2009-10-12 01:11:28.0
テーマ:【創】二人の街角 カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

【BYJシアター】「二人の街角」2



 
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BYJシアターです。

本日は、【二人の街角】2です。

言葉は要りません。続きをどうぞ!


では、これより本編。
お楽しみください^^


~~~~~~~


「二人の街角」2



君に
期待してはいけない


やさしい笑顔を

僕だけのために
泣いてくれる君を

僕のために
心を砕いてくれることを



君にとっては
僕は過去




そして、
僕は

君のいない海を
君のいない丘を
ファインダーの中に切りとる



君はいつだって

僕を笑わせ、
僕を怒らせ、
僕を泣かせ、

僕の心を温めた




君のいない風景


それは、
無より虚しい




主演:ペ・ヨンジュン
   チョン・ドヨン



それはその年の3月中旬のことだった。
婚約式を一週間後に控えて、リヨンは充実した日々を送っていた。
胸がはちきれそうなくらいの幸せが彼女を包んでいた。

仕事から帰り、リヨンはアパートのドアを開ける。
女物の靴があった。いつものパンプスだ。


リ:ただいま~。ヒジン? ヒジン? あれ、まだ帰ってないのかな? (靴はあったのに)


冷蔵庫を開け、ミネラルウォーターを出して、ペットボトルを口付けして飲む。


リ:あ~あ。(ペットボトルのキャップをする)


そうだ。婚約式の受付の手伝いを先輩にも頼まないと・・・。
ヒジンと先輩と・・・。女の子は二人でいいかな・・・。


何気なく、テーブルの上を見る。

二つ折りの手紙が置いてある。


なあに?


気軽に手に取って、開く。




「リヨン。

ごめんなさい。
あなたに迷惑をかけるつもりはなかったの。でも、もう我慢の限界。

ヨンソンお兄さんは、私の子供の頃からの憧れでした。
従兄だった・・・でもそれだけの気持ちではいられない人でした。
愛さずにはいられなかった・・・思わずにはいられなかった。

どうしても、諦めることができないのよ。
あなたとお兄さんが結婚することになったと聞いても。

ここ一週間、私は少し変でした。

リヨン、あなたを恨みました。
あなたがいなければ、もしかしたら、私とお兄さんが結ばれることがあったかもしれないと・・・。

でもそれはなかった。きっと、お兄さんはそんなことはしないわね。


確かに、お兄さんとリヨン、あなたはピッタリよ。

だからといって、あなたを許すことはできないの。

もうあなたに友情なんか持てないの。
ただ、あなたが憎いだけよ。

逆恨みよね、きっと・・・許して・・・でもどうすることもできないのよ。
理性ではわかっていても抑えることができないの。

あなたを恨む気持ちが後から後から、私を襲ってきて、私を捉えて放さない。

お兄さんを思う気持ちがどんどん、どんどん膨れ上がってきて、苦しくて苦しくて
仕方がないの!

こんなにも愛しているのに!

なぜ?
なぜ、あなたなの?

ちっとも美人じゃないのに。別に飛び抜けたところなんて一つもないくせに!
私のほうが、ずっとキレイなはずなのに! 私のほうがずっと頭がいいのに!

なんで、なんであなたなのよ!

リヨン、私はあなたを憎んで恨んで過ごしてきました。
あなたなんか、ちっとも好きじゃなかった。
気がつかなかった?
バカね、あなたって。


リヨン、ごめんね・・・そうしなければ、生きてこられなかったから・・・。

でも、もう変わることはできないの!

あと一週間たったら、あなたたちは、皆に祝福されて、認められて・・・。


そんなバカな!
私以外の人と結ばれるなんて、許さない!


そして、リヨン、私はあなたを一生、後悔させることにしました。

ヨンソンお兄さんと一緒になったことをね! お兄さんを愛したことをね!

一生!


さよなら、リヨン!

私は後悔しない!
だって、お兄さんを愛しているから!


あなたを好きだったけど・・・それだけに辛すぎたのよ!


ヒジン」




リヨンはじいっと手紙を見つめている。

これは・・・。
この手紙はいったい・・・。


ああ!


ヒジンはいったい今、どこにいるのだ。

私は玄関に入って来た時、あのコがいると思っていた。
なぜ?

靴だわ・・・。



リヨンは、玄関に戻る。

ヒジンの靴が並べてあった。



それからは、リヨンには、自分の呼吸しか聞こえなかった。
自分の呼吸が頭の中いっぱいに、体中に鳴り響いている。


ハア、ハア、ハア、ハア・・・・。

どんどん、不安とともに呼吸が激しくなっていく。


ヒジンの部屋の前に立つ。
震える手でノックをする。返事がない。

震える声で名前を呼ぶ。


リ:ヒジン! ヒジン!


ドアを開ける。

彼女はいない・・・。
気持ちが少しホッとする。


洗面所!


リヨンは自分の激しい呼吸の中で、目眩を起こしそうだ。


お願い・・・ここにいないで!


ドアに手をかける。


電話が鳴った。


ドアを開ける。
彼女はいなかった。


電話が激しく鳴っている。

しばらく、金縛りになるが、勇気を振り絞って、走って、電話を取りに行く。


リ:もしもし! ヒジン!
ヨ:リヨン。オレだよ、ヨンソン。
リ:ヨンソン!(もう泣きそうになる)ヨンソン、たいへんなのよ。ヒジンが、ヒジンがいないのよ!
ヨ:リヨン・・・。ヒジンのいる所なら知ってるよ。
リ:どこ?
ヨ:これから言う所に来て。
リ:待って。今、書き留めるわ。
ヨ:・・・。***病院。受付で、ソン・ヒジンと言えば、わかるよ・・・。
リ:どうしたの? 何があったの? ヨンソン、教えて。どうしてあなたが電話してきたの?
ヨ:・・・(言いにくいが)うちにいたんだよ。オレが帰ってきたら、ベッドの上に寝ていた・・・。
リ:ベッドで・・・何を?
ヨ:リヨン。とにかく来て。家に何か置いてなかった? 
リ:ベッドの上でどうしてたのよ!(まさか!)
ヨ:とにかく、来ればわかるよ・・・。オレも昨日から泊りがけの仕事だったから、何時に来たのか、よくわからないんだ。だから・・・だから今、調べてる。
リ:何を調べているの?(泣きそうだ)
ヨ:とにかく、来てくれる? オレはここを動けないんだ。叔父さんと叔母さんには連絡した。家に、彼女の部屋に何かなかった?・・・たとえば、(言いづらいが)書き置きとか遺書とか・・・。あれば一緒に持ってきてくれる? ・・・警察の人が見たがっているんだ・・・。
リ:あ~あ・・・! ハア、ハア、ハア・・・・・。(呼吸が苦しい!)
ヨ:リヨン? リヨン? 大丈夫? リヨン!


彼女にはもう自分の呼吸しか聞こえなかった。
そして、もう立ち上がることができなかった。







二人が歩いていると、後ろから救急車がサイレンを鳴らして通り過ぎていく。

ヨンソンは心配そうにリヨンを見るが、リヨンは顔色も変えずに歩いている。
あの日のサイレンを思い出してしまうのは自分だけなのか・・・。







あの日。
リヨンは病院へ行くことができなかった。あまりのショックに立ち上がることができなかった。

ヨンソンは、田舎からかけつけたヒジンの両親に挨拶を済ませると、急いで、リヨンのもとへ走った。

暗いアパートで、リヨンは、ぐったりとして、ソファの下に座っていた。


ヨ:リヨン・・・。大丈夫?


ヨンソンは電気をつけて、リヨンのそばへ行き、リヨンを抱きしめようとしたが、リヨンがヨンソンに気がついて、手を振り払った。

ヨンソンは驚いて、リヨンを見つめるが、リヨンが辛そうな顔をして言う。


リ:お願い。私に触らないで。今はあなたに触れられたくないの。
ヨ:リヨン。
リ:何があったか、教えて。あなたが帰ってきたら、彼女はどうしてたの? ヒジンは何をしてたの? ただ寝てただけ?
ヨ:・・・初め、おまえが寝てるのかと思った・・・。ヒジンがベッドにいるなんて、考えられなかったから・・・。声をかけても動かなくて・・・。近寄ってみたら、薬のビンが2つ、転がってたよ・・・。
リ:・・・。まだ、息はしてたの?(嗚咽が入る)
ヨ:・・・。(首を振る)
リ:・・・テーブルの上にヒジンの手紙があるわ・・・。読んで。


ヨンソンは、ダイニングテーブルまで行き、手紙を広げて読む。


ヨンソンが、静かに息をひそめて、ヒジンの手紙を読んでいる。
しばらく、この遺書を見つめていた。

そして、流しへ持っていく。
カチッという音がして、リヨンが後ろから見ると、ヨンソンの影に炎が見える。


リ:ヨンソン! だめよ! 焼いちゃだめよ!


走っていくが、もうヒジンの遺書はほぼ灰になっていた。


リ:どうするの? 焼いちゃって。あのコの残したたった一つのものなのよ!
ヨ:残しておいて、どうするんだよ・・・。これは両親宛てでも警察宛てでもない。おまえに宛てたものだ。そして、オレにも恨みを残すために・・・。(辛そうな顔をする)
リ:違うわ。ヨンソンのことなんか、恨んでないわよ。・・・愛してただけよ。
ヨ:そんな・・・。だったら、なぜ、オレのベッドにいたんだよ・・・。オレを恨んでなくて、なぜ、あんな所にいたんだよ。(もう苦しくて泣きそうになる)
リ:・・・あなたを待ってたのよ。きっと、あなたが帰ってくるのを・・・。それで待ちきれなくなって・・・。
ヨ:・・・。(リヨンを見つめる)
リ:あなたに気持ちを伝えたかっただけかもしれない・・・。あなたがなかなか帰らなくて・・・。ああ、勘違いしたかも・・・。
ヨ:何を?
リ:私と逢ってるって・・・。そう思い込んだのかも。
ヨ:それで、オレのベッドで死んだの?(涙が落ちる)
リ:わからない・・・。でも、手紙には、私に「後悔させる」と書いてあっただけで、死ぬとは書いてなかったもん。初めから本気で死ぬ気だったかどうか・・・。
ヨ:でも、なんでオレのベッドなの?
リ:ただ愛してたのよ・・・。あなたを感じたかっただけかもしれない・・・。あなたを恨んだり憎んだりはしてないわ。ただ愛してたのよ。
ヨ:でも、オレはおまえが好きなんだよ。(リヨンの顔を覗き込む)
リ:女は・・・好きな男じゃなくて、相手の女を恨むものよ・・・。だから・・・私が一番辛い場所を選んだのかもしれない・・・。でも、ヨンソン。遺書は焼いちゃだめよ。(涙が落ちる)
ヨ:・・・。焼いても、オレたちの心には一生残るよ。残ってしまうんだよ。これ以上、誰に見せろというんだよ。オレは現場だけで十分だ・・・。
リ:・・・。ああ、ヒジン・・・。なんていうことを・・・。


ヨンソンがリヨンを抱きしめ、二人は灰になったヒジンの思いを見つめた。





結局、一週間後に控えていた婚約式は、実現することはなかった。


ヒジンがヨンソンの部屋で、しかもベッドで亡くなったことは、ヨンソンの家庭では大きな問題になっていた。
遺書はなかったものの、叔父や叔母は、ヨンソンがヒジンに何かしてこういう結果をもたらしたのではないかと勘ぐり、ヨンソンの立場はなかなか厳しいものになっていた。

それでもヨンソンの両親は、彼とリヨンの関係を見て、これはヒジンの横槍だろうと同情してくれたが、叔父や叔母の手前もあるし、自分の息子に起きたこの重大な事件を見過ごすわけにはいかなかった。


あの時、遺書を焼かなければ、少しは説明がついたかもしれない。


あの事件があって以来、ヨンソンは自宅アパートに帰ることができず、友人の家に寝泊りしていた。そのため、リヨンともゆっくりと時間をとって話す機会が持てなかった。

ヒジンの葬式を済ませると、ヨンソンはリヨンとの新居に予定していたアパートに移った。


リヨンはリヨンで、自分たちのアパートでヒジンが亡くなったわけではなかったが、ここにはまだヒジンの持ち物が残されていたし、ここで逢うのは、なんとなく彼女が見ているようで、イヤだった。



ヒジンの葬式が済んでから、リヨンは自分の変調に気がついた。
まったく夜、眠れない。今までにないモヤモヤした感じ。食欲もなく、やる気も出ない。
時々起きる立ちくらみ。そして、思考がいつものように明確ではない感じがする。
そんな日々がリヨンを襲っていた。


4月になって、ヨンソンから電話が入った。


ヨ:リヨン? 婚約式のことだけど、叔父さんや叔母さんのことを考えると、来年にしたほうがいいんじゃないかって、両親が言うんだ。どうする?
リ:・・・そうね。(元気のない声だ)
ヨ:リヨン?
リ:ごめんなさい。体調が凄く悪いのよ。
ヨ:大丈夫?
リ:なんとか・・・。
ヨ:で、どうする?
リ:ヨンソン・・・。やっぱり、しばらく待とう、婚約は。
ヨ:そう? オレは指輪の交換だけでもしたいんだけど。・・・確かに、ヒジンのことは・・・かわいそうだった。でも、婚約すれば、一緒にだって住めるじゃないか。おまえ、今のところにいつまでもいるのはよくないよ・・・。
リ:そうだけど。
ヨ:生きてるオレたちには、オレたちの人生があるだろ?
リ:ヨンソン・・・。私、今、とっても具合が悪いの。
ヨ:とにかくオレは今度のことで、負けたくないんだ。あの時のことは、ときどき頭に浮かぶよ・・・。一生忘れないかもしれない。でも、彼女のしたことに負けたくない・・。オレは怒ってるんだよ、ヒジンに。
リ:ヨンソン。あんまり亡くなった人の悪口を言うものじゃないわ・・・。
ヨ:リヨン。ここはやっぱり早く婚約して・・・一緒に住もう。そして、オレたちがこれに負けないで生きることが大切じゃないの?
リ:ヨンソン・・・。私・・・あなたみたい、強く考えられないの。今、とっても体調が悪いのよ。それに最近、なにかモヤモヤして・・・。ちゃんと物事が考えられないの・・・。まるで、あのコが私を監視しているようで・・・。
ヨ:(驚く)何を言ってるんだよ。早くこっちへ引っ越して来いよ! そんな所にいるからだよ。
リ:だけど、ヨンソン。(苦しい)ヒジンはあなたの従妹だもん。絶対、ずっとついて来るわ。彼女から、逃げられない・・・。
ヨ:リヨン? 何を言ってるんだよ? 今からそっちへ行くよ。一人でいるのはよくないよ。だめだよ!
リ:来ないで。・・・あのコが怒るわ。
ヨ:待ってて。これから行く!



リヨンも自分で言っていることがおかしいのはよくわかっているが・・・。
本当は、ヨンソンにこう言いたかった。

「あなたがたとえ、違うベッドに寝ていても、あのコがいるようで、とてもあなたと寝られそうにないの」と。
でも、そんなことを言ってしまったら、どれだけ、ヨンソンが傷つくか・・・。

ヒジンは私の性格をよく知っていた・・・。なかなか、黒と言ったものを、白に変えられないことを。グレーにすることが、私にとってどれだけたいへんなことかも・・・。



ヨンソンがやってきた。
チャイムを鳴らす。ドアを叩く。


ヨ:開けて! リヨン! 開けて!
リ:・・・ヨンソン・・・だめ。
ヨ:叫ぶぞ! おい! 開けろよ!


リヨンがその声に慌ててドアを開ける。


リ:ヨンソン・・・。(顔を見る)
ヨ:いったいどうしたんだよ、その顔。(あまりの顔色の悪さに驚く)大丈夫? 医者に診せたのか?
リ:うううん・・・。(首を振る)
ヨ:なぜ?(中へ入ってくる)
リ:だって、病気じゃないもん・・・。
ヨ:じゃあなあに?


リヨンがじっとヨンソンを見つめる。


ヨ:なんだよ?
リ:ヒジンよ・・・。
ヨ:リヨン。どうしたんだよ。何を言ってるんだよ。
リ:きっと彼女がとりついているんだわ・・・。
ヨ:リヨン。(悲しい顔をしてリヨンを見て抱きしめる)そんなことがあるはずないじゃないか。
リ:どうしても夜、眠ることができないの・・・。あのコを思い出しちゃうの・・・。
ヨ:ここにいるのはよくないよ。オレの所へおいでよ。
リ:ごめんね、ごめん。心配させちゃって。ホントに変よね。(泣いてしまう)
ヨ:・・・。(顔を両手で挟んで)リヨン。二人でいれば大丈夫だよ。オレがおまえを守るよ。ね?


リヨンはヨンソンを見つめるが、急にヨンソンの手を振り払い、洗面所へ行く。


ヨ:リヨン!


リヨンが苦しそうにトイレの中でもどしていた。





ヨンソンの説得もあって、リヨンは心療内科を訪ねた。
極度のストレスから来る、不眠症、自立神経失調症だった。
もともと、リヨンには線の細い神経質な所があったが、普段は明るい性格の影に隠れている。

今回のような出来事に遭うと、その神経の細さから、夜寝れなかったり、考え込んだりと、どんどん自分の気持ちを追い込んでいくのだ。
頭を使わない時でも、体が敏感にストレスに反応していく。


医師:自分自身を追い詰めやすい性格だから、自分で、「これでも大丈夫」と言い聞かせながら、ゆったりと構えることが大切だよ。自分の気持ちを、自分でコントロールしていくことが大事だ。
そうすれば、症状はだんだん治まっていくと思うよ。とりあえず、薬を出そう。これを飲むとゆっくり寝られるが、できるだけ自分から寝られるように気持ちをコントロールする技を身につけることだね。


一緒についていったヨンソンは、この医師のアドバイスから、リヨンを一人で放っていくことはできないと、強引にヨンソンの新居へ引越しさせた。


そして、しばらくは、ヨンソン自身もリヨンが心配なので、泊まりやソウルを離れる仕事は避けて、なるべくリヨンのそばにいるように気遣った。


やがて、リヨンの不眠も治り、笑顔が戻ってきて、なんとかこの窮地を脱出できたかに見えた。







続く・・・





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