2011/09/26 18:53
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

あの頃は・・・

Photo

 タムドクを演じる前・・・

 ”四月の雪”の撮影が終了する頃。

 ヨンジュンは こんなに明るい色の服を着てた。


 




 相手役だった ソン・イェジンが先に撮影を終え

 撮影スタッフとの記念写真でも・・・

 ヨンジュンは プライベートでは

 インスがとても着ないような

 派手な色彩の衣装で 明るい笑顔で写っている。


 



 この頃のように

 家族に見守られながら・・・

 天真爛漫な笑顔で 撮影に臨む姿を

 また、近々見ることができるのだろうか??


 そんなときが来たら・・・

 ヨンジュンの邪魔に ならないようにするから・・・

 私も1度でいいから ヨンジュンの撮影風景を

 ヨン友さん達と共に 見学したいものだ。

 
      (*^_^*)



2011/09/25 22:58
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

時間の効能

Photo

 今日は 実家の父のお誕生日だった。

 あれっ??確か 孫さんのお誕生日って昨日だったよね??

 そうか!!

 父の誕生日の1日前が 孫さんの誕生日なんだ~

      これで 覚えられた!!(笑)

 来年は 真っ先に

 孫さんに「おめでとう!!」って言ってあげよう!!

       (*^_^*)

 

 で・・・

 父のお誕生日プレゼントに 今年は洋服を選んだ。

 ちょっと奮発して、ブランド物の長袖のポロシャツと

 明るい柄物のYシャツを1枚ずつ。 

 今日届くように 
デパートから送ってもらっていたのだが

 午前10時過ぎには 実家に届いたらしく

 すぐに父から そのお礼の電話がかかって来た。

 私の選んだその2点は 

 お洒落な父の お気に召した品だったようで

 それはそれは 物凄~く上機嫌だった。(笑)

 「これを着て どこに行こうかな。」

 そう楽しそうに 明るく話す父に

 私はホッとしたのだった。

 だって・・・夏休みに実家に帰った時には

 「ママがいないから もう何処にも行く気がしない。」

 と、引き籠りのような状態だったから・・・。


 そして晩に こちらから電話した時にも

 今日は 大勢、父のために集まってくださったようで

 またまた とっても上機嫌

 ああ・・・こんな風に 悲しみは時間と共に

 薄れて行くものなんだなって・・・実感した。


 

  

 

 心の痛みは 時間と共に薄れて行く。

 神様は そのために時間を作ったのかもしれない。

 

 ところで、体の痛みはどうだろう??

 きちんと治療すれば 怪我や病気も 時間と共に癒される・・・

 それが自然なのではなだろうか。


 だとしたら・・・

 確実に ヨンジュンの体も良くなっている!!

 そう私は信じて 今日も明るく

 ヨンジュンに 「おやすみなさい!」と ここで言おう。


    
   
   明日も良い日でありますように❤ ヨンジュン、おやすみなさい


 


2011/09/24 20:40
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

ヨンジュン先輩には かないません!!

Photo


 
  今日は 三連休の真ん中

 こんな日に運動会があったら 気持ち良いんじゃない!!

 ・・・って思うような 爽やかな晴天だった

 昨日、今日と夫は ゴルフの練習以外は

 何もすることがなくて・・・家でゴロゴロしてたので

 昨日は キッチンのリホームをしたい歌姫の希望で・・・

 システムキッチンの展示場まで出かけ 色々見学し(笑)

 今日は 午前中からお昼まで 歌姫は例のヤンキーのレッスン

 午後は 夫のゴロゴロに付き合っていた。(笑)

 先日、宝塚へ朝から遊びに行って 帰宅が10時近くだったから

 器の小さい夫の機嫌が ちょっと悪くてさ~~~!!!

        (;一_一)

 夫の好きな物を 一生懸命お料理したりして・・・

 機嫌を取るのに 一苦労!!!(>_<)

 ああ・・・面倒臭いな~~!!!!

 それに・・・

 なかなか ドリハイの14話の続きに着手できないし

    ・・・残念だわ~~~~!!!

 
 



 そうそう・・・昨夜 夫がお風呂に入ってる間に

 こっそり スカパーのKBSワールドを覗いたら 
 
 ”芸能街中継”という番組で 偶然、

  ドリハイのイベントの紹介をしてた~~!!!

       (*^_^*)


 イベントが終わった後の 若者4人のインタビューもあって

 本当に 彼らは仲良しで 凄く楽しそうだった~

 だらちゃんのブログでも 紹介してるけど・・・

 その内容が 面白かったのよ!!

 
 


 このドラマの中で 自分がやってみたいと思う役は?

 という質問には スヒョン君は「ヘミ!」って答えて

 ドラマの最初に ヘミが色仕掛け作戦として 

 バスの中で 見送るサムドンに

 「あなたが好きなの!!」って言う台詞を 

 スヒョン君は 物真似してた~~

 それが結構、似てて 大爆笑!!!(*^_^*)


 




 それから・・・

 イベントで 一番の人気者は誰でしたか??と言う質問に 

 全員一致で それは当然、ヨンジュン!!と叫んだんだけど(笑)

 「ヨンジュン先輩!!」と テギョン君、スジちゃん、ウヨン君。

 スヒョン君だけ「ヨン様!!」って叫んで

 その呼び方を 他のメンバーに 

 「怒られるぞ!!」って言われると

 「僕は ファンですから!!」って スヒョン君は言い訳してた。

         (*´艸`)ププ

 
 ヨンジュンの人気はそんなに凄かったのか??

 と聞かれて・・・スヒョン君は

 「勿論です!!僕たちを全員足しても 

  ヨンジュン先輩には 叶いません!!」って答えてました。

 そうかぁ・・・やっぱり あの時

 さいアリの会場の雰囲気で そう実感したんだね~

        (*^_^*)

 


 



 これはKBSでの 最近の放送だったのだと思う。

 番組司会者も ヨンジュンの人気は

 やはり日本では絶大なんだって 改めて驚いてたと思う。
 


 

  そして テギョン君は このドリームハイ

  パート2、3と・・・ずっとシリーズ化すればいいなって

  そんなことを言ってました~


  そうか・・・

  このドリームハイが ずっと続けば・・・

  ヨンジュンもハミョン役で 水戸黄門みたいに

  ずっとワンパターンで 出演することになるのかな??(笑)


 
  それにしても・・・

  ドリハイイベントで スヒョン君に

  あと もう1曲くらい歌って欲しかった~

  たとえば・・・ この”Maybe”とかね!!


 

 
 

 


2011/09/23 01:05
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

公式の嬉しいニュース 発見!!!

Photo

  
公式のニュースが更新されています!!!


  ≪ペ・ヨンジュン、東日本大震災の被災地から

   数千通の感謝の手紙を受け取る≫



  数千通!!!(@_@;)

  ・・・ヨンジュン、嬉しかったでしょうね!!!


 

  ≪今月来日した際には、

  ペ・ヨンジュンはこれらのメッセージを

  ひとつひとつ読みながら目を通し、

 「メッセージを書く紙でさえ

  なかなか調達するのが困難な状況で、

  段ボールや包装紙などに書いて送ってくださり、

  私の小さな力にこれほどのメッセージをいただけたことに、

  逆に感謝の気持ちでいっぱいです」 

  とコメントしていました。≫

 

 きっと・・・ヨンジュンは

 1通、1通・・・目を細めて読んでいたに違いありません。

 ああ・・・素敵な出来ごとを教えてくださって 嬉しいです!!





 

 ヨンジュン!!

 あなたの真心が 被災地の方々に届いて

 それを本当に 喜んでくださった証拠だね。

 歌姫も家族として ヨンジュンと同じくらい嬉しいです!!!


 


 
       公式レスと同様だったので・・・ちょっとだけ砕けて書き直しました!
             
                           (ゝヮ∂)-☆
 

 


2011/09/23 00:26
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

夢の時間

Photo

 行って来ました、宝塚

 いや~!!初めての経験でした!!!

     (*^_^*)

 で・・・取材しようと思ってたのに・・

 今日も またカメラをバッグに入れ忘れてしまい

 宮殿のような宝塚劇場の様子を 撮影出来ませんでした!!

 凄く残念です!! (>_<)


 




 お土産に パンフレットと劇場の月刊誌(?)を買いました

 一言で言えば・・・夢の世界ですよね

 素敵なお伽噺を 生の舞台で見せてくれる場所


 歌姫の友人が用意してくれた席は

 1階の17列目の真ん中寄りだったので、結構良い席
 
 楽しみにしていた友人の元教え子は 

 まだ宝塚音楽学校を卒業して2年目なので・・・

 台詞はなく、その他大勢で 色んな役で出て来ました(笑)

 台詞があると思ったのは 歌姫の勘違い。(>_<)

 で、大勢の中から オペラグラスを覗いて

 そのKちゃんを捜すのに一苦労!!(笑)

 でも 見つけた時には「いた!!いた!!」って騒いでました。

        (*´艸`)ププ

 

 「仮面の男」という舞台で・・・

 主役の男役の音月 桂さんと 三銃士のダルタニアン役の

 早霧 せいなさんが 特に格好良かったです!!

 でも、歌姫は 台本と舞台演出が イマイチだったかな♭

 今回、お笑いの要素が満載だったのですが・・・

 そのセンスが歌姫には 今ひとつでした。(辛口で申し訳ない!!)

 京都で「宮」を観ていたせいもあって・・・

 今回、舞台の演出のセンスは 「宮」のほうが上だと思いました

 
(宝塚ファンの方がいたら ごめんなさいね!! m(_ _)m  )


 でも、歌やダンスは 流石に素晴らしいものでした

 曲はともかく(辛口!!)歌やダンスのレベルは高かったです

 生演奏での舞台・・・やっぱりいいもんです!!(*^_^*)

 (でも、曲は「宮」の曲のほうが素敵だった!笑)





 まぁ 生の舞台というものを それほど観た経験がなく

 その中でも オペラを観た数が一番多い歌姫・・・

 宝塚は やっぱり「男役」が素敵~~!!!

 とは思いましたが・・・

 でもやっぱり 本物の男・・・

  ヨンジュンのほうが 素敵~~!!!(*^_^*)



 歌わなくても、踊らなくても・・・

 舞台の上で 立ってるだけで 

       絵になる男、ペ・ヨンジュン!!!



 家族に 夢の時間を また是非作ってくださいね


 


 そして・・・

 次回はもっと 舞台の上に 長い時間いてください!!

 

 


2011/09/21 22:18
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

次回のイベントでは!!

Photo


 
 台風、大丈夫でしたか??

 
 被害がなかったことを祈ります。

 そしてこれから 台風の進路にあたる地方のみなさま

 充分に気をつけてくださいね!!!

 歌姫のところは 雨が酷かっただけで

 暴風ではなかったので 何も被害はなく大丈夫でした。


 
 こんな時に・・・呑気で申し訳ありませんが・・・(>_<)

 今日、頑張って行って来たフランス料理教室のメニューは

 ”手長海老の枝豆合わせ ソースシトロン”

 ”牛フィレのライスとフォアグラ詰め”でした。

 カメラを忘れたので フォトはありません!(笑)

 遅刻したので 作り方も???(爆)

 ただ 食べてきただけ~ 美味しかったです!!

          (*^_^*)







 そして 例のヤンキーのピアノは・・・

 今日のレッスンで 大分なんとかなりそうな気配~


 明日は ヤンキーのレッスンはお休みして(笑)

 朝から 音楽仲間に連れられて 

 初めての”宝塚”体験です!!(*^_^*)

 音楽仲間の元教え子が 明日の舞台に出演するの!!

 初めての台詞ありの役らしい・・・

 私もピアノや歌の発表会で 何度か会ってる娘さんなので

 彼女の成長が楽しみです


 





 日刊スポーツのchoaは まだ手にしてないのですが

 リハーサルの時の ヨンジュンの私服がいいよね!!

 本番のステージも このままの格好で良かったのに~

          (*^_^*)
 
 
 次回のイベントでは スーツ以外の服装を期待します!!
 

 

 


2011/09/21 08:17
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

どうか・・・

Photo

 みなさん、台風の影響はいかがですか??


 私のところは なんとか逸れてくれたので

 直撃はなく・・・ただ大雨が凄くて(>_<)

 昨夜は 滝のような雨でした。


 今日も日中が雨。

 川の氾濫が 心配な地域もあるようです。

 

 それでも、今日はフランス料理教室があって

 中止の連絡が 未だにないので・・・

 こんな中、いかねばなのかな???(@_@;)

     嫌だな~~~!!!(>_<)

 

 

 

 実は おとといから毎日・・・

 以前のピアノの生徒で 昔、破門したヤンキー娘が

 友達の結婚式で 歌の伴奏を頼まれた!!と言って

 レッスンにやって来ています。

 煙草の匂いをプンプンさせて・・・(;一_一)

 その子は 今、水商売のバイトをしてる子なの。


 ト音記号もヘ音記号も すっかり忘れて

 指も全然動かない そのヤンキーのレッスンで

 もうクッタクタ~~!!!!(>_<)

 10月2日の結婚式まで 毎日来そう!!!

       (;一_一)

 どうか・・・

 ヤンキーが 上手に伴奏できますように!!!

 



    そして どうか・・・

    みなさまに 台風の影響がありませんように!!!
 


2011/09/20 19:09
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

夢の「韓国の美をたどる旅」ツアー!!

Photo

 
 
 「韓国の美をたどる旅」OSTプレミアムBOXを買っておきながら

 なんだかんだと忙しくて 写真集しか目にしていなくて

 コンサートが終了したら ゆっくりCDも聞こう!!って思ったのに

 そんなことを すっか~り忘れてた 消しゴムの頭の歌姫です♫

         (>_<)

 
 で・・・先日、このCDの感想は??ってここで聞かれて

 ひぇ~~!!と思って・・・慌てて聞いた歌姫。(爆)

 でも、その時 CD1の冒頭の曲から・・・ジ~~ン!!

    このCDは 凄くいいね~ (*^_^*)


 ヨンジュンが選曲しただけあって

 全般的に すべてが優しい雰囲気が漂い

 そして・・・ほんのちょっぴり 切ないメロディーが多い


 

 

 演奏に使われている楽器も 民族楽器が多いのかな。

 そんな気がする。尺八に似たような 音色のものや

 中国の二胡の音色に似た 弦楽器の響きが心地よい。


 今日、雨の中を頑張って・・・

 実家の鹿児島の父の誕生日プレゼントを買いに

 久々に 高松市内の老舗デパートへ車を運転して行ったけど

 その往復、ずっとこのCDをかけていた。

 最近、ずっと ドリハイのOSTばっかりだったので(笑)

 また 季節が変わったように 違った趣で楽しめた。

 

 







 【韓国の美をたどる旅】撮影地ツアーっていうのが

 公式でニュースになってるね。

 性懲りも無く・・・また ツアーなの??(笑)

 でも、今回の旅は きっとアニソナツアーのような

 散々なツアーでないことだけは 確かなのよね??

        (*^_^*)

 

 歌姫は 未公開写真を含むという

 ツアー専用ミニガイドブック

 ゴリラでの ヨンジュン専用ルーム見学っていうのが

 興味をそそられる!!(笑)


 







 国立中央博物館嘉會洞・北村韓屋村観覧も素敵!!

 韓国へ行ったなら 是非訪れてみたい場所。


 でも・・・未だに1度も韓国を訪れたことない歌姫は

 まずは 冬ソナやホテリアー関連を回ってみたい!!

 タムドクもいいけどね~




 


 
 ああ・・・韓国旅行・・・いいな~

 夢の【韓国の美をたどる旅】撮影地ツアー

 結構、高額のこのツアー、家族は大勢参加するのだろうか??

 ゴリラで ヨンジュンに会えるツアーなら

 高額でも 凄い数の家族が殺到するんだろうけど(笑)

 

 どうせなら 歌姫は このブロコリ仲間

 【韓国の美をたどる旅】ツアーがしてみたいな

 で・・・その案内役は ブロコリ村の村長の孫さん!!!


 孫さんが 優しく解説しながら案内してくれて

 みんなで 孫さんを囲んで 晩餐会も楽しめるツアー


      そんなのが夢です!!!

         (*^_^*)


 いつか、そんな日が来るといいな~
   

        ねぇ・・・聞いてる??? 孫さん!!(笑)




 
 


 あ!!でも・・・なんたって

 歌姫はパスポート取得が まず先決だった!!

          (>_<)

   


 


2011/09/20 09:27
テーマ:ドリームハイ カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

ドリームハイ☆第14話No.2

Photo

 事務所の社長が入院する病院へ グクと父親が訪れると

 病院の玄関には 大勢の報道陣が待ち構えていて

 父親やグクに「一言 お願いしまず!!」「謝罪訪問ですか?」

 とマイクやカメラを向けられた。

 その中で ある記者が「養子縁組の破棄は?」と質問してきた。

 グクの父親は この言葉には胸がえぐられた。

 グクは実の息子だというのに・・・グクを世間には養子だと

 公表した自分を この時、悔いたのではないだろうか。

 2人が やっとその報道人を交わして 病室へ辿り着くと 

 社長は ベッドの中で首にギブスを巻いた姿で座っていた。


 


 

 「お詫びいたします。」グクと父は2人揃って深くお辞儀をした。

 「息子が軽率なことをしました。どうかお許しください。」

 父がそう言うと 社長は「違うでしょ!!」と声を荒げて

 目の前のミカンを 興奮して腕で払って落とした。

 グクは ベッドの前で膝をついて それを拾う。すると

 「これは会長が謝るべきことではない!会長も被害者です。

  恩を仇で返すのが こいつの特技です。

  世話になった社長を殴り、育ててくれた養父に迷惑をかける。」

 そう社長が冷たく言う。 グクは「すみません。社長さん!

 すみません。お父さん。」跪いたまま 2人に謝った。

 すると社長が「謝るようなことを なぜするんだ!」と言って

 グクの頭を平手で パンパンと叩くのだった。

 叩かれながら グクは社長を上目づかいに睨み 

 その叩く腕を右手で掴むのだった。扉の向こうで張り込んでいた

 報道人たちが それを見て廊下でワイワイ騒ぎ出した。

 カメラのフラッシュが 病室のグクと社長に向けられた。

 グクは仕方なく 社長の腕を放して

 「2度と こんなことはしません。」そう謝った。

 すると 社長は「そうか。心を入れ替えたか。」と言いながら

 グクの頭を撫でるのだった。その手を突然、グクの父が掴んだ。

 まるで 大事なものを 汚いものから守るように・・・。

 

 


 

 社長の手を掴んだまま 父は言った。

 「シヒョクは・・・養子ではありません。」

 「えっ?」と驚く社長の手を 思い切り投げ捨てるように放して

 父は続ける。「私の実の息子です。」これには グクも驚いた。

 「父さん!」と止めようとするのだが、報道陣のカメラの中で

 父は言うのだった。「過去を恥じるあまり、養子だと嘘を言いました。
 
 そんな私を尊敬し、愛してくれる息子です。私の誕生日には 

 贈り物を 欠かしたことがありません。

 それほどまでに まっすぐな子どもです。」

 それを聞いて「何が言いたいのですか?」と社長が尋ねる。

 「父さん。お願いだ。もうやめて!」グクが頼むのだが

 「そんな息子が手をあげたのは 理由はあなたにあるはずです。

  何か非があるのではないですか?」激しい口調で父は社長に言う。

 社長は「カメラが回っているのをお忘れですか?

 選挙も間近でしょ?」と 呆れたように父に言った。

 グクは不安な顔をして、2人の間に立っている。

 しかし、父は毅然とした態度で 社長に

 「お気遣いは無用です。」と言いい 少し笑いながら

 「下顎脱臼で 全治5週間の割にはよく喋りますね。

  (良く言った!!お父様!!拍手!!)

  ・・・帰るぞ、シヒョク!」と言うと

 父はグクの手をしっかり握り グクを引っ張って 

 報道人から息子を守るように 先に立って父は歩いた。

 「選挙は見送るのですか?」「暴行の事実は?」 報道陣から

 質問が飛ぶ中、2人は室長に守られて 

 病室を後にして 3人は病院のエレベーターに乗り込んだ。

 室長が「謝りに行くべきでは?」と心配し グクもまた

 「戻りましょう。僕が悪かったんだから。」と言うのだが

 「さっき 私が言ったことは 当たっているな?」と父が聞いた。

 グクは 少し間をおくが、素直に「はい。」と答えた。すると父は 

 「理由は聞かない。あの人が 酷いことをしたんだな?」と尋ねた。

 グクは 目に涙をにじませて「はい。」と声に出した。

 父はグクの左手を 右手でしっかり握りしめて言った。

 「それならいい。あれでいいんだ。」

 それを聞いたグクは 嬉しくて、父が握りしめた手を

 片方の右手で 上から包み込むのだった。

 グクの瞳から 涙が零れ落ちた。その涙を見て 父は微笑む。

 この時、グクは 父親に愛されていることを 

 生まれて初めて実感できたのだろう。

 父もまた、今まで日陰に追いやって 構ってあげれなかった

 不憫な息子に 父親の愛を与えられた瞬間だったに違いない。

 病院の狭いエレベーターの中で この時、父はやっと誠の親になれた。

 (ああ良かったね!!グク!!と 私は心から思う~♫)

 



 


 翌日、新聞各社が”暴行事件のヒョン・シヒョクは

 ヒョン会長の婚外子だった!!”と報道した。

 その新聞を読んだベクヒは グクに「他の人が疑っても

 あなたは 私を信じて。」と頼んだことを思い出した。

 ベクヒがヘミに鉢植えを落として グクに疑われたあの日。

 ベクヒは 自分の罪を隠して、グクにそんなお願いをしていた。

 「自分の味方が 誰ひとりいない気がして・・・」

 そう泣くベクヒに グクは優しく「分かった。」と言った。

 グクは自分との約束を守って 今回も味方になってくれた。

 グクの優しさは 婚外子で養子になって、肩身の狭い想いを

 ずっと耐え忍んできた 辛さがあったからこそだったのだ。

 1人ぼっちだと泣くベクヒの心は グクだからこそ理解できた。

 グクもずっと辛かったのに・・・私は そんなグクに甘えてたんだ。

 ベクヒは初めて 自分が孤独なのではなく、

 周囲に守られていたのだと 気がついたのだ。

 グクが好きなのはヘミだ。しかし、そんな自分がライバル視して 

 冷たく接していたヘミも 自分を温かく包んで 守ってくれている。

 そして 担任のギョンジン先生も「ベクヒを守ります!」と

 グクが証言させることを 絶対ダメだと拒んでくれた。

 私には 真の味方が確実にいるんだ・・・

 そう思ったら 優しいグクだけに事件を押しつけて 

 黙っているのは 卑怯な気がしたベクヒだった。

 


 

 

 キリン芸高の学生ホールで ヘミはEMGオーディションの

 申し込み用紙を眺めて 2枚手に取る。その背中で

 「グクはヒョン会長の 実の息子だったのか?」

 PCを広げて 学生たちが噂話をするのが聞こえた。

 PC画面には 昨日の病院での模様が映し出されている。

 「選挙はおしまいだな。」「でも、最近 グクは大統領より

 ニュースに良く出てるぜ。検索語でも1位だ。羨ましい。」

 そんな風にグクを言う先輩の学生を ヘミは軽蔑した目で見つめる。

 「でも先輩。選挙を犠牲にして お父さんがかばうくらいだから

  グクは悪くないのかも。」とアジョンが言う。

 (アジョンは以前、グクはヤクザの息子だと噂してたくせに!怒)

 「そうかもな。可哀そうな奴!」

 そんな野次馬のような先輩たちを ヘミは無視して 

 EMGオーディションの用紙を 鞄に仕舞いこんで、

 ベクヒに携帯メールをした。 ”どこにいるの?気分はどう?”

 するとベクヒが携帯を気にしながら 階段を下りる姿を目にするヘミ。

 ベクヒが階段を下りて 返信する姿をヘミは見ていた。

 ベクヒから帰って来た返事は

 ”ヘミ。私、警察に言って事実を話すわ。”だった。

 ヘミは驚いて「ダメよ!!ベクヒ!!ベクヒ!!!」と大声で叫んだ。

 しかし、ヘミの声を無視して ベクヒはどんどん行ってしまう。

 ヘミは慌てて 必死にベクヒを追いかけた。

 ベクヒは もう校門を出るところだった。ヘミが姿を見つけて

 「ベクヒ!!ベクヒ!!」と 走って追いつこうとするのだが

 ベクヒは自分が呼んでいたタクシーに 校門を抜けて乗り込んでしまう。

 ヘミがやっと追いついて 「ベクヒ!」とタクシーのドアを叩くのだが

 「警察へ!」と 運転手にベクヒは行き先を告げて 去ってしまう。

 そのタクシーを必死に ヘミは走って追いかけるのだが

 追いつくわけもなく、手にした携帯を開いて ベクヒに電話をした。

 タクシーの中のベクヒは ヘミからの電話に 溜息をついて出た。

 「どういうつもりなの?今すぐ降りて!!」ヘミが電話の向こうで叫ぶ。

 「心配しないで。本当のことを話すだけよ。」と冷静に言うベクヒに

 「その話は もう終わったでしょ!!」と興奮して叫ぶヘミ。

 そんなヘミに ベクヒは落ち着いた声で言った。

 「ヘミ。私、もう反則を使いたくないの。

  私、あなたにも反則を使ったわ。植木鉢は 私が落としたの。

  あなたを狙って。」それを聞いたヘミは「えっ?」と絶句した。

 ヘミもベクヒも涙がこみ上げてくる。べクヒは言った。

 「その時から あなたの言葉どおり、私の心は地獄だった。

  いつも何かに脅えて、寂しかった。ごめんね、ヘミ。」

 ヘミは「ベクヒ。・・・ベクヒ。」と泣きながら聞いている。

 「でもね。私は1人じゃなかったの。だから 今は平気よ。

  寂しくもないし、怖くもない。ううん。ちょっと怖いけど。

  ヘミ!歌を歌ってくれない?あなたの歌が聞きたいわ。」

 そう言うベクヒに ヘミは戸惑いながら「歌?どんな歌?」

 と聞いた。ベクヒは「オーディションの時の歌。」と言った。

 「ここで歌えって??・・・分かったわ。でも、私 街中で 

  変な人と思われそう。」と言いながらも ヘミは心を決めて

 あの日、ベクヒと2人で キリン芸高のオーディションで歌った

 ”がちょうの夢”を歩道の上で 歌い出す。

 

 


 ベクヒは 大粒の涙をこぼしながら ヘミの歌に聞き入った。

 ”私には夢があります。捨てられ破られ ボロボロになっても

  胸の奥深くに 秘めていた夢。

  時に誰かが 背中越しに 鼻で笑うけど

  耐えないといけない。そして耐えて来た。その日のために・・・

  いつも心配そうに言われる。叶わない夢は 毒だと・・・。

  この世は結末が 決められた本のように

  覆すことのできない現実だと・・・。

  それでも 私には夢があります!!

  その夢を信じます。だから 見守っていて!!

  冷たく立ちはだかる 運命という壁に

  堂々と立ち向かってみせます。

  いつか私は その壁を越えて

  空高く 舞い上がるのだから!!

  重い現実も 私を縛ることはできない。

  人生の終わりに 笑える日を見届けてください。”

 ヘミはベクヒのために 恥ずかしさも忘れて 歩道の上で

 必死に ”がちょうの歌”を歌いあげた。

 そのヘミの歌に励まされて ベクヒは警察署の中へ入って行った。

 

 



 

 ベクヒが警察を訪れた翌日、

 ”グループK 代表からセクハラを受ける”

 という見出しの ニュースが駆け巡った。

 PCでそのニュースを ギョンジンが泣きながら見つめていた。

 ベクヒの顔写真には モザイクがかけられてはいるが

 どう見てもそれは ベクヒだと分かる内容だった。

 ベクヒを思って泣き崩れるギョンジンを 

 オヒョクが優しく 肩を抱いて慰めた。

 
 事務所の社長が 病院を退院して車椅子で出てくると

 「この人でなし!!」と ベクヒの母親が社長から送られた

 蟹を頭からぶちまけて 蟹の箱で 思い切り社長の頭を叩いた。

 「許せないわ!!」と ベクヒの母の怒りは尋常ではなかった。

 (娘を傷つけられたのだから 当たり前だ!!)

 ニュースでは ”K嬢セクハラ事件 波紋”と報じられていた。

 その報道をグクは見て、ベクヒがなぜ喋ってしまったのか

 せっかく自分が庇っていたのに・・・と彼女を心配するグクだった。

 (グクは 本当に優しい好青年だ!!)

 

 

 

 その日、ベクヒが学校に登校すると みんなの視線が集まった。

 ヒソヒソと口々に 自分のことを噂していた。

 ベクヒはヘッドフォンを耳にあてて 無視して歩く。

 ロッカーに辿りついて 自分のロッカーの扉を開けると

 後ろからグクが怒ってやって来て ロッカーの扉をバタンと閉めた。

 「どうして話したんだ?黙ってろと言っただろ!!」

 グクは 本気で怒っていた。ベクヒは「ごめん。

 だけど私 意外と平気だったわ。」と 微笑んで言い返した。

 「どこが平気だ?これから もっとひどくなるぞ!」とグク。

 すると ベクヒは少し恥ずかしそうに言うのだった。

 「グク。私があなたを好きなの、知ってるでしょ?

  でも あなたはヘミばかり見て 私には冷たかった。

  だから いつも悔しかったの。なんで私じゃダメなのか。

  なぜ ヘミばかり選ばれるのか。」

 「ヘミは関係ない。」グクが言う。でもベクヒは続けた。

 「でも今は 納得できる。普通の人は 人に何かをあげる時

  自分の取り分を残す。誰かを守るのも 自分を守ってから。

  でも、あなたは違う。自分を捨てて 私を守ってくれた。

  それだけで 十分よ。それ以上望んだら 天罰を受けるわ。」

 「ベクヒ。」そう言うグクに ベクヒは手を差し出して言う。

 「約束どおりだった。最後まで 私の味方になってくれた。」

 グクは ベクヒの差し出した手を握りしめた。

 それは友情の握手だった。ベクヒの瞳から涙がこぼれた。

 ”これで 私の片思いは終わりにしよう。ありがとう グク!”

 そう心で呟いたに違いない。グクにも その気持ちが分かった。

 ロッカー室の前で 2人はしばらく、握手の手を離せずに佇んだ。

 

 



 

 そして職員室では 校長が先生方に

 「トップ企画との契約は すべて解除されました。

  ウィル企画から 新しいグループを作ると

  ジェイソン、リア、テサン、ソヨンを指名してきました。

  残念ながら シヒョクとベクヒの2人は指名から外れました。」

 それを聞いて ギョンジンが驚いた顔をする。

 「ベクヒはまだしも シヒョクまで?彼は正当防衛では?」と

 メン先生が 怒って聞き返すと 隣でコン先生が

 「他の会社は ユン社長に遠慮してるのさ。

  あの2人の復帰は難しいだろうな。」と耳打ちした。

 すると校長が ギョンジンに言う。
 
 「あの2人には シ先生が面談をしてください。」

 「何を話すんです?」と ギョンジンがキツイ口調で言った。

 「こんなスキャンダルは 烙印となって付いて回る。

  芸能界復帰は ほぼ不可能だ。叶わぬ夢を見させるより

  早く、他の路に導くのが 我々の道理だ。」と校長が言った。

 すると「いいえ!それは職務放棄です。」ギョンジンが言い返した。

 「シヒョクもベクヒも まだ新人です。

  なのに、最後通告なんて・・・」そう言うギョンジンに

 校長が興奮して「ギョンジン!!」と怒鳴った。

 「先生なら助けないと。前を向いて走っていたのに

  悪い大人に押されて つまづいたのよ。

  再び立てるよう 手を貸すのが 私達の道理なのでは?」

 父親の校長に意見するギョンジンに ジンマンもオヒョクも

 自分たちが思っていることを言ってくれたと

 頼もしく思って 微笑んでいる。

 「最後通告も手助けだ。急に感傷的になるなんて

 シ先生らしくないぞ!」と 娘に言う校長に

 「私にお任せを!」と オヒョクが助け船を出した。

 「連中を 再起させてみせます!」オヒョクが堂々と宣言する。

 ジンマンが嬉しそうに見つめ、ギョンジンは嬉しくて泣きそうだ。

 「夢を断念するには 若すぎます!」コン先生も加勢した。

 「そうよ!私も助けます!」とユン先生。

 ジンマンは感動し過ぎて、言葉にならない (笑)

 校長は 残念で仕方がないといった感じで、手で顔を覆った。

 こうして キリン芸高の先生方は 校長をねじり伏せて

 グクとベクヒの夢を守り 2人の芸能界の再起に

 力を貸そうと誓い合った。 (それにしても職員数、少なすぎ!!笑)

 (で・・・私なら ここでベクヒをセクハラした社長を

  法的に訴えてやる!!のだが・・・やっぱり泣き寝入り??

  セクハラ裁判って 韓国でも躊躇するのかな??

  本当に可哀そうなベクヒだと 私は思うぞ!!)




 
 先生方が 自分たちのことをそんな風に話し合っていることなど

 何も知らないグクは 学食のテーブルに座って 

 サムドンにもらったKのペンダントを 両手で掲げて見つめていた。

 ”本当に 幸運をもたらすペンダントなのかな?”

 信じていなかったグクも 今回の父親とのこので

 幸運を呼ぶということを 信じる気持ちが芽生えたのでは??

 するとヘミがやって来て そのペンダントを取りあげ

 グクの正面に座って 「なぜあなたがこれを?」と

 サムドンにあげたペンダントを グクが持っているのを不思議がった。

 「サムドンがくれたんだ。」とグク。「サムドンが?」と驚くヘミ。

 「ああ。元気を出せと言ってな。」と グクに言われて

 「そうなんだ。」と ヘミはペンダントを触りながら言った。

 「どう?効果はありそう?」とヘミに言われ

 「さぁな。あるような ないような。」グクがそう言うと 携帯が鳴った。

 グクが電話に出ている間 ヘミはペンダントを触りながら 

 暇を持て余して 目の前にあった貯金箱とペンダントで遊んでいた。

 「お父さん。いいよ。どこで会おうか?人目のない場所?

  それなら いい場所がある。」グクはそう言いながら ヘミを見た。

 すると 遊んでいたヘミは うっかり、手が滑って 

 貯金箱の中に 大事なKのペンダントを落としてしまうのだ。

 「おい!!」グクが驚いて叫ぶ。慌ててヘミが 箱を逆さにして揺すっても 

 ペンダントは出て来なかった。 その時のグクの動揺する顔が 

 ペンダントの効用を信じていることが伺える。(笑)

 (この演出は 面白い。さて、これからどうなる?Kのペンダント!!)

 

 



 

 グクが父親と待ち合わせしたのは 遊園地だった。

 遊園地の観覧車の中で 2人は並んで座っていた。

 「人目がない所がここか?」と笑って父が言う。

 「ここで話せば 誰にも聞こえないよ。

  平日で人もいないし。」グクも笑って言った。

 「ユン社長は 酷いことをしたな。」父が 外の景色を眺めながら言った。

 「正直に話せなくて ごめんなさい。」グクが謝った。

 「それでいい。もし、詳細を聞いていたら

  私もお前の友達を 犠牲にしただろう。

  だが、お前のイメージは地に落ちたぞ。

  ヤクザ呼ばわりされただろう。」そう言う父に グクは言う。

 「それでも 分かってくれる人もたまにはいるよ。」

 それを聞いて 嬉しそうに父は言った。「4年あればいいか?」

 えっ?と驚くグクに「4年後には イメージも好転するか?」

 と父は言った。「4年後って・・・」グクは意味が分かって嬉しかった。

 「4年後の市長選挙に 再出馬する。その時 このざまでは困るぞ。
  
  意味が分かるな?」そう明るく言う父に グクも明るく

 「うん。絶対にがっかりさせないよ!」そう言うのだった。

 父は満足そに微笑むと 急に高い所が怖くなったのか グクに

 「向こうの席にへ座れ。重心がこっちに傾いてるようだ。」

 と怖々言った。グクは 悪戯っ子のように笑って

 「嫌だよ。隣がいいんだ。」と言って 父親から離れなかった。

 この幸せな親子を乗せた観覧車は ゆっくり回転しながら空へ近づいた。

 

 *****************************

 

 う~~~ん!!これで まだ半分かな・・・(T_T)


    この続きは しばら~くお待ちください。

           m(_ _)m

 


2011/09/19 22:32
テーマ:ドリームハイ カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

ドリームハイ☆第14話No.1

Photo
 

 事務所のプロの作曲家の作品を盗作して

 ショーケスに出場してしまったベクヒは

 盗作がバレて、事務所からも学校からも冷たい目で見られた。

 しかし、ベクヒを優しく見守ってくれるヘミと

 担任のギョンジンの励ましで、ベクヒは事務所の社長に

 盗作を謝り、これからは まっとうに頑張るので、

 お願いします!と頼むつもりで 社長室をノックしていた。

 一方、仕事が一段落し、久し振りにヘミを訪ねていたグクに

 父親の会社の室長から電話が入り 音楽事務所の社長が

 グクのPRに 父親を使おうとしていることを知る。

 そんなことは 絶対にやめてほしい!!と直訴するつもりで

 恋しいヘミと慌てて別れ、グクは事務所に戻り 社長室を訪ねた。

 そして社長室へ入って、グクが目撃したものは・・・

 ベクヒにセクハラで 襲いかかっていた社長の姿だった!!

 (映像では流れないが、多分、相当イヤラシイ状態だったハズ!笑)

 「ベクヒもお前も この世界から追放だぞ!!」

 そう叫ぶ社長を グクは容赦なく殴り倒した。

 ヘミの親友であり、自分のグループの一員である

 ベクヒを傷つけられた!!その怒りが グクを支配していた。

 部屋を飛び出し、廊下に逃げ出した社長に

 グクは何度も 拳を振り上げたのだった。

 そしてその姿を 廊下の監視カメラが捉えていたのだ。

 

 グクの騒動が発覚して、キリン芸高の職員室でも動揺が走った。

 「ニュース検索の1位から10位まで シヒョク一色だわ!」

 「2百億を横領した公務員より シヒョクは悪者なのか?」

 「公人とはいえ、辛いわねぇ。」

 職員室のPCを覗きこんで メン先生とコン先生が交互に嘆く。

 「注目される立場だから 仕方ないことよ。

  王冠の重みに耐えないと・・・。」ギョンジンがクールに言う。

 しかし「あの子たちは まだ子供だ。大人たちの世界を

 生きるのは 簡単じゃない。」そう言うのは オヒョクだった。

 「シヒョクの試練は 同年代が経験する試練以上に 過酷です!!」

 オヒョクは 心からグクのことを心配していた。





 
 サムドンの見事な出来の音感テストを見学した帰り、

 グクは サムドンからもらったKのペンダントを握りしめて

 校舎の2階の外の渡り廊下を ゆっくり歩いていた。

 サムドンが頑張っているのだから、自分も頑張るぞ!!

 そう思って、家に帰りかけた時だ。

 グクは 2階の踊り場にいる ヘミとベクヒを見かけた。

 ベクヒは下を向いて泣きながら ヘミに話をしている。

 「グクは 私を助けようとしたの。」

 ベクヒは ヘミにそう言った。驚くヘミに べクヒは言う。

 「証言したいのに、怖いの。2度と芸能界で生きていけなくなるもの。」

 そう泣くベクヒに ヘミは言った。

 「グクも あなたをかばって、黙っているのね。」

 そして、謎が解けたと思って 視線をあげると

 ヘミの瞳に映ったのは 渡り廊下のグクの姿だった。

 グクはヘミを 涙目で見つめていた。

 その視線をヘミは感じて、ベクヒを両手で抱き寄せた。

 ベクヒは 母親に甘える子供のように「どうしよう?彼を助けないと。」

 そう言って泣きながら ヘミにしがみついた。

 ヘミはそんなベクヒを 思いっきり強く抱きしめて

 「まだ何も話さないで。今のように 誰にも・・・」

 そうベクヒに ヘミは言い聞かすのだった。

 その様子をグクは見て、ヘミの優しさを自分にも重ねて

 微笑みながら 涙をこぼした。

 ああ・・・自分のしたことをヘミは理解してくれた・・・

 そうグクは安堵したのだろう。

 ヘミにだけは 実は真実を分かってもらいたかった・・・

 そんな思いのグクだったから・・・。

 ヘミはグクを見つめながら ベクヒにささやく。

 「きっとグクも それを望むわ。グクは 分かってくれる。」

 遠く離れながらも ヘミとグクは心が通じ合っていた。

 ”ベクヒを 私達で守ろう!”見つめ合いながら そう思った2人。

 「大丈夫よ。1日が過ぎれば、昨日のことだし・・・

  2日が過ぎれば、おとといのことよ。

  1年が過ぎれば 何があったか、みんな忘れるわ。」

 ヘミはベクヒを抱きながら、グクを想って、そう言った。

 ヘミの胸に顔を埋めるベクヒは ヘミの優しさに涙がこぼれた。

 そして、ヘミのメッセージを受け取ったグクも 泣いていた。






 グクは 心の中で”これでいいんだ。” そう思って、

 父には申し訳ないと思いながら 自分を励ました。

 そして、サムドンからもらったKのペンダントを強く握りしめ

 ”俺には ヘミもサムドンもついている!!

  自分を信じてくれる友がいる!!

  この苦難を 必ず乗り越えてみせる!!”

 グクは 泣きながら そう心に誓ったのだと思う。

 サムドンもグクも・・・大きな壁を乗り越えなければならない。

 神様が2人に「大人になる試練」を与えたかのようだった。

 そしてヘミも ベクヒを抱きながら 一回り成長したのだった。

 
 (ヘミという女の子は 一見、自分本位で我儘のようだが

  実は 母性愛の人一倍強い女性だと 私は思う。

  初めてグクに出会った時、両親から愛されず

  自分の誕生日も知らずに 

  施設に入れられてしまうグクに涙した少女は 後に

  幼い妹を守るために 借金を背負って夢を諦め、進路を変更した。

  そして、実の父から 養子と公言されたグクに同情して涙し

  耳の病気を持つサムドンを 心から心配し、力になろうと尽くす。

  そして今、ベクヒを守ろうとするヘミは

  本当は凄く優しい 母性の塊のような女性なのだ。)



 


 キリン芸高の校内で 広報を知らせるPCが

 ”EMGレコードが新人オーディションをする”

 というニュースを発表していた。

 「EMGが韓国で?」と、驚く学生たち。

 (どうやらEMGとは アメリカのレコード会社のようだ。)

 「Kポップの時代ね。」と アジョンが笑って言った。

 「俺も応募しようかな?ビョンセのような世界的な歌手になれる?」

 募集要項を手にして インソンが微笑んだのだが

 その要項の中身を良く読んで アジョンも他の生徒も驚く。

 「可能性を示すミュージックビデオを提出?

  それもオリジナル曲?」「作ってる時間ないよ。」

 「無理だ。」と言って 諦めて学生たちは去って行く。

 「英語字幕は必須で、3ヶ国語以上可能な者?

  応募するなって意味か??」とインソンも怒りだす。

 まだ募集要項を手にするアジョンに「受けるつもりか?」

 とインソンは聞くのだが、アジョンは

 「受賞経歴が足りなくて・・・」と言って 不満そうに

 インソンと去って行った。

 そう。そのEMGレコードの新人オーディションというのは

 コンクールで10回以上の入賞経験があること・・・など

 あり得ないくらい、高いハードルを提示していたのだ。

 



 そんな中、オヒョクは慌ててベクヒを探し回っていた。

 ギョンジンを見かけると「ベクヒを見てません?」と声をかける。

 「グクの暴行現場に ベクヒもいたそうです。」そう言うオヒョクに

 「ベクヒが?」ギョンジンは 驚くのだった。

 ベクヒは1人、暗い講堂の中 グランドピアノの前に座って

 ポロポロと指で鍵盤をつま弾きながら 悩んでいた。

 ヘミからは 誰にも言わずに黙ってて・・・と優しく言われたが

 大好きなグクが 自分のせいで悪者になっているのが

 やはり ベクヒは辛かったのだろう。

 そこへ オヒョクとギョンジンが2人揃ってやって来て

 「グクの事件で 警察から連絡があった。

  グクと一緒にいたんだろう?

  何があったか 知ってるな?」ベクヒに オヒョクが尋ねた。

 するとベクヒは”もうダメだ!”というように・・・崩れるのだった。

 目まいがして倒れそうになったベクヒを 2人の教師が支える。

 涙をいっぱいためて堪えるベクヒに ギョンジンは「話して。」

 優しい口調で ベクヒに問い質すのだった。

 「先生・・・。」ベクヒは 観念して ようやく思い口を開くのだった。

 そしてベクヒから 真実を聞かされた2人の教師は 全く違う反応をした。

 「やっぱりグクは ベクヒを守ろうとしたんだ!」

 グクの暴行の真相を知って、彼を信じていたオヒョクが叫んだ。

 「今すぐ警察に行って 濡れ衣を晴らしましょう!」

 そう言って 走って出て行きそうになるオヒョクを ギョンジンは止めた。

 「正当防衛だと どうやって証明するの?」と言うギョンジンに

 「ベクヒの証言がある。」とオヒョクは言った。しかし、ギョンジンは

 「ベクヒはどうなってもいいの?セクハラされたことを 

  自分で公表することになるのよ!マスコミは放っておかないわ!!
  
  結局、ベクヒがどんな目に遭ったか、世の中の知るところになるのよ。」

 涙を溜めて ギョンジンはオヒョクを説得する。

 しかし、グクが心配でならないオヒョクは 納得できない。

 「このまま グクの夢が壊れてもいいんですか?

  グクを犠牲にして ベクヒを救えと言うんですか?」

 大きな声を張り上げて オヒョクは言った。

 「グクなら 克服できるわ。でも・・・

  ベクヒにとっては 一生消えない傷よ!

  それが分かってるから グクも黙ってるんだわ。」

 オヒョクは これには言い返せない。ギョンジンは続ける。

 「これまでも こういう事件はあったわ。

  その時 世間は被害者を守ってくれた?

  むしろ血祭りにするわ。A嬢 B嬢と伏字にしながら

  好奇の目にさらすのよ!それだけは 私が許さない!!

  ベクヒを守ります!!」ギョンジンは 必死だった。

 大きな目から 涙がこぼれそうだ。

 そのやりとりを 講堂の片隅で小さくなってベクヒは聞いていた。

 ギョンジンの気持ちが 嬉しくて・・・でも

 グクには申し訳なくて、ベクヒは涙が止まらなかった。


 

 しかし、グクは ヘミに真相を理解してもらったことで

 晴々した気持ちで、すっかり立ち直っていた。(笑)

 昨日まで あれだけ食欲がなくて 落ち込んでいたのに

 その日の夕食は ご飯を底なし沼のような胃袋に 

 グクは バクバクと詰め込んで「おかわり!!」
  
 とキリなく食べている。

 そんなグクを見て 魔女を筆頭に

 食卓を共にするヘミやサムドン、ヘソンは呆れかえった。(笑)

 「そのお腹は底なしなの?よく入るわね。」とヘソン。

 「驚くな!もっと入るから!!」と グクが笑った。

 サムドンが 急に元気になったグクを不思議がって

 箸を止めていると グクが「いらないのか?」と言って

 サムドンの茶碗のご飯を奪おうとする。すると、サムドンは

 グクの伸ばした箸を 自分の箸で叩いて止めた。(笑)

 「まだ食べるよ。」「くれよ!」とやり合う2人。

(まるでお箸でチャンバラをしてるよう!面白い演出だ!)

 グクがサムドンの箸を潜り抜けて 茶碗に手が伸びた時

 「ケンカしないで!」と 魔女が特大の山盛りご飯を 

 グクの目に前に置いた。嬉しそうなグクは「ありがとう!」

 そう言って また黙々とご飯を食べ始める。

 その横で 魔女がグクに聞く。

 「明日 お父さんとユン社長の病室に 謝りに行くんですって?」

 「はい。悪いことをしたから 謝らないと。」

 グクは下を向いて そう答えた。それでもサッパリした表情だ。

 「お父さんの選挙のためでは?」と 興味深々の記者の魔女。

 ヘミは呆れて「お姉さん!!また取材??」と 冷たい眼差しで

 大人げない魔女をたしなめた。魔女は「心配してるだけよ!」

 と声を荒げて 誤魔化す。そこへオヒョクが帰宅して部屋にやって来る。

 「ご飯は?」と魔女が 弟に尋ねるのだが、そのオヒョクは答えず

 まっすぐグクのところへやって来て グクの両肩に手を置いて

 黙ってグクを見つめて 彼の頭を撫でるのだった。

 急に頭を撫でられて 驚くグクは

 「せっかく セットしたのに!」と オヒョクに文句を言った。

 ヘミはオヒョクをじっと見つめる。

 この時、ヘミはオヒョクの心の内が、分かったのかもしれない。

 グクの事件の真相を オヒョクは知ったのだ・・・と。

 オヒョクは「分かった。」と言いながら

 グクの肩を ポンポンと優しく叩くのだった。

 まるで父親が息子を”よしよし”するように・・・。

 グクの事件の真相を知らず グクのこれからのことが

 心配なサムドンは 横で黙って暗い顔をしている。





 翌日。グクは父と社長を訪ねるために スーツに着替え

 洋服ダンスからマフラーを取り出して、首にかけながら

 机の上に置いてある 用紙に目をやって

 「何だ これ?」とサムドンに尋ねた。

 サムドンはベッドの上に腰かけながら 耳の薬を飲んでいた。

 粉薬を マグカップの水で流し込んでから

 「EMGのオーディションの書類だ。」とサムドンが言った。

 するとグクは「もう持ってる。」と サムドンに言う。

 サムドンは目を丸くして驚いた。(この顔、可愛い!!笑)

 そしてグクは 自分の書類を取りだして、サムドンに見せた。

 サムドンは笑いながら「心配して損した。」と言うのだった。

 「俺のことが心配か?」と 笑いながらグクが聞く。

 サムドンは飲んでいた水にむせながら、「違う!」と言った。

 それでも 嬉しそうに笑うグクに「笑うな!」とサムドン。

 グクは 心から嬉しかったのだ。自分を立ち直らせようと

 色々考えてくれるサムドンが・・・。

 グクとサムドンは 恋のライバルでありながらも

 男同士の友情で しっかり結ばれたいたのだ。






 マフラーを巻いた黒いスーツ姿のグクが 部屋を出て

 階段を上がって来たヘミと 2階の踊り場で出会った。

 「お父さんが 外で待ってるわ。」とヘミが言った。

 「ああ。どうだ?優等生に見えるか?眼鏡でもかけるか?」

 グクがおどけて言う。「少し大人びて見える。」とヘミが言い

 「行って来る。」と グクが下に降りようとすると

 ヘミが「ごめん。」と謝った。「ベクヒの代わりに犠牲になって。

 私があなたの味方をすべきなのに・・・出来ないの。ごめん!」

 心から謝るヘミに グクは「悪いと思うなら・・・」

 そう言って、ヘミの右手を自分の肩に乗せて ポンと叩いて

 「こうやって元気づけてくれ。」と言うのだった。

 ヘミは 言われるままに、グクの肩を優しく叩きながら

 「元気出して。」と可愛く言った。

 グクは嬉しくて「ああ。」と微笑んで 下へ降りて行った。

 階段を降りるグクを ヘミは心配そうに見つめる。

 これからグクはどうなるのか・・・やはり不安の方が大きかった。

 すると こっそりヘミの傍にやって来たサムドンが 

 「ジェントルマンです。」と、ヘミの耳元でささやく。

 ヘミが驚いて サムドンを見つめると サムドンは

 「4文字で訳すと?」と質問する。「えっ??」とヘミ。

 「”申師任堂(シンサイムダン)”」とサムドン。

 「何それ?」とヘミ。するとサムドンは とぼけた顔で(笑)

 「”ジェントルマン”は”シンサ”。”です”が”イムダン”

  だから”申師任堂(シンサイムダン)”」とサムドン。

 ソン・サムドンをシンサイムダンにかけた ダジャレを

 必死で ヘミに解説するのだった。(爆)

 「おかしくないか?」ヘミに言いながら 自分で笑うサムドン。

 しかし、ヘミは「今は笑えない。」と 冷めた口調でサムドンに言う。

 するとサムドンは ヘミの頬を両手でつねって 口を持ち上げ

 無理矢理に 笑った口にして「笑うんだ。」と言った。

 そして 手を放して「大人になると 笑うことが少なくなる。

 だから今、無理してでも 笑っておけ。グクのように。」

 とサムドンは、まるで自分が先に大人になったような口ぶりで言った。

 それでも 優しくヘミの瞳を覗きこんで話すサムドンに

 ヘミは嬉しくて「うん。・・・戻ったのね。昔のサムドンに。」と言う。
 
 するとサムドンは ヘミから視線を外して 

 「昔のサムドンか・・・どうかな。」と考えながら

 ヘミを振りかえらずに 階段を下りて行くのだった。

 1人残されたヘミは ガッカリして、少し寂しそうな顔をした。

 ヘミは 昔の自分に優しいサムドンに戻って欲しかったのだろう。


 

 オヒョクの家の門の前で グクの父親がグクを待っていた。

 オヒョクが先に門まで出て来て「シヒョクは すぐに来ます。」

 そう父親に告げた。「ありがとうございます。」と父は挨拶した。

 オヒョクは 少し考えてから言った。

 「お父様。シヒョクが弁解をしないのには 理由があるからです。」

 すると グクの父は「先生は 何かご存じですか?」と聞く。

 しかし オヒョクは言う。

 「私が知っているのは シヒョクの人柄です。

  彼が口をつぐむのは 何かを守るためです。それも 必死に!

  だからお父様も シヒョクを守ってください!」

 オヒョクはグクの父に 心からグクのことを頼むのだった。

 そこへグクが 門までやって来て、父親に向かって

 深く頭を下げて挨拶するのだった。そしてオヒョクに

 「行って来ます。」と言う 優等生のグク。

 そんなグクの肩を優しく ”頑張れよ”とオヒョクは叩く。

 選挙を間近に控えた父は グクに向かって

 「とにかく頭を下げるんだ。全面的に非を認めろ!」と言った。

 「はい。」と素直にグクは返事をして 父親と一緒に

 車に乗り込む。オヒョクは心配そうに グクを見送るのだった。


 


<前 [1] ... [61] [62] [63] [64] [65] [66] [67] [68] [69] [70] ... [167] 次>

TODAY 367
TOTAL 6961908
カレンダー

2024年9月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
スポンサードサーチ
ブロコリblog