2009/07/21 14:18
テーマ:彼の研究^^ カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

韓流って括り・・・

Photo
BGMはこちらで^^





半そでの
joonて、頭に浮かばないね

海でのレジャーとかCM用には半そでになるけれど

ソウルで半そでで暮らしているのかしら?

 

↑先だってのフォトも

長袖をたくし上げていたよね。

実は、

それが男性の腕を素敵に見せてくるマジックでもあるけど・・・


(指輪もクロムハートのブレスもない生の彼はドキドキしちゃう^^)

 

 

マジック・・・

マイケルジャクソンが好きだった言葉・・・

 

joonはあまりマジックには興味ないかも

確証のないことより積み上げる努力・・・

 

そっちのほうが好きそう^^




さて。 

 

 

日本国内における、最高の韓流スターは誰か?

日本の記者の100名余りの回答結果があったね^^

 

1位はぺ・ヨンジュン

 

 

またぺ・ヨンジュンかと思ったかしら?^^

 

 

韓流スターという言葉の中の世界に生きているのよね、

韓国のマスコミは・・・

 

 

かつて・・・

 

といっても、1960年代から70年代だろうか。

日本にはフランス映画がいっぱい入ってきてその全盛期を

迎えたよね。

 

 

その時のスターはアラン・ドロンだった。

 

もちろん、ジャンポールベルモンドとかいるけれど

その圧倒的な人気はアランドロンだった。

芝居が上手い下手とか、誰のほうがハンサムとかじゃなくて

圧倒的にアランドロンだった。

joonと同じく、彼はとんでもなく美しい人だけどね^^)

 

 

日本では何十年もその人気が一番だったよね、
トムクルーズやケビンコスナーなどのハリウッドスターが台頭してくるまで。

 

 

その時、フランススターでは・・・なんて、括りはなかったはず

 

彼は、世界的にものすごく人気があったから。

 

 

 

 

韓国のマスコミもちょっと考え直したほうがいいと思う。

 

韓流だけでないスターだって生み出せる、生み出しているということを。

 

そんな小さな枠の中でグルグル回って、

「まだ、ぺ・ヨンジュンか~」ではなくて、

 

いかに、ぺ・ヨンジュンが海外でも活躍していくかを

見守る体制にはなれないのだろうか・・・

 

 

そんなことを思った

 

稀代の俳優を持てた韓国^^

 

そんなふうに思えると皆が幸せな気がする・・・・

 

 


2009/07/21 00:36
テーマ:【創】「アマン」第1部 カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

【創作】「アマン」12





BGMはこちらで^^



BYJシアターです。

本日は「アマン―夏の恋人」12部です。



ではお楽しみください。






母さんは言った。


スワン、幸せって実は私たちのすぐ近くにあるものよ。

父さんと母さんはね、幼なじみでいつも一緒だったけど、
そこに愛があることに気づかないでずいぶん長い間、回り道しちゃった・・・。

でもね、よく見たら、すぐ目の前に幸せがあったのよ。

おかしいわね。


あなたは夢が大きいから、いつも遠くばかり見ているけれど、
たまには、近くも見たほうがいいわ。

遠くばかり見ていても探せないこともあるのよ。






ぺ・ヨンジュン
チョン・ドヨン主演
「アマン―夏の恋人」12






ヨ:これっ、バラの香り? 結構いいねえ。

ヨンジョンのマンションのバスタブの中で、ヨンジョンがバブルバスの泡を手に取って、ニオイを嗅いでいる。


ス:うん、結構いい。試供品でもらった時は何これって思ったけど。使えたね。(笑う)
ヨ:いい時にもらったな。

二人で、アメリカ行きのための薬を買ったドラッグストアでくれた、バブルソープの試供品を試している。


スワンがヨンジョンの子どものように、膝に抱かれて、同じ方向を向いて、湯船に座っている。

ス:ねえ。これで、バスタブの汚れまで落ちると最高だけど、きっと後は、アカだらけだよね。(笑う)
ヨ:そうだね。とりあえず、お互いのアカを落とそう。そのスポンジ、取って。背中、流してやるよ。


スワンがスポンジを取って、ヨンジョンに渡す。


ス:湯船の温度、低めで正解だったね。じゃないと、茹るね。
ヨ:うん。


ヨンジョンがスワンの背中を流している。


ヨ:腕も貸して。

ヨンジョンがスワンの右手を掴んで、腕全体を洗う。

ス:子どものとき以来よ、人に体、洗ってもらうのなんて。
ヨ:反対。

スワンが反対の腕を伸ばす。


ス:こうやって入るのは、ここでしかできないね。大人が二人で入れるお風呂なんて、教員住宅にはないもん。
ヨ:あそこは、通路側に風呂場の窓があるからな・・・声も響くし・・・こうは入れないね。
ス:うん。


ヨ:おしまい。じゃあ、はい。(後ろから、スポンジを渡す)
ス:私もするの?
ヨ:もちろん。


スワンが向きを変える。
ヨンジョンと向かい合う。


ス:・・・。
ヨ:どうぞ。やって。(前を向いたまま)
ス:・・・。
ヨ:全部洗って。
ス:前は・・・洗い方がわからないから・・・後ろ!
ヨ:フフフ・・・(笑う)

ス:ヨンジョンてそういうとこ、やあね・・・。(ちょっと嫌な顔をする)
ヨ:ホントはこういうところが好きなんだろ?(笑う)
ス:嫌いよ・・・後ろ!


ヨンジョンが向きを変えて、スワンが背中を流す。


ス:これって、二人の時だけだね・・・。
ヨ:そうだなあ・・・。
ス:・・・ヒョンス君・・・ちゃんとやってるかなあ・・・。
ヨ:うん・・・。


ス:終わり。
ヨ:なんか、スワンのほうが雑だな・・・。
ス:そんなことはないわよ。

ヨ:じゃあ、お湯を流すか・・・見たくないな・・アカなんて。
ス:じゃあ、栓抜くわよ。

ヨ:げ! やっぱり!
ス:スゴ過ぎる!


二人は立ち上がって、バスタブにへばりついたアカを見て、顔を見合わせて笑う。







ス:二人きりって・・・静かだね・・・。

ベッドに寝転がって雑誌を見ている。


ヨ:うん・・・いいじゃない・・・。落ち着いて。(本を読んでいる)
ス:時間もたっぷりだね・・・。

ヨ:いいじゃない、たっぷり、しよう・・・。(スワンの方を見る)
ス:エッチ!
ヨ:何考えてるの? 七並べでもやるか?


ヨンジョンがベッドサイドの引き出しからトランプを出そうとする。

スワンがヨンジョンのTシャツを引っ張る。


ヨ:なあに? (つんとした目で見る)
ス:いじわる・・・。

ヨ:(ニコっとする)来週は、アメリカだからな・・・。仲良くしよう・・・。
ス:・・・。うん・・・。
ヨ:・・・。(うれしそうな顔をする)


ヨンジョンはベッドサイドの照明を小さくして、スワンのほうへ体を向けた。








ヨンジョンとジョンアがアメリカへ発って3日目。

スワンとヒョンスは仲良く、ヨンジョンの自宅で留守番をしている。
朝食を取りながら、スワンが今日の予定を確認する。

ス:ええと・・・今日はプールだっけ?
ヒ:そう。あと、参観日の手紙、見てくれた。
ス:うん、見たよ。冷蔵庫に貼っておくね。お父さんがわかるように。
ヒ:・・・スワンさんが来てもいいよ。(期待して見る)
ス:・・・。まずは、お父さんありきだよ。じゃあ、プールバッグは研究室に持っていくね。今日は私、5時限まであるから。
ヒ:うん。お父さんの隣の部屋だよね?
ス:そうだよ。

ヒ:なんか食べ物も持ってきてね。お腹空いちゃうから。
ス:菓子パンでもいい?
ヒ:うん。



スワンは、ヒョンスを送り出して、大あくびをする。



仲良くやっている・・・。でも、親代わりは結構たいへんだ。

ヨンジョンは頑張ってるな・・・。
私は人のために早起きして、朝食を作ることはなかったけど、ヨンジョンはちゃんとやってるもん・・・。
いいお父さんだよ。


スワンはリビングの窓に回る。
下からヒョンスが手を振った・・・。
スワンもそれに応えて手を振る。


さあ、あと1時間、寝ようっと!





ちょうど、5時限目の授業が終わり、研究室へ戻ってくると、後ろからヒョンスがやってきた。


ヒ:スワンさ~ん。
ス:お帰り。いいタイミングね。(微笑む)
ヒ:走ってきたよ。
ス:そう。おいで。


研究室の小さな応接セットにヒョンスを座らせる。


ス:ねえ。サンドイッチ買っておいたよ。ここの購買会のだけど、いいよね。あと牛乳ね。
ヒ:ありがとう。



ヒョンスに食べさせながら、帰り支度をしていると、ドアをノックする音がする。


ミ:先輩? あ、いた。こんにちは。

文学部の助手のミンシャが入ってくる。ミンシャはスワンの大学時代の後輩だ。


ス:こんにちは。どうしたのお?
ミ:先輩、まだ知らないんですか? スカラシップのこと。
ス:何?

ミ:あれ、こちらは・・・(ヒョンスに気がつく)もしかして、スワン先輩の彼氏?(笑う)
ス:え? 
ヒ:彼氏の息子です。(頭を下げる)

ミ:え、うそ! ホント? 子連れだったんですか?
ス:・・・うん・・・。
ミ:そうだったんだ・・・。
ヒ:いいでしょ? (ミンシャを見る)
ミ:ええ、まあ・・・。君、かわいいねえ・・・。それに、しっかりしてるねえ。(笑う)

ス:ねえ、それより何?
ミ:ほら、先輩が夏休み前に申請してたアメリカ留学のスカラシップ。先輩、選ばれたんですよ。
ス:え?


そうだ。夏休み前、大学からの推薦を受けて、アメリカの大学の研究員として働きながら、留学する制度に応募したのだ。
スワンは、修士しか持っていなかったので、文学部ではちゃんとしたポストを築くことができなかった。
そこで、パク教授が、これで留学して、ドクターを取ってきたらどうかと、勧めたものだった。

あの頃は、このスカラシップにこれからの全てをかけていたのに・・・。
夏休みに入って、ソウルの姉の家で留守番をして、大工のヨンジョンと出逢ってからは、すっかり、スワンの興味の方向が変わってしまった。


ミ:まだ、先輩のところに報告ないんですか? パク教授宛に今朝通知が来たので、こっちの教授のほうへ回したんですよ。
ス:そう・・・。
ミ:よかったね。これで、先輩、アメリカでドクター取れるじゃない。
ス:うん・・・。

ミ:どうしたの? 行きたくないの・・・。
ス:・・・・。



また、ドアがノックされて、建築学科の教授が入ってくる。

教:あ、キム・スワン君。君に話があるんだ。お! お客がいっぱいだな。
ミ:お邪魔してます。
教:ああ、今朝ほどはありがとう。じゃあ、ミンシャ君からもう聞いたのかな?
ス:はい。
教:そうか。 あ、この子は・・・。


ミンシャは、スワンの恋が教授にバレないかと、ドキドキする。


ヒ:チェ・ヒョンスです。
教:ああ、君か。チェ先生の坊ちゃんは。スワン先生と仲良くやっているかね?
ヒ:はい。


ミンシャがそのやりとりを見て、スワンの顔を見る。


先輩の相手って、チェ先生だったの?


スワンは、ミンシャと目が合って、すぐに目を逸らした。


教:で、どうするかね?
ス:ええ・・・。
教:まあ、君にはジョンア君の推薦で、うちに来てもらったが・・・。同じ学者としては、君の将来のために、留学を勧めるよ。ここの代わりはいくらでもいる・・・。
ス:はい・・・。
教:じゃあ、行くね? そう、返事をするよ。


スワンは、胸のポケットに差してあったヨンジョンのサングラスを取り出して、手に持ってサングラスをいじり始める。

その忙しなく、動く手を、ヒョンスとミンシャが見ている。

ミンシャは、ヒョンスが心配そうにスワンの手の動きを見ているのに、気がついて、ヒョンスがスワンのことをよく理解していることに気づく。


ス:先生・・・。お返事はもう少し待っていただいてもいいでしょうか?
教:何か問題でもあるのかね?
ス:いえ・・・少し考えたいんです・・・。
教:そうか・・・。ジョンア君のことは心配いらないよ。まあ、この話は来年度のことだから、君は今学期しっかりやってくれればいい。
ス:はい。
教:まずは、自分中心に考えなさい。
ス:はい。ありがとうございます。


教:ヒョンス君、どうした? 心配かね? 今すぐ、スワン君がアメリカへ行ってしまうわけではないから、安心しなさい。お父さんが帰ってくるまでは、ちゃんと面倒見てくれるから。(微笑む)
ヒ:・・・。

ス:あ、ヒョンス君、時間よ。12分のバスで行くでしょ? もう支度しなくちゃ。はい、プールバッグ。大学の正門前から出るバス。わかるよね?
ヒ:うん・・・。
ス:・・・。(小声で)うちへ帰ってから・・・話そう・・・。
ヒ:(不安そうに)うん・・・。
ス:行ってらっしゃい!

教:行ってらっしゃい。
ミ:行ってらっしゃい、気をつけてね。

ヒ:行ってきます。




教:しっかり面倒見てくれてありがとう。ジョンア君たちも順調に日程をこなしているようだし、まあ、よかったよ。スワン君、よく考えて。来週の頭には、返事をもらえるかな?
ス:そんな早くにですか?
教:君の後が待っているからね・・・。それに・・・ジョンア君が戻る前に決めたいんだ。彼女の気持ちが入る前にね。わかったね? (念を押す)
ス:はい・・・。



教授が部屋を出ていこうとして、部屋のニオイに気づく。

この香り・・・。
振り返って、スワンの手元のサングラスを見る。

そして、スワンの顔をじっと見て、出ていった。



ミ:先輩・・・。先輩の相手って、お隣さんだったの!
ス:(ミンシャを見る)・・・うん・・・。
ミ:そのサングラスも、チェ先生のね?
ス:うん・・・どうしよう・・・。


デスクの自分の椅子にドンと腰掛ける。


ミ:先輩。まずは電話ですよ!(睨みつける)ちゃんと相談して決めなくちゃ。いいですね?
ス:・・・。
ミ:だめよ、一人で決めちゃ。大切な人にまず相談するのよ!


ス:うん。(ミンシャをじっと見る)

ミ:じゃあ、今日はこれで。あ、先輩。今日はコロンが濃いですよ。(笑う)
ス:え?
ミ:「好きです、あなたがいなくて寂しいです」って匂ってますよ。(笑う)じゃあまた。決まったら、パク先生のほうにも知らせて。
ス:うん。連絡する。今日はありがとう。



スワンは一人になって、サングラスをかけて、窓の外を見る。

夕飯の支度をしなくちゃ・・・。


ヒョンスのランドセルを肩にかけ、自分のバッグを持って、部屋を出る。
もう、日は暮れかかっているが、スワンはサングラスをかけたまま、エレベーターに乗り込んだ。





ジ:チェ先生! 素敵! やっぱり先生のダークスーツは素敵だわ! (うきうきしながら、ヨンジョンを見る)
ヨ:そうですか? ありがとう。ジョンア先生も素敵ですよ。ドレスがよくお似合いだ。(微笑む)
ジ:ありがとう。こうやって、同伴でパーティに出られるなんて素敵! なんかドキドキしちゃうわ。
ヨ:そう? (やさしい顔で見る)
ジ:ええ、だっていつも教授と同伴でしょう? ドレスを着ても映えないの。
ヨ:まあ、先生がキレイに見えるなら、僕はそれで本望ですよ。
ジ:そおんなあ。(うれしそうに笑って、ヨンジョンの肩を叩く)


ヨンジョンとジョンアは、会議が無事に終わって、これから建築家の集まるパーティに出席する。


ジョンアは幸せだ。
こんなに素敵な男性にエスコートしてされて・・・。
今晩はこれからいいことがあるかしら・・・。

意外に私とチェ先生は合ってる気がする。
チェ先生の好みがユンア先生なら・・・きっと、チェ先生は、私を気に入っていると思うし・・・。

ヒョンス君・・・。
まあ、しばらく、目を逸らそう・・・彼のことはまた後で考えよう。
そうだわ・・・。ユンア先生のお葬式でわかったけど、先生のご両親もとてもヒョンス君のことを愛していたし・・・。
手立てはいろいろあるわ・・・。



二人は、会場の大学のホールへ入る。

知的で華やかな人々。

ヨンジョンの学生時代の友人も出席していて、それは、とても楽しい会になった。




ジェイムスがヨンジョンに気がつく。


ジェ:ヨンジョン!(手を上げてやってくる)
ヨ:おお! 元気だったか!


ヨンジョンとジェイムスが抱き合う。


ジェ:久しぶりだなあ。お前に話があったんだよ。よかった、ここで会えて。
ヨ:何?


ジェ:奥方?
ヨ:いや、同行している大学の同僚のミス・ジョンア。
ジェ:そう。ジェイムス・バーンです。彼の大学院時代からの友人です。よろしく。
ジ:初めまして、よろしく。(握手をする)

ジェ:ちょっと、彼をお借りできませんか? 二人で内緒話がしたくて・・。(にこやかにジョンアを見る)
ジ:ええ・・・。(どうしよう・・・)


後ろから、女性の建築家が現れる。

女:ジョンアさん? あなたの論文、よかったわ。お話できるかしら?


ヨンジョンとジョンアが目配せして、二人はそれぞれの相手と連れ立って場所を移す。


ジェ:(グラスを傾けながら)今の人は恋人ではないの?(ジョンアのほうを見る)
ヨ:いや、ぜんぜん。(シャンペンを一口飲む)
ジェ:うん、そうだろうな。(ジョンアを見てから)前の奥さんになんかよく似ているもんな・・・。
ヨ:バカ・・・。(ジェイムスの腕を軽く叩く) もう結婚を約束している人がいるんだ。
ジェ:そうか。それはおめでとう。君が子育てのために、地方の大学へ行ったって聞いてたから。どうしてるのかと思って。

ヨ:うん・・・。そこもなかなか子育てに専念できない状況ではあるんだけど・・・。今だって、子どもを置いてこうやってアメリカへ出張だよ。
ジェ:うん、そうかあ・・・。でも、結婚したら、大丈夫なんだろ?
ヨ:ま、二人でなんとかやっていくよ。(微笑む)

ジェ:うん・・・。
ヨ:なんか話があったのか?
ジェ:うん・・・。実は、もしよかったら、こっちの事務所のパートナーになってもらえないかなと思ってたんだ。君は現場で設計をやっていたほうがあってる気がするし、人に使われるより、自分で時間を作れるだろう。
ヨ:へザーくんはどうしたの?

ジェ:結婚して、奥さんと新たに事務所を開きたいっていうんだ。彼は、都市計画を中心にやっていきたいっていうものだから、方向性も違ってきたし。
ヨ:そうか。(考える)
ジェ:今うちは、社員が10人ほどいるけど、パートナーにしたい人間がいない・・・。ちょっと物足りなくてね。
ヨ:うん、ありがとう。うれしいよ。教職は・・・オレにはちょっと合ってなかったかもしれないって、少し反省はしているんだ。
ジェ:なぜ? 面倒見がいい君がそんな・・・。

ヨ:向こうの大学では、亡くなったカミサンの名前がずっとついてくる・・・。ずっとオレは彼女の若い夫でしかない・・・。それも、教師の彼女に手を出した・・・。
ジェ:そんな・・・。君を知ってる人間ならわかるはずだけど。それに、実力があるのに・・・。
ヨ:彼女を知っている人間が多すぎるんだ・・・。今のジョンア女史も教え子だし。
ジェ:そうか・・・それは辛いな。どうだ、その婚約者の人と結婚して、こっちへ来ないか? 
ヨ:う~ん・・・。彼女の仕事もあるしなあ・・・。少し、考えさせてほしい・・・。
ジェ:うん。

ヨ:君の話はホントにうれしいよ。一人だったら、今すぐにでも来たい。でも、そう、オレの条件ばかり押し付けられないからな・・・。今もヒョンスの面倒を見てもらってるんだ。独身の彼女に、急に子どもを預けて、それも心配だよ。疲れちゃうんじゃないかって。
ジェ:嫌われるんじゃないかだろ?(笑う)
ヨ:そこまで言うなよ。ビクビクしてるんだから。(笑う)


遠くから、ジョンアが楽しそうにヨンジョンに手を振った。







夕飯を片付けたあと、ソファに座って、スワンが考え事をしている。
部屋の中でサングラスをかけて佇んでいるスワンには、ヒョンスも近づけない・・・。


スワンが時計を見て、子ども部屋のほうにいるヒョンスに声をかける。


ス:ヒョンス君! ヒョンス君!
ヒ:なあに?
ス:お風呂は~?
ヒ:プールで入ってきたから、いいよ。
ス:そう? 宿題は?
ヒ;今、やってる。でも、眠いから、これ終わったら、寝るね。
ス:うん・・・そう。じゃあ、頑張って! おやすみ・・・。


スワンはまた、ソファにもたれて考えている。


愛しているなら、何も悩まなくても答えは出るはず。

行きません。
あなたとずっと一緒にいます・・・。

私は何をしたいのかな・・・。
ここで、結婚して、二人で教師を続けていけば、全てが安泰だよね。


もし、ヨンジョンがホントに大工で、ソウルに住んでいる男だったら、私はどうしていたのかな・・・。
職業を捨てて、彼のもとへ走ったのかしら・・・。

もしもは存在しないけど・・・。


私がまず、手に入れたいもの・・・。
昨日まで、ヨンジョン。
今は、どっち? 両方できるかしら・・・。
彼は待ってくれるかしら・・・。

ここで、仕事を続けていくなら、アメリカへ行かなくちゃ・・・。
それとも、彼との生活を大事にして、私はこのままでいるのか・・・。

やっぱり・・・ここでやっていくなら、負けたくない。

どうしよう・・・。



ミ:先輩。まずは電話ですよ!(睨みつける)ちゃんと相談して決めなくちゃ。いいですね?
ス:・・・。
ミ:だめよ、一人で決めちゃ。大切な人にまず相談するのよ!



うん、電話する。

時計を見る。アメリカで朝一番にあなたに電話を入れる。


ヨンジョン、あなたを手放すなんて、できない。

でもね、ここで仕事を続けていくからには、負けたくないの!







続く・・・



なかなか簡単にはゴールにはたどり着けない・・・・

7/18のjoonて、ヨンジョンみたいでしたね^^








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