急浮上。
東京ドームでのイベントが終わったあとの金曜日。
何気なく体重計に乗ったら、3キロマイナス。
食べないと、痩せるのね・・・そう思った。
食欲がないと言うより、空腹感がまるでなかった。
イベントが終わったら大掃除をしよう。
そう思っていたのに、やる気が全然起きない。
PCを開けなくなって今日で4日目になるんだ・・・。
と、土曜日の朝、気づいた。
ブログを更新していないから、どうしたのかと、
気にかけてくれた友人からのメールがたくさん着ていた。
でも、返す気力もなかった。
12日の日曜日。
ヨンジュンを羽田空港で迎え。
14日は、アリーナC席で、ヨンジュンを見て。
ヨンジュンと同じ屋根の下で幸せな夜を過ごした。
15日、家族写真撮影。
私は最上段の番号を引いてしまった。
家族写真は、当然の権利ではなく、思いがけず与えられた権利。
そう思っていたし、今もそう思っている。
なのに、その≪番号≫を受け入れることが、どうしてもできなかった。
ヨンジュンは最上段の私たちの顔を見て、何度もうなずいてくれた。
それでも、なぜこんな遠い位置に自分がいなければならないのか・・・。
そんなことばかり、考えていた。
撮影終了後、仲のいい友人に慰められたとたん、涙が出た。
贅沢だと解っていながら、くじ運の悪さを嘆いて、泣いた。
ヨンジュンとの縁の薄さを突き付けられたようで、悲しくなった。
ヨンジュンの近くで撮影できた人の喜びの声は聞きたくない。
そう思った瞬間から、PCを閉じた。
土曜日の昼近く、帰国便の時刻がネット上に上がっていると、
友人からメールが着た。
≪15:20 セントレア空港≫
名古屋までなんて、行けるはずもない。
けれど、明日ヨンジュンに会わないと、次に会えるのはいつ・・・?
心が揺れた。
三重県の友人に「名古屋ゴシレが予約できたら行こうかな?」
と、メールを送った。
それは、行かないと言うことを自分に納得させるためでもあった。
予約が取れるとは思えなかった。
すぐに返信メールが着た。
「ゴシレ取れた」
それでも、心はまだ揺れていた。
行ったところで、会えなければさらに気分は落ち込むと解っていたから。
けれど、沈んだままの私を浮上させようと、
「名古屋でイベントの打ち上げをしよう!」
と、言ってくれている友人の気持ちを無にしたくない・・・そんな思いと。
「いつかきっと、いいことあるよ!」
と、電話で励ましてくれた東京の友人の声を思い出し。
名古屋に行こう!と決めた。
空港で、間近に会えたヨンジュンは、
このイベント期間中の、どの姿よりも素敵に思えた。
家を出る時、渡せなくてもいい・・・と思いながら、
私は小さなお菓子の包みをバックに入れて持って行った。
それが、ヨンジュンの手に渡った時、
鬱々とした気持ちも、嘆き悲しんだ気持ちも、全て消えてなくなり、
泣きそうになるのを必死に我慢した。
名古屋まで会いに来てよかった・・・と、思った。
素早く「ゴシレ」を予約してくれた三重のYさん、ありがとう。
大阪から、駆けつけてくれたBさん、ありがとう。
同行してくれたお友達、ありがとう。
私を心配してメールをくださったすべての友人に、ありがとう。
そして、素敵な姿を見せてくれたヨンジュンにも、ありがとう。
深く、沈み込んでいた私を浮上させてくれたのは、
友人たちの暖かい心づかいと、
ヨンジュンの笑顔でした。
心から、感謝しています。
追記:「マイナス3キロ」は、名古屋・ゴシレのおいしいお料理で、
即座に元に戻りました。
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