2009/11/10 08:47
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

やっぱり愛しい!!・・・そして一言!

Photo


 昨夜。早く寝なくちゃって思いながらも・・・

 見ちゃった~!!タムドク(*^_^*)


 だってね・・・大好きな”雨に流された絆”だったんだもん♪

 

 私が以前公式の 【太王四神記】の解説スレッドに書いた

 超長文の一部から(笑)

 昨日の大好きな場面を抜粋しました。

 




 その晩、

 タムドクはキハに伝えた待ち合わせ場所に スジニと二人でいた。

 スジニがタムドクのことが心配で一緒についてきて、

 少し離れてタムドクを見ていたのだった。

 タムドクは暗い気持ちでキハを待っていた。

 これは何かの間違いに違いない・・・。

 しかし、あの女戦士もカクダンも嘘をついている様子ではなかった。

 キハに会いたい。会ってキハの口から真実を確かめたかった。

 しばらくすると遠くから馬の蹄の音がする。

 一瞬キハが来たと思って嬉しそうな顔をするタムドク。

 しかし、かなり複数の馬の蹄の音が聞こえてくる。

 そして弓矢がタムドクの目の前をかすめた。

 驚くタムドク。音のする方向へ走ってみると 

 そこに現れた火天会の刺客軍団。

 キハは火天会につけられていたのだ。

 スジニがヨン家にもぐり込んだ時から

 キハとタムドクが連絡を取ったと読んだ大長老は 

 サリャンと共に刺客を送り込んで タムドクを殺害しようと企んだ。

 嫌、タムドクにそう思わせることで キハとの中を裂こうとした。

 殺しても殺せなくてもよかったのだ。

 タムドクがキハを敵だと思ってくれればそれでよかった。

 火天会がキハに先回りして現れたのだった。

 タムドクはキハが待ち合わせ場所を教えたと思った。

 そして怒りにまかせて タムドクは刺客達をめった切りにするのだった。

 スジニも得意の弓矢で応戦する。

 刺客の大軍は二人にバタバタ倒されていった。

 タムドクを守りたい一心で 必死に戦うスジニは強かった。

 そして それ以上に怒りに燃えたタムドクは凄まじく強かった。

 体中から殺気立っていた。


 キハが遅れて待ち合わせ場所に到着すると 

 またまた別の刺客達が現れた。

 心底驚くキハ。

 火天会がこの場所にやってこようなどとは思いもしなかったキハ。
 
 キハが馬を降りてタムドクの元へ走ろうとすると 

 サリャンが止めに入った。

 それと同時に・・・強い雨が降り出した。





 雨の中キハが見たものは 冷たい眼差しのタムドクだった。
 
 今まで見たことのないタムドクの姿だった。

 それは怒りと殺気に満ちたタムドク。

 刺客を切りつけながら 瞳はキハに向けるタムドク。

 タムドクは「お前なのか?お前が本当に父上を殺したのか?」

 そう瞳で聞いていたのだ。

 「違うなら違うと言ってくれ!」・・・心の中で叫んでいたのに・・・。

 キハはただ立ち尽くすだけだった。

 あまりのタムドクの変貌に、ただ涙を流すことしかできないキハ。

 そんなキハを見てタムドクが雨の中切っていたのは、

 刺客ではなく・・・キハとの絆だったのか・・・。


 そして タムドクのために必死で戦うスジニは、

 あまりの数の刺客に力尽きてしまう。

 それを見たタムドクは スジニを襲った刺客も

 すべて始末して スジニの元へ駆け寄る。

 キハの顔を一瞬見るのだが 

 タムドクは傷ついたスジニを抱えてキハから去っていくのだった。


 言葉もなく立ち尽くすキハ。

 自分に向けたタムドクの冷たい顔が悲しくて、

 去って行ってしまうタムドクが悲しくて 

 キハは雨の中いつまでも立ち尽くすのだった。





 昨日の9話、10話で キハとタムドクが運命に引き裂かれていく。

 涙なくしては見られない・・・。

 でも、これがきっかけで タムドクはようやくチュシン王として

 目覚めていくのですね。

 
 実は 我が実家も見てるんです。タムドク(*^_^*)

 昨日の夕方 久し振りに電話して感想を聞いてみました。

 父親の第一声。

 「おお!!凄いな あのセット!!」でした(;一_一)

 そしてヨンジュンのことは 一国の王としては顔立ちが優しすぎる。

 軟弱過ぎる・・・などと私に「殴るよ~!」と言われた発言。

 (えへへ・・私口が悪くて、親にもそんなこと言ってしまうの。

  でも決して 今まで殴ったことはないのでご理解ください!笑)

 ・・・でも、まだチュシン王に目覚めてない王子の演技だもんね。

 だから、昨日の回を見あたら 見直すんじゃないでしょうか?

 ヨンジュンの鋭い視線の演技!!

 これから 王として目覚めて行くヨンジュンの演技に

 我が両親も「ホゲが凛々しくていい。」などという発言は

 もうしなくなるのではないかしらん(*^_^*)

 ああ・・・早速 今日また電話しようっと~♪





 

 それから 昨夜初めて知って驚いた

 岩山漆芸美術館閉館のニュース!!

 まだ 閉館ではなく、休館の可能性もあるんですよね。

 私は もっと漆協会(ないのかな?)とか

 伝統工芸を守る会(これもないのかな?)とかが協力して

 漆工芸文化に力を注いでくださっている全先生を支援して

 県や国に補助金申請をしていただければと思います。

 公式のレスでも書いたけど・・・

 だいたい美術館のような大きな器を 

 個人の資金や個人の援助で運営していくことは

 所詮無理なのではないでしょうか?

 文化遺産、芸術遺産を守るためには地方や国の援助が

 必ず必要になってくると思います。

 全先生は 韓国人でありながら日本の岩手で「漆」という工芸美術を

 世界に広めようとしてくださっている尊い先生です。

 その素晴らしい意思を私達日本人が支えなくてどうするんですか?



 


2009/11/07 11:15
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

ひょうきんな「美しいものたち」

Photo




 今日は アニメ冬ソナの初回放送は見れません。

 
 なぜか・・・だって・・・

 スカパーCMメイキング映像を録画し忘れてて

 同じ時間帯に再放送があるから

 そちらを優先して録画しようと思うので

 アニソナは 晩の9時の再放送を録画します。





 そしてお昼12時30分から!!

 スカパー!HD ペ・ヨンジュン独占インタビュー

 「美しいものたちへ」が放送されます。

 この内容をできれば 最初に紹介したいので

 アニソナの解説は かなり遅くなりそうです。

 ご了承ください<(_ _)>




 
 今日は 夫が家でゴロゴロしてそうな気配。

 午後には 夫の買い物に付き合う約束もあって

 インタビューの内容も 

 今日中にUPできるかは疑問です・・・あしからず!!







 それにしても・・・

 CMメイキングのヨンジュンって物凄くおちゃめ!!

 



 真愛勇駿さんから見つけた画像を加工して

 ここで先に ご紹介します。

 このひょうきんヨンジュン・・・もう知ってた??(笑)



 



         ★追記


 PM:2:00

 今、インタビュー「美しいものたちへ」見終わりました。

 素晴らしい中身でした(*^_^*)

 宮本さん、いい仕事してます!!

 感動の内容のご紹介は またあとで・・・

 


2009/11/06 10:18
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

あなたの笑顔は最高です!!

Photo


 ご心配おかけしてしまいましたが

 インフルエンザではなかったようです(*^_^*)


 実は 発熱!!と騒いでいましたが・・・

 37.5度の微熱だったの(笑)エヘヘ。

 それでも 普段35度代の低体温の歌姫にはしんどかった!

 
 昨日・・・朝は熱がなかったと思うんだけど

 やっぱり”今日は買いもにも行かず家にいよう”

 そう思うほど元気が湧かなくて ダラダラしていた歌姫。

 で、早朝お弁当を作って夫を送り出してから

 本当にダラダラ・・・していたのです(笑)

 でも 歌姫のダラダラは ちょっと違うよ~






 庭掃除した後、部屋の掃除が残っていたのを無視して

【韓国の美をたどる旅】に中の 歌姫が感動した文章に

 実は ラインマーカーを引っ張っていた(爆)

 そう!!あのヨンジュンの大事な初版本に!!(@_@;)

 ・・・(;一_一) 石を投げないでください・・・( ..)


 だってね・・・実はすでにボロボロになっちゃったから

 この際、好きなところを何度でも読めるように・・・

 しっかりあちこち 歌姫が名文!!と思う箇所に

 ラインマーカーで・・・ビ~ビ~と印をつけてしまいました!


 ・・・ヨンジュン、ごめんなさい!!(>_<)

 
 でも真新しいハナヨは ブロコリさんから届いてるし・・・

 韓国版もしっかりb○iで買って持ってるし・・・

 いいよね??汚しちゃったけど・・・いいよね?

 ヨンジュン・・・事後承諾お願いします(*^_^*)


 
 だってね・・・これは歌姫の教科書にしようと思ってるから。

 ヨンジュンの「文化」に対する想いを知る教科書。

 私はそう思って、少しでも彼に近づきたくて勉強したいの。



 

 

 しか~し!!お昼前に メールがあって・・・

 東京ドームでお会いした女社長さんから連絡があった。

 ”今、社用で高松に来ています。

 あなたを思い出してメールしましたが

 あなたも忙しいでしょうし、社用なので失礼いたします。”

 という内容だった。ええっ??高松に来てる??

 歌姫は 外出する気力はなかったので・・・

 家に来てくれるのなら と思ってメールを送り

 それから 必死で部屋の掃除を始めたのだった。

 だって・・・いつも掃除した後の様子を写真に撮ってる。

 掃除前は 結構散らかってるのよ・・・実は・・・(>_<)

 夕方のレッスンまでに片付ければいいや・・・って

 本当は 物凄くズボラな歌姫なの(笑)

 で、ガ~ガ~掃除機かけて「いつでもいらっしゃい!」

 の状態になったと思ったら 本人からお電話があって

 まだ社用が済まなくて 何時になるかわからないので

 今回は 顔も見ずに帰ります。お騒がせしました・・・という。

 ええっ??なぁんだぁ・・・(;一_一)

 ヨンジュンの話で盛り上がれば 元気になりそうだったのに・・・。

 





 

 そしてまたダラダラとPCの前に座り・・・公式掲示板を覗いて 

 ヨンジュンの健康回復のニュースを知った!!


    まぁ嬉しい!!!


 で、TVをつければ ちょうどワイドショーで

 元気なヨンジュンを この目で見ることができたのです。

 ちょっとふっくらして 可愛い笑顔で・・・

 もう 本当に嬉しかった~~~~(^O^)/


 そしたら・・・気がドッと抜けて・・・

 微熱が出てしまったという次第(;一_一)


 昨夜は ウォーキングも当然サボって

 しっかり薬を飲んで 早めに寝たら治っちゃった~!!

 まだ喉は 少し痛いですが・・・歌姫は不死身です(爆)


 日刊スポーツが買えなくて 記事が読めなかったのは

 凄く悲しかったけど・・・真愛勇駿さんで小さい字だったけど

 なんとか少し読めたし・・・(*^^)v

 写真も入手できて満足です(^-^)




 

                  この笑顔・・・最高だよね~!!


 ヨンジュン、

  元気になって おめでとう~(^O^)/


 そして明日のインタビューの模様・・・

 またここで 中身を紹介できるかもしれません。

 アニソナの記事は かなり遅くなりますが・・・

 きっと ヨンジュンのインタビューのほうが

 みんな関心が高いと思うので・・・

 書き写してみたいと思っています。

 
 ただ・・・今週末は夫が家にいるので・・・

 なかなかPCに向かえないかもしれませんが

 頑張ってみます(*^_^*)お楽しみに!!

 

 


 あなたの笑顔は 最高の宝物です!!

 

 

 


2009/11/05 16:24
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

元気な姿・・・見ましたぁ!!

Photo






 今日は 少々風邪ぽくて・・・庭掃除をしただけ。

 喉が痛むので 1歩も家の敷地から出ていない。

 午後になって 少し熱っぽくなってきてしまった!!

 夕方 これから生徒のレッスンもあるというのに!!

 これで 高熱が出たらインフルエンザ??

 嫌だな~~~~!! 

 もしインフルエンザで・・・

 生徒にもうつしてしまったら・・・どうしよう(T_T)






 

 まぁ 多分、今日は夜更かししないで

 タムドクは録画して観れば すぐ治るような気もする(笑)

 寝不足がいけないのよね・・・きっと・・。

 

 ヨンジュンが元気になったと聞いた途端・・・

 気が抜けちゃったのかも(笑)

 ああ・・・良かったね!!

 100%じゃないにしろ・・・きっと99%は治ってる!!

 そう信じよう(*^_^*)

 



 
 あのね お昼に公式掲示板で 最新ニュースを読んだ後

 午後のワイドショーで ヨンジュンのインタビューの姿が観れたの!!

 宮本さんと話してる姿が 少しだけ映ったの(^-^)

 髪の毛に少しパーマがかかって 可愛くて・・・

 元気に宮本さんと 笑顔で話してた。

 もう嬉しかった~(^O^)/

 ああ良かった!!ヨンジュンが元気そうだぁ・・・

 そう思ったら 気が抜けたのか・・・熱が出てきた(笑)

 ダメじゃん!!(>_<)


 皆さまも お気をつけあそばせね~(^O^)/

 





     《追記》

サンスポから・・・

ヨン様復帰!スカパー!で独占インタビュー
2009.11.5 05:02

韓流スター、ペ・ヨンジュン(37)が
スカパー!の独占ロングインタビュー番組「美しいものたちへ」
(7日後0・30)に出演することが4日、分かった。

イベントで来日中の10月2日に、
体調不良で緊急帰国してから初めて、
日本のファンの前に登場するヨン様は
「2度と家族のみなさまに心配をかけないよう健康に気をつけます」
と笑顔でメッセージ。声優に初挑戦した同局で放送中の
アニメ「冬のソナタ」(土曜正午)について、
「季節も冬に向かうので温かく切ない感情がより心にしみると思います」
とPRした。


2009/11/05 01:00
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

あれほど言ったでしょ!!(最新ニュース★追記)

Photo


 

 昨日は 息子達のお習字の先生でもあり

 友人でもある方と 半年ぶりに会ってランチを食べた。

 ご近所にいながら お習字の生徒さんを 

 大勢抱えて忙しいその友人とは

 歌姫も いつもバタバタしているので

 スケジュールがなかなか合わず

 すれ違いで 会えなかったのだった。

 彼女は歌姫よりも4歳年上。

 しかしながら 息子さんの結婚もお孫さんの誕生も

 歌姫のほうが 先輩なのだった(笑)

 




   

 
 ランチをしたのは いつもお料理教室でお邪魔する

 フランス料理店。今年15周年記念ということで

 この2週間ほど 感謝デーとして

 フルコースのランチが割安で食べられるとあって

 歌姫が誘って、お喋りしながら食事を楽しんだ。


 特にデザートが食べ放題で・・・

 お店の方が 私のプレートに山ほど乗せてくれて

 物凄く高カロリーな食事を お昼から食べてしまった(>_<)

 こんなんで ダイエットはいつになったら出来るのか?

 ああ・・・毎日1時間歩いても おいつかない(;一_一)




              ★背景の紅葉は pansysさんのフォトをお借りしています






 そうそう・・・その友人が迎えに来てくれて

 彼女の車で 一緒に出かけたのだが・・・

 さぁ 出かけよう!!という時に 実家から電話があった。

 

 父親からだったのだが・・・内容が

 【太王四神記】を録画して観ることにして

 第3、4話を翌朝 母と一緒に観たらしいのだが

 肝心の第1、2話を 録画に失敗してしまったというのだ。

 それで私に 第1話と2話の内容を かいつまんで話してくれ!

 という電話だった・・・(;一_一)

 

 だ・か・ら・あれほど言っておいたのに!!

 この物語は 最初の部分を見ていないと 

 全く意味が分からないんだって!!!

 その時 急いでいたのでこんな時に・・・と腹が立って

 「もう!!あれほど言ったでしょ~!!」

 父をなじってしまった・・・(;一_一)

 




 そう言えば 父は機械オンチだった。

        ・・・その血を歌姫も引いている(笑)

 私に言われて しっかり録画したつもりが 失敗してしまったのだ。

 わざとではないから そんなに怒らなくても良かったのに・・・(´-`)

 ああ・・・ヨンジュンのこととなると ダメな親不幸な娘だわ(笑)

 

 「今、出かけるところだから 私の公式にUPした解説を帰宅したら

 PCで送るから それを読んでちょうだい。」と言って電話を切った。

 「おおそうしてくれ!!待ってるぞ!!」と父。・・・あれ??

 もしかして【太王四神記】にハマってる??(笑)

 

 帰宅後 電話すると母が出た。

 母は最近まで【大祚栄:テジョヨン】にハマっていた(笑)

 歌姫が 「最初を観てなかったら分からなかったでしょ?」

 と聞けば 母は「大丈夫!大雑把には分かったわよ。

 だいたい従兄同士で 王の座を争う物語でしょ?」と言いきった。

 ・・・まぁ、そうなんだけどぉ・・・(;一_一)それだけじゃない!

 


 さぁ・・・歌姫の解説を読んで 両親が今後

 ドップリ【太王四神記】にハマってくれることを願っている(*^_^*)

 そして・・・ヨンジュンの魅力も

 両親がしっかり納得してくれたら いうことなし!!

 おほほ・・・ヨンジュン宣伝部長(?)の歌姫 

                   頑張りました~(^O^)/




 





 ああ・・・今日も 素敵なタムドクでした~~~❤

 



 

            《追記》

 公式で 雪の○ンニさんが韓国の最新ニュースを

 翻訳してお知らせしてくださいました(*^_^*)

 

 ペ・ヨンジュンの所属社、BOFの関係者は、

 5日、マネートゥデイ スターニュースとの電話で

 「敗血症が完治しているところだ。 ”完治”と断定するには、

 まだだが、ことは難しいが、普段通りの活動も、最大限、

 無理なく進行しているところだ。」と明らかにした。

 また、「コンディションの管理も自らしており、運動も頑張っている。」

 として「'冬のソナタ'アニメーションの録音作業にも熱心に取り組んでいる。」 と、ペ・ヨンジュンの近況を伝えた。

         (スターニュース 11月5日 7:39)要約


 ある関係者は「今年は特別に予定されているスケジュールはない。

 健康を中心に考えて、休息を取ることになるだろう。」と伝えた。

         (ニュースエン 11月5日 7:32)要約

 


 バンザ~イ(^O^)/  きっとこれで お正月明けにでも・・・

 公式の公知で もう完全に健康に心配はありません!!って

 お知らせがあるんじゃないかしら(^-^)

 本当に 今年はもう忙しくしないで しっかり休んで

 来年から また新しい「俳優」のお仕事に向けて

 頑張っていただきましょう!! 

   ヨンジュン 応援してるよ~(^O^)/

 


 



 


2009/11/04 02:17
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

青年タムドク登場!!

Photo


  今宵は 見事な十五夜の月夜だった。

 ヨンジュンも ソウルの空で見ているのだろうか?

 夫と1時間 満月の中を歩きながら

 私は ヨンジュンの健康を満月に祈りながら歩いていた。

 


 そして 今日も大好きな【太王四神記】

 やっぱり見てしまった(*^_^*)




 

 第3話の 途中でお風呂に入って・・・

 しっかり第4話 青年タムドクに変身のところから(笑)


 キハと一緒に馬を走らせているタムドクが

 少年から青年へと変わる・・・あのシーンはいつ見ても素晴らしい。

 本当に 見事なヨンジュンタムドクの登場を キム監督は美しく演出した。





 

 そして青年タムドクが初登場で 真っ先に出会うのは

 少女から成長した スジニだった。

 男だけの村で育った 少年のようなスジニ。

 美しくしとやかなキハに恋しているタムドクなのに

 なぜか気になって スジニを追いかけた。

 どうしてスジニだったのか・・・。

 スジニを見ていると 心から笑えたのではないかしら・・・。

 

 

 国内城の離宮に戻ったタムドクが 傍にいてほしいのに

 去ってしまうキハに向かって つぶやくセリフ。

 「誰も笑ってくれない・・・。

  宮殿には 僕と一緒に笑ってくれる人がいない。」






 タムドクが スジニに興味を持ったのは

 スジニの明るい笑顔だったのだろう。

 少年のような格好で 言葉も仕草も乱暴なスジニ。

 なんて女・・・と思いながらも

 キハにはない スジニの明るさに

 タムドクは 無意識に惹かれていったに違いない。





 

 ホゲが出場するキョック大会の開会式で

 神官たちが舞う中で 一際美しいキハがタムドクを微笑ませる。

 タムドクが キハに恋した理由は キハの美貌?

 キハの聡明さに加え 美しい容姿が好きだったんじゃないかな。

 そんなことをふと思ってしまった 今晩のテサギでした。

 



 

 もう日付が変わって 今日は

 久しぶりに息子の小学校時代からの近所の友達と

 お料理教室のフランス料理の店の15周年記念で

 特別ランチ2500円を食べに行く(*^^)v

 あは・・・なかなかダイエットができない食欲の秋です!

 

 
 
 

 

 

 


 


2009/11/03 01:38
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

久々にお会いして・・・❤

Photo


  見てしまった・・・。大好きな【太王四神記】


 疲れていたから 録画して翌日にしようかとも思っていたのだが

 今日は夫が休みで HDが見れるTVのチャンネル権は夫にあるから

 どうせ見れないので・・・頑張って夜中に起きて見てしまった。

 

 ああ・・・やっぱり 好きだ~~~~!!

 演技してるヨンジュンが やっぱり私は一番好きだ

 

 そして・・・ファヌンのヨンジュンも・・・

 久しぶりに見たせいか 本当にファヌンが素敵に見えてしまった(笑)

 





 

 カジンが恋い焦がれたファヌン。分かる気がした。

 カジンがセオに嫉妬した気持ちも 今日は理解できてしまった。

 「この世で手に入らないのなら 来世で叶える」・・・

 カジンは そう覚悟してセオの子供を奪って 

 ファヌンに逢おうとしたんだね。

 ファヌンの大事な宝物であるセオとの子供を

 自分が奪われた火の力と引き換えに・・・

 それが出来ないのなら カジンはやはり死ぬ覚悟だったんだ・・・。


 
 今回 字幕も新しくなっていたのだろうか?

 なんだか目から鱗だった歌姫です。

 私が書いた公式の【太王四神記】のスレも

 書き直したいくらい 今回の放送は 新しく感じた。


 
 そして ファヌンが人間のセオに天の力を与えて

 神に召しあげたことに 私は違和感があったのだが

 今回は素直に セオを愛したファヌンの気持ちも理解できた。







 
 ファヌンとセオの二人のシーンに

 胸がキュンとなってしまった。ああ やはり素敵なカップルだった。

 そして ファヌンがセオを 涙の中で射抜く時

 また・・・とめどなく泣けてしまった。

 


 最初から 悲しい運命だったんだ。



 
 いずれ生まれ変わり 悲しい恋を経験する3人。




 前世でも・・・悲しい運命だったんだ・・・。


 





 

 

    《許して》


   たとえ私のものに ならなくとも 

   触れることさえ 叶わなくとも

   凍える心を隠し 吐息をついて忍びます


   どこにいるのか 元気でいるのか

   あなたのことを 気にかける日々


   月光が涙を照らす 切ない夜には

   あなたを想い 眠れぬ夜を過ごします


   生まれ変わった世で

   天のお許しが あることを願います

 


   叶わなかった 

   私たちの この愛を

 

   あなたの隣にいなくとも

   あなたの後ろにいます


   小さな幸せさえ 与えられぬ私を

   どうか遠ざけて  

    
   一歩でも二歩でも 私より前を

   先を行ってください

 

   私の両手が 私の両足が

   あなたの行く手を 阻まぬように


   生まれ変わった世で

  天のお許しが あることを願います

 

   叶わなかった 

   私たちの この愛を


   空よ この愛を隠してください


   風よ この痛みをさらってください


  どうか あなたが

  この涙に気づかないように

 そう願います

 




 

 

 

 

 

 

 

 

 


2009/11/02 18:39
テーマ:アニソナ カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

アニメ☆冬のソナタ☆第3話(後半)

Photo

 今日は 木枯らしが吹き荒れています(>_<)

 朝から クリスマスコンサートの練習で我が家にメンバーが大集合。

 お昼も 歌姫が適当に作って食べさせて(笑)

 残ったメンバーでお喋りしてたので

 なかなか続きが書けませんでした( ..)

 それでも 頑張ってやっと仕上がりましたので(笑)

 どうぞ続きをお楽しみください。 


 

 
  
 ユジンがレコードに針を落とす。それはチュンサンが持参した古いレコードだった。

 そのジャケットに写るのは ピアニストの若いカン・ミヒの姿。

 ユジンとチュンサン二人きりの放送室に 流れる出すミヒが奏でるピアノのメロディー。 

 「これ あなたが弾いてた曲でしょ?曲目は えっと・・・そうだ”初めて”!」

 チュンサンは ユジンの声が聞こえていないかのように 

 ずっとミヒのジャケットを見つめている。

 「”初めて”・・・初めて・・・。」ユジンが小声で呟いていると

 チュンサンが急に ユジンを見て「あげようか?」と優しく言った。

 「ううん。あなたに弾いてもらうほうがいい。」そう即答するユジン。正直だ(笑)
 
 でも 思わず口に出てしまった本心に 顔を赤らめて目を逸らすユジン。

 そんな可愛いユジンに 優しい声で「土曜日に 映画に行かない?」とチュンサンが言う。

 ユジンは チュンサンの顔を見て 嬉しそうに微笑む。

 「こんなこと言うの 僕、初めてだ。」そう言うチュンサンの頬も真っ赤になっていた。

 ミヒの奏でる”初めて”が流れる中、二人が頬を赤らめて見つめあう放送室を 

 画面は引いて映し出す。そして 今度はミヒのCDジャケットに画面が切り替わる。

 ジャケットの写真は チュンサンが持っていたレコードと同じ。

 大学の研究室の窓辺で 大学の景色をボ~と眺めながら

 キム・ジヌは ミヒの”初めて”を聞いていた。

 途中で眼鏡を外し、何を思っているのか・・・

 窓に映る景色も彼には目に入らないようだった。

 



 場面は 高校の美術室。 ここは実写版にはなかったシーン。

 キャンバスに画用紙を立て掛け 生徒はみんな黙々とデッサンを描いている。

 「自画像は 顔を描くだけじゃないのよ。さっき言ったとおり

  自分だけに見える 自分の内面を対象を通して描き出すの。」

 先生が教壇から言う言葉を聞きながら サンヒョクは父親の顔を描いている。

 と、そこへヨングクが サンヒョクめがけ 折りたたんだメモを投げつけた。

 ジンスクはといえば ヨングクの姿を赤い顔をして描いていた。そして彼女にも

 今度は サンヒョがそのメモを ジンスクに投げる。メモを開けば

 ”キャンプは土曜日”と書かれてあった。振り返れば「回して!」とサンヒョクが合図する。

 少し離れたチェリンに渡すために ジンスクはメモを紙飛行機にして飛ばした。

 しっかりチェリンの頭に当たり 怒ったようにチェリンはその紙飛行機を拾い上げた。

 メモに目をやりチュンサンを見るが チュンサンの様子を見て、

 チェリンはメモを握りつぶした。チュンサンは ユジンをじっと見つめていた。

 絵の得意なユジン。彼女が一生懸命に描いているのは なんと家の絵だった。

 「あと10分ですよ。」と先生の声。歩きながら生徒を見て回っている。

 「真剣に自分と向き合うこと。 絵以上に得るものがあるはずよ。・・・その絵は?」

 先生は ユジンの絵を覗き込むと 驚いたようにユジンに訊ねた。

 そしてちゃんと説明しなさいと言って ユジンを教壇に立たせた。

 ユジンはクラスメイトに 自分の絵を説明する。

 「これは自画像というより、誰かの家になりたいという願いです。」

 「理由を教えて。」と横で先生が聞くと

 「父に言われたんです。”好きな人の心が 一番素敵な家だ”と。」

 それを聞いて クラスメイトは感激してワ~と声をあげた。

 ユジンは照れくさそうに 人差し指で頬を触りながら言った。

 「立派な家じゃなくても 好きな人が安らげる家になりたいです。」

 うつむいて聞いていたチュンサンは その言葉に顔をあげてユジンを見つめるのだった。

 ユジンはチュンサンを見て目が合うと 恥ずかしそうに微笑んだ。


 そう!もうここであの名セリフ”好きな人の心が 一番素敵な家”が登場した!!






 

 そして美術の時間が終わり 画面は校舎を写しだす。

 「ユジン。日程が決まったぞ!!」ヨングクの大声が教室に響いた。

 「何の?」ユジンが聞けば サンヒョクが嬉しそうに

 「土曜日のクリスマスに 放送部みんなで キャンプに行くんだ。」と言う。
 
 「行くだろ?」とサンヒョク。「あたり前だ。」とヨングク、ジンスク。

 「5人全員で行かないと 寂しいよ。」とヨングクが言えば

 「ちょっと!6人でしょ?」とチェリンが怒って言う。

 ユジンは 困った顔で言った。「どうしよう。その日はダメだわ。」

 サンヒョク達4人は 意外なユジンの言葉に騒ぎだす。

 「なんで行けないの?」ジンスクが文句を言うと ユジンはモジモジしながら

 「その日は 他に約束があってダメなの。」と言った。

 サンヒョクが「大事な約束か?」と聞けば「ごめん。」とだけ答えるユジン。

 ユジンを責める4人。そこへ チュンサンが教室に入ってくる。

 ヨングクが チュンサンを見つけ「放送部で キャンプに行くぞ。

 土曜日だ。行くよな?」と大声で怒鳴った。

 するとチュンサンは 落ち着いた声で「ごめん。約束がある。」

 とそっけなく答えて自分の席に着いた。

 ”約束”という答えを聞いて 4人はユジンとチュンサンの顔を見比べるのだった。

 この二人・・・なんだか怪しい・・・そう4人は思ったようだ。

 
 

 

 ジヌの大学の研究室から チュンサンの声が聞こえている。

 「z=yについて・・・dy=kになるから・・・」数学の問題を解いているようだ。

 そっと開いた扉の陰から 二人を見つめる人間がいた。サンヒョクだ。

 チュンサンが気になって 後をつけて来たのかもしれない。

 「この区間で 原始関数が存在したら?」と父がチュンサンに質問すれば
 
 「いっそ偏微分をしたらどうですか?」「うん。面白い発想だ。」

 ・・・サンヒョクには 何のことだかさっぱり分からない高度の数学の話を

 大学教授の父と 対等に会話するチュンサン。

 「解いてみるか?」「僕がですか?」チュンサンが笑うと 父は言った。

 「笑った顔は初めてだな。もっと笑うといい。」

 チュンサンに笑って優しく話しかける父が サンヒョクにはショックだった。

 同級生でありながら 教授の父に認められているチュンサンに 

 サンヒョクは 嫉妬を覚えた。サンヒョクが彼に嫉妬したのはこれが2度目だ。

 1度目はユジンと授業を抜け出した彼を ユジンの家に送る姿で見た時だったろう。

 なぜ自分の大事な人たちを チュンサンは横取りするのだろう・・・。

 いつも自分を毛嫌いしているチュンサンを 今回の行動で益々不審に思うサンヒョク。

 サンヒョクは明るい研究室を振り返りながら 

 暗い大学の校内の階段を下りて行くのだった。

 


 所変わってユジンの自宅。晩のユジンとヒジンは 母親がいないのでいつも一緒だ。

 ユジンは自分の部屋で キャンバスに好きな絵筆を走らせている。

 隣でヒジンがユジンにくっついて絵を覗いていると 家のチャイムが鳴った。

 「どちら様?」と門を開ければ そこにはサンヒョクが立っていた。

 「サンヒョク。こんな時間にどうしたの?入って・・・。」とユジン。

 するとサンヒョクは 門の外で「キャンプ一緒に行こう。」と言った。

 「約束があるって言ったじゃない。」「頼むから行こう。」サンヒョクはユジンにすがった。

 「今日は なんだか変よ。」ユジンが怒ると 暗い顔でサンヒョクが聞いた。

 「その約束は カン・ジュンサンとだろ?」ユジンは言い当てられて 言葉を失くした。

 そのユジンの様子に サンヒョクは急に声を荒げて

 「チュンサンを好きなのは構わないけど、君が傷つくのは許せない。」と強い口調で言った。

 「チュンサンは そんな人じゃないわ。あなたたち2人は 似過ぎて反発し合ってるのよ。」

 ユジンが言えば 「あいつの肩を持つのか?」とサンヒョクが力ない声で聞いた。

 「サンヒョク。あなただって 本当は仲良くしたいはずよ。」とユジン。

 「えっ?」と驚くサンヒョクに 「あなたは人を憎むような性格じゃないもの。」と

 ユジンは優しく諭すのだった。「チュンサンは・・・」と言葉を続けるユジンに
 
 「もういい。」とサンヒョクは背中を向けて 夜の街をとぼとぼ帰って行った。


 



 

 翌日。雨が降る学校。放送室にチュンサンがいた。

 「父との課外授業は?」と外からやってきたサンヒョクが言った。

 「何の話だ?」とチュンサン。「父との授業さ。」とサンヒョク。

 そこへ 雨の中、レコードを抱えてユジンが放送室の校舎に辿り着いた。

 雨を払って 放送室に入ろうとすると サンヒョクの声がする。

 「僕の父さんに何の用がある?」「どんな人か会ってみたかった。」

 ユジンはそっと放送室の扉を開けて 中の様子を伺った。
 
 「どうして?赤の他人だろ?お前。何を企んでるんだ!」

 怒ったサンヒョクに チュンサンは冷たく言うのだった。

 「腹が立つんだ。」「何?」驚くサンヒョク。

 「何でも持ってるから 奪いたくなる。」チュンサンはサンヒョクとにらみ合った。

 「だからユジンに近づいたのか?わざと?・・・悪い奴だ。

  僕を苦しめようと ユジンを利用したのか?」サンヒョクのその言葉に

 扉の陰から 思わず息を止めて目を見開いて見守るユジン。

 サンヒョクは チュンサンの胸ぐらを掴んで「好きでもないのに・・・

  僕への当てつけのために・・・そうだろ?答えろよ!」とチュンサンに迫った。

 チュンサンの否定する答えを待っていたユジンの耳に聞こえたのは

 「そうさ。」というチュンサンの声だった。

 ショックで 思わず抱えていたレコードが ユジンの腕から滑り落ちた。

 「こいつ!」とサンヒョクが チュンサンを殴ろうとして その音に気が付いた。

 振り向くと 扉が開いて、ユジンが泣きそうな顔で立っていた。

 驚く二人。サンヒョクは チュンサンを放すと二人に背を向けた。

 「今の話 本当なの?」ユジンはチュンサンの傍にやってきた。

 「本当?」ユジンが聞くと チュンサンは困ったように「ユジナ・・・。」と言った。

 違うと否定しないチュンサンの頬を ユジンは思いっきり掌でピシャリと叩いた。

 そして言った。「カン・ジュンサン。土曜日は行けないわ。他に約束があるのを忘れてた。」

 ユジンは雨の中を 傘もささずにとぼとぼ歩いて帰っていくのだった。

 チュンサンは ユジンが去った後 放心状態で椅子にぐったり腰掛けていた。

 打たれた頬よりも 心が痛かった。ユジンを思うと 泣きたかった。

 ・・・ユジンを傷つけてしまった自分が憎らしかった。

 


 


 雨が上がった早朝の駅。

 5人の放送部員が集合して キャンプへ出かけるところだった。

 「もう行こうか。」と列車に乗り込もうとすると

 「チュンサンがまだよ!」とチェリンが怒って言った。

 「乗り遅れるぞ。」とヨングクが心配していると

 「チュンサン。こっち~!!」とチェリンが 手を振って叫んだ。

 「来ると思ったわ。」と喜ぶチェリンの横で 困った顔をしたのはサンヒョクだった。

 「サンヒョク。今日こそあいつとケリをつけろ。」そうヨングクが耳打ちした。

 ヨングクは サンヒョクの強い味方だ。

 「遅かったわね。待ってたのよ。」チェリンが可愛くチュンサンに声をかけるが

 チュンサンの視線の先は ユジンだった。

 しかしユジンはチュンサンの目を見ようとしない。

 そんなユジンの様子を見て 勘のいいチェリンはチュンサンとユジンの間に

 何かあったに違いないと思うのだった。

 「チュンサンにふられて 冷たくしてるのよ。ふられた女の最後の意地ってやつ。」

 意地悪なチェリンは ユジンに聞こえるように ジンスクにそう言うのだった。

 ユジンは 我慢してじっと耐えていた。心配そうに見つめるサンヒョク。

 そして一行は 目的地の山小屋を目指して歩いていた。

 サンヒョクとユジンは 並んで先頭を切って歩いた。

 チェリンはチュンサンの横にくっついて、強引に腕を組んで歩きながら

 「あの2人 絶対に怪しい。幼なじみなんてただの言い訳よ。」と言った。

 「言い訳?」と聞き返すチュンサン。

 「ユジンをふって正解よ。サンヒョクがいるもの。

  私達は はっきりしようね。私が好きなんでしょ?」とチュンサンに訊ねた。

 呆れた顔でチェリンを見るチュンサンに 空気が読めないチェリンがまた言う。

 「私がいるから放送部に入ったんでしょ?いいわ。付き合ってあげるわよ。」

 ここまでくると チュンサンは黙っていられなくなった。

 「面白い人だな。その想像力は 他で活用しろよ。」

 このセリフも実写版では 第1話で出てきたものですね。

 

 





 
 場面は 山小屋の前の広場に置かれた 大きなテーブル。

 山小屋に到着して やっとお昼なのだろう。

 そのテーブルの椅子に 6人の放送部のメンバーが全員腰かけている。

 テーブルの上には フライパンの中でトッポギが美味しそうに煮えている。

 「去年の今頃も トッポギを食べたね。」とサンヒョクが言えば

 「あの時は コチジャンを入れ過ぎたけど 今日は上出来ね。」

 と ユジンが仲良く答える。

 さつま揚げが入っていないと文句をチェリンが言っている横で

 ユジンに無視され続けているチュンサンが 悲しそうな顔をして座っている。

 そして 晩になり6人は小屋の周辺を ツリーやイルミネーションの電球で

 クリスマスの雰囲気に飾りつけた。

 チュンサンは薪の用意をしながら ユジンを振り返った。

 ユジンは そんなチュンサンの視線を感じながら 悲しそうな顔で 無視し続けた。

 クリスマスのイルミネーションが点灯し 6人は焚き火を囲んでお喋りをした。

 「ねぇ 昔話を作っていくゲームをしない?」ジンスクが言いだした。

 「面白そう。」チェリンが乗った。では・・・とジンスクから物語ゲームが始まった。

 「昔、チョルストヨンヒがいました。」「2人は小さい頃から 仲良しでした。」

 そうサンヒョクが続けた。「ミンスという素敵な男性が ヨンヒに愛を告白しました。

 私みたいに 美人だから。」とチェリン。「とんだ勘違いだ。」とヨングクが冷やかした後

 「ヨンヒはチョルスとミンスの間で 葛藤した。三角関係ってわけだ。」と続けた。

 サンヒョクの顔が曇る。「ユジンの番よ。」とジンスクに促されて ユジンは言った。

 「ヨンヒはミンスの気持ちが すべて嘘だと気づきました。」

 「次はチュンサン。」とヨングクが言うのと同時に ユジンはさっと席を立った。

 ユジンが去っていくのを見ながら チュンサンは物語を締めくくった。

 「ミンスは 最後にヨンヒに言いました。・・・ごめん。」

 チュンサンは 悲しそうに 小さく消えそうな声で言った。





 ユジンは 焚き火から離れて山小屋の下で 一人寂しく立ち尽くしていた。

 そこへ チュンサンが走ってやってくる。ユジンの背中から チュンサンの声がした。

 「ユジナ。ユジナ。あの時のことは誤解だ。」背中を向けているユジンに 

 チュンサンは必死で言った。ユジンが振り返って 怒って言った。

 「何が誤解だっていうの?私を利用したって話?」ユジンはチュンサンを睨みつけた。

 何も言わないチュンサンに ユジンは畳みかけるように喋った。

 「ほらね。何も言えないじゃない。何も知らずに喜ぶ私を見て 面白かった?」

 黙って聞いていたチュンサンが やっと口を開く。・・・「本気だった。」

 「今更 信じられない!」怒鳴るユジン。チュンサンは困ってうつむきながら・・・

 「言いわけはしたくないが、僕の話も聞いてくれ。そんな一方的に・・・」

 チュンサンが 必死に説明しようとしているのに 

 「言いなさいよ!今度は どんな嘘? あなたは秘密だらけね。」と ユジンが攻撃する。

 「チョン・ユジン。何だよその言い方!」と チュンサンも腹を立てた。

 気の強いユジンは 負けずに言った。「あなたの話なんて 聞きたくない!」

 その言葉に チュンサンは ユジンを説得するのを諦めてしまった。

 「分かった。君に言ったことは・・・全部嘘だ!!これで満足か?」

 分かってくれないユジンが憎らしくて・・・ユジンを睨んでそう言ってしまったチュンサン。

 それは ユジンの胸を深く突き刺した。強がっていた自分が崩れそうだった。

 泣きそうになって チュンサンから逃げ出すユジン。

 「ユジナ。」チュンサンが我に返って ユジンを呼び止める。
 
 ユジンは 決して振り返らずに山道を走って行ってしまう。

 呆然とするチュンサン。・・・自分はまた ユジンを傷つけてしまった・・・。


  



 チュンサンが自己嫌悪になっている間、ユジンは山道を迷っていた。

 無我夢中で走ってしまい、・・・今 自分がどこにいるのか分からなくなったのだ。

 「ここはどこ?」ただでさえ泣きそうな気分なのに 

 夜の山の中でユジンの心は凍りついていた。

 山小屋では 行方不明のユジンを4人が探していた。チュンサンもいない・・・。

 「チュンサンもいないの?」チェリンが声を荒げた時、チュンサンが帰ってくる。

 「1人か?」「ユジンは?」「どうしよう ユジン。」

 チュンサンは ユジンがまだ戻っていないことに 心底驚く。

 ユジンは あれから山道で迷っってしまったのだ!!


 「ユジナ。」「ユジナ。」チュンサンとサンヒョクは 暗闇の中を必死で走った。

 ユジンに何かあったら・・・二人は 夢中で暗い山の中を探すのだった。

 「ユジナ!ユジナ!」チュンサンは自分を責めた。

 自分のせいで ユジンは山の中で迷ってしまったのだ・・・。

 大声でユジンの名前を叫びながら、絶対に自分が ユジンを助け出したかった。

 それは サンヒョクも同じ思いだった。僕のユジンだ!僕が絶対に探し出す!

 ユジンは 深い山奥で 暗闇に怯えて震えていた。

 

                         ここで第3話の終了です。



 

 
 はぁ・・・来週もできるだけ頑張ります!!お楽しみに~(^O^)/
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 
 

 


 

 

 
 

 
 

 

 

 

 

 

 

 
  

 

 

 


2009/11/01 22:34
テーマ:歌姫のひとりごと カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

秋ゆく街で・・・

Photo

 

 今日は 午前中から雨。

 そう・・・歌姫の大嫌いな冷たい雨。

 ブライダルの仕事がなくて 本当に助かった。






 昨日は 薄着でも過ぎせるくらい暖かかったのに・・・。

 このまま冬に突入するのだろうか・・・。

 まだ秋がいいな・・・秋が好きだ・・・。

 でも この季節は あっという間に通り過ぎる・・・。






 

 ”秋ゆく街で”・・・11月になるとこの言葉が浮かぶ。

 ”秋ゆく街で”

 ・・・これは オフコースのリサイタルのタイトルだった。


 高校時代から大学を卒業するまで 私は毎年 

 オフコースの”秋ゆく街で”のリサイタルを聴きに行った。

 ああ・・・オフコースの頃の小田さんが懐かしい(笑)


 「ワインの匂い」
というアルバムをご存じだろうか?

 私は高校の頃、この中の”老人のつぶやき”という歌が大好きだった。

 



 
 大空へ 海へ 故郷へ

 私は もうすぐ帰ってゆく

 
 大空へ 海へ 故郷へ

 私は もうすぐ帰ってゆく

 

 いつまでも 空を見上げて

 老人は あの頃を思い出すのだろう

 

 私の好きだった 

 あの人も 今では

 もう死んでしまったかしら・・・

 




 
 大空へ 海へ 故郷へ

 私は もうすぐ帰ってゆく

 

 私の短い人生は

 私の生き方で 生きたから

 

 もう一度 若い頃に

 戻りたいと思うこともない

 

 ただ あの人に 

 私の愛が伝えられなかった・・・

 それが心残りです


    
                           by 小田和正
 



 
 ここで ”老人のつぶやき”を流せられないのが残念だが
 
 この歌を 今 ヨンジュンに聞かせたい。

 

 時間は 残酷に過ぎて行ってしまう。

 もし 愛する人ができたなら・・・

 しっかり捕まえて その人に愛を伝えてほしい。

 人生を振り返った時に 心残りがないように・・・。





 ABの秋のファッションも もう終わり?

 今度は冬バージョンが 見られるのかな?

 体調が悪くて 冬のファッションはまだ撮影できていない?

 ABの冬のファッション 見られる日は近いのかな?





 アニソナの続き あと少しなんだけど・・・

 夕方からずっと今も 夫にTVを独占されて書けません(>_<)
 


 
 


2009/11/01 10:46
テーマ:アニソナ カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

アニメ☆冬のソナタ☆第3話(前半)

Photo


 
 第3話を始める前に一言。物語は皆様 百もご承知でしょうが

 ところどころ歌姫のおせっかい解説が入ります。ご了承ください(笑)

  今回は特に 実写版とアニメとでは

 セリフが微妙に違うことが多いのに気が付きました。

  で、細かくセリフを書いていたら 物凄く時間がかかることが判明!!

 当たり前ですね(爆) なので 夫のいない隙に書いてるこの解説。

 なかなか先に進まないので(笑)

 今回は前半と後半、二つに分けてUPします。

 おお!!いつもの歌姫のパターンで・・・長文が続きます(笑)

 それでも「ハナヨ」ほどではないので(爆)ついてきてください(^-^)

 では 早速、「歌姫おせっかい解説アニソナ」前半の始まりです・・・。


 

     

 


  チュンサンとユジンは 授業をサボって学校を抜け出し湖へ向かった。

 そこで二人は打ち解け、笑いあって会話を交わすまでに仲良くなった。

 恋人以外には握らせないと サンヒョクに語った自分の手を ユジンはチュンサンに委ねたし・・・

 チュンサンもまた 素直に父親のことを ユジンの前で話している自分が不思議だった。


 そう・・・二人は 確実に惹かれ合っていた・・・。

 



 


 冒頭の画面は 暗がりの町並みの中、ユジンの家の前。

 日が暮れるまで一緒に過ごした二人だったが チュンサンがユジンを送って

 彼女の家までやってくると、サンヒョクがユジンの荷物を抱えて門の下で待っていた。

 「サンヒョク。」ユジンが驚いて名前を呼ぶと

 サンヒョクは返事もしないで チュンサンと一緒のユジンを悲しそうに見つめた。

 「君のカバン。これも着て。寒いだろ。」そう言って ユジンにカバンとコートを渡す彼。

 「ありがとう。」ユジンが申し訳なさそうにうつむきがちに呟き「今日は・・・」と

 サンヒョクにいい訳を言おうとすれば サンヒョクはユジンの言葉を遮って

 「とにかく無事で良かった。心配したよ。」と言い、チュンサンに向かって

 「ユジンと一緒だと分かっていたら 君のも持ってきたのに・・・。」と意地悪そうに言った。

 実は 分かっていた。サンヒョクはユジンがチュンサンと一緒だということを・・・。

 知っていながら 心のどこかで否定していた。

 ユジンはチュンサンと こんな夕暮れまで一緒にいて自分の前に現われるはずがない・・・と。

 その時 後方で「サンヒョク。」と声がして 驚いたように振り返れば

 そこに現れたのは サンヒョクの父、キム・ジヌだった。

 思わずビクッとして暗い表情になるチュンサン。

 チュンサンは顔を隠して ジヌが自分に気付かないようにと願った。

 チュンサンは ジヌがサンヒョクと一緒にいるところを見たくはなかったし

 自分を息子だと気づいてくれないジヌの顔を見るのが とても辛かったから・・・。

 ユジンとジヌが挨拶を交わし

 「お父さんの法事の準備が大変だっただろう?」とジヌに言われ

 そうだった!!・・・息が止まるほど 驚くユジン。

 今日はお父さんの命日だったのをすっかり忘れていたのだ。

 「忘れてた!おじさん。先に行きます。」と慌てて階段を駆け上がるユジン。

 しかし 数段上がったところで チュンサンを思い出し振りかえる。

 「チュンサン。明日ね!」そう言って ユジンは家へ向かって走り去るのだった。

 ユジンが呼びかけた学生の顔を覗き、そしてハッと驚くジヌ。

 「君は 私の講義を聞いていた学生ではないかね?」

 そう言われて チュンサンは覚悟を決めてジヌに向き合い

 「そうです。」と言った。ジヌはサンヒョクに向かって「学校の友達か?」と聞いた。

 「クラスメートだよ。」と息子が答えれば「やはり高校生だったのか。」とジヌ。

 「今度 研究室に来てくれないか?」と チュンサンに言うのだった。

 「はい。」と一言だけ答えると チュンサンは二人の前から去って行った。

 チュンサンに語りかける父を不思議に思って チュンサンを知っているのかと父に尋ねれば

 「とても優秀な学生だ。」と答える父。内心、面白くなかったサンヒョクは

 「寒いから中にはいろう。」父を促して ユジンの家に入って行く。

 先に階段を上っていくサンヒョク。ジヌはなぜかチュンサンが気になって 

 去っていくチュンサンの後姿を じっと見つめるのだった・・・。

 


 ユジンの部屋の中では ユジンの父の写真が飾られた祭壇の前で

 ユジン一家が 法事を取り行っていた。それを見守るサンヒョク親子の姿。

 一方 ユジンの家の前でジヌに会って動揺が隠せないチュンサンは

 夜の公園のブランコに座って 目を閉じて考え込んでいた。

 サンヒョクとジヌの親子の姿・・・そして「今度 研究室に来てくれないか?」

 ・・・自分が父と思うジヌに言われたその言葉が 

 チュンサンの胸の中を ざわつかせていたのだった。

 チュンサンのため息のように 画面が空へ向かって消え・・・

 ここでタイトルが現れ ryuの「初めから今まで」が流れる。

 

 



 


          第3話《初めて》

 

 法事が無事に済み、サンヒョク親子も帰った後で ユジンの母が無言で食器を洗っている。

 その隣でユジンは 食器を布巾で拭きながら 母の様子を伺っている。

 母はユジンが 父親の法事を忘れて遅く帰宅したことに腹を立てていた。

 「ごめんなさい。ママが怒ったらパパが悲しむわよ。だから怒らないで。」

 笑って許してもらおうとするユジン。・・・調子がいい。

 ユジンの顔も見ずに むっつりしている母親に ユジンはまたまた調子よく言った。

 「せっかく ヘアピンもしてるんだから・・・。初めてパパがくれたプレゼントなのよね?」

 「恥ずかしいから やめてちょうだい。」と母。やめないユジン。

 「法事の日には 必ず着けるもんね。」と母親を可愛くからかうように言うと

 母もそんなユジンを許して笑い出す。すると突然「パパのどこが好き?」とユジンが聞いた。

 「どうしたの?」と母。「急に気になって・・・・」と恥ずかしそうに言うユジン。

 すると 髪に父からもらった可愛いヘアピンをつけた母が 食器を洗い続けながら言った。

 「ぶっきらぼうで 無口で無愛想な人だった。それでも好きで、会いたくて 切なくて・・・」

 母の言葉を聞きながら チュンサンの顔を思い浮かべているユジンがいた。

 「なぜ好きになったの?」ユジンが聞けば 「もう覚えてないわよ。」と母が言う。

 「ただ恥ずかしいから言えないんじゃないの?」としつこく訊ねるユジンに 母は言う。

 「好きになるのに 理由なんてないわ。・・・ユジン、好きな人ができたの?そうでしょ?」

 と鋭い母の質問に 顔を真っ赤にして「そんなまさか。違うわよ!絶対違う。」とユジン。

 そんなユジンの様子を横目で見ながら やっぱり図星なのねという顔をする母だった。


 好きになるのに 理由なんてない・・・アニメはもうここで ユジンの母の口から飛び出すのだ(@_@;)

 

 




 翌朝。高校の正門が映し出される。

 教室の前の廊下をユジンが歩いていると 反対側からチュンサンがやってくる。

 二人が穏やかに顔を見合せて一緒に教室に入るや否や クラスメートが一斉に二人をはやし立てた。

 黒板には ハートに矢が射られた絵が描かれ、その下に”チュンサン ユジン”とある。

 みんなが笑って騒いでいる中で 怒ったように教科書を読んでいるのはサンヒョク。

 そして腕組みをして 二人を無視して眉間にシワを寄せているのはチェリンだった。

 黒板に目をやり深く溜息をついて 騒がしい中をユジンが席に着こうと歩き出すと

 「うるさい!!」と 担任のカガメが教室に入ってくる。

 教壇に着くと カガメはチュンサンとユジンを呼んで 二人を前に立たせた。

 「カン・ジュンサンはともかく ユジンは遅刻はしても 今までサボりはしなかっただろう。

  罰として1か月焼却場の掃除だ。2人仲良くな!!分かったか?」とカガメが怒鳴った。

 「はい。」チュンサンとユジンは 声を揃えて素直に答えるのだった。

 

 この時のカガメの「2人仲良くな!!」というのは まるで二人のカップルを

 カガメ自身が公認カップルとして認めているようで面白い(*^_^*)

 でも 実写の中でユジンが「自分からサボったんです。」ってチュンサンを庇う
 
 私が好きなシーンはカットされていた。

 



 

 
 トイレの中で ユジンがモップを手にして考え込んでいる。
何だろう??トイレ掃除か?

 ジンスクがドアを開けて入ってくるなりチュンサンを悪者に決めつけて

「カン・ジュンサンに脅かされたんでしょ?」と心配そうに聞いてくる。

「えっ?」ユジンが否定しようとするところへ 今度はチェリンがやってきて

「私が カン・ジュンサンには手を出すなといったでしょ!」と怒って言う。

 ユジンが「だから何よ。」「それなのに色目を使ったのね?」

 「色目?」ユジンとチェリンの二人が言いあっていると

 ジンスクが「何を言ってるの?ユジンは チュンサンに脅かされたのよ!」と、

 チェリンにくってかかる。「子供は黙って!」とチェリン。「誰が子供よ!」とジンスク。

 「可愛くもないくせに強気ね。」「化粧で誤魔化してるくせに。」
 
 「なんですって?スッピンよ!」「その二重も 毎朝作ってるんでしょ!」

 今度は チェリンとジンスクが言い合いになって 1歩も引かない。

 そんな二人を横目で見ながら ユジンは知~らないといった感じで トイレを出て行った。

 






 焼却炉のある学校の裏庭。二人は罰当番で掃除をしている。

 チュンサンが黙々と箒で枯れ葉を集めている中

 校庭にはスピーカーから詩の朗読が響いている。



 落ち葉の燃える匂いは まるで炒り立てのコーヒーの匂い。

 熟れたハシバミの匂い。熊手を手にしていつまでも・・・



 その詩を聞いて 焼却炉で枯れ葉を燃やしていたユジンが 自分の手の匂いをかぐ。

 「どうした?」とチュンサンが振り返って聞くと

 「ハシバミの匂いを知りたくて 嗅いでたの。・・・パパの匂いがする。

  煙草を吸うところを私に見られると パパは私を抱きしめて

  ”ママには内緒”って言ったの。その時のパパの匂いだわ。」

 チュンサンは箒の手を休めて ユジンをじっと見つめていた。そして言った。

 「ユジンは 失敗を繰り返さない人?それとも駄目だと思いながら繰り返す人?」

 何のことだか分からないユジンが聞いた。「どういうこと?」

 チュンサンは ユジンの出す答えに頼りたかったのかもしれない。

 「二度と会わないと決めたら 会いたくても我慢する?それとも・・・」

 全部チュンサンが言い終わらないうちに「会わなきゃ!」ユジンがキッパリと言った。

 「私なら・・・私なら会いに行くよ。」「なぜ?」とチュンサンが聞けば

 「会いたいのに 理由が要るの?」ユジンは微笑んで まっすぐチュンサンを見つめた。

 そのユジンの瞳に チュンサンは救われた気がした。

 そして ユジンの出した答えにほっとする自分も チュンサンはその場に見つけていた。

 焼却炉は もくもくと煙を吐いて、枯れ葉が燃え続けている。




 

 釣りをしながら サンヒョクが父親と寄り添って笑っている。

 それは ジヌが自分の大学の研究室の本棚に飾った写真立ての中だった。

 研究室に訪れたチュンサンを ジヌは嬉しそうに迎えた。

 お茶をチュンサンに入れながら「君がサンヒョクのクラスメートとはね。」と言った。

 湯のみをチュンサンに渡しながら「さぁ 飲んで。最初は苦くても 慣れると美味しい。

 単刀直入に言うが 私と一緒に勉強しないか?」とジヌが言う。

 チュンサンは 淡い期待を抱いて「なぜ僕に関心があるのですか?」と ジヌに聞いた。

 「信じるかどうか分からんが、君みたいに優秀な子には 初めて会った。

  教えたいというより 君の意見を聞きたい。」そう言うジヌ。

 チュンサンは虚しくて 本棚の写真をじっと見つめた。

 チュンサンの視線を辿って ジヌは「ああこれか。」と写真に気が付いた。

 「息子と衣岩湖で撮ったんだよ。息子は学校ではどうだ?」と 嬉しそうに聞くジヌに

 「サンヒョクとは 仲が良くないです。」とそっけなく言うチュンサン。

 「まぁ君のような才能はないが、息子は人付き合いはいい子だよ。」とジヌ。

 「愛してるんですか?」チュンサンが聞けば「一人息子だからね。

 父親なんてみんな親バカさ。
 君のお父さんだってそうだろう?」

 それを聞いて チュンサンは悲しい目をしてうつむくのだった。

                                  ・・・ 後半へ つづく ・・・




 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 
 

 

 
 

 

 


<前 [1] ... [127] [128] [129] [130] [131] [132] [133] [134] [135] [136] ... [167] 次>

TODAY 98
TOTAL 6962487
カレンダー

2024年9月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
スポンサードサーチ
ブロコリblog