえる場合は 上のタイトルをクリックしてください

   
このBGMは・・・きょこままさんから拝借いたしました!!







 
  ああ・・・良いお天気!!


 今日の空は 本当に気持ちの良い青空です(*^_^*)

 

 ヨンジュン。 あなたの空は??

 窓を開けて 外の空気を胸いっぱいに吸い込んでみて!!






 




   
          あ・・・でも もし 花粉や黄砂が飛んでいて

          むせてしまったなら・・・ごめんなさい(>_<)

 





 

 あのね ちょっとあなたにアドバイス!!

 今朝 家事をしながらTVをつけていて

 花まるマー○ットにゲストで出演していた

 あの魔女のような(笑)三輪明○さんがおっしゃってたの。

 そっくりそのままではないけれど・・・

 記憶に残ってることを書くね(^-^)

 
 色彩というのは 大切。

 色には その人を動かす力がある。

 生命力を授かるのは カラフルな色。

 黒やグレーは 運気が逃げる。

 年がら年中 黒ばっかり着てるような人間は

 三輪さん曰く「近寄りたくない。」のだそう。(>_<)アチャー!!

 生命力が養われなくて 良い運気をもらえないそう・・・。

 それに 邪気が寄って来るって言ってたよ!!(T_T)



 

 だってね・・・三輪さんの部屋の壁って・・・

 オーロラ色で 輝いてるんだよ!! (@_@;) もうビックリ!!

 

  


 

 ・・・モノトーンに包まれた世界は

 幸せなんて訪れないようなことを 三輪さんは言ってた。

 この世が乱れて変な事件ばかり起きるのは 

 黒のスーツや家電製品が溢れ出したからなんだって。

 昔の人は紺色のスーツを着てたとか・・・。そういえば・・・

 歌姫の父親も 濃紺のスーツが多かった気がする。


 「花を見てごらんなさい。

  どこに黒やグレーの花があるの?

  色とりどりの美しい花だから 

  生気や幸せな気分をもたらすのよ。」

 みたいなことをおっしゃってました。うん・・・納得する!!




 

 

 ねぇ・・・。

 季節も変わったことですし・・・

 この春は 新作のABでもプライベートに着てみては??

 例のスタイリストの彼女が 

 また あなたにモノトーンの衣装を着せようとしたら

 「僕は もう少し明るい色が着たいな。」

 そう言ってみてはいかがでしょう??

 きっと すべて良い方向に向かって

 今日の青空のような 澄み渡った気分になれるんじゃないかな?

 

 黄金色の髪をした

 日本で生きてる魔女からの言葉を

 歌姫が ヨンジュンに伝言いたします!!

 

 

 

 
 

 

 

 

 


2010/03/18 09:12
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

僕は どうしたらいいんでしょう?

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  昨日、DATVをつけていて気がついた。

 しっかりこの放送局でも 事故のお詫びと

 そして 今後のツアーの自粛のお知らせを放送している。

 このDATVの契約者の中から ツアー参加者を募り

 大勢の家族を送り出してしまったのだから、当然だ。

 

 ・・・この事件をきっかけにして

 会社に寄せられてるであろう苦情や問題点、

 公式で明らかにされた ツアー参加者の不満などを

 会社側は 謙虚に受け止めて

 前向きに検討して 迅速な対応をする義務があると思う。


 まさかそんな馬鹿なことはないだろうが・・・

 ヨンジュンに責任転換するようなことは 勿論あってはならない。 

 
 まずは 怪我をされた方へ 会社側が誠意を示すこと。

 そして このツアーを楽しみにして参加された家族へのお詫びを

 ヨンジュンにさせるのではなく・・・会社が責任もって 

 家族の不満を解消しなければならないのだと思う。

 どうすれば 家族みんなが納得して 前に進めるんだろう???





 


 今・・・DATVでは ジェホが泣いている・・・。

 病院で検査した結果を知らされて 途方に暮れて

 夜の街を彷徨って 歩きながら泣いているシーンだ。


 そんな姿に 私は今のヨンジュンを重ねてしまう・・・。

 
 暗闇の中 ジェホは最愛のシニョンの家の前で

 ボ~と佇んでいる。

 ”僕は これからどう生きればいいんですか?”

 悲しい目で シニョンにすがるジェホ・・・。

 たったひとつの心の支えが 「シニョンの愛」だったジェホ。

 




 
 今のヨンジュンを支えるものは

 やはり「家族の愛」しかないと思う。


 「僕は どうしたらいいんでしょう?」

 ヨンジュンが 家族に問いかけている・・・。

 

 あなたは しっかり良く食べて・・・良く寝て 

 健康な身体を 早く取り戻して・・・

 あの 明るい笑顔を取り戻してください。

 そして あなたが出演したいと思う作品をしっかり選んで

 ・・・今後も大きく輝いていてください。

                ・・・私ならそう答える。





 

 「僕も 芸能活動を自粛します。」

 そんな言葉を ヨンジュンの口から

 間違っても聞きたくない!!!!!

 

 今のヨンジュンを みんなで支えてあげて!!

 沢山の批難から・・・彼を守ってあげて!!!

 






 
 今日のこの記事に 全く似つかわしくない写真だが・・・

 興味のある方もいらっしゃるようなので

 昨日の フランス料理洋室のお料理を紹介します。


 



 

 教えていただいたのは

 ≪アスパラのフラマンド風≫

 アスパラガスを茹でた後 バターで絡めて取り出し

 残りのバターに ボイルドエッグを細かくしたものを

 白ワインと塩コショウで味付けし

 パセリ粉を混ぜたソースをアスパラにかけたもの。


 ≪イカのポワレ、トマトソース≫

 モンゴイカを細かく切って 卵白と混ぜ

 ノイリー酒やエクサンブロバンスなどを加え

 塩コショウで味付けした後 型に入れて表面を焼き

 後はオーブンで火を加え 上にトマトソースを添えたもの。


 



 そして試食のランチでは 上のお料理に加え

 牛とビーンズの煮物とデザートとコーヒーが付きました

 勿論 フランスパンは食べ放題(*^_^*)
 
 

 

 


 

 
 


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