Over The Reinbow
暑さのせいで何もする気が起きないのと・・・。
夏休みということもあって、なんとなく日常がバタバタしているのと・・・。
滅入る事ばかりで、PCに向かって文字を打つも、気分的に乗らず・・・。
あらゆるサイトのヨンジュンのフォトばかりを眺めて過していた。
滅入る事ばかり・・・と言ったって、どれも取り立てて深刻なことでもない。
どこの家庭でも遭遇する単純なことなのだと思う。
例えば・・・ちょっと考え事をしながら、車をバックさせたら、家のカーポートにこすってしまった。
自宅の駐車場で、「接触事故」を起こしてどうする・・・と、自己嫌悪に陥ったが、2週間も過ぎると、ぶつけた箇所もたいしたことのないように思えてくる。
娘の自転車が盗まれたことだって、たかだか1万円くらいの損害。新しい自転車を買えば済むことなのだ。
だが、鍵をかけて、指定の場所に駐輪しているにもかかわらず、盗難に合うとはどういうこと?と、疑問が残る。
職場での「臨機応変」の意味の難しさ。
「臨機応変で・・・」というのは、指示する方は、いかにも便利な言葉だが、教わる方は意外と難しい。
それぞれの感覚が大きく関わってくるからだ。
風呂釜が壊れて、修理を依頼した。
今回は、無事に回復したが、次回は部品を取り寄せることはできないかもしれないと言われた。
「寿命」のひと言で、片付けられてしまうんだろうな・・・。
風呂釜と平行して、DVDプレーヤーも故障した。
これには、本当に落ち込んだ。
「太王四神記」は全て、消えてなくなってしまった。
放送開始半ば頃から、HDDから、DVDに落さねば・・・思っていたのだが、知識不足と忙しさを言い訳に行動を怠っていた。
実は、何度か試みたのだが、DVDに移行することができずにいたのだった。
詳しいことを書くと長くなるので、省略するが、結局、その頃から、DVDの内部のシステムに支障があったのだと、昨日、電気屋に言われた。
ペ・ヨンジュンのドラマが、全てボツになったことなど、他人から見たらそれこそ「そんなこと~」の出来事だろう。
しかし、昨日の私は、かなり落ち込んで、友人から、「秋に再放送があるよ」と教わるまで、44000円(DVDBOX代)の資金の調達方法を考えるしかないと思っていた。
そして、ますます気分が暗くなりそうなのは、これから一ヶ月、義母を我家に招くことだ。
お姑さんと同居している人から見たら、「たった一ヶ月でしょ!」と叱られそうだが、気の合わない義母と僅かでも生活することを思うと、ため息が出る・・・・。
ご両親を大切にする韓国という国。
姑と同居することなど、当たり前のこととして、韓国の女性たちは、捉えているんだろうか・・・。
この点を考えても、到底、ヨンジュンの嫁は私には勤まりそうもない。
さて、気分転換は、やっぱりヨンジュンの笑顔しかない。
韓国に帰国したというし、名古屋ゴシレ・・・来てくれるかな。
こういう時、ヨンジュンがいてくれてよかった・・・と心から思う。
「Over The Rainbow」
日々の悩みや辛いことを乗り越えてこそ、虹が見えてくるのかもしれない。
「朝月夜」(アサヅクヨ)⑰・・・こちらは戯言創作の部屋
「コーヒーだけでいいです」私は無愛想に言った。
わざわざ最上階のレストランまでバイキングを食べに来るほど、食欲があったわけではなかった。
しかし、「ひとりで行ってください」と言うのも、悪いような気がして彼に付いて、ここまで上がって来たのだった。
バイキングの料理を選んでいる間も、彼は、韓国人の彼女と楽しそうに話していた。
通訳の仕事を失った私は、ずっと、ひとりで座っていた。
本当にコーヒーしかほしくなかった。
なのに、「何か食べないとダメですよ」と言って、彼は私の前にヨーグルトと、トースト、それに数種類のフルーツとスープを置いた。
「せっかく彼女が選んでくれたんですから・・・」
彼は、他のお客に料理の説明をしている彼女の方を向いてそう言った。
彼のその言葉はさらに私を無愛想にさせた。
「それでは、ごゆっくり・・・」と、笑顔を残して、彼女は自分の仕事に戻って行った。
「スープが冷めますよ」
コーヒー以外の何かを口にしない限り、同じことを何度も言われそうなので、私は、スープの入ったカップに口を付けた。
「それにしても、よく降りますね。今日は何をして過しましょうか?」
韓国語が解るスタッフがホテルにいると言うことが、彼の気分を軽くしたのだろうか。
彼はにこやかに雪の日のホテルでの過し方を提案した。
プール、ビリアード、トレーニングジム・・・スポーツ系の施設をいくつか言ったあと、「ユキさんには、どれも無理ですね」と言った。
後から思えば、体調が万全でない私の事を気遣ってくれた言葉だったのだが、その時は、「君にはどれもできそうにないなあ」と言っているように思えた。
それに全てが、彼女のアドバイスであると思うと、気分的に賛成しかねたし、体を動かして、汗を流す気にはなれなかった。
「リラクゼーションフロアで過します」
『波の音とすてきな香りに包まれて・・・癒しの時をお過ごし下さい』
私は、先ほどエレベーターの中で見た、ポスターを思い出してそう言った。
「エステですか?」と言って、彼は小さく笑った。
結局、私はリラクゼーションフロアへ、彼は、温水プールへ行くことになった。
「水着はレンタルのものがあるらしいから、心配しないで下さい」と言った。
リラクゼーションフロアと言うだけあって、そこはあらゆる設備が整えられた癒しのスペースだった。
サウナ、ジャグジー、エステルーム、ネイルサロン、小さな美容室まで完備されていて、私は驚いた。
夕べ温泉に入り損ねた私は、ジャグジーの泡のお風呂に身を沈めて、ゆったりとした気分を味わった。
突然、髪をカットしようと思い立ち、美容室にも行き、ネイルサロンで爪を染めてもらった。
彼とは、昼までには戻りましょうと約束していた。
時計を見ると、まだ、11時を少し過ぎたばかりだった。
リラクゼーションフロアのロビーで、コーヒーを飲みながら、ピンク色に変わった爪を見つめた。
ほんの少しだけれど、髪を切ったことに彼は気付いてくれるだろうか・・・。
自然にプールへと足が向いた。
硝子越しに、ひときわきれいなフォームで泳ぐ人が見えた。
ゴーグルを外すまで、それが彼だと気付かなかった。
プールサイドに上がった彼が向かう先に視線を移すと、そこには韓国人の彼女がいた。
プールサイドには似つかわしくない制服姿の彼女。
その目の前に、最小限度と思えるような小さな水着を着けた彼が、惜しげもなくその体を晒していた。
逞しい胸の筋肉と、太い腕は、硝子越しの遠目で見てもはっきりと解った。
二人の会話はここにいては聞こえない。
楽しげな様子だけが伝わってきた。
痛いくらいに湧き出していたジャグジーの飛泡。
全身マッサージが気持ちよくてうとうとしてしまったこと。
カラフルなマニキュアを前にして、散々迷ったこと。
話したいことがたくさんあったのに・・・。
私は居たたまれない気持ちになって、その場を離れた。
部屋のドアを開けると、室内に彼の香りが漂っていた。
窓辺のテーブルの上に無造作に置かれた彼の腕時計。
それを手に取った時、わけもなく涙がこぼれた。
髪を切ったことも、爪をピンクに染めたことも、彼のためだったのだと、その時初めて気が付いた。
従業員とお客とのたわいない会話・・・そう思えば心が騒ぐこともないのに・・・。
なぜか、涙がとまらなかった。
昼を過ぎても、彼は部屋には戻ってこなかった。
雪は朝よりも小降りになったもののまだ、降り続いていた。
12時30分近くになって、部屋のチャイムが鳴った。
ドアを開けると、寒そうな顔をした彼が立っていた。
「こういうものなら、食べられるかなと思って。駅まで宿泊客を迎えに行くというホテルのバスに便乗させてもらいました」
そう言いながら、彼は、コンビニの袋を差し出した。
「髪を切ったんですね・・・とてもよく似合います」と、彼が笑顔で言った。
乾いた涙が、再び頬を伝いそうになるのを必死に我慢して、私は夢中で彼の胸にしがみついた。
突然の私の行動に、彼は驚いたのだろう。
「どうしました?」と心配そうに聞いた。
「あなたが、もう・・・ここに戻ってこないんじゃないかと思って・・・」
私は、彼の胸に顔をうずめたまま、正直な気持ちを口にした。
しがみついた私の腕を自らの手で引き離すと、「ここに戻らず、どこに行くんですか?」と、彼は私の目を見て言った。
「あなたが・・・インスさんが・・・」
好きなんです・・・と言おうとした私の唇に、彼の唇が静かに落ちてきた 。
あなたを好きでよかった・・・と、思った瞬間。(日テレ動画)
いよいよ、今月11日から、「甲子園」に向けての、地区予選が始まります。
今日は、そのための激励会が、息子の学校で行われました。
強豪ひしめく、C県にあって、大きすぎる期待に押しつぶされることなく、日頃の練習の成果を思う存分、発揮してもらいたいと思います。
息子はまだ、2年生で、AチームとBチームを行ったりきたりしている状態ですが、3年生にとっては最後の夏。
親も選手も自然と気合が入ります。
「熱い夏」が今年も始まります。
さて、「ブロコリブログ」が、メンテナンスされて、私にも「動画」がUPできるようになりました。
自分では、画像関係の加工、作成はできませんが、PCの中には、お気に入りの「動画」がたくさん保存してあります。
一昨日のブログでご紹介したのも、そのひとつです。
たくさんの方に観ていただけて、感謝しています。
それに気をよくして・・・というわけではありませんが、どうしても「この時」のヨンジュンについて、語り合いたくなりました。
「この時」の出来事は、私がヨンジュンを知って、2日目のことです。
前日、成田に降り立った、ヨンジュンを見て、「この人、誰~!」と、一目ぼれ。
しかし、翌日見たヨンジュンは、「この人、昨日の人だよね・・・?」と、思うくらいに表情が違っていました。
ファン歴2~3日の私は、「特番」なんて、もちろん観ておらず、ずっと、後になって、「こんなやり取りがあったんだ・・・」と、ネット上で、このMVを観て、初めて知ったのです。
衝撃とともにペ・ヨンジュンの男気を見た気がして、「この人を好きになってよかった・・・」と、最初に感じた瞬間でした。
(画像をより鮮明にする為、画面全体を縮小しました)
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