2010/04/27 01:51
テーマ:妄想の世界
カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)
妄想ウエイトレス物語 完結編
妄想ウエイトレス物語。完結編でーす^^
最後は何だかしんみりしちゃった(笑)
今頃、彼どうしてるのかなぁ・・・
・・そうだ。
思い出した・・
夢じゃなかったんだ。
ぼんやりとした記憶だったから、絶対夢だと思っていたのに。
私の肩を包んでいる大きな手。
暖かくて、気持ちよくて。私が頭をもたせかけると、
その人はおでこをゆっくり撫でてくれた。
「・・・・・ダイジョウブデスカ」
耳元で聞いたその声は、私の頭に直接響いてきた。
あまりにも気持ちよくて、暖かくて。
このままずっとこうしていたいな。
そう思って・・・・私・・・・
「そうそう。夢じゃないよ。えべちゃん、すごくいい顔してたし。
ヨン様が熱冷まシート貼った時、冷たかったんだろうね。
んっ!って声出して、一瞬くしゃくしゃの顔になったの。
それが可愛くてさぁ、私達もヨン様も笑っちゃった」
「そうそう。本当は起きてお話出来たほうがよかったけど、
あんな風に抱いてもらえるなんて、気絶してたからこそじゃ
ない?ものは考えようだよね♪あ~~!良い時間だったね。
今日はこれで一日分の仕事しちゃった気分だ~~!」
チエコとヨシエの笑顔に、思わずえべは笑顔になった。
そして、少し照れくさそうにそっと立ち上がる。
「ねぇ。帰りの彼、どんなだった?」
「とても美味しかったですって。礼儀正しい挨拶してね、
こーんな深くお辞儀してくれたよ。これからCM撮影なんだって」
「ふーん・・そうか」
一行が帰った客席。
せめてテーブルだけでも片付けようと、えべはその席に
向かった。
ヨンジュンが座っていたというその席。
そこには小さなメモが残されていた。
「またきます」
えべは思わず、その小さなメモを抱きしめた・・・
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