2009/08/17 00:47
テーマ:ヨンジュンという人 カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

何でも趣味を超えちゃう人

Photo

 

最新のアーノルドバッシーニの撮影風景。


私は、さっき動画で見たんですが、皆さんはもう見ましたか?

 




ヨンジュンのソウルでの目撃情報とか、


どこかの村に行ったとか・・の記事は読んでたけど、


今回の動画。びっくりしましたね。

 


陶芸・・確かどこかの記事で結構上手とは聞いてたけど、

まさかあんなに上手いなんて(爆)

撮影の小道具弄ってるってレベルじゃないですもん。

 

何でも中途半端が大嫌い。

凝ったらトコトン^^


手馴れた手付きでろくろを回す彼。

ものすごい数のシャッター音。

しかもすぐ目の前に照明のレフ版まで。


そんな中、誰かに話しかけられて、

それに笑って答えながらのあの作業。

あれは結構やってる感じですね。何だか本物の陶芸家みたい。

 

 

映像見て思ったけれど、彼、また少し痩せた?

重ね着してるのに、体の線が心なしか細い。


ダイエットしてるのかな。

それとも普通に痩せちゃったの?


それだけ本の執筆活動がハードだったのかも。

彼にとっては未知の領域だったはずだしね。

 


彼が計画的に痩せたのならいいけど、

痩せちゃったとなれば少し心配。

自分勝手なファン心理です・・

 

私個人の趣味としては、彼にはもう少し太ってて欲しい。

胸筋、太ももパツンパツンのチャヌくらいが、

私には超ストライク♪

いつか、あのくらいまで太ってくれないかしら?ね。

 

 

9月のイベントまであと1ヶ月と少し。

疲れを取って、英気を養って。


最高の笑顔の彼に逢いたいですね。


それには私達もその日に向けて何か頑張らなきゃ。

 

とりあえず私は、初めての白髪染めに挑戦するかな、

表面はまだしも、中の方、結構来ちゃってるんですよ。



だって、こんな髪で彼の前に行けないもの~^^




2009/08/15 00:19
テーマ:金色の鳥篭 カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

金色の鳥篭 ― スジニの愛 ― 8


 

 

 

そこに並んだ隊列は、

皆、真っ直ぐに王の姿を見つめていた。


我らが王は神々しく、

馬上の姿は普段より数段大きく見えた。

 


目の前の敵は、我々より何倍の人数がいるんだろう。

その圧倒的な数に腰が引けていた兵士達は、

その王の姿に安堵し、

傍らのアタシの姿を見ては、その表情を崩した。

 


アジクを絶対に取り戻す。

 

負けられない戦いにアタシも緊張していたけれど、

そんな彼らを見ていたアタシの顔には、

自然に微笑みが浮かんでいた。

 

 

いよいよ、戦いの火蓋が切られる。

王様が、隊の先頭に立った。

 


全兵士の方を向き、決して大きくはない声で

王様は口を開いた。

 


王様はいつも大声で叫んだりしない。

人々の目を見て心から声を発した。

だから兵士達は皆、王の言葉を聞き漏らすまいと、

いつも静かに耳を傾ける。

 

 

「いよいよ、この時が来た。これは負けられない戦いだ。

我々の数は敵に比べ圧倒的に少ない。だが案ずるな。

私達は必ず勝つだろう。

何故なら・・我が軍には、生きた女神がついているのだからな」

 


その軽口に、皆の表情が和らぐ。

王様は、少し照れたように微笑んだ。

 


「この女神。女だとて侮ってはいけないと、向こうの兵士に

教えてやりたいほどだ。跳ねっかえりの我が妃は、ヘタをすると

屈強な男よりはるかに強い。

王の私の言いつけも聞かないくらいだ。

皆は、よく存じておるだろうが」

 

「それは誰の事です?王様。

まさか、アタシの事じゃないですよね?」

 

「これはこれは、我が妃の機嫌を損ねたようだ。

この辺にしておかねば、後で私の方が痛い目を見る。

口は災いの元と言うからな」

 


兵士から大きな笑い声が起きた。

やがて、我が軍全体に大きな波の様なうねりが起こる。

それは自然に湧き出た時の声だった。

 


目の前で王様が、兜を被る。

その凛々しい姿に、今まで大声を上げていた兵士も

“ほぉ・・”と溜息を吐く。

 

アタシは、王様が結んでくれた鎧の紐を、

そっと手で擦った。

 

王様は、そんなアタシの方に一瞬顔を傾ける。

 


「スジニ、走れ。

お前は前だけを向き、何も考えず

真っ直ぐにアブルランサに進むのだ。

そして・・我らがアジクを取り戻せ」

 

「はい」

 

「青将軍。妃の援護を頼む」

 

「承知しております。その為の隊も何とか間に合いました」

 

「それはありがたい。感謝する」

 

 

王様が静かに剣を抜いた。

鞘から解き放たれたそれは、陽の光を浴び金色に輝いていた。

 

 

「私が見えるか!!」

 

「うお~~~!!」

 

「我らの心はひとつだ。そなた達、遅れずについてまいれ。

私が、先頭を走る!!・・・はっ!」

 

 

王様が鐙を蹴る。

それを合図に、全軍が動き出した。

 

 

 

 


遠い・・

  アブルランサが、こんなにも遠い。

 


倒しても、倒しても、前から敵が現れる。

あんなにあった矢が、あっという間に矢筒から無くなっていた。

 


不慣れな剣での戦いは、アタシの神経をすり減らす。

焦れば焦るほど敵に囲まれ、馬はまったく前に進めなくなった。

 

 

「おう、スジニ!!大丈夫か?」


「チュムチ!」

 


一瞬、目の前が開けた。

チュムチが斧を手に、アタシの周りの敵を一掃していた。

 


「てめーら、いい加減にしやがれ!

こいつにはな、息子を取戻すっていう大事な用があるんだよ!

スジニ。ここは俺達がどうにかする。いいからお前は前に進め。

なぁ、アジクを必ず取り戻せよ。俺はあいつが気に入ってんだ」

 

「う、うん・・でも」

 

「いいから!ここは最強の庸兵団の出番・・

おい、マンドゥク!後ろだ!」

 

「やー!大将、こりゃ幾らやってもおっつかないですって!」

 

「バカヤロウ。四の五の言ってる暇があるんなら1人でも多くやれ!

スジニが進む道を造るのが、俺達の仕事なんだよ!

お前達、油断すんな。こいつらは戦うためだけに訓練された兵器だ。

後ろを見せたら背中からバッサリだぞ。おい、スジニ!急げって!」

 

「・・ありがと、チュムチ」

 

「何言ってんだ。俺はお前の家臣だぞ、お前に仕えるのは当たり前

だろうが。なぁ、スジニよ。お前はもう、俺達のお妃様なんだぜ。

それに、俺はお前の亭主が好きなんだ。

あいつのためなら、こんな命なんか惜しくねえ。

・・・何だ、また来やがったか。マンドゥク、行くぞ!うぉりゃ~!」

 


背中にチュムチの大きな声が響いてる。

荒くれ者達が、牙を剥いて敵をなぎ倒す。

 


アタシはまた・・

庸兵団が造ってくれた道を走り出した。

 

 

 


いったい、何人いるんだろう。

こんな数の敵は見た事がない。

 

今まで何人倒したのか、目の前の兵が、敵なのか味方なのか、

それすらも判別出来なくなってくる。

 

 


剣が滑る。


腕が痺れる。

 

お師匠様・・

 

アタシ・・もう・・切れない。

 

 

 


『出来ないよ!!そんなに言うんなら、お師匠様がやってみれば

いいじゃない!この的に1000回続けて当てるなんて絶対無理だよ!』

 

『あは・・女のお前では、どう頑張ったって男の力には勝てないんだ。

ならば、お前が得意な素早さで相手を瞬時に仕留めるしかない。

お前は目がいい。弓なら男とも対等に戦える。

私に向かって強くなりたいと言ったのはスジニ、お前だろう?』

 

『どうしてアタシだけ女なんだよ。コムルには男しかいないじゃないか!

アタシも男になりたかった・・男ならここの誰にも負けないのに!』

 

『そうか?私は女のお前が羨ましいがな。

男に育てられたお前は、話し方も仕草もちっとも女らしくはない。

だが、お前は優しい。

お前の優しさは、コムルの皆が分かっている。

皆、お前の笑顔とお前の心に癒されているのだ。

・・スジニ。強くなれ。お前には強くならなければいけない使命がある。

お前の運命は過酷かも知れぬ。だが、決して挫けてはいけないぞ。

なに、コムルは弓や刀よりも頭脳で闘う集団だ。

今は男に敵わぬかも知れないが、すぐにお前に勝てる者などいなくなるさ』

 

 

 

ねぇ、お師匠様。

どこにいるの?

 

お師匠様も、この戦場のどこかにいるんだよね。

 

大丈夫?ちゃんと戦えてる?

 

アタシ・・


もう戦えないかも・・・

 

 

 

「あっ」

 


血で滑る剣が、アタシの手から滑り落ちる。

取り戻そうと体を傾けたその瞬間、

アタシの目の前を一本の矢がかすめた。

 


「つっ」


「妃!!」

 


カンミ城主が、槍でその矢を払い落とし、

危うく落馬しそうになったアタシの腰を、素早くその腕で支えた。

 


「あ、ありがとう。

来てくれなかったら危なかった・・」

 

「遅れて申し訳ありません。

この隊は武器の扱いに優れていますが、馬が苦手な者が多く

進路を阻まれました・・あ、やはり弓が。

補給の弓を持ってきました。さ、これへ早く」

 

「お妃様。これを」

 

「あ、ありがとう・・え、あなた・・・ヒョヌさん?

・・ヒョヌさんじゃない!!どうしてここにいるの?

それにその格好!!え?お店は?スファンは?!」

 


そこにいる兵士。


アタシに補給の弓を渡したのは、

あの魚屋のスファンアボジ、ヒョヌだった。

 

ヒョヌは高句麗軍の鎧を着け、背中には大量の弓を背負っていた。


そして。


戦場には似つかわしくない程の満面の笑顔で、

アタシの方を見つめていた。

 


「数騎来る!!妃を囲め!ヒョヌ、後ろだ!!」

 


カンミ城主の声より一瞬早く、ヒョヌの矢は敵の胸を射抜いていた。

 

どう・・と大きな音をたてて馬と共に倒れた敵。

その人物にアタシは見覚えがあった。

 

ヨン・ホゲの側近。

昔アタシが撃毬場で咬みついた男。

・・イルスだ。

この人・・イルスがここにいるってことは・・

 

 

「お妃様!大丈夫ですか!」

 

振り返ったヒョヌの顔は明るく、生気がみなぎっていた。

 


「う、うん。アタシは大丈夫」

 

「あなたのおかげで俺は城主様に逢えた。

感謝しています、お妃様」

 


アタシの前方で周囲を警戒するヒョヌは、

少し乱れた息でそう言った。

 


「ヒョヌさん・・どうして?」

 

「嬉しいんだ。俺は今、すごく嬉しい。命を掛けても悔いがない人に

3人も出逢えた。王様、城主様、そしてお妃様。


あの日。城主様と逢えて、いてもたってもいられなくなったんだ。

あのまま国内城に魚を納め、市場に帰ってまた元の平穏な生活に戻る

事なんか考えられなくなっていた・・

城主様についていきたい。あの王様の下で働きたい!

それしかなくて・・

スファンは大丈夫。あいつはきっと俺の背中を見ていてくれる。


行こう、スジニさん。いや、お妃様。アジクが待っているんだろう?

あいつ、口は達者だが結構な寂しがりやだ。

早くオンマの顔を見せてやらなきゃ」

 

 

気がつけば周りには、10人ほどの小隊がアタシを囲んでいた。

弓、剣、槍。

皆それぞれの武器を持ち、アタシを護っている。

 

 

「この隊は妃を護るためだけの護衛隊。編成は私に一任されていた。

ヒョヌが先頭に立ってくれたおかげでいい隊が出来た。

妃。ここは、まだしばらくこのままだ。時間が無い。

我々は先にアブルランサへ。

後方にはチュムチもコ将軍もいる。彼らが王の援護に当たるから」

 

「まさかヒョヌさんがここにいるなんて。カンミ城主、ありがとう。

でもあんたまでアタシを妃って呼ぶのね・・

いいのに、アタシはスジニ。あんたの友達でしょう?

今生でも来世でもずっと友達だって、前に言ったじゃない」

 

「友達、ね。妃だって、いつまでも私の事を名前で呼ばない」

 

「そうね、そうだった。今度からは、名前で呼ぶわ。

とにかくありがとう。心強い・・本当は少し挫けそうだったんだ。

すみません、先を急ぎます。皆さん、お願い!」

 

 

 


アジク・・・待ってて。


皆が、皆が、あなたのために。

この世界を護るために、戦っているのよ。

 

 

アタシを真ん中に小隊が囲み、そして先頭にカンミ城主。

1つの塊になって、敵陣の中を進んで行く。

 


その塊から放たれた弓、

カンミ城主が振るう、長い槍。

アタシ達は真っ直ぐに、そこからアブルランサに向かっていった。

 

 


しばらくすると、前から強い殺気が感じられた。


ふと見ると、遥か向こうから体の2倍もありそうな槍を手に、

もの凄い速さでこちらに向かって来る馬があった。

 

その馬上にいるのは・・・

 


ホゲだ。

 

 

槍を大きく振り上げ、一瞬で我が軍の兵士を斬り倒し、

ただ一点を見つめ、前方に突き進んでいく。

 

その圧倒的な迫力に息をするのも忘れていたアタシは、

ホゲの目標がどこにあるのかが、やっと分った。

 

その目標は、大勢の敵に囲まれながらも戦場の全てを支配していた。

体全体から溢れる輝きで、他を完全に制圧している。

その金色に輝く場所に、ホゲは馬を走らせていた。

 

 

「ホゲよ!ホゲが来た!!王様はまだ気付いてない。

どうしよう。早く行かなきゃ!」

 

「おい待て、何を言ってる!」

 

「だって!王様が!!」

 

「大丈夫だ。王にはコ将軍とフッケ将軍が付いている。

チュムチももうすぐ援護できる。

心配する事はない。第一、王はホゲより強い。王の剣は・・」

 


急に隊列を止め、王様の傍に行こうとするアタシの腕を、

カンミ城主が掴んで引き戻した。

 

アタシは、ガタガタと体が震えだす。

 


「イヤ・・イヤよ、離して!!すぐそこにいるのよ。

王様を狙っているのが分かってるのに!離して!!傍に行かせて!」

 

「落ち着け、取り乱すな。そして信じろ!あの人は君の夫だ。

あの人はチュシンの王だぞ!君はその妃。

王は決してそんな事を望んではいない。

そんな事、君だって分かっているだろう?」

 

 

ホゲの馬は飛ぶように走り、

その投げた槍が一人の兵士の体を突き抜けた。

突き抜けた槍を兵士の体から引き抜き、

ホゲはそのまま光に向かっていく。

 

アタシは震える唇を思いっきり噛み、

その光景を見つめていた。

 

 

唇から赤い血が一筋滴り落ちる。

アタシは・・固く目を瞑った。

 

 


・・・スジニ、走れ。お前は前だけを向き、何も考えず

真っ直ぐにアブルランサに進むのだ・・・

 

 

 

王様・・・

 

 


「行くわ」

 

「妃」

 

「援護して・・・チョロ」

 

「承知」

 

 


王様の姿がだんだん遠ざかる。


アタシは行かなければならない。

 

 

高句麗の母として。

 

アジクの母として。

 

王様の妃として。

 


それでいいのよね・・・王様。



2009/08/14 00:39
テーマ:短編集 カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

ドンヒョク祭り!  「ドンヒョク、最後のメール」

Photo

御好評いただいたドンヒョク祭り。金曜日の今回が最終回です^^


突然始めた企画、毎日の短編創作も楽しかったです。

やっぱりドンヒョクは魅力的なキャラですね~。
で^^今回は最終回。

ドンヒョクのメールを書いてみました。
初めが20話のメールからでしたからね。

やはりドンヒョクにはメールで締めてもらいましょう!

 

 

 


ジニョン。


この1週間、君にメールが出来なかったね。ゴメン。

 


ジニョン?


怒っているんだろうな。

僕がNYに戻ってから、君へのメールを欠かした事などなかったから。

 


久しぶりだから本当は君の声を聞きたかったけれど、

ソウルのこの時間、君は忙しい時だよね。

楽しみは後に取っておきたいから、今はメールで我慢しておくよ。

 


この1週間、本当に忙しかったんだ。



急な知らせが入って(予測はしてたんだけどね)急いで準備しなきゃ

いけない事が多かったから。

思ったより煩雑な手続きに手間取った事もあったし。


レオはレオで他の仕事も抱えていたから、僕の事であまり

彼の手を煩わせるのもね・・


よく君に、「ドンヒョクさんはレオさんに頼りすぎよ」って

言われるからね。僕なりに気を使ってみたのさ。


ね?ジニョン。僕も随分大人になっただろう?

 



ソウルは今、緑の季節だね。

僕のアパートの傍の公園にも、色とりどりの花が咲いているよ。

僕は毎朝、その花々を見ながら走っている。


去年、僕がいた時。

サファイヤへの坂道の両側に可愛い花が咲いていた。

酔った僕を君が送ってくれた時には、桜が綺麗に咲いていたよね。

 

あの坂をまた走りたい。

風を切って、全速力で。


その時傍で君が笑っていてくれたら・・

そんな事ばかりを、僕は考えている。

 



ジニョン。


君は僕に逢いたい?

 

ジニョン。


君は僕を待っている?

 



不安なんだ。


僕を待っていてくれる人など、今まで誰もいなかった。


君の気持ちを疑ってはいないけれど、この不安だけは

どうにも消えそうにない。


子供みたいな嫉妬もするさ。

テジュンからの電話で君の名前が出たりするとね。

 

そうだ。テジュンは元気なんだろう?

今週ラスベガスに来ると言っていたから、最高のガイドを

押さえておいたと彼に伝えてくれ。

ユンヒさんも頑張っているみたいだ。この件で連絡を取った

時、試験勉強で徹夜が続いていると言っていたから。


テジュンには内緒にね。

別に僕は、あいつの照れた顔なぞ見たくもないが。

 

 



今日は風が出てるんだね。

天気はいいけど風は少し冷たいな。


窓を開けていたら、運転手に「閉めますか?」と聞かれてしまった。

僕は、この香りも感じたかったから、今それを断った所さ。


窓からの景色がこんなに懐かしいなんて、

今まで思った事なかったよ。

 


このメールは送信するべきかな。

もうすぐ、僕の家に帰るのに。

 

あぁ、今日のドアボーイは、彼なんだ。

僕の顔を見て驚いている。当然だね。

 



-----

 


「・・お帰りなさいませ。シン様」


「ん。ありがとう」

 


フロントに向かう。


君がこの時間にここにいないのは、テジュンからリサーチ済み。

 

「予約した、シン・ドンヒョクですが」


「はい。社長から伺っております。お帰りなさいませ」


「ソ支配人を、お願いします」


「はい・・先輩、きっと待ってますよ」


「そう?そうだといいけど」

 

 

君を待つ時間。


こんなにも心が浮き立っている。

 

どんな顔をするだろう。


突然やってきた僕を、君はどう迎えてくれる?

 


あぁ・・君がやってきた。


僕に気付いたね。

 

僕は真っ直ぐに君に進んで行く。

 

もう離さない・・・

 


永遠に。



永遠に・・

   
   君にチェックイン・・

 


2009/08/13 00:53
テーマ:短編集 カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

ドンヒョク祭り!  「今・・僕を見てる?」

Photo

仕事から帰ってからずっとホテリアーDVDを見てしまいました~。

何を書こうか考えたんですが、
やっぱり監禁キス!ですよね♪

何回もこのキスシーンだけをPCで繰り返し見ている私。

きっと子供達、呆れてたかも?^^


以前「KA・ZO・KU」シリーズでこのシーンの裏話(笑)を書きましたが、本編は

初めて。
衝撃的なラブシーンですよね。これぞ、ドンヒョク!!

 

 

 


どこにいる・・・


   どこにいるんだ・・・ジニョン・・・

 

 

「あ、お客様。ここは従業員通路なんですが」

 

「分かっています」

 

「すみません。関係者以外は・・・・んもう、何よ!」

 

バカね。薔薇300本じゃないの!」

 

え?あっ!!そうか

 

 

 

僕の傍を怪訝そうな顔をしたホテリアー達が通り過ぎる。


出勤時の混乱した従業員通路。


どうやら僕は結構な有名人らしい。


昨日まで、僕に笑いかけていたレストランのウェイトレスまで


僕の顔を見るなり、思い切り睨みつけた。

 

 


昨夜、家に帰っていない君。


携帯の電源は切られ、出社時間を過ぎてもまだ姿を見せない。

 


「ホテルの買収に来たって・・本当なの?」

 


僕を信じようとサファイヤにやって来た君が見たのは、


ホテルの情報が載った大量のプリントアウト。

 

僕の手に握られたそれは、動かない物的証拠。

 

 

違うんだ。


君を利用したんじゃない。


ホテルの事と君の事は、関係ない。僕を信じて・・・

 

 

ネックレスを床に叩きつける君の目から溢れた涙。


あの時の僕には、それを拭う事さえ出来なかった。

 


どうすれば信じてもらえる?


君を愛しているんだと。


僕の気持ちを、どうすれば伝えられる?

 

 


カツカツとヒールの音が聞こえる。


君の快活な声がやってくる。


笑いながら走る君を、僕はやっと掴まえた。

 


「ずっと君を捜していたんだ。携帯の電源も切っていたね。


話がある。僕は・・」

 

「私には話すことは無いわ」

 

「VIPのお客様だからって女性従業員に何してもいいなんて

考えてるの?いいのよ、ジニョン!行きましょう」

 

「待ってくれ」

 

「・・・」

 

「待てよ、ソ・ジニョン!」

 

 



狭い通路。


僕の前を通り過ぎようとする君。

 

 


・・・行かせない。

 

僕の想いを伝えるまでは・・・

 

 


「キャー!何するの?!」

 


気がつけばドアの電源を引き抜き、僕は君を閉じ込めていた。

 



「話す事なんか・・無いわ」

 

「僕にはある」

 

「やめて、皆が見てるわ!」

 

「誰が見ていたって関係ない!!君は僕だけを見ていろ!」

 

 


・・・そうだ。僕だけを



僕だけを見て・・・

 

 



「今。僕を見てる?」

 

こくんと君が僕を見つめる。

 

「今、僕の声が聞こえる?」

 

こくんと君が僕に頷く。

 

「これだけは聞いて欲しい・・・愛してる、ジニョン・・」

 

 

 

こんなキスを、今までした事がなかった。


僕の唇がキスで・・


たかがキスで、震えるなんて。

 

君が僕の首に腕をまわした。


僕は君の細い腰を抱き締める。

 

 



そのドアが開いた時。


君はそっと唇を離した。

 

僕を見つめる目は、涙と愛で潤んでいた。

 

 



ジニョン・・愛してる。

 

君も僕を愛しているんだね。

 

 


君の姿が消えたその場に僕は立ち尽くした。

 


僕の中で、色々な感情が渦を巻いていた。


2009/08/12 00:45
テーマ:短編集 カテゴリ:韓国俳優(ペ・ヨンジュン)

ドンヒョク祭り!  「教会の夜」

Photo

朝の大きな揺れで飛び起きた私。東海地方の皆さん、大丈夫でしたか~?

この夏は色んな事が起きますが、お疲れの方にまたカンフル剤ですぅ。

ドンヒョクの魅力に私も負けました^^今週は、ドンヒョク祭りでございます!

この曲は、フラジャイル。赤箱DVDは、この曲が入ってるんですよね。

私はプレミアム版なので、実はこの曲には思いいれはないんですが、これ、

ドンヒョクにぴったりですね。

今日は、これをBGMにこんな呟きを。あの教会でのドンヒョクです・・・





夜、11時半。

 

今夜、ここで待っていると、君に告げた。

 

「行けるかどうか・・分らないわ・・」

 


君はそう言ったけれど、その目は僕への愛に震えていた。

 

 

最後の賭け。

 

シンデレラの魔法が解けるまで、僕は君を待っていよう。

 

 


時間通り、君はやって来るだろうか。

 

僕の正体を知った今でも、僕を選んでくれるだろうか。

 

 


ジニョン・・

 

僕は臆病な人間だ。

 

自分がこんなに臆病な男だったと、


君に出逢って初めて気付いた。

 


愛がこんなに苦しいものだという事も


君に出逢って、初めて知った。

 

 

失いたくないんだ。


君を失ったら、僕はどうやって生きていけばいい。

 

 

地位。


名声。


それに見合った報酬。

 

そんなものは自分には何の価値もないと、君は笑ってそう言った。


ホテルで働く事が生きがいなのだと。


お客様の笑顔に出逢えたら、疲れなど忘れてしまうと。

 

 

幸せとは何だろう。

 

これまで考えた事もないその問いを、僕に気付かせてくれたのは君。

 

 

あと5分。

 

ジニョン、魔法が解けてしまうよ。

 


この万年筆が、僕に残された唯一の君の心。

 

 

神よ・・

 

あなたの声が聞こえない。

 

 

あなたは、僕から全てを奪うのか。

 

ただひとつ。


ただひとつだけの僕の望みも、あなたは叶えてくれないのか。

 

 


ほんの少しの物音に、僕は後ろを振り返る。

 

そこに、君の姿を探してしまう。

 

 


ふっ・・可笑しいな。

 

僕はこんなにも真剣だ。

 

 

 


魔法が解けた深夜の教会。

 

 

引き止める女神の声は、

 

 

重いドアを閉じた僕の背中には届かなかった。


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